蝶を守り抜く日輪   作:是非

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皆様一週間以上お待たせしまい申し訳ありませんでした。
お待たせしたにもかかわらず

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五話でここまでとは驚きました‼️
これも一重に皆さまのおかげです。

気を取り直して
ではいよいよ修羅場開幕!!



第陸話 蝶屋敷の女の戦い

炭治郎にカナヲが告白する数刻前………………

 

 

 

胡蝶しのぶは、その日の朝に起きた後にすぐに炭治郎に会いに行こうとしたが、部屋を出る時に昨夜の決闘、その後に炭治郎に抱きついて号泣したこと、告白したことを思い出した瞬間、急に顔を赤くして羞恥心に襲われた。

 

「………………どうしよう、炭治郎君の顔を見れないっ! 恥ずかしいっ!」

 

今までは自分はいずれ死ぬからと、誰に対して平等に優しく礼儀正しくあろうとしてきた。

しかしながら、しのぶは、18歳の少女であり、今は恋する乙女。

 

そして、しのぶにとっての人生初の初恋であり最も愛する者、炭治郎に対してはただ側にいるだけで胸が熱くなり、早く彼に会いたいと思ったが、本人は気にしていていないと言っているが、色々と酷いことを言ったり、叩いたりしたから余計に躊躇った。

まずは火照ってしまう自分の顔を洗い、頭を冷やすために呼吸を使い落ち着かせて自分の髪型を直して、ちゃんと服装を直す等をして、彼の前に出る時に恥ずかしくない様にする為に時間がかかり、その後にようやく炭治郎のところに向かうとカナヲと炭治郎がそこに居て

 

「炭治郎、大好きっ!」

 

と言って抱きついたカナヲが満面の笑顔で炭治郎に抱きついた姿だった。しのぶは驚愕した後に胸中は焦燥、そして嫉妬した。

 

「ライバルが増えた!!」

 

と言った後に心から嫉妬心と闘争心を燃やした。

 

「………………カナヲ、やりますねぇ………………でも、私だって負けませんっ!!」

 

しのぶは内心決意した。

今までいずれ自分は死ぬと思って黙っていたが、生きる決意をした今では、妹だからと自分の愛する者を渡すなどと言う考えは全くなく、何としても炭治郎を自分だけに振り向かせようと決意した。

 

「………………炭治郎君は渡しません!!」

しのぶは宣言して、二人の方に向かう。

 

 

ーーーーー

 

一方で炭治郎は、突然のカナヲの告白に顔を赤くして内心驚愕した。

 

「えっ!? カナヲ……?」

 

「炭治郎…………」

 

炭治郎の疑問にはカナヲは答えなかったがカナヲは顔を上げて、潤んだ目で、炭治郎を見る。

 

その瞬間に炭治郎とカナヲは互いがお互いの心臓の音を聞けるほど、二人は密着し、そして興奮していた。

炭治郎もカナヲの豊満な乳房を体に密着して当たり更に興奮していた。

 

(落ち着けっ! 落ち着けっ! 俺は長男だっ! だから我慢できるっ! 抑えろっ! 抑えろっ!)

 

炭治郎は理性で己が欲望と戦っているとカナヲが頬を染めて炭治郎の耳元に

 

「今なら………誰もいないから………炭治郎………()()()()()()()()❤️……………」

 

期待と興奮の匂いを漂わせた後に顔を蒸気したカナヲが言うと炭治郎はゴクリと喉を鳴らして二人は見つめ合う。

 

其処へ

 

「炭治郎君、カナヲ、何をしているんですか?」

 

「「!!!」」

 

しのぶが来ると炭治郎とカナヲは慌てて離れた。

しのぶは笑顔だが青筋を浮かべ

 

「もう一度聞きます? 人目のある廊下で、な・に・を・し・て・い・る・ん・で・す・か?」

 

静かな圧をかけるしのぶの声に炭治郎とカナヲは顔を青くして

 

「えっいやっ! しのぶさん、これは?!」

 

「師範っ! な、何でもないですっ!」

 

炭治郎とカナヲは慌てて言うもしのぶは笑顔のままで

 

「ほほう、そうですか? 廊下の真ん中で二人で抱き合うことが何でもないと?」

 

しのぶの追及に炭治郎とカナヲは頭を下げて

 

「「申し訳ありませんでした!!」」

 

それを見てしのぶは少しスッキリとした様に落ち着かせて

 

