政府関係者「総理、緊急事態です」
小佐川「何があった、」
政府関係者「沖縄本島にある水平線レーダーが所属不明の艦隊から攻撃を受けました」
小佐川「何だと、レーダー監視を行っている隊員の安否は?」
政府関係者「確認した所、隊員は、無事です」
小佐川「そうか、秋沢司令に伝えてくれ」
政府関係者「はい」
小佐川「すぐに第28駆逐隊と共にしているブルーマーメイド艦隊の増援に向かってほしいという事を伝えてくれ」
政府関係者「はい」
関係者は、すぐに部屋から退室した。
小佐川「(今まで発せられなかった治安出動が昨日、発令され、今日、敵の侵攻が始まった。何としても国民に被害が及ぶ前に対処しなければ)」
小佐川総理は、自国民に被害が出るという最悪の状況になる前に対処しなければという考えが強かった。
2015年12月23日 JST 5:30 福島県沖
磯口「艦長、日本政府からです」
秋沢「読んでくれ」
磯口「所属不明の艦隊が南西諸島沖に出現し、水平線レーダーを攻撃、その後の足取りが不能、すぐに第28駆逐隊と行動を共にしているブルーマーメイド艦隊を援護に向かってほしいとの事です」
秋沢「分かったすぐに関東方面に向かうぞ」
秋沢が指揮する第509艦隊は、関東方面に向かう。
2015年12月23日 JST 8:00
日ノ出海軍 早期警戒機E-2 コールサイン「ファルコンファイヤー」
レーダー員「レーダーに反応あり、10隻です」
指揮官「沖縄のレーダーを破壊した艦隊か、すぐに第28駆逐隊に連絡」
レーダー員「了解」
汎用駆逐艦「はまぎく」
警戒機「ファルコンファイヤーからはまぎくへ、敵艦隊、沖縄のレーダーの破壊後、針路を北東に執り、侵攻中」
山田「こちらはまぎく、了解した」
山田「はまぎくからみくらへ」
福内「こちら「みくら」、山田艦長、何かありましたか?」
山田「先程、情報が入った。沖縄に水平線レーダーが破壊され、針路を北東に執り、侵攻しているそうだ」
平賀「レーダーが攻撃された!?監視員は、無事なんですか?」
山田「それについても報告があった。敵は、レーダーを破壊しただけでレーダー監視員への被害は、無いそうだ。だが、レーダーが使用不可になったため、南西諸島は、ブラックアウト状態だ」
福内「つまり、相手は、確実に東京を目指しているという事ですね」
山田「その通りだ。援護のため、秋沢司令が指揮する509艦隊も向かっているが時間を要するそうだ」
福内「つまり、首都防衛は、私達の命運に懸かっているという事ですね」
山田「あぁ、そうゆう事だ」
一方、「ファルコンファイヤー」では、
レーダー員「うん、この大きさは、(解析作業中)」
指揮官「うん、レーダー員、何かあったか?」
レーダー員「こいつは、不味い!指揮官、これを見てください」
指揮官「何?見せてくれ」
レーダー指揮官が解析したデータを見ると10隻中1隻が駆逐艦とは、思えない大きさの艦艇が映っていた。
指揮官「確かに不味いぞ、直ちに509艦隊に連絡」
警戒機「ファルコンファイヤーからあかぎへ」
磯口「こちらあかぎ、どうした」
警戒機「我がレーダーが敵艦隊を捕捉している中、10隻中1隻に"大型艦"と思しき艦影を捕捉しました」
磯口「大きさ、どのぐらいだ」
警戒機「大きさから見て300mクラスです」
磯口「おい、その大きさとなると」
秋沢「空母クラス、相手も航空戦力を有しているという事だな」
磯口「しかし、この世界において、航空戦力を有しているのは、我々だけのはずです」
秋沢「確かにそうかもしれん、我々は、速やかに東京を目指すぞ。航空隊に待機命令を出してくれ」
磯口「は!」
続く
敵艦隊10隻中1隻に空母がいる事を確認した日ノ出海軍。海上戦だけでなく航空戦も視野に入れた戦闘が間近に迫りつつあった。