日ノ出国、はいふり世界へ           作:冬吉

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第二十二話 対潜戦闘、再び

2015年12月23日 JST 17:45

 

第28駆逐隊とブルーマーメイド艦隊は、日ノ出海軍第171潜水隊と合流し、今後の戦闘について考えていた時、日本政府から通達がくる。

 

日ノ出海軍 第171潜水隊所属 潜水艦「いしがき」

 

いしがき乗員「アンテナを下ろします」

 

潜水艦「いしがき」のモニター画面には、日本政府からの通達で「今後の外交に影響する戦闘は、極力、回避されたし」との文章が表示された。

 

岩上「どうする・・・」

 

潜水艦「いしがき」艦長 石上祐司 一佐

 

はまぎくCIC

 

はまぎく乗員「日本政府から通達、今後の外交に影響する戦闘は、極力、回避されたしとの事です」

 

福内「何としても戦線拡大だけは、防がなければならないという事ですね。じゃあ、どこからが戦争になるというの・・・」

 

山田「我々日ノ出軍・ブルーマーメイド・ホワイトドルフィンのみならず、一般国民への被害が及んだ時、戦争と呼称される」

 

福内「・・・・・」

 

その頃、海中では

 

ソナー員「スクリュー音、方位180°、距離8500、深度450、先月30日に貨物船とさくらを攻撃した潜水艦です」

 

岩上「現したか」

 

ソナー員「敵潜水艦、魚雷発射管を開きました」

 

いしがき副長「発射管を開いた?」

 

岩上「こいつは、必ず撃つ、やらなければ、28・ブルマー艦隊が危険だ」

 

ソナー員「敵潜水艦、速力を上げました」

 

いしがき副長「艦長、敵は、まだ、我々に気付いていません。今なら、攻撃できます」

 

岩上「よし、魚雷戦用意、一・二番管、発射用意」

 

いしがき乗員「一・二番管、発射用意」

 

その瞬間、敵潜水艦に変化があった

 

いしがき副長「敵潜水艦、魚雷を撃ちました」

 

岩上「何・・・」

 

たかはぎ乗員「たかはぎからはまぎくへ敵潜水艦、魚雷発射、6本、来ます」

 

山田「副長、艦橋にて操艦の指示を出してくれ」

 

押澤「了解」

 

山田「はまぎくから全艦へ、対潜戦闘用意」

 

押澤「魚雷に正対、取舵一杯」

 

はまぎく乗員「取舵一杯!」

 

押澤「左舷、三番・四番、デコイ発射」

 

駆逐艦「はまぎく」から直ちにデコイが発射された

 

ブルーマーメイド艦「みくら」

 

寒川「敵潜水艦、魚雷を発射、6本です!」

 

福内「(先月と同じ)迎撃態勢を執りながら、回避よ!」

 

寒川・志度「了解!」

 

はまぎく乗員「敵魚雷、デコイに食い付き、追尾中」

 

押澤「これで多少の時間は、稼げる」

 

潜水艦「いしがき」

 

いしがき副長「艦長、このままでは艦隊が危険です。直ちに攻撃すべきです」

 

岩上「だが、攻撃すれば、敵潜水艦に乗っている乗員数十名の命が海底に消える」

 

いしがき副長「しかし!」

 

岩上「発射止め」

 

いしがき乗員「発射止め」

 

岩上「敵潜水艦までの距離は」

 

いしがき乗員「距離、2100」

 

岩上「よし、このまま直進だ。最大船速で向かえ」

 

いしがき乗員「最大船速」

 

岩上「ソナー員、距離を上げろ」

 

ソナー員「750、700、650、600、550」

 

はまぎく乗員「いしがきが敵潜水艦に向かっていきます。衝突コースです」

 

ブルーマーメイド艦「みくら」

 

福内「敵潜水艦に接近してるって」

 

平賀「まさか!体当たりして二度目の攻撃を阻止する気」

 

寒川「もしも、当たり何処が悪ければ、敵潜だけでなくいしがきまで甚大なダメージが出て、浮上する事が出来なくなったら、二艦合わせて、乗員数百名の命が消えます」

 

みくらに緊張が走る。

 

はまぎく乗員「敵魚雷、デコイ追走から反転、艦隊に向かって来ます」

 

山田「はまぎくからあじさい、押谷艦長」

 

押谷「捉えています、迎撃します」

 

駆逐艦「あじさい」の前甲板VLSが開放された

 

押谷「VLA攻撃用意、アスロック、撃てぇ!」

 

あじさい砲雷長「てぇ!」

 

あじさいから対潜ミサイル「アスロック」が発射された

 

福内「噴進魚雷、攻撃用意」

 

志度「え、我々も撃つんですか!?」

 

福内「私達もやらなければ、駆逐艦「さくら」の二の舞になる」

 

志度「了解、噴進魚雷発射用意」

 

寒川「データ入力、完了しました」

 

福内「撃てぇ!」

 

志度「てぇ!」

 

みくらの前甲板にあるVLSが開放され、噴進魚雷が発射された。

 

はまぎく乗員「ブルーマーメイド艦「みくら」、アスロックらしき物を発射しました」

 

山田「ついに成し遂げたな、福内監察官、いしがきと敵潜との深度差は」

 

はまぎく砲雷長「いしがき5m上位です」

 

はまぎく乗員「敵潜水艦、回避行動、転舵しつづ、アップトリム、いしがきも同方向に合わせ、アップトリム、衝突します」

 

あじさい乗員「アスロック、敵魚雷に命中します」

 

敵魚雷とあじさいが撃ったアスロックそして、みくらが撃った噴進魚雷が接触し、海中で爆発した。

 

あじさい乗員「敵魚雷、全てロスト、迎撃に成功しました」

 

押谷「はぁ、無事に成功してよかった」

 

岩上「総員、衝撃に備えろ」

 

いしがき乗員「総員衝撃に備え!」

 

岩上「もう逃がさんぞ」

 

そして、いしがきは、敵潜水艦に体当たりをした。

 

                                          続く

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