日ノ出国、はいふり世界へ           作:冬吉

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第一話

出航から三日目になるが第509艦隊は、朝鮮半島を中々、視認できずにいた。

 

乗組員「磯口副長、何か変ですよ。」

 

磯口「どうした、阿河三尉、何が変なんだ?」

 

阿河「出航からもう三日も経つのですが、朝鮮半島が視認出来ていないのは、変に感じませんか?」

 

磯口「そうだな、朝鮮半島までは、今日中には視認する事が出来る筈なのだが、三日経っても見えないのは、おかしい」

 

阿河「副長、艦長に伝えてみてば、どうでしょうか」

 

磯口「分かった。艦橋からCICへ」

 

秋沢「こちら、CIC。副長、どうした?」

 

磯口「我が艦隊が出航してから三日経ちますが、まだ半島を視認出来ずにいます」

 

秋沢「なるほど、確かに出航から一日足らず、半島を目視できる筈なのだが、うーむ」

 

磯口「艦長、早期警戒機を飛ばし、情報取集を行っては、どうでしょう」

 

秋沢「そうだな、周辺海域の状況さえ、確認出来れば、何か分かるかもしれんな。

   副長、早期警戒機に出撃命令を出してくれ」

 

磯口「了解しました」

 

数十分後、航空母艦あかぎから早期警戒機E-2が発艦した。

 

発艦から1時間半後

 

警戒機「ホーク1からあかぎへ」

 

柳沢「こちらあかぎ。」

 

警戒機「艦隊前方から3隻の艦影を確認しました」

 

柳沢「了解した。艦長、我が艦隊の前方から所属不明艦3隻を確認したとの事です」

 

秋沢「そうか、所属不明艦を目視するできる距離まで接近するか、柳沢三佐、全艦に対水上警戒を発令、総員配置を指示してくれ」

 

柳沢「了解、あかぎより達する、全艦、対水上警戒を厳となせ、但し、相手からの攻撃がない限り、発砲を禁ずる」

 

乗組員「ウィッグデッキより艦橋へ、所属不明艦隊を目視で確認、形状から見てLCSクラスです」

 

磯口「沿海域戦闘艦か、北米合衆国が保有しているのは、分かるが朝鮮半島が有している情報は、聞いた事がないが」

 

柳沢「副長、所属不明艦から通信です。しかし、訳のわからない事を言っておりますが」

 

磯口「代わろ、こちら日ノ出海軍、第509即応機動艦隊、旗艦「あかぎ」。」

 

???「こちら、日本国ブルーマーメイド「みくら」、貴艦隊の所属する国家は、存在しません。直ちに武装を解除し、停船せよ。従わない場合、海上保安法に基き実力行使も視野に入れます!」

 

磯口「確かに相手は、何を言っているのか分からんが、従わなければ攻撃するという事か」

 

秋沢「私が対応しよう。」

 

磯口「艦長、」

 

秋沢「こちらあかぎ艦長の秋沢一佐だ。我が艦隊は、攻撃の意思は、ない。情報交換のため貴官達と会談を行いたい。それでも武力行使をする場合、自衛手段として我々も武力を行使しざるえない事を警告する」

 

???「分かりました。そちらの要件を受け入れましょう」

 

無線の後、みくらを含む3隻のブルーマーメイド艦隊は、509艦隊付近に停泊した。秋沢と磯口は、ブルーマーメイドとの会談に向けてあかぎに搭載されている内火艇でみくらに向かった。 続く

 

 

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