短いですが、更新しました。
これからも宜しくお願いします。
第拾伍話 しのぶと珠世
ーーーーー珠世が蝶屋敷に来る数時間前
「はい、口を開けてください、あーん。」
「あーん」
しのぶが炭治郎の診察をしており、その後にしのぶが笑顔になり
「もうすっかり傷が治りましたね。これなら'' 柱稽古 ''に行けますよ。」
「ありがとう、しのぶ」
炭治郎がしのぶの要望通りに敬語ではなく対等に話して、しのぶ呼びがようやく慣れてきた事にしのぶが内心嬉しく思いながらしのぶは炭治郎を抱きしめた。
「あ、あのしのぶ?」
「炭治郎………」
炭治郎が困惑してそれをしのぶが悲しげに笑うしのぶから
「私……………珠世さんと仲良くなれるでしょうか?」
しのぶが不安を口にして自身を頼ってくれる事に嬉しく思い炭治郎は微笑み抱きしめ返して
「しのぶ、今こそ、お姉さんのカナエさんの夢、鬼と人とが仲良くなれる夢が叶う時だよ。」
「!!………ふふふ。」
炭治郎の言葉にしのぶは、胸の中にあった不安が消え去る。
そして二人は抱き合いながら、しのぶと炭治郎は口づけた。
炭治郎もしのぶの思いに答える。
「ん・・あぁん・・炭治郎。」
「しのぶ・・」
クチュ・・ピチャ・・チュ。
「んん・・はぁん」
いやらしく艶めかしい音を立て、唾液を粘らせしのぶ炭治郎は舌を絡め合う。今まではなかったが蝶屋敷での日々により、許されない行為と知りながら。止まらなかった。
5秒あったかどうかの口づけを済ませ、しのぶと炭治郎は離れる。
しのぶはやや複雑そうで蒸気した表情で
「ありがとうございます、炭治郎「ずるいですよ!」ってアオイ! カナヲ?!」
其処には怒り心頭のアオイとカナヲがいた。
「しのぶ様、私たちがようやく仕事の目処が立っている時に抜け駆けするなんて!」
「いいじゃないですか? 別に。」
アオイの剣幕にしのぶは受けて立つ様に平然としてにこやかに返す
二人の間で火花を散らして睨み合いそれに炭治郎がタジタジになっていると炭治郎の顔をカナヲは両手で掴み
「炭治郎、私だって………」
「ちょっカナヲ?! んん!」
口づけた。
それを見てしのぶとアオイが呆然とする中
「んん! ちゅうぅぅ!」
「うんぅぅ! んんん!」
接吻をしてお互いに舌を絡ませているのを見て
「「何やっているんですか!!」」
と凄い剣幕でしのぶとアオイは炭治郎とカナヲを引き剥がしにかかり、
「カナヲ、随分と自分の心を素直になりましたね。
素直になり過ぎです!!」
そんなしのぶに対してカナヲは、
「私だって炭治郎が好きなんです。」
しのぶとカナヲが睨み合いをしていると
「んん、ちゅうゔう!」
「はん、あんんんん!」
その隙をついてアオイが炭治郎が口づけをしていた
それを見て
「「アオイ」」
ーーーーー
そして、夜になって珠世としのぶは向かい合い
「この度は家にお招きありがとうございます。
ご存知かと思いますが、私は鬼の珠世と申します。
こちらは兪史郎。」
珠世に促され兪史郎もまた
「兪史郎。」
と短い挨拶された後に
「手紙を読ませていただきました、私が鬼でありながらも鬼舞辻無惨打倒のために力を貸してくださりありがとうございます。」
と珠世が頭を下げてしのぶにいうとしのぶも真剣な表情で珠世に頭を下げて
「私は鬼殺隊、蠱柱の胡蝶しのぶ
お会いできて光栄です。
竈門炭治郎からお話を聞いています。彼が信じると言うなら私自身も異論はありません。」
「!!!」
炭治郎の名前が出て珠世は一瞬驚くもすぐに平静を取り戻しそれをしのぶは油断なく見て
「ですが、不躾ながら一つ質問よろしいでしょうか?」
「こちらこそ宜しくお願いします。
なんなりと質問をどうぞ」
側にいるアオイ、カナヲも緊張して見守る。
珠世は鬼殺隊からどんな事を言われるのか緊張していたが対してしのぶは意を決して
「竈門炭治郎、彼の事をどう思っているんですか!」
それに対して珠世は
「……………はっ?」
そして、珠世が想定してどんな事に当てはまらない質問に珠世は一瞬わけがわからなかった。
ここでのしのぶさんは ''炭治郎達と生きる事を誓った'' ために珠世さんに対してそれほど鬼として見ていませんが、恋敵かどうか見ています。