蝶を守り抜く日輪   作:是非

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半年間以上お待たせして申し訳ありません。
しのぶさん達と合流しての蟲柱の柱稽古開始と同時にそれぞれの妻達との日々。


この度は皆様に不快な表現をして申し訳ありません、改変いたしましたのでなにか至らぬならすぐに教えてください。


胡蝶達との日々

蟲柱の胡蝶しのぶの柱稽古は、速度回避訓練。

今回の柱稽古では、しのぶからの攻撃に対して回避防ぎ切ることを目的とした訓練である。

他の訓練と違うのは、今回の訓練では''攻撃''ではなく''回避''を重点を置いており胡蝶しのぶの蠱惑的で速く鋭い攻撃にどう対処するかを隊士達との訓練となる。

人間の場合は呼吸法による傷を塞ぐことを行えるものの鬼相手に大きな傷を負えば致命傷になるため。

さらに傷を治すために医療道具の使い方などをしのぶのわかりやすい説明により隊士達が少しずつ学んでいく。

その合間にアオイ及びなほ、きほ、すみからの按摩が隊員達にされるとあり、おかげで隊員達のやる気は上がった。

 

「さあ、始めますよ! 善逸君、伊之助君」

 

「よ、よろしくお願いします。」

 

「おう! しのぶ! やってやるぜ!」

 

しのぶが善逸や伊之助達と柱稽古をしている間はカナヲと炭治郎は一対一で戦う。

カナヲからはいつもの笑顔から真剣な表情で炭治郎に言い放つ。

 

「炭治郎、鍛錬では全力で行くね!! ………恋柱様にうつつを抜かした分も叩き込むから……」」

 

「は…はい…よろしく……改めて俺も受けて立つよカナヲ!!」

 

そして二人は激突した。

 

花の呼吸 弐ノ型  御影梅

 

カナヲは自身の周りを囲うように斬撃を放ち炭治郎に迫ると炭治郎は迎え撃つように 

 

ヒノカミ神楽 円舞

 

木刀で円を描くように振るう舞いカナヲの斬撃を受け止め切り結び

 

「はっ!」

 

「やぁっ!」

 

 

ガッ! ドッ! ドガッ!

 

数回打ち合った後にカナヲと炭治郎は一旦距離を取りまずカナヲの先手の

 

花の呼吸 肆ノ型  紅花衣

 

カナヲの下から上にかけて捻れる紅花の如く特殊な軌道をした斬撃に対して炭治郎は

 

ヒノカミ神楽 火車

 

木刀を両手で握り、カナヲに向けて跳び上がって身体ごと垂直方向に回転して上段から打ち下ろしと激突した後にカナヲと炭治郎の木刀がぶつかり合うもすぐに

 

「きゃあっ!」

 

膂力の差によりカナヲを弾いた後に炭治郎は畳み掛けるように 

 

「だあっ!」

 

ヒノカミ神楽 炎舞

 

木刀を両腕で握り振り下ろした後、素早く振り上げる高速二連撃に対しカナヲは人並外れた視力で即座に反応し後ろに飛んで回避して後に

 

花の呼吸 伍ノ型  徒の芍薬

 

間合いを詰めての一瞬のうちに九連撃を叩き込む攻撃に炭治郎もいなすものの

 

「ぐうっ!」

 

炭治郎は捌くもののいくつか体に当たりその後にカナヲに木刀を当てようとするが対してカナヲは薄く笑い避け続けての膠着状態が続くがすぐにカナヲの

 

 

花の呼吸 陸ノ型  渦桃

 

跳び上がって宙で体を捻りながら繰り出す斬撃に対して炭治郎は持ち前の''動作予知能力''により回避した後に

 

 

ヒノカミ神楽 幻日虹

 

高速の捻りと回転による速度だけでなく残像による撹乱よる舞で視界を惑わせたカナヲに遂に

 

「うぐっ!」

 

一撃を当てた後にカナヲは

 

「流石だね、炭治郎………」

 

「カナヲのおかげだよ………」

 

 

そうしてお互いを褒めた後に炭治郎を見てカナヲは優しく笑うもののすぐに

 

「でも、恋柱様にうつつを抜かしたことは許してないから………」

 

カナヲが怒りをあらわにして

 

「ヒィイ!!」

 

 

怯える炭治郎にカナヲは追撃に向かいその後も訓練したが……………

 

「さ、流石に……強いね……カナヲ……」

 

「師範から鍛えて貰ったからね。それと恋柱様の件の罰!」

 

其処にはカナヲから木刀でボコボコにされた炭治郎がいた。

 

 

ーーーーー

 

カナヲとの鍛錬が終わった後は炭治郎はアオイから他の隊士達も使う部屋に呼び出された後に按摩を受けていた。

 

「あぁあぁ気持ち良い‥…アオイぃ。」

 

「ふふふ! 練習した甲斐がありました妻たるもの夫のを癒すのは当然ですと言いたいとこですが………」

 

「んっ?! ウゴッ?!」

 

その後も按摩を受けた後に炭治郎はアオイからつねられた。

 

「恋柱様の件は許してませんから!!」

 

「はい………分かりました………」

 

「よろしい!!」

 

その後も按摩が終わった後は炭治郎と暗い顔のアオイは向かい合う。

アオイの様子を見て炭治郎は心配になり

 

「アオイ、何かいいたいことあるのかい?」

 

「‥‥‥‥炭治郎って、誰にでも言うんですね。」

 

「?!」

 

面食らう炭治郎にアオイは

語りかける

 

