評価バーがいつの間にか赤に‼️
しかもお気に入りが初の166に‼️
初日間ランキングになってる‼️
やっぱりみんな、胡蝶しのぶさん大好きなんですね!!
前回とは打って変わり、此処からはしのぶさんが恋心に目覚めたことで他の子達も動きます。
タグ追加します。
本誌では悲惨な分この物語では救済を‼️
いきなりの告白に炭治郎は呆然としていた。
「えっ?! しのぶさん?! 今、何て?!」
炭治郎の疑問にしのぶは笑顔で応えた。
「炭治郎君、私は君が好きです。」
炭治郎の困惑を余所に、しのぶは直ぐにその場を離れて笑顔で応えてからスッと歩き出した。
「……………さあっ! そろそろ夕食の時間ですよっ! 行きましょうかっ!」
炭治郎はそんなしのぶの様子を見て、匂いを嗅いですぐにしのぶの手を引いて引き留める。
「しのぶさん……どうしてまた隠そうとするんですか?」
真剣な表情を浮かべる炭治郎にしのぶは悲しげに笑い
「……………気づかれましたね。簡単ですよ。生きる決意はしましたけど、私には炭治郎君は勿体ないと思ったからですよ。」
「!!!」
炭治郎の疑問に応える様にしのぶは寂しそうに笑う。
「ほら、私よりも炭治郎君に相応しい子達、カナヲとアオイなら炭治郎君にはピッタリだと思うんです。
二人とも良い子達ですよっ!……………何より私はもう自分の子を抱けない……………」
そう自重するしのぶは続けて語る。
「私の中に蓄積された藤の花の毒は、かつて避妊薬であり堕胎薬としても用いていました。……………まぁ効能はともかく、つまり毒塗れの私は……………私は仇を討っても、この戦いに生き残れても、もう子供を産む事はきっと出来ない。何よりも毒に蝕まれた私は……………何時どんな風になってしまってもおかしくないのだから……………」
悲しげに、寂しそうに言うしのぶに炭治郎は、静かにしのぶに近づいてしのぶの目を見て両手で肩を掴む。
「勝手に諦めないでください!! しのぶさん、貴女の身体がどう言う状態でも生きていて欲しいっ! 俺が傍にいます!!」
「えっ?!?!」
炭治郎の言葉にしのぶは頬を染めて狼狽した。そして炭治郎はそのまましのぶに優しく笑いかけた。
「俺も貴方が「しのぶ様ーっ! 炭治郎さーんっ! ご飯ですよー!」って、えっ?!」
炭治郎の言葉をアオイの言葉により遮られ更に家の中からアオイが来ていた。炭治郎は思わず顔を赤くする。
「あっ! もうそんな経っていたんですね、しのぶさん……………!!」
炭治郎が見るとしのぶは笑顔だったが、よく見ると青筋を浮かべており更に怒りの匂いがしていた。
「……………炭治郎君、行きましょうかっ!」
「は、はい……………」
そうしてそのまま重い空気の中でアオイと共に屋敷の中に入った。
(……………しのぶさんからあんな重大な事を言われている時に俺は何を……………)
炭治郎は自分の迂闊な言動にしのぶが怒っていると思い落ち込んでいた。
一方のしのぶは憤慨して発狂寸前になっていた。
(後もう少しだったのにっ!!……………アオイっ! 本当に間の悪い事を!!)
しのぶは思わず原因となった美少女の背中を睨み付ける。睨み付けた視線の先には、髪の両横に青い蝶々の髪飾りをつけている、鬼殺隊と隊服の上から白衣を着ている一人の美少女のアオイが居た。
其処にはいつもの生真面目な顔でそのまま二人を食堂に案内した。
「……………しのぶ様、炭治郎さん、もう夕食ができましたので探しましたよ。」
「すいません、アオイさん。」
「……………ごめんなさいね、アオイ。」
それに炭治郎は少し落ち込んでから、しのぶは笑顔だが青筋を浮かべながら謝罪した。炭治郎はしのぶから嘘の匂いを嗅ぎ取る。事実、しのぶは心から謝罪などしていなかった。
返事した後に行く途中に炭治郎は、アオイの匂いを嗅いで一人で焦燥していた。
(アオイさんから悲しみと動揺の匂いがしているっ! もしかして昼間の事で俺としのぶさんの事を心配していた?!
