そして、修羅場の後に性的描写もありますのでご注意下さい。
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蝶屋敷の訓練所にて、数十分間、二人の美少女が対峙して争っていた。
「はあっ!」
「ふうっ!」
「てやっ!」
「だあっ!」
「せいっ!」
「うっ!」
カナヲとアオイが木刀を打ち合わせ攻防戦を繰り広げ互いに睨み合いながら、決して自ら引かずにそのまま技を繰り出した。
水の呼吸 肆ノ型 打ち潮
花の呼吸 弐ノ型 御影梅
アオイの淀みない斬撃をカナヲが自身の回りに斬撃を纏い捌いた。
「くっ!」
アオイが悔しがるとカナヲが今度はこっちの番だと空中に飛び上がるとそれを見てアオイも受けて立つように空中に飛び上がって技を放つ。
花の呼吸 陸ノ型 渦桃
蟲の呼吸 蝶ノ舞 戯れ
宙で体を捻りながら繰り出す斬撃に対し蝶のように優雅に複数の部位を瞬時に斬りつける攻撃を仕掛けた。
瞬間に
「あっ!」
「くぅ!」
カナヲは腹と左足に一撃ずつを喰らい、アオイも左肩と脇腹に一撃ずつ喰らった。
「アオイっ! カナヲっ!」
炭治郎が止めようとするとしのぶが手で制した。それに抗議する様に炭治郎が見るとしのぶが普段の笑顔から一転して真剣な表情で
「彼女達の思いを汲んであげて下さい。」
というので炭治郎はそのまま座り、カナヲとアオイを心配そうに複雑な顔で見ていた。
ーーーーー
「はあっ! はあっ! はあっ!」
アオイは、カナヲの強さを分かっていたつもりだったが、ただただ予想を遥かに超える強さと速さに驚愕して、何よりそんなカナヲに食らいつくことしかできない自分を恥じた。
(強いっ! 流石はカナヲ、しのぶ様の継子に選ばれてその後も前線で戦い、活躍した女の子、私は貴方が苦手でした。私が出来ないことを平然とやってのける貴方を………………でも、今はもう違う!!
こんな私の思いを戦いの場に持っていてくれると、私の思いはもう自分の一部だと言ってくれた炭治郎が見てくれているっ!
だから私の愛する炭治郎の目の前でカッコ悪い姿を見せない為にっ! 私が憧れた貴方にっ! カナヲに勝ちたいっ!)
「ふうっ! ふうっ! ふうっ!」
一方でカナヲはアオイの強さに内心驚愕した。
(凄いっ! アオイがこんなに強いなんてっ! アオイ、そこまでの強さを手に入れる為にどんなに修行して来たかがよく分かるっ!
私は貴方が作る料理が好きっ! 私は、戦うことしか出来ないからそんな貴方に尊敬していたっ!
でも、私は炭治郎が好きだから………………炭治郎を好きな気持ちは誰にも負けないっ!!
だから同じ炭治郎を好きだって言う貴方にだけはっ! アオイっ! 貴方に炭治郎だけは渡さないっ! 負けないっ!!」
そして、次の瞬間に両者は決めようと渾身の技を放つ。
花の呼吸 伍ノ型 徒の芍薬
蟲の呼吸 蜻蛉ノ舞い 複眼六角
一瞬のうちに九連撃を叩き込むカナヲに対しアオイは正面からの突進と六連撃を放つ。
本来なら九練撃と六練撃なら、九練撃の方が数が多く、打ち勝てるが、アオイは、あえて、''攻撃''ではなく''捌く''六練撃にしたことでカナヲの攻撃を防いだと同時に捌いた隙を突いて腕を一旦引いた後に
水の呼吸 漆ノ型 雫波紋突き
水の呼吸の最速の突きを放った
「くっ!」
カナヲの腹に当たり膝をつかせたものの
「うっ!」
アオイも先程の攻撃を完全に捌き切れずに何箇所か体に当たり膝をついた。
それでも彼女達は
(くっ! 何とか本命の一撃を当てたけど、流石カナヲっ! 全部は捌き切れなかったおかげで身体中が痛いっ!……………だけどっ!…)
(うぅ!こんな重い一撃を受けるなんてっ! しかも私の徒の芍薬の九連撃を半分以上捌くなんてっ! アオイ、そこまで炭治郎の事をっ! うぐっ! さっきの突きのせいでまだ身体があまり動けないっ!……それでもっ!)
アオイとカナヲは、痛む身体に鞭を打って何とか立ち上がり、炭治郎の方を向いて笑いかけて、その後に相手を睨みつけて、木刀を構えた。
(カナヲだけには………………)
(アオイだけには………………)
((負けられないっ!!))
