自身達が最も慕っていた友であり大切な者を奪った''猗窩座'' に対しては原作では炭治郎でしたが、蜜璃と小芭内にとっても煉獄は大切な人には違いありません。
それ故に彼らにも猗窩座に対して仇打ちをする権利があると思い投稿します。
「貴様ああァァ!!」
「むっ!」」
「伊黒さん!! 待って!!」
蜜璃を侮辱する猗窩座に向かう見て驚く蜜璃が制止しようと声を上げるもそのまま小芭内は
蛇の呼吸 壱ノ型
猗窩座の方へ一気に間合いを詰め、横薙ぎの予測不能な円形軌道を描く一太刀を振るうも猗窩座は腕を振るい斬られそらしながら
「良い刀だ。」
といいつつ小芭内に斬られた腕を一瞬で再生させた
(報告にあった通りに下弦の鬼達とは比べ物にならない圧迫感、速さと再生力!! これが煉獄を殺した上弦の鬼!!)
刀を構え猗窩座と向き合う。
「私も忘れないで!!」
猗窩座と小芭内の間に入り切り結ぶと猗窩座が応じると
「阿婆擦れ、邪魔をするな!!」
「私の言葉を無視するんじゃないわよ!!
もう一度聞くわ! 煉獄杏寿郎!!
この名前を覚えてない?!」
猗窩座の言葉に対して蜜璃が言い返し再度聞くと、猗窩座は、無言になり
「ああ……知っているとも、杏寿郎は俺が知る限りでは、選ばれし強きものだ、忘れるはずがない、鬼にならずに人間として死ぬことを選んだ哀れな男だがな。」
「!!!」
「貴様!!」
恋の呼吸 壱ノ型 初恋のわななき
一気に走り猗窩座に向かってしなる刃の一太刀で斬り刻もうとするもすぐに後退した途端に猗窩座は不機嫌な表情をしながらも捌きつつ攻撃を加えようとすると蜜璃の前に小芭内の
蛇の呼吸 伍ノ型 蜿蜿長蛇
猗窩座と蜜璃の間にわって入り 大きく蛇行しながらすれ違いざまに斬りつけると猗窩座は感心したように頷きながらも間合いを取ると
「素晴らしい動きだ!! やはり名前を知りたいが、阿婆擦れが邪魔だ。
それに恋?
なんだその名前はふざけてるのか?」
猗窩座の言葉に蜜璃は顔を赤くして
「ふざけてないわよ!! 努力して編み出したんだから!! 誰に何て言われてこれが私の呼吸なんだから!!」
蜜璃の叫びに猗窩座は吐き捨てるように言い放つ。
「下らん、俺はこの男と戦っているから下がれ!!
貴様のような胸元を着崩している女と戦うのは好かん。
さっさと胸元を直せ!! 見るに耐えん。」
「んな?!」
猗窩座の言葉に蜜璃は顔を赤くして恥ずかしそうにしていると
ブチッ!!
「甘露寺を侮辱するな!!」
蛇の呼吸 伍ノ型 蜿蜿長蛇
猗窩座から蜜璃を守るように大きく蛇行しながらすれ違いざまに猗窩座に斬りつけるもすぐに猗窩座は両腕て斬られながらも受け止める。
「見たことない技だ! 蛇の呼吸とは!。」
「くっ!」
すぐに猗窩座の拳が来るのを見て一旦引くも猗窩座は拳を構える。
「お礼にこちらも俺の武を見せてやる。」
術式展開 破壊殺 羅針
猗窩座はすぐに足元に自らを中心とした雪の結晶を模した陣を出現させる。
闘気を感知して、他者の動きを読み取る術。
「あれが炭治郎の言っていた闘いの羅針盤!!」
「行くぞ!!」
破壊殺 空式
中距離面制圧に用いられる拳圧の乱打。
拳撃による絶大なインパクトを虚空へと打ち込む事で衝撃波を発生させ、距離の離れた場所からインパクトから衝撃の到達までのタイムラグもほぼゼロのために一瞬で届き二人とも掠るものの小芭内と蜜璃は一旦別れて対応する。
「チッ!!」
蛇の呼吸 伍ノ型 蜿蜿長蛇
蛇のようにうねる動きで猗窩座の飛んでくる衝撃波を躱しつつ猗窩座に向けて構えて向かう。
(炭治郎の情報通り虚空を打った拳が打撃としてこちらに届く!! このまま距離を取られると首が取れない。ならば近づくまで。)
「良い判断だ!!」
破壊殺 乱式(らんしき)
それに対して猗窩座も拳打による連携・乱打で向かい打ち小芭内は刀で捌ききる。
ガッ! ギンッ!! ギンッ!! ドッ!!