……………確かにあんなことがあったら、恩人で家族でもあるしのぶさんを心配していてもおかしくないな。
俺も家族が突然死ぬかもしれないと思ったら……………)
炭治郎はアオイのことを気にかけなかったことに反省し、そして決意した。
(…………よしっ! 後で元気付けに行こうっ!)
炭治郎は、アオイが昼間の事で落ち込んで悲しんでいると思い、後でもう一度会いに行こうと決心したが、実のところアオイが落ち込んでいたのは、昼間の事もあるが、先程の炭治郎としのぶの話を聞いていたためだった。
(しのぶ様、まさかあんな事を考えていたなんて、炭治郎さんがいてくれなかったら……………本当に彼には感謝しきれない!! でも、あの時炭治郎さんは何を?! もしかして炭治郎さんもしのぶ様の事を……………
ズキンっ!
うっ! 胸が痛いっ!
それに私は何故いきなりあんな事を?!
……………何やってるんだろう、私……………)
その後に蝶屋敷でみんなと炭治郎とで夕食を迎えた後、炭治郎としのぶは昼間の決闘で傷ついた為に、柱稽古にはまだ行かずに数日間は蝶屋敷にて療養することになった。
炭治郎がそのまま柱稽古へ参加しようとして、しのぶ達に阻止されたためだ。
「大丈夫ですよ、これくらいっ!」
そう言って柱稽古に翌日向かおうとしたが、しのぶからは何時もの笑顔が消えており、激怒して青筋を浮かべていた。
「ダメに決まってます。私が貴方を怪我させてそのまま行かせるなんて、医者として柱として認められるわけないでしょう?!」
アオイも何時もの生真面目な顔を怒りの色で染めて炭治郎の柱稽古参加を阻止する。
「炭治郎さん、そんな身体で行かせるなんて、私達蝶屋敷の者に恥をかかすおつもりですか?! 私も責任を持ってお世話させて頂きますので此処にいて下さいねっ!」
「炭治郎っ! 行かないで、お願い!!」
カナヲも目を潤ませて炭治郎の手を自分の両手で包んで目をじっと見つめながら嘆願した。
なほ、すみ、きよも口々に炭治郎を蝶屋敷に留める為に説得する。
「行かないで下さいっっ!」
「怪我を治しますっ!」
「お世話します。」
みんなからの説得により炭治郎は「わ、分かりました。」と言いそのまま頷いた。炭治郎が蝶屋敷に留まる決意をした事に皆が安堵した後、しのぶが炭治郎に急接近した。あまりに唐突な行動に全員が反応に遅れた。
「炭治郎君、貴方にはご迷惑をおかけしました。それに……こんな怪我を負わせてしまった償いと、私に大事なものに気づかせてくれたお礼がしたいんです。」
しのぶは、自分が叩いてしまった炭治郎の左頬に手を添えて後に自身が傷つけた炭治郎の身体に抱き寄せた。
しのぶが炭治郎に言うとなほ、すみ、きよは興奮したように見ていたが、カナヲとアオイはそうは見なかった。
「師範、私も炭治郎にお礼したいです。」
「しのぶ様、殿方にあまり抱き付きすぎです。」
カナヲとアオイは炭治郎をしのぶから引き離すとしのぶはむくれたが、そのまま夕食を再開させて、みんなで楽しんだ。
ーーーーー
そして時間は真夜中になり、就寝時刻になったアオイの自室にて、アオイは未だに先程の事で落ち込んでいた。
「私、何やってるんだろう? さっきも炭治郎さんとしのぶ様の邪魔をして……………」
そう呟いた後に窓から夜空を見ていた。
コンッ、コンッ
「アオイさん、ちょっといいかな?」
ドアからノックの音がした後に、炭治郎の声にアオイが驚く。
「な、なんでしょうか?」
「ずっと心配させた事を改めて謝ろうと思って……………」
「!!!」
