そして、お久しぶりです。
これからもよろしくお願いします。
時は満ちた、因縁の交差する時。
元下弦の月達を倒した後………暗闇の中を炭治郎達が走っていると、目の前に、
白衣を着ている金髪の鬼の女を出会った、更に、親しげに笑いかけたその顔の左目に''下弐''にバツ印を付けられた数字を刻まれた文字が見えた。
「あらあら、杭竹はともかく諸矢もやられちゃったの、まぁ、あいつらは、底辺の鬼と言っても良いくらいの鬼達だからね。
でも、こんなに可愛い子達なら、この私、
と悦羅という鬼がせせら笑い
「あの時に下弦を譲ってあげといてよかったわぁ! でも、その鬼もとうの昔に倒されたみたいだけど、それでも十二鬼月にいた時よりも前よりも自由に鬼狩りを殺せるんだもの。」
そう言いながら、悦羅が嗤いながら言うと、しのぶが疑問を呟いた。
「下弦を譲ってあげといて……?」
しのぶの疑問に悦羅は高らかに答える。
「ええ、鬼狩りをたくさん狩ってあの方に認められて下弦に入り弐になった当初は、嬉しかったわ! ……………でも、その後のあの方からの命令、任務で鬼狩り達を喰らいつくしたけど、どんどん自由がなくなっていくのが内心嫌になって、あの方にバレないように、心の中まで自分に血鬼術で暗示をかけて、適当に強い鬼からの''入れ替わりの血戦''にわざと負けて、数字をあげたのよ。
その鬼もとうにやられたみたいだけど。最もあの方もそんなやる気のない私ではなく、他の鬼を下弦ににしたんでみたいだけど……………」
悦羅の言葉にしのぶを含めた皆は、驚く、それを見て笑いながら悦羅が両手を広げて、悦羅の周りに水が集まって鳥の形と化して周囲に現れた。
「さあて、始めましょうか、鬼狩りさん。まずは、そこの可愛い坊やからと言いたいところだけど、彼のもとに貴方達を案内しないといけないから。
最初は軽くで遊んであげる…………」
血鬼術
その瞬間に炭治郎に目掛けて水の鳥の群れがきたが、炭治郎が迎撃し
ヒノカミ神楽 灼骨炎陽
前方広範囲を炎が渦を巻くように斬りつけ、水の鳥の群れをなぎ払う。
「あらぁ、ならば直接殺してあげる。」
と今度は、自身の手に水が集まって固まって出来た薙刀を持ち、炭治郎に迫る。
それを見て炭治郎も薙刀を受けようとすると
「ただの薙刀だと思う?」
という不気味な声とともに薙刀の形が変化して、鞭のようになり、炭治郎の背後に攻撃しようとした瞬間
「させない!」
カナヲが止めに入る。
花の呼吸 弐ノ型 御影梅
炭治郎を守る様に炭治郎の背後に立ち、自身の周りを囲うように斬撃を放つと同時にしのぶが悦羅に迫り
蟲の呼吸 蝶ノ舞 戯れ
の一瞬にして跳躍し、蝶が舞うように身軽に動き、視認できない程の速度で相手の身体に毒の刃を複数突き刺そうとするが、悦羅は後方に避ける。
その後にしのぶとカナヲが炭治郎の側に立つ。
「炭治郎は私が守る!!」
「私もいますよ、カナヲ」
カナヲとしのぶの互いに負けまいとする言葉、二人の本気の技を見て炭治郎は改めて二人の女の人の強さに内心、驚きと高揚した。
(二人とも、凄い速さだ、流石だ!)