「変幻自在!! 練り上げられた素晴らしい見事な動きだ!! 肩に乗っている蛇に教えてもらっているのが口惜しいが見事だ!!」
「ぐつ! 鏑丸は俺の友であり相棒だ!!」
「そうか!! 名を名乗れ!
お前の名は何だ!!
覚えておきたい!!」
猗窩座の問いに小芭内は般若を通り越して怒りのあまり無になった後に静かに話しかけた。
「本来なら鬼に名乗る名などない………だが、貴様は!!」
小芭内は目を見開き血走らせ怒りを爆発させて猗窩座に刀を向けた。
「甘露寺を傷つけた!!
だから教えてやる!! 俺の名は伊黒小芭内!!
貴様を斬る者だ!!!!」
蛇の呼吸 弐ノ型 狭頭の毒牙
叫び小芭内は両腕を蛇のようにうねる斬撃を仕掛けたが猗窩座の拳により捌かれ
破壊殺 乱式
猗窩座の近距離からの乱打と小芭内のうねる剣技がぶつかり合う中、猗窩座は小芭内の刀を片手で受けつつ小芭内の顔に自身の顔を近づけて静かに話しかけてくる。
「そうか………では小芭内、鬼にならないか?」
「なるわけないだろう………甘露寺を傷つけた貴様の申し出など受ける訳がない。」
小芭内の言葉に猗窩座は表情を変えずに穏やかに話しかけつつ
「小芭内!! 鬼になれ!! そして俺と永遠に戦い続けよう!!」
「断る……俺は蛇柱であり人を守る鬼殺隊だ。
俺は最後まで人であり続ける。
それが俺の答えだ、猗窩座。」
「そうか………では鬼にならないなら殺す!!」
猗窩座と小芭内の剣技が激しさを増しつつぶつかり合う中に割り込むように蜜璃は技を繰り出す。
恋の呼吸 弐ノ型 懊悩巡る恋
高速の斬撃技で、流れるように刃をしならせながら、瞬く間に猗窩座に向けて振るうも猗窩座は小芭内との戦いの間も力を込めた拳で弾いた。
「!!!」
「先程から邪魔だぞ………動きといい半天狗との戦いを見てみた時よりも速いのはわかるがな。」
蜜璃は猗窩座の言葉を聞き
( やっぱり情報は共有されているんだ!! でもあの上弦にも通じたんだから………)
蜜璃が攻撃を仕掛けると猗窩座はすぐに動きを把握して避けつつ小芭内との戦い
「だがな女………お前の技は速いが攻撃が激しい分隙だらけだ!! 何より半天狗と渡り合ったからと言って調子に乗るなぁ!!
奴は、確かに上弦だが、所詮は血鬼術に頼りきった臆病者!!
戦いの中で技を磨いた俺を一緒にするな!!」
と叫びと猗窩座は蜜璃に対して
破壊殺 空式
拳による衝撃波放つ。
「ぐっ!!」
「甘露寺?!」
蜜璃はすぐ様反応して避けるがそれを見て小芭内は動揺するも
「女に構うな!! 小芭内!!