それを見てしのぶが片手を上げて、
「それまでっ!!」
と叫ぶとカナヲとアオイの視線は一気にしのぶに集中して、しのぶは厳しい表情でそのまま
「両者引き分けとしますっ!!」
それにアオイは、大声で
「待ってくださいっ! まだ勝負はついてませんっ!」
カナヲを大声で
「私もまだっ!……………」
と言う二人に対してしのぶは厳しい表情で
「黙りなさいっ!
「「!!!」」
柱として命令は絶対のためにアオイとカナヲはお互いを睨みつけ合いながらも
「……分かりました。」
「……はい。」
渋々と言ったように下がるとそれを見てしのぶは厳しい表情のままだが悲痛そうに見て、炭治郎も悲痛そうに見ていた。
そうしてその場は重苦しい空気の中にいたが、そこへ恐る恐るという感じですみが来て、
「あ、あの昼食が、出来ました。」
と言う言葉と共にその場は
「では、皆さん昼食の時間になりましたから、行きますよ。」
と言うことで空気がいくらか軽くなり、そのままみんなで食堂に向かった。
その道中にアオイがカナヲにボソリと
「今回は、しのぶ様の計らいで引き分けになりましたけど、もし機会があれば、カナヲ、もう一度再試合をしましょう。」
と小声で言うとカナヲも真剣な顔で頷いて
「うん、分かった。」
と言い再戦の約束をしてその場はお開きとなった。
ーーーーー
昼食後……………
炭治郎はアオイとカナヲの様子が気になり、しのぶから
「二人なら今医務室です。二人とも怪我をしていますから、手伝いをお願いします。」
しのぶの言葉に炭治郎は頷き
「はい、ありがとうございますっ!」」
そうして炭治郎が行った後にしのぶはため息をついて、
「まさか、アオイがあんなに強くなっていたなんて、カナヲもあれは本気でしたね。あのまま二人をやらせたら、どちらかが……………理由は炭治郎君でしょうね。まぁ、私も炭治郎君を愛していますから気持ちはわからなくもないですけど………ならば、それを何とかできるのも炭治郎君だけ……今回だけは、「敵に塩を送る」ということで」
と言いかけて口を噤んだ。そして、炭治郎が行った方を見て
「………………炭治郎君、頼みましたよ。二人を………」
そうしてしのぶは、蝶屋敷にいる怪我人の隊士達の診察に行った。
ーーーーー
医務室では、カナヲとアオイは別々の寝台にて、自身の怪我を治していたものの
(うっ! お腹の傷がっ!)
(治療の仕方なんて知らないし………)
自身の怪我の痛みにより治療がなかなか出来ずにいた。相手に頼もうにも
(カナヲに頼むのも………)
(こんな時ならアオイなら………)
先程の事もあり言い出せずにいると、
コンッコンッ 「カナヲっ! アオイっ! 手伝いに来たよっ!」
「「炭治郎っ!」」
と言う炭治郎の声を聞いてカナヲとアオイは顔を赤らめた。炭治郎が来たことに驚きと共に恥ずかしさが込み上げた。何故なら二人とも上半身は怪我の手当てをするために上着を脱いで
「で、では、今着替えますのでお待ち下さい。」
と言うアオイにカナヲが慌てて顔を赤らめて
「アオイっ!」
カナヲの声を聞いてアオイは顔を赤くしながらも真剣な顔で
「カナヲっ! もう決戦が近いんですっ! こんな機会を逃したくないんですっ!………………
アオイの言葉とあからさまな挑発にカナヲはムッとして
「………いいよ、
と言う言葉と共にアオイとカナヲはお互いの体を見て、
(カナヲ、流石にいい体をしていますね。)
(綺麗な体をしているなぁアオイ………)
相手の体を見て内心、凄いなぁと思ったがすぐに
(でも、負けない!!)
闘志を胸にお互いを睨み合う。
一方でそんな事が起こっている知らない炭治郎は、大人しく待っていた。
そして、数分後、
「もういいですよっ!」
と言うアオイの言葉に炭治郎は喉をゴクリと鳴らし承諾して医務室に入った。
「アオイ、カナヲ、手伝いに来たよっ!…………じゃ、じゃあ俺は何をすればいい?」
と思い見てみると、其処には、
そこには
瞬時に炭治郎は、頭の中が真っ白になって、次に顔がボッと赤くなり息を呑む。
流石に胸を見せられないと晒の上から腕で隠していたがその状態からでも分かる猫のようなスラリとした肢体。
所々に青痣があるものの瑞々しく美しい白い肌と
腕から溢れそうな豊満な乳房。
抱き締めたら折れてしまいそうな括れた腰。
二人とも鍛錬により鍛えられた、されど女性らしさを損なっていない健康的で細身の美しい筋肉質の芳体が佇んでいた。
また、二人ともによく鍛えられたようで腹筋が二人とも割れていた。だが、それが一層に二人の色気を増大させた。
アオイとカナヲの裸体を見て、炭治郎は、まるで二人の天女が舞い降りたような神々しいものを見ているような錯覚を覚えた。
(えっ?! な、何で二人共、晒姿のままなのっ! いやいやっ! 俺は、長男だっ! だから我慢できるっ!)