その隙に悦羅は後方の方にそのまま走り去るが、炭治郎達が追いかけていると、そこには、
「連れて来てあげたわよ、
そこには、黒髪で端正な顔立ちの青年であり、笑みを浮かべるトンビと呼ばれる黒いコートに身を包み洋装を纏った男がいた。
「遅かったな、また、遊んでたのか? 悦羅。」
「ごめんなさいね。」
「まぁいい、これで復讐が出来る!! 女三人に、男ひとりか……………楽しみだ。」
更に瞳には、バツ印を付けられた''下壱''の文字があった。その姿を見てが炭治郎達が身構えると、アオイが体が震えていた。
「あっ!…………あっああ!!……」
アオイの様子を見ていた炭治郎達が驚くと同時に見るとその表情は、驚愕そして、
悲しみと怒りに震えている
「お、お前は……………」
「?、なんだ?」
涙を流してアオイが言うと壊屠が訝しみ途端に
「私の父さんと母さんを殺した鬼‼️」
アオイが叫ぶその言葉に炭治郎達が驚愕して、その鬼を見る
「お前が……………」
「アオイの両親を……………」
「奪った鬼ですか……」
瞬間的に炭治郎、カナヲ、しのぶが静かに怒りを表すと壊斗の方は、「んん?」と言いながら、
「何処かで会ったか?……………」
「巫山戯けないで下さい! そのトンビを纏った洋装の姿! 忘れるはずがない‼️」
アオイの言葉に壊屠はそのまま無表情のままにアオイを凝視しながら考えこむと途端に「あっ!」と言い
「思い出したー! 何年も前に殺した奴らのところのガキじゃないか!」
「………ようやく、思い出したようですね。」
壊屠がアオイを見ていうとアオイの方も睨みつける。そして、壊屠が続け様に
「忘れてて悪かったな、何せ、何年も経っていたからなあ。あの時の事は俺も悪いと思っているんだよ。」
突然の言葉にアオイ、炭治郎達が動揺していると壊屠が静かに話す。
「あの時の……おまえの両親がお前だけでも逃がそうと親父の方は、襲い掛かった俺に対して食い止めようとして、お前の母は小さかったお前を連れて一晩中逃げ回り、そして殺した後に見たお前の泣き叫ぶ姿を見て
……………
「!!!」
突然の最悪の言葉のアオイだけじゃなく炭治郎達が怒りに震えていると壊屠が嗤いながら
「お前のことはもっと追い詰めたかったけどなあ……でも、夜明けが迫って来ていたから引き上げることにしたんだよ。あの時は俺だけが楽しんですまなかったなぁ!」
アオイが怒りに震えながらも
「巫山戯るなぁ!」
壊屠が嗤いながらも突然に無表情になり
「本当にあの時は後悔したよ……………お前に逃げられたことを……………お前の親達が邪魔しなきゃやれたんだがなぁ……………ああ……………しかしながら、今となると嫌な記憶だなぁ。」
壊屠の自分勝手な言い分に炭治郎達が静かに怒りを見せると壊屠はおもむろにしのぶ達がつけている蝶々の髪飾りを見て
「へーその髪飾りは……………というかお前らもかよ。」
「お前らも?」
壊屠の言葉にアオイが訝しむと壊屠は、嗤いながら自身の纏ったトンビをさらけ出すと、胸元から、あるものを取り出した。
「戦利品だ。」
と言い見せてきたのは
「!!!」
それにアオイだけでなくしのぶが驚き
「その髪飾りは何処で手に入れたんです?……答えなさいっ!!」
「はっ! 殺して奪ったに決まっているだろう?!」
壊屠の言葉にしのぶ達が驚愕して怒りに震えていると
「鬼狩りにしちゃ、綺麗な髪飾りをしていたから殺して喰ってから記念品として手に入れたんだよ。
お前たちの知り合いだったのか?」
「私の継子で、家族です!!」
しのぶの怒りを込められた言葉に壊屠はせせら嗤いながらもアオイを見ると
「そうかそうか! 成る程! まさかここでかつて逃げられたお前だけじゃなく、かつて殺した女どもの家族とやらにも会うとはなぁ。それにお前の事を思い出すと、他にも逃げられた女どものことを思い出す、確か、
「!!! 今、何て?!……………」
壊屠の突然の言葉にアオイを始め、炭治郎達が動揺していると壊屠はせせら嗤い
「俺は、これまでに襲った奴らは鬼狩りとただの人間を含め全員皆殺しにしているが、逃げられたのは数える程しかいないからなぁ。印象に残っているんだよ小さな女のガキ共だったから、しかも三つ子かよ! ていうくらい似てたから覚えているんだよ。そいつらの親どもが邪魔しなきゃ食えたのによ。」
「貴様!」
「その反応、お前達は、知っているのか! これは良い、こんな巡り合わせがあるなんてなぁ!! 」
炭治郎は激怒しながらも静かに問う
「何故、そこまでする。」
炭治郎の問いに壊屠は静かに
「俺は、
「!!!」
「そ、そんな事で?!」
突然の言葉に炭治郎だけじゃなくしのぶ達が驚愕して怒りに震える
「貴様!!」
アオイは刀を抜こうとしたが、壊屠の睨みつける目を見ると両親を惨殺された事を思い出し、涙が出て体が震えて抜けることが出来ない。
そんな自分が情けなくなり、膝をついて手で涙に濡れた顔を覆い
(こんなやつに……しょうもない理由で……………なのにごめんなさい……………お母さん、お父さん、みんな、私は悔しすぎて立てない!)'
そんなアオイに炭治郎が、
驚くアオイに対し炭治郎静かに優しく
「アオイ、安心して、よく見ていてくれ。」
言葉を皮切りに炭治郎達が睨みつけると壊屠は目を細め
「お前達を拷問してからゆっくりその三人も探して、そいつらも殺して喰ってやるとするか。」
その言葉に炭治郎、しのぶ、カナヲが一斉に刀を構える
「させない!!」んっ?!」
其処には怒りを燃やす炭治郎達がいた
「お前だけは必ず倒す!! 壊屠‼️」
炭治郎が叫ぶとしのぶ、カナヲも並ぶように壊屠を睨みつける
「みんなの仇を取らせてもらいます‼️」
「お前だけは許せない‼️」
今ここに因縁が交錯する
長くなりますので、ここで区切らせる事をお許しください。
次回は死闘!!