俺に集中しろ!!」
「チッ!!」
動揺する小芭内に向けて拳を放ちながらも猗窩座の激しさを増す衝撃波にすぐに蜜璃もすぐに
「伊黒さん、大丈夫!! 心配しないで!!」
恋の呼吸 陸ノ型 猫足恋風
突風のような速さで、猗窩座の放つ衝撃波を斬りながらも小芭内の横に並び立ち猗窩座にしならせた刀で猗窩座に放つと猗窩座はすぐさまに距離を取りつつ蜜璃を睨み叫ぶ。
「去れ!! 殺す気もましてや食う気も起きん………何故貴様のような女が戦いの場にいる?」
猗窩座の言葉に蜜璃は
「それは私も鬼殺隊の柱だからよ!! 私にとって大切な場所のために私が自分の意思でここに来たのよ!!
いい加減に………」
蜜璃の言葉を猗窩座は遮るように
「それになんだその桃色に染めた髪は? ふざけてるにも程がある!!」
「んな?!」
「猗窩座………甘露寺の色は綺麗だぞ!!」
「私に剣術を教えてくれた煉獄さんに綺麗だって言ってくれた…………私の継子の炭治郎君も言ってくれた………」
「何だと?! お前に剣術を教えたのは杏寿郎か!!」
「ええそうよ!!」
蜜璃の言葉を聞いた猗窩座は表情を無にして
「やはりあの時に杏寿郎は死んで良かった、貴様のような女に剣術を教えるとは………愚かにも程がある。
愚かな小僧も童磨相手では勝てんからな………無駄骨だったな。」
吐き捨てるように言い放つ。
「!!!」
「貴様!!」
ドクン
その時に蜜璃の頭の中で切れた音がした。
自分に取っての地雷まで踏み込んできた猗窩座に今まで鬼に殺されてきた人達を見て溜めていた怒りが再燃しこれ以上ない怒りと共に煉獄からかつて言われた言葉を思い出す。
(甘露寺はいずれ俺をも超える剣士になるだろう!
君の膂力も体の柔らかさもさることながら、奇抜な髪色だって見方を変えれば鬼の気を引き人を明るくする立派な才能だ!
何より君には人を愛する心がある!
君の育手になれて俺は幸せ者だ!
誇りに思う!)
ハッとしつつ猗窩座は言い過ぎたことを反省しつつ
「…………言い過ぎた………許せ…女、見逃してやるから下がれ!!」
(しかし……おれともあろうがなぜこんなにイラつく?
この阿婆擦れが ''恋'' という言葉を言うほどにイラついてしまう………)
だが蜜璃の涙を流しつつ
「謝らなくて良いわよ、猗窩座………許さないから!!!」
そこには怒髪天となり猗窩座を睨み付ける蜜璃がいたが、当の猗窩座はどこ吹く風と言う風にして蜜璃を諭す。
「女………武とは戦いだ!
最終的なあに己個人だけのもの
恋や愛や仲間など必要ない
勝つことだけが全てだ!!
強者だけが手に入れられ弱者が失う。
そう、弱者には虫唾が走る! 反吐が出る!
淘汰されるのは自然の摂理に他ならない!!」
蜜璃は静かに猗窩座に対して言い放つ。
「貴方の言ってることこそが全部間違ってるよ。
貴方が今そこに居ることがその証明だよ。
生まれた時は誰もが弱い赤子だから、誰かに助けてもらわなきゃ生きられない。
私も昔はとても弱くて道に迷っていたけど尊敬する煉獄………大切な人達で仲間のしのぶちゃんや伊黒さん、そして炭治郎君のおかげで私も迷いなくここに居られるから。」
尚も蜜璃は悲しそうに猗窩座に語りかけ
「貴方もそうよ猗窩座、記憶にないのかもしれないけど赤ん坊の時のあなたは誰かに守られて助けられ今生きているのよ。」
息を吸って刀を力強く握り構えて蜜璃は言い放つ。
「強い者は弱い者を助け守る! そして弱い者は強くなり、また自分より弱い者を助け守る者だよ猗窩座!!