突然の言葉にアオイは驚いたが、すぐにアオイはそう言いながら自室のドアを開けて炭治郎を招いた。
「立ち話もなんですから、中にお入りください。」
そして炭治郎は、いつもの隊服の上に白衣を着た姿ではなく、寝巻きに着替えているアオイを見て、内心ドキドキした。
「ここへどうぞ。」
アオイが自分の寝台に座るように促し炭治郎が座るとアオイも炭治郎に並ぶように横に座って聞いた。
「謝るとは?」
「アオイさんはもう俺の一部だと言いながら、アオイさんに心配をかけてしまった事を。」
「!!!」
アオイの質問に炭治郎が答えて、その答えにアオイが内心驚いていた。
「俺も昔、家族を禰豆子以外を亡くなってしまったから、家族を失う辛さを知っているのにアオイさんの事を気にかけていなかったから。」
そう言う炭治郎の言葉にアオイは驚いたが、そのままいつもの生真面目な顔で答えた。胸中はドキドキしていたが。
「もういいんですよ、炭治郎さんとしのぶ様が無事でいるだけで私は嬉しいですから。」
「ううん、それでもアオイさんを気にかけていなかったのは事実だよ。だから俺にできることがあったら遠慮なく言って欲しい。なんでもやるから!!」
アオイは優しい声でそう言ったが、炭治郎の言葉にアオイは再び驚き、今以上に胸中はドキドキしていた。
「何でもですか?!」
「うん、なんでもっ。」
そう言う炭治郎を見てアオイは緊張しながらも自身の願望を伝える。
「では、今夜は眠れないので添い寝してくださいますか?」
アオイは言った後にすぐに自身の失言に後悔した。
(きゃーーーーーーー! 恥ずかしいっ! 一体何考えてるのよ私っ!?)
アオイは直ぐに言い直そうと、炭治郎の顔を見てみると炭治郎は面食らいながらも優しげに微笑んでいた。
「良いよ、俺なんかで良ければ、アオイさんの傍にいるよ。何でもすると言ったからね。」
それを聞いたアオイの心は羞恥心と願望が叶ったことによる歓喜に満ち溢れていた。
「は、はい、お願いします。」
そのまま、ベッドにアオイと炭治郎は向かい合い横になった。
「なんか、急に緊張してくるね。」
「わ、私もです。」
炭治郎は顔を赤らめ、アオイも顔を赤らめて、でも嬉しそうにと言った。炭治郎は
「前にも言ったけど、アオイさんの思いはもう俺の一部だから、無理しないで頼って欲しい。」
「分かりました。」
アオイを見て炭治郎がそう言うとアオイは頬を赤く染めた生真面目な顔になる。しかしその行動力が何時もと違った。
アオイが炭治郎に抱きついたからだ。これには炭治郎も狼狽する。
「ちょっ?! アオイさん?!」
「頼って欲しいって言ったじゃないですか?」
それを見たアオイはクスクスと楽しそう笑う。炭治郎は顔をボッと赤くしつつ抱き付き返した。
「う、うん。」
アオイは嬉しくなってそのまま炭治郎の顔に自分の顔を近づけて
アオイは炭治郎に口付けをした。
炭治郎は更に顔をボッと赤くした。
「えっ?!」
それを見てアオイは、普段の生真面目な顔から一転、頬を赤く染め、してやったりと笑いかけた。
「私、神崎アオイは竈門炭治郎をお慕いしております。」
最後まで読んでくださりありがとうございました。
それと宣伝したい作品があります。
pixivでの鬼滅の刃のオススメのSSの宣伝です。
紅蓮様
優しき日輪と蝶屋敷の三美蝶
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12016373
蝶を守り抜く日輪の一部描写は上記の作品を参考にしております。作者様からは許可を頂いています。