日ノ出国、はいふり世界へ           作:冬吉

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第五十一話 所属不明艦、探知

2016年4月8日 午前5時

 

はるみ 戦闘指揮所

 

畑宮「もう事態発生から一日目が経とうしているのか・・・」

 

ソナー員「砲雷長、スクリュー音を探知しました」

 

畑宮「スクリュー音って事は、潜水艦?」

 

ソナー音「いえ、微かですが波切りの音が聞こえるので水上艦かと」

 

畑宮「水上艦か、艦橋に伝えるわ」

 

はるみ 艦橋

 

畑宮「CICから艦橋へ、京原艦長」

 

京原「畑宮砲雷長、どうしたの」

 

畑宮「ソナー員よりスクリュー音を探知しました」

 

京原「潜水艦?」

 

畑宮「いえ、微かな波切りの音も確認できたので水上艦かと」

 

京原「晴風にも聞いてみるわね」

 

京原は、携帯型無線機の電源を入れた。

 

晴風 艦橋

 

携帯型無線機の着信音が鳴り響く。

 

幸子「艦長、無線機が鳴っていますよ」

 

明乃「うん」

 

明乃は、無線機を取り、繋げた。

 

京原「岬艦長、聞こえる?」

 

明乃「京原教官、どうしました?」

 

京原「はるみのソナーがスクリュー音を探知したのだけど、波切りの音もするから水上艦だと思うのだけど、そちらのソナーは、何か捉えた?」

 

明乃「確認します。万里小路さん、ソナーに何か変化は、あった?」

 

万里小路「いえ、特に変化はないですわ」

 

明乃「そう、ありがとうね」

 

万里小路「どう致しまして」

 

明乃「京原教官、こちらのソナーには、変化がありません」

 

京原「そう、だったら、こちらでその艦の正体を調べるまでね」

 

明乃「どうやって調べるのですか?」

 

京原「このはるみにでしか出来ない事よ」

 

明乃「?」

 

晴風と並走していたはるみが先行し、後部の格納庫が開いた。

 

明乃「え、何あれ!?」

 

真白「はるみの格納庫から何か出てきたぞ!」

 

幸子「何でしょうか、あれは!?」

 

芽衣「何あれ!?」

 

志摩「うぃ!?」

 

はるみの格納庫から出てきたのは、対潜哨戒ヘリ「SH-60」であった。」そして、プロペラが回り始め、機体が飛び始めた。

 

芽衣「飛んだ!?」

 

明乃「嘘!?飛んでるよ!」

 

真白「一体全体、どうなっているんだ~!?」

 

志摩「うぃ!?」

 

四人が驚いている中、

 

幸子「凄い!空想の産物と言われた水素やヘリウムを使わない飛行船(SH-60)がお目にかかれるなんて!」

 

幸子は、空想の産物といわれた物に興奮し、持参していたタブレット端末で写真を撮っていた。

 

京原「村越一尉、これはあくまで偵察よ、相手に気づかれない高度で撮影を開始せよ、」

 

村越「了解、これより本機は、所属不明艦の偵察に向かいます」

 

そう言って、はるみとの無線を終えて、SH-60は、未確認艦の偵察に向かうのであった。

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