これが自然の摂理よ!!
猗窩座!! 私は貴方の考えを許さない!!
炭治郎君と煉獄さんを侮辱したこれ以上貴方の好きにはさせない!!」
(何だ? この感覚は?)
猗窩座は自分の背中に居る道着を着た男と着物を着ている女が自分に対して静かに手を置いて何かを訴えているのを見ると
不意に二人が血塗れになっていた。
咄嗟に裏拳を放つと徐に静かに蜜璃に語りかける
「女………貴様の名は?」
「甘露寺蜜璃!! 煉獄さんの元継子で竈門炭治郎君の師範であり………貴方を斬る柱よ!!」
猗窩座は静かに威圧する様に目を見開き睨みつけると蜜璃も応じるように構えて
「最後の警告だ、下がれ。
さもなくば女であろうとも容赦なく殺すぞ。」
静かだがこれまでにない威圧感を放つも蜜璃は真っ直ぐ見据えて
「お断りよ!! 私は鬼殺隊恋柱!! 甘露寺蜜璃!! 鬼を相手に決して引き下がらない!!!」
一瞬の静寂の後
「甘露寺蜜璃、俺はお前が不快だ…….……俺が最初にして最後に殺す女だ……」
「私も貴方のことは大嫌いよ!! 猗窩座!!」
瞬間両者は激突する。
「杏寿郎を殺した技で貴様を殺す!!」
「!!!」
「不味い!!」
破壊殺 滅式
瞬間に猗窩座は自身の絶技でありかつて煉獄杏寿郎が全身全霊を込めて放った奥義に正面から激突し打ち破るほどの凄まじい威力と疾さを誇る突きを放つ。
それに対して蜜璃と小芭内は連携攻撃で対応しようとした。
恋の呼吸 恋の呼吸 伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪
蜜璃の関節の柔らかさを利用し、広範囲に刀を振るうものを猗窩座に対してより小さく威力を上げた技で中央に向ける。
蛇の呼吸 弐ノ型 狭頭の毒牙
小芭内の蛇を思わせる凄まじい闘気と共に、猗窩座のの死角から蜜璃の攻撃の合間を縫って蛇のようにうねる斬撃を放つ奇襲技により猗窩座の攻撃を逸らすものの止めきれずに少しでも蜜璃に向かう猗窩座を止めようとするも
「ぐはッ!」
猗窩座の凄まじい攻撃により小芭内腹を少し抉られ
「ぐうッ!」
二人の攻撃を受けて逸らしたものの猗窩座の激しい攻撃により蜜璃の攻撃を受けた斬られながら再生させつつ蜜璃も避けるが攻撃により肩から血を流すものの猗窩座に二人とも構えた。
(煉獄さん見ていて下さい!! 伊黒さんと一緒に貴方が教えてくれた剣技で必ず……)
「猗窩座!! 貴方を斬る!!」
「行くぞ猗窩座!!」
蜜璃と
「武の真髄を見せてやるぞ!!」
そして戦いは激しさを増す。
ーーーーー
「血鬼止めを!!」
「分かった!!」
その頃炭治郎のおかげで恋に目覚め ''鬼への恐怖心'' を克服した神崎アオイもまた無限城内にて治療をしていると
「カアーーーーー!! アオイすぐに!! 炭治郎達の元へ向かえ!! 炭治郎達が危ない!!」
「
途端に場が混乱するも他の隊士達が
「すぐに行くんだ!! アオイちゃん!!」
「恋人ならすぐに行け!!」
「ここは俺達に任せろ!!」
他の隊士達からの激励をもらい目頭を熱くなるもののすぐに動き
「皆さまありがとうございます!!
すぐに炭治郎の元へ!!」
そして愛する日輪の元へ
この度は更新するといいながらも長くなってしまい申し訳ありません。
近日中にも続きを更新させて頂くことをお許しください。
ではまた次回も宜しくお願いします。