「まあいいでしょう………………()()()()()()()()()()()()()。」

 

しのぶが許すのを見た二人はまだ申し訳なさそうに頭を上げた。

 

「それと………」

 

しのぶが突然炭治郎の側に立つとびっくりしている炭治郎の頬に口付けをした。

 

「えっ?! しのぶさん?!」

 

「へっあっ?!」

 

それを見てカナヲも驚愕した。それを見てしのぶはいたずらが成功した子供の様に笑い

 

「これでおあいこですね❤️ さあっ! 二人ともっ! そろそろ朝食の準備を手伝いますよっ!」

 

しのぶはそう言って、そのまま軽やかに歩いていく。

炭治郎はそのまま口付けの余韻に浸っていると、それを見たカナヲが嫉妬心で炭治郎の背中を

 

  バンッ 「いたっ!」

 

思い切り叩いた。その後に

 

「行くよっ! 炭治郎っ!」

 

歩いていくカナヲを見て炭治郎は顔を赤くして反省していた。

 

(俺はカナヲになんていうことをっ!! しかもカナヲから羞恥心と怒りと嫉妬の匂いがしていたっ!。いきなり抱きついちゃったから怒っているだろうなぁ……………何をやっているんだろう。それにしてもしのぶさんが俺の頬に口づけを………………)

 

カナヲは先程のことで胸中は混乱していた。

 

(さっきの私は炭治郎に廊下の真ん中でなんて恥ずかしいことを!! しかも師範が炭治郎の額に口づけを?! それに口づけされた炭治郎を見て急に怒りがっ! もしかして師範も炭治郎のことを?)

 

カナヲは複雑な表情でしのぶの背中を見ていた。

 

因みに当のしのぶは顔を赤くして内心、自分を叱責していた。

 

(いくら炭治郎君が取られたくないとはいえ妹の前で何てことをっ!………)

 

こうして気まずい空気の中でしのぶとカナヲと炭治郎はそのまま、台所に向かう…………

 

 

 

ーーーーー

 

その後に朝食の時間になり、みんなで食卓を囲んでいると

 

「うわぁ!! タラの芽の天ぷらだっ!」

 

炭治郎が喜んでいると

 

「ふふふっ!」

 

アオイが普段の生真面目な顔から得意げな顔で微笑していた。

 

「炭治郎さんの好みのものにしました。如何ですか?」

 

「うん、とっても美味しいよっ! 流石アオイさんっ! 他の煮物と味噌汁もよく味付けされていてとても美味しいっ!」

 

アオイの言葉に炭治郎は興奮しながらも料理に舌鼓を打つと不意にアオイから、

 

「炭治郎さん。」

 

「んっ?! 何だい?」

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「ん?!?!」

 

「ア、アオイっ! 何言ってっ?!」

 

突然のアオイの言葉に炭治郎とカナヲが赤くなって固まっていると

 

「アオイ、食事中に何を言っているんですか?」

 

しのぶが笑顔だが青筋を浮かべた表情で言うとアオイは少し顔を赤くして

 

「す、すいませんっ! 失礼しましたっ! そうではなくて炭治郎さんっ! 少しお願いがっ!」

 

アオイは謝罪した後に再度炭治郎に向き直ると

 

「私のことはアオイと呼んでください。それと敬語ではなく普通の喋り方でお願いします。」

 

アオイがそう言うと炭治郎は面食らう

 

「えっ? で、でもアオイさんはおれより二つ年上だから………………」

 

炭治郎の言葉にアオイは優しげに笑いかけて

 

「私の思いが炭治郎さんと共にあるなら、貴方の思いも私と共にあります。だから私達は対等なんです。

それにカナヲとは、敬語ではないじゃないですか?」

 

と言うアオイの言葉に炭治郎はぐうの音も出ない様子で目を閉じてから

 

「………うん、わかったよっ! アオイっ! それなら俺のことも炭治郎でいいよっ!」

 

聞いたアオイは満足した様に嬉しくなり

 

「はい、これからもよろしくお願いします。炭治郎っ!」

 

それを見たしのぶは内心憤慨していた。

 

(くっ! アオイっ! まさか炭治郎君の好物を把握していたとはっ! ぬかりましたっ!……………ですが、まだチャンスはありますっ! 見てなさいっ! アオイっ!)

