国交樹立から三週間後の2015年11月30日.横須賀市
横須賀市にあるブルーマーメイド基地の隣に駐留日ノ出軍の基地がある。三週間前の国交樹立を受けて、横須賀を拠点に東アジア地域の安定を目的に日ノ出海軍の駐留を閣議決定をし、現在、駐留する艦隊は、状況確認のため派遣した第509艦隊の他、第173空母機動艦隊・第28駆逐隊・第42駆逐隊・第12潜水隊・第171潜水隊・第41補給隊から補給艦が2隻といたかなりの大規模となった。
平賀「物凄い数ね、」
福内「そうね、駐留するとは言っていたけどここまで多い何って・・・」
平賀達は、日ノ出海軍が有する艦艇数を見て、圧倒的に感じた。
福内「その影響なのか、分からないけど横須賀市街の対岸に連日にも関わらず、多くの人が夢中で見ているけど」
平賀「それだけ、私達以上に珍しいという事よ」
その頃、太平洋、日本近海
一隻の海外船籍の貨物船が日本を目指していた。
副船長「船長、あと日本までどのぐらいですかね」
船長「うむ、あと半日ぐらいだろう」
副船長「早く丘に上がりたいですね」
船長「そうだな、もう少しの辛抱、頑張ろう」
その時であった。強い衝撃が船内を襲った。
船長「どうした!何があった!」
副船長「分かりませんが攻撃を受けたようです!」
船長「副船長、直ちに救難信号を発信させろ!」
副船長「了解!」
数十分後、ブルーマーメイド横須賀基地
ブルーマーメイド司令部から日本近海で貨物船からの救難信号を受信した事を受けて、平賀達が乗るみくら・みやけ・はちじょうの三隻のブルーマーメイド艦隊と訓練に出ようとしていた第28駆逐隊と共に救難信号の発信地に向かう。
数時間後、現場海域
みくら 艦橋
寒川「海上浮遊物を確認、救難信号を発していた貨物船のものかと・・・」
福内「一体、何が起こったの・・・」
第28駆逐隊 旗艦「はまぎく」
はまぎく乗員「艦長、ソナーに反応あり」
はまぎく艦長:山田俊秀 一等海佐
山田「何、海中に何かいるのか?」
はまぎく乗員「おそらく潜水艦かと」
山田「(貨物船の沈没、潜水艦・・・)分かったぞ、貨物船の沈没した原因が」
山田は、直ちに無線にみくらに通信をとった
山田「こちら駆逐艦「はまぎく」艦長の山田だ。みくら艦長、福内二等監察官、聞こえるか?」
福内「こちらみくら、山田艦長、どうしましたか?」
山田「貨物船の沈没した原因が判明しました」
平賀「沈没した原因が分かったのですか、その原因は、」
山田「先程、我が艦のソナーが所属不明の潜水艦を捉えた」
福内「まさか、貨物船の沈没は、潜水艦からの攻撃という事ですか?」
みくら艦内に緊張が走る。貨物船の沈没が潜水艦による攻撃だとしたら、今度は、自分達が攻撃されるという事である。その会話の直後である。
肥塚「こちら、駆逐艦「はつひ」艦長の肥塚だ。敵潜水艦、魚雷を発射、6本来るぞ」
平賀達「!!」
ついに平賀達の艦隊に向けて、敵潜水艦が魚雷を発射した。
山田は、即座に無線でブルーマーメイド含む全艦に通達した。
山田「はまぎくより全艦、対潜戦闘用意!」
日ノ出海軍の艦内では、戦闘配置を知らせる警報がなり、乗員全てが各自の持ち場に就いた。
駆逐艦「はまぎく」副長、押澤二佐
押澤「回避するぞ、取舵一杯!」
はまぎく乗員「取舵一杯!」
押澤「左舷、三番四番、デコイ(囮魚雷)発射!」
はまぎくからデコイが投射され、敵魚雷の針路上に向かう。そして、敵魚雷の真横をデコイが通過すると敵魚雷は、デコイに食いつき、一時的に艦隊から離れてゆく。
福内「はまぎくが撃った魚雷に敵魚雷が食いついて、離れていたけど」
平賀「でも、また、戻って来る可能性もある。油断しないで」
そして、それまで敵魚雷を追走してくれていたデコイが力尽き、針路を反転し、再び艦隊に向かってくる。
はまぎく乗員「敵魚雷、デコイ追尾から反転、本艦隊に向かってきます。」
山田「はまぎくからさくらへ、瀬川艦長!」
瀬川「敵魚雷を捉えています!任せてください」
さくらの甲板にあるVLSが開放された。
瀬川「アスロック、撃て!」
さくら砲雷長「撃てぇ!」
VLSからVLA(垂直発射型アスロック)が発射された
さくら乗員「アスロック、敵魚雷に命中します」
さくらの乗員が命中する事を言った後、海中で敵魚雷とアスロックが直撃し、轟音鳴り響き、撃破したと思われた。しかし、
さくら乗員「一発、外しました。ブルーマーメイド艦「みくら」に向かいます!
みくらでは、
寒川「福内さん!魚雷が我々に向かって来ます」
福内「回避よ、取舵一杯!」
志度「取舵一杯!」
福内「このままでは、我が艦に魚雷が」
平賀「福内!左舷を見て!」
福内「平賀、どうしたの・・・!?」
平賀に言われ、福内は、左舷を見ると真横に駆逐艦「さくら」がいた
さくらの艦内では、
瀬川「最大船速!取舵一杯!」
さくら副長「艦橋から達する左舷を各位、艦尾へ退避、急げ!」
瀬川「我が艦をもって、みくらを守る、速力を維持!魚雷に向かえ!」
さくらがみくらと魚雷の間に割って入った。
平賀「瀬川艦長・・・」
瀬川「総員!衝撃に備え!」
魚雷を左舷に受け、駆逐艦「さくら」は、燃え上がった。
続く
今年、最後の投稿です、次回の投稿は、来年の1月3日の予定です