アオイとカナヲもまた自身の裸体を炭治郎に晒している緊張感と羞恥心からか、何も言わずに黙っていたが、自分達の体を凝視している炭治郎に堪らず声を掛けた
「あの…………どうしました?………もしかして嫌でした……?」
「炭治郎、私の体、変?」
「…………っ! いやいやっ! 逆だよっ! 二人ともあまりに美しくて見惚れていただけだよっ!………」
「…………良かったっ! そう言って貰えて私も嬉しいです…………」
「炭治郎、嬉しいっ!」
そう言ってアオイとカナヲは嬉しそうに笑った。
「炭治郎。見ての通り私達二人とも怪我を負っているので代わりに手当てをお願い頂けないでしょうか?」
「お願い、炭治郎っ!」
「ア、アオイ、カナヲっ! 俺は男だから、それならすみちゃん達を呼んで来てやって貰った方がっ。」
「私は炭治郎にっ! やって欲しいんですっ!」
「私も炭治郎が良いっ!」
アオイとカナヲの必死の懇願に炭治郎は顔を蒸気させて根負けする。
「じゃ、じゃあ分かったよ。で、でも、こんな事ほかの人にはやらせないでねっ!」
炭治郎が心配する様に言うとアオイは苦笑して
「私は、前に言いましたよね。「
満面の笑みで言うアオイに炭治郎がドキリッとするとカナヲも
「私も
と言う言葉に炭治郎は尚も顔を赤らめたが、男として女にここまで言われて何もしないというのは、失礼だと思い
「うん、分かったっ! アオイっ! カナヲっ! いつもお世話になっている分二人とも、誠心誠意尽くすからっ!」
その言葉にアオイとカナヲは思わず満面の笑顔で嬉しくなり
「お願いします❤️」
「うん❤️」
その後にアオイの
指示通りにまずは汗をかいている為に二人の身体をお湯に濡らした手拭いを持ってアオイとカナヲの身体(もちろん背中、お腹、腕など)を拭き始める。
まずはアオイから
「あんん❤…………ふあぁ❤…………んん❤…………はあぁん❤…………ふおおぉ❤️………………ふうっうううんん❤️………えへへっ気持ちいい❤️……………はぅん❤️」
次にカナヲ
「ふあぁ❤️……………うふふぅ❤️…………ああぁぁん❤️……………おおおうぅは❤️……………ほんとっにき、気持ちいい❤️………………ひぁうぅぅ❤️……………くぅあああ❤️」
アオイとカナヲの嬌声を聞いて炭治郎は悶々としてしまう自分の理性を最大にした。
「俺は何も聞こえない…………俺は何も聞こえてない…………こ、こんな感じでどうかな!? アオイ?! カナヲ?!」
「ありがとうございます…………でも、まだ拭いていない所は自分でやりますけど、見ても構いませんよ。」
「私も炭治郎になら❤️」
「ふ、二人とも、き、気持ちだけ貰っておくよ!」
そして即座に炭治郎は回れ右をした。そして、拭き終わったことを二人から言われた後に一息ついた後に、今度は濡れていない手拭いで二人の身体を拭く時もまた、アオイとカナヲからの嬌声が響いたので炭治郎は、凄くドキドキした。
アオイとカナヲの身体を拭き終わると、湿布と包帯を巻いたりしながら治療が終わった。そしてアオイとカナヲは顔を赤く蒸気して炭治郎に
「ありがとうございます。炭治郎っ!」
「ありがとうっ! 炭治郎っ!」
炭治郎も顔を赤く蒸気して
「いやいやっ! 俺も普段に助けて貰ったから、当然のことをしたまででっ!」
そうこうしているうちに、時間が過ぎていく。
今回は、カナヲ対アオイの本気の戦いはどうでしたでしょうか?
それと後半にカナヲとアオイに炭治郎が手拭いを身体を拭く場面を加える事をお許しください。
原作があまりにも悲惨なので、こちらでは、でき得る限りの幸せをと思った次第です。
因みに次回はしのぶさんのメインの話です。お楽しみにっ!