 

一方でカナヲの方は落ち込んでいた

 

(アオイはすごいなぁ。炭治郎の好物を分かっているし、家事と炊事と掃除も私よりも上で、行動力もあって、お嫁さんになるならやっぱり戦う女よりも料理の出来るアオイの方なのかな?……………ダメダメっ! 私だって炭治郎が好きなのっ! 渡したくないっ!」

 

とカナヲは頸を振って自分を叱責した。

その修羅場の様子をすみ、なほ、きよは

 

(どうなるんだろう?)

 

と思いながら見ていた。

 

そうして朝食が終わるとしのぶが炭治郎に話しかけた。

 

「炭治郎君、診察の時間ですよ。」

 

「はいっ! 分かりましたっ!」

 

そして、蝶屋敷の診察室へ炭治郎を中に入らせた後にドアの鍵を閉めた。

それに炭治郎が訝しむとしのぶは、にこやかに笑い

 

「では、服を脱いで寝台で仰向けになってください。」

 

「は、はい。」

 

しのぶはようやく二人っきりになると内心喜んでいたが、炭治郎が服を脱いで仰向けになるのを待つとしのぶは、炭治郎の体に所々に自分がつけた青くなった痣を見ると悲痛な気持ちになり、自分を恥じた。

 

(何をやっているんだろう、私は、ようやく恋を自覚しても炭治郎君を傷つけたことには変わりないのに……………)

 

静かに手を置いてゆっくりとさすった。それを見て炭治郎は急なしのぶの代わり様に心配になり、

 

「あのしのぶさん、怪我のことなら、気にしないでください。それに俺もしのぶさんに怪我をさせてしまったから」

 

と言われたしのぶは、左肩に手をやり、苦笑して

 

「こんなの大した傷じゃないですよ。それに私は蟲柱の胡蝶しのぶ、これくらいの怪我ならなんともないんですよ。何より貴方が許しても私は私を許せない……………」

 

と言うしのぶは聴診器を使い炭治郎を診察してからは、異常がないことを確認して湿布を貼るなどをして

 

「はい、終わりましたよ。炭治郎君。」

 

しのぶは炭治郎を着替えさせた。

炭治郎は何かしのぶを納得する方法を考えようと思い、不意に思いついた。

そして炭治郎は微笑んで

 

「それじゃ、代わりにお詫びとして一つ良いですか?」

 

しのぶは微笑んで

「ええ、良いですよ。何ですか?」

 

そして炭治郎は

 

「俺の隣に座ってください。」

 

と言うとしのぶは微笑んで

 

「ええ。」

 

と了承した。その後に炭治郎の隣にしのぶが寝台に座るとそれに炭治郎は、そのまましのぶに抱きついた。

「えっ! ちょっとっ! まっ! 「チュッ!」きゃっ!」

 

「えっ! ちょっとっ! まっ!「チュッ! チュッ! チュッ! チュッ! チュッ!」きゃっ!」

 

其処へ炭治郎がしのぶの両頬と額に三回に口づけをして

 

「これでお詫びということで❤️」

 

という炭治郎にしのぶは先程の罪悪感と悲壮感は消え去り、悔しげになり、今まで本から得た知識を持って今度は自分の番だとしのぶは

 

「うぅ〜〜〜〜〜っ!」

 

と唸り、次の瞬間に今度はしのぶが炭治郎の耳を

 

「うんん! ❤️んん! ❤️ちゅるるっ! ❤️ぢゅるるる! ❤️ぢゅる! ❤️うんん! ❤️んん! ❤️ちゅるるっ! ❤️ぢゅるるる! ❤️ぢゅる!❤️」

 

「うわぁーーー!❤️」

 

「~~~!!」

 

(炭治郎君が悶えている!!❤️ 可愛い!!❤️」

 

そのまま数分しゃぶり続けて、おもむろに耳をしゃぶるのをやめたしのぶが

 

「今度は炭治郎君、お願いします❤️」

 

と言われた炭治郎は今度は自分でしのぶの耳をしゃぶろうとすると、

 

「しのぶ様っ! 何をしているんですか?」

 

「しのぶ様っ! 何をしているんですか?」

 

というアオイの声が聞こえて、聞いたしのぶと炭治郎は急いで起き上がる。

 

「ではそろそろ出ましょうか?」

 

顔を赤くしたしのぶに促されて炭治郎も

 

「あっはいっ!」

 

と言い外に出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




女の戦い、修羅場は始まったばかり!!

これからもよろしくお願いします!!
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