日ノ出国、はいふり世界へ           作:冬吉

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第二十三話 いしがき、離脱

岩上の「総員、衝撃に備えろ」と同時に乗組員全員が耐衝撃姿勢を執った。潜水艦「いしがき」は、敵潜水艦に接近していた。そして、いしがきの船底が敵潜の艦橋に接触した。

 

全乗員「うわぁーー!」

 

岩上「のわっ!」

 

あまりの衝撃波の強さに岩上は、艦内にある機械に頭をぶつけた。

 

駆逐艦「はまぎく」

 

はまぎく乗員「衝突音を確認しました」

 

押澤「いしがきを探知、出来てるか」

 

はまぎく乗員「はい、いしがきと敵潜を捉えています、あ、、双方を共も海上に向けて、浮上中」

 

山田「はまぎくからみくらへ、貴艦隊の艦艇を直ちに向かわせてほしい、但し敵潜は、攻撃姿勢を維持している可能性がある。戦闘態勢を維持し、接近せよ」

 

ブルーマーメイド艦「みくら」

 

福内「こちらみくら、了解しました」

 

平賀「はちじょうとみやけに連絡して、直ちに敵潜水艦の確保及び乗員の拘束、そして、いしがきの救助に向かう事を知らせて」

 

寒川「了解」

 

寒川は、直ぐに僚艦の「はちじょう」と「みやけ」に対して、敵潜水艦の捕獲と乗員の拘束、そして、潜水艦「いしがき」の救助に向かった。

 

寒川「福内監察官、いしがきと敵潜水艦が浮上してきました。敵潜の方は、艦橋がやられています」

 

福内「あの状態では、もう潜航する事は、出来ないわね」

 

志度「福内さん、いしがきから通信です」

 

福内「繋げて」

 

岩上「こちら潜水艦「いしがき」だ。福内艦長、無事ですか、」

 

福内「大丈夫です。魚雷は、あじさいと我が艦が撃った噴進魚雷で迎撃しました」

 

岩上「そうですか、福内艦長、山田艦長に報告してほしい「本艦、船底の損傷により浸水被害あり、これ以上の潜航は、危険と判断とし、我が艦は、横須賀に帰投する」という事を伝えてほしい」

 

福内「了解しました」

 

そして、潜水艦「いしがき」とブルーマーメイド艦の「はちじょう」と「みやけ」は、、敵潜水艦を曳航しながら、横須賀に帰投していた。

 

福内「みくらからはまぎくへ、山田艦長、岩上艦長からの報告です。」

 

山田「あぁ、報告を教えてくれ」

 

福内「はい、本艦、船底の損傷により浸水被害あり、これ以上の潜航は、危険と判断とし、我が艦は、横須賀に帰投するとの事です」

 

山田「そうか、作戦中の離脱は、状況を苦しくさせてしまうが仕方ない。残った第171潜水隊に我々を援護してくれるが、敵が航空攻撃を仕掛けてきたら、更に厳しい状態に立たされるな」

 

福内「そうですね、509艦隊が間に合えば、いいのですが」

 

山田「とりあえず、秋沢司令の艦隊の到達を祈ろう」

 

                                         続く

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