「私が戦えなかった時に貴方は、アオイさんの思いは俺が戦いの場に持って行くという言葉は心から嬉しかったです。

‥‥‥ですが、私に言ったような言葉を誰にでも言っていると思うと……」

 

アオイの言葉に炭治郎はアオイの顔に自分の顔を近づけて

 

「俺は、誰にでも言わないよ。」

 

「?!」

 

驚愕するアオイに炭治郎は静かに語りかける。

 

「俺がアオイの思いを持っていくと言ったのは、蝶屋敷でアオイとの機能回復訓練、俺達の怪我を治したり、お世話してくれる日々の中でアオイのために何かしたいのとアオイを見ていてアオイが葛藤しているのを見て、辛そうなアオイを笑顔にしようと思えたんだ。」

 

「‥‥‥そうなんだ、炭治郎、貴方は誰にでも言うんじゃない‥‥‥誰に対しても良く見ていてくれるんですね。

ふふふ!」

 

炭治郎の言葉を聞いてアオイはクスリと笑う。

アオイの笑顔を見て炭治郎はジッとみて

 

「アオイ、可愛いねぇ。」

 

「!!!!もう炭治郎ったら!!」

 

その後にも炭治郎とアオイは仲直りした。

ーーーーー

 

「アオイの想いは俺が戦いの場に持ってアオイの為にもこれからはもっと頑張るよ!」

 

「ええ! 私も按摩だけじゃなく医術ももっと勉強して最終決戦で炭治郎のために頑張ります!!」

 

そうして二人は改めて誓いあった。

 

 

ーーーーー

 

「ふうー良かったぁけど二人共怒ってたなぁ………」

 

炭治郎がカナヲとアオイからの叱責を終えた後に気を引き締めて次はしのぶの元に行くと

 

「た〜〜ん〜〜じ〜〜ろ〜〜う〜〜!」

 

そこに嫉妬心を燃やし血涙を流す善逸がいて

 

「俺が地獄にいた時にテメェだけカナヲちゃんとアオイちゃんとどこまでもイチャイチャイチャイチャしやがって!!」

 

「ちょっ?! 善逸?! 何言っているんだ!! カナヲからもアオイからも怒られただけで……………」

 

 

炭治郎の前で全力の呼吸をして木刀を構えると

 

「言い訳すんじゃねぇ!! 今こそモテない男達の無念をお前に叩きつけてやらァァーーーーーー!! 出来る! 今の柱稽古を乗り越えた俺なら! 炭治郎、そしてあの血も涙もない風柱にも勝てる!! 炭治郎! 覚悟しやがれ!!」

 

善逸の嫉妬、怒りに支配された姿を見て炭治郎は後退りして善逸の後ろにいる人物を見て恐怖で体が震えて顔を青くした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「面白えことを言うじゃねぇか…善逸。」

 

「あらあら何をやっているんですか? 善逸君?」

 

一瞬の内に顔を青くした善逸がギギギと首を動かし背後を見ると、怒り心頭に発ていた実弥がポキポキと鳴らし、青筋を浮かべたしのぶがいた。

 

「善逸君少しお話が「待ちな胡蝶。」んっ?」

 

しのぶが拳をシュッ! シュッ!としながら進み出ようとすると実弥が遮り

 

「実は前々から根性のあるこいつを継子にしようと思ってたんだぁ。」

 

「えっ?! 何を言って?!」

 

狼狽する善逸に実弥は顔を近づけて

 

 

「選べェ………継子になるかァ俺に殺されるかァ?」

 

「継子になります」

 

善逸に拒否権は無かった。

 

「そんじゃ早速稽古と行くかァ?!」

 

「えっ?!」

 

了承した善逸の頭を鷲掴み引きずり

 

 

 

「そのねじ曲がった魂に消えねェを恐怖を刻みつけてやらァァ!!」

 

「嫌ああァァーーーーーー!!」

 

その後に青い顔をして前に出ようとする炭治郎をしのぶが腕に自分の胸に抱き寄せて止める間にも実弥は善逸を物陰に引きづり込む

 

「ヒィイィィーーーーー!! お助け………」

 

と善逸がすぐに物陰から出ようとするが実弥の手が善逸の頭を鷲掴み、まるで罪人を引きずり込む獄卒のように連れ去る様子を見てその場には静寂が立ち込めた……………

 

ーーーーー

 

そして胡蝶しのぶとの対戦において炭治郎は緊張しているとしのぶがニコリと笑い

 

「いつかの決着をつけましょう炭治郎君。

こう見えて私は負けず嫌いなんですよ。」

 

「お、お手柔らかにお願いします。」

 

瞬間にしのぶは自身の痣を浮き出させた

 

「しのぶさんも?!」

 

「ええ、炭治郎君のおかげですよ。」

 

 

そしてしばらくしてしのぶの体を見て

 

「しのぶさんなんだか体が前より綺麗になっていますね!」

 

「ええ、もう毒を飲まなくなりましたし上半身が骨と皮だけだったのにアオイが凄い頑張って私に体に良い食事を作ってくれてそのおかげで痩せていた体が戻ってきました。

ですからあの時のように負けはしませんよ。

蜜璃さんの件の罰を与えなくてはいけませんからねぇ?」

 

「よ…よろしくお願いします。」

 

青筋を浮かべたしのぶの発言に炭治郎は怯えながらも木刀を構えて

 

 

「では参ります! しのぶさん!」

 

「来なさい! 炭治郎くん!」

 

そして二人にとっての濃密な時間が流れた。

 

 




半年間もの間遅れて申し訳ありません。
ここまで読んでくださりありがとうございます。

これからも拙作を宜しくお願いします。
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