日ノ出国、はいふり世界へ           作:冬吉

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第二十四話 報告と政府の動向

2015年12月23日 JST 20:20 東京 ブルーマーメイド統合管制艦

 

ブルーマーメイド隊員「宗谷監督官、報告があります」

 

真霜「読んで」

 

ブルーマーメイド「はい、武装艦隊と思われる潜水艦一隻を捕獲及び乗員を拘束したとの事です」

 

真霜「これで相手の目的が判明するわね」

 

ブルーマーメイド隊員「それと、この捕獲に当たって、日ノ出海軍の潜水艦「いしがき」が被害を受けた模様です」

 

真霜「被害!?、まさか、攻撃を受けたの、」

 

ブルーマーメイド隊員「いえ、どうも、いしがきが敵潜に体当たりをした事による被害だそうです」

 

真霜「何って、無茶な事を・・・」

 

ブルーマーメイド隊員「何でも最初は、魚雷攻撃を行うとしていたそうですが、敵潜水艦の人命優先を考えた、結果かと・・・」

 

真霜「出来る限り、死傷者を増やしたくないといういしがきの艦長の想い、伝わるわね・・・ありがとう、今後も情報が挙がってくるから、気を抜かないで」

 

ブルーマーメイド隊員「はい」

 

ブルマー隊員は、真霜に報告を終えると部屋から退室した。

 

2015年12月23日 JST 20:50

 

外務省関係者「先程、緊急の国際会議が開かれました。各国には、これまでの経緯を可能な限り、説明しております。しかし、それぞれの思惑もあり、結果が出るには、時間を要するかと、」

 

小田崎「出来れば、関わりたくないという事だろう、」

 

外務省関係者「失礼します」

 

小田崎「あぁ」

 

外務省関係者は、部屋から退室した。

 

小佐川「我が国の憲法には、「戦争放棄」と「再軍備禁止」を規定しているが独立自存のための自衛権は、憲法以前の自然権として、各国が有している。外部からの不当な武力に対して、最低限の武力を持つ事は、当然の事だ。まさか、自衛権がこうして使われる日が来るとはな」

 

小田崎は、席を立った。

 

小佐川「今、ブルーマーメイドやホワイトドルフィンは、平和な歴史を背寄って、今、懸命に戦っている。我々も何としても戦争を回避しなければ」

 

2015年12月23日 JST 23:08

 

第509即応機動艦隊は、無事に第28駆逐隊とブルーマーメイド「みくら」と合流し、今までの戦闘を報告していた時である。

 

ファルコンファイヤー「ファルコンファイヤーからあかぎへ」

 

あかぎ乗員「こちら、あかぎ」

 

ファルコンファイヤー「敵空母から戦闘機が発艦、計12機があかぎへ向かいました。高度3万フィート、速度マッハ1.1、到達まで35分」

 

あかぎ乗員「艦長、10機以上になると戦闘機なしでは、防ぎきれません」

 

                                         続く

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