日ノ出国、はいふり世界へ           作:冬吉

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第三十六話 桑田の訪問

京原「桑田教官、まもなく基地に到着します」

 

桑田「おぉ、そうか」

 

日ノ出海軍横須賀基地

 

日ノ出軍MP「身分証明書をお願いします」

 

京原「これでいいかしら?」

 

日ノ出軍MP「京原一佐、後部座席に居る方は?」

 

京原「来客よ、あと磯口二佐を呼んでほしいのだけど」

 

日ノ出軍MP「了解しました、どうぞ、お進みください」

 

そして、京原が運転するハイヤーが基地内に入っていた。

 

京原「私、車を止めてから来ますので、基地の案内は、磯口二佐がしてくれます」

 

桑田「そうか、久々に部下の顔を見れるのか」

 

そして、基地入り口でハイヤーが止まり、そこには、磯口が待っていた。

 

桑田「久しぶりだね、磯口君」

 

磯口「お久しぶりです。"桑田艦長"」

 

桑田「はは、もう海軍から退いたんだから艦長と呼ばなくてもいいよ」

 

磯口「そうでしたね」

 

補足として、磯口が航空母艦「あかぎ」の副長をする前は、ミサイル駆逐艦「さわかぜ」の副長として、乗艦したため、桑田とも親密な関係を持っている。

 

磯口は、桑田を迎え、あかぎ艦長兼横須賀艦隊司令の元に向かった。その頃、京原は、乗ってきたハイヤーを基地内の駐車場に止めて、指揮官室へ向かうとしていた時、

 

平賀「京原さん!」

 

京原「うん?あれ、平賀さん」

 

ブルマー隊員の平賀に声をかけられた。

 

平賀「先、あなたの運転していたハイヤーを見かけたんですが、何処かに行っていたんですか?」

 

京原「うーん、出かけたというよりも古い友人を迎えに行った感じかな」

 

平賀「にしてもハイヤーで行くのは、変だと思うのですが」

 

京原「(感が鋭い人だな・・・)」

 

平賀「誰が乗っていたんですか?」

 

京原は、隠し通せないと考え、本当の事を話す事にした。

 

京原「えっと、古い友人と言うよりも私が海軍の幹部候補生時代からの人なんだ」

 

平賀「その人ってのは、誰ですか?」

 

京原「元日ノ出海軍 桑田利夫という方で昔、私が候補生時代に教官を務めていた人です」

 

平賀「へぇ~京原さんの教官か」

 

京原「でその方は、教官になる前は、海軍幕僚長に就いていたの」

 

平賀「海軍は、分かるんですが幕僚長というのは、どのぐらいの階級なんですか?」

 

京原「うーん、そうだな、幕僚長のクラスは、ブルーマーメイドでは、安全監督室級かな」

 

平賀「そ、それて、凄い人じゃないですか!」

 

京原「桑田さんは、今は、もう海軍を引退していて、自宅でゆっくりと暮らしてみたい」

 

平賀「へぇーそうなんですか」

 

桑田「おや、面白い事を話しているな、京原君」

 

京原「桑田さん!」

 

京原は、桑田がいる事に気がつかず、話してしまっていたので顔を赤くしていた。桑田は、平賀とも話をし、昨年の冬の武装艦隊との戦い等を話し、その場は、大いに盛り上がったそうな。

 

                                          続く

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