日ノ出国、はいふり世界へ           作:冬吉

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第十九話 異世界初の対空戦 前編

秋沢「あかぎからはまぎくへ」

 

山田「こちらはまぎく、秋沢司令、何かありましたか」

 

秋沢「先程、ファルコンファイヤーから連絡があった。敵艦隊10隻中1隻に航空母艦がいる事が分かった」

 

山田は、驚愕した。この世界で航空母艦を有しているのは、日ノ出だけだと思っていたがまさか国籍不明の艦隊にも空母がいたとは、到底、信じられない事であったが、今更、驚いてもしょうがないと考えた。

 

山田「なるほど、しかし、敵に空母がいるとは・・・」

 

秋沢「現在も敵艦隊は、針路を北東に維持したままだ」

 

山田「やはり、敵の狙いは、首都制圧ですか」

 

秋沢「その考えは、正しい。現在は、我々は、貴艦隊の支援に向かっているが時間を要する。それまで激しい戦闘が予測される。旗艦も油断してはならんぞ」

 

山田「了解しました」

 

秋沢「あと、ブルーマーメイド所属艦を何としても守り抜くんだ。彼女らは、対空戦闘の経験がないに等しい。絶対に一隻も被弾させるな」

 

山田「了解」

 

そう言って、山田は、あかぎとの通信を終了させた。

 

押澤「艦長、どうされますか」

 

山田「みくらには、私から伝える。副長、貴官は、艦橋にて操艦の指示を執ってくれ」

 

押澤「了解」

 

押澤副長は、すぐにCICを退室し、艦橋に向かった。

 

山田「はまぎくからみくらへ、福内艦長、聞こえるか」

 

福内「福内です。山田艦長、何かあったんですか」

 

山田「先程、秋沢司令から連絡があった。敵艦隊10隻中1隻が大型の航空母艦である判明した」

 

平賀「航空母艦!?」

 

平賀達は、まさか、日ノ出国しか有していないはずの空母が敵にいるという事に驚愕した。

 

山田「現在、509艦隊は、我々の支援の為、向かっているが時間を要するため、水上だけでなく上空からの攻撃も激しくなる事が予測される。我が第28駆逐隊は、総力を挙げて、貴艦隊を守り抜く」

 

福内「了解しました、貴艦隊も無理しないよう、気を付けてください」

 

山田「了解した。」

 

そして、ブルーマーメイド艦「みくら」との通信を終了した。

 

2015年12月23日 JST 12:00 ファルコンファイヤー

 

レーダー員「レーダーに機影を探知しました」

 

指揮官「来たか、何機だ」

 

レーダー員「6機編隊です」

 

指揮官「第28駆逐隊に通達、敵航空母艦から敵戦闘機、発艦」

 

駆逐艦「はまぎく」

 

はまぎく乗員「敵戦闘機、6機、向かって来ます」

 

山田「ついにか、現在の距離は」

 

はまぎく乗員「艦隊との距離430マイル、敵ミサイル射程圏内まで20分です」

 

山田「はまぎくから全艦へ達する。対空戦闘用意!」

 

                                          続く

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