2016年4月9日 深夜
明乃「そういえば、伊201って、どんな艦何だろう?」
幸子「えっとですね、あ、ありました、基準排水量1,070トン、水中速度20ノットは出る高速艦ですね」
明乃「20ノットって、晴風に比べたら、全然遅いよ」
真白「こっちは、水上、向こうは、水中でそれだけ出るが凄いの、通常の潜水艦は、6ノット程度だ」
志摩「20と6」
明乃「へぇー、約三倍も速いんだ、武装は?」
幸子「53cm魚雷発射管四門、25mm単装機銃二丁、魚雷10本!」
楓「魚雷2本いらっしゃいました!」
明乃「マロンちゃん、出せる限りで最大戦速!」
麻侖「今は、手が離せ出ぇ、クロちゃん頼んだ!」
洋美「了解」
はるみ CIC
はるみ乗員「魚雷音、探知、方位270°、伊201は、晴風に向けて魚雷を発射した模様」
京原「晴風に魚雷を当てさせるな!、VLA攻撃用意」
畑宮「了解、VLA攻撃始め」
はるみ乗員「発射用意、てぇ!」
はるみから発射の警報音が鳴り響く
真白「な、何の音だ?!」
幸子「はるみからです!」
はるみのVLSからVLA(対潜ミサイル)が発射された。
晴風 見張り台
マチコ「はるみが噴進魚雷を発射しました!」
明乃「え!噴進魚雷!?」
真白「おかしい、噴進魚雷は、対艦用のはずだが」
発射されたVLAは、ブースターを切り離し、パラシュートを開いた。
明乃「万里小路さん、発射音は、どっちから?」
楓「魚雷音方位、270°近づきます!感2、感3、」
秀子「はるみが発射した噴進魚雷が海面に落下しました!」
VLAが海中で動き始めた、目標は、
楓「はるみの魚雷を探知しましたわ、目標は、伊201が発射した魚雷ですわ!」
真白「何!?」
明乃「魚雷を魚雷で迎撃しようとしているの?!」
明乃と真白は、驚きを隠せずにいた
はるみ CIC
はるみ乗員「アスロック、敵魚雷に命中します!」
伊201の魚雷とはるみのアスロックが正面で接触し、爆発、海上に大きな水柱が立った。
晴風
マチコ「左30°に水柱を確認!」
楓「水中で爆発音を確認しましたわ、晴風に向けられていた魚雷二本全て、撃破されましたわ!」
芽衣「魚雷で魚雷を撃破、凄ぉ!!」
志摩「うぃ!」
幸子「はるみの戦闘能力が恐ろしい程、高いですね」
明乃「うん、そうだね」
鈴「ぜ、全速が出せれば、多分振り切れると思うけど」
麻侖「だから全速は出せねぇって!」
鈴「わ、分かっています~」
明乃「万里小路さん、相手の位置分かる?」
楓「恐れ入りますが、もっとゆっくり進んで頂かないと」
鈴「速度落としたら、やられちゃうよ!」
明乃「とにかく今は逃げ回ろう!」
はるみ CIC
はるみ乗員「アスロックの命中を確認、敵魚雷全弾、撃破しました」
畑宮「油断するな、まだ、脅威が去った訳じゃないからな」
はるみ乗員「了解」
2016年4月9日 午前2時前
マチコ「周囲、何も見えません」
真白「1時間経過か、速度差からも、十分距離は、開いたかと」
明乃「そうなの?」
真白「向こうも、最高速度でずっと水中を動けるわけじゃない」
明乃「じゃあ、何とか逃げられたかな」
鈴「逃げるなら任せて」
幸子「それって自慢する所ですか~?」
鈴「こ、ココちゃ~ん」
ある程度の時間が過ぎた頃・・・
明乃「万里小路さん、何か聞こえる?」
楓「あら、お許しあそばせ。起きておりますわ」
明乃「御免ね、こんな遅くまで、でも、もう少しお願い」
楓「畏まりました」
志摩「ふわぁ~、ねむ」
芽衣「ふわぁ~あー駄目だ~眠い」
ほまれ「そんな、みなさんに杵埼屋特製のどら焼きです」
晴風 マスト
マチコ「♪・・・!」
マチコがどら焼きを口にしようとした時、魚雷を視認
マチコ「雷跡2! 左120度30、こちらに向かう!」
晴風 医務室
ミーナ「え、え、え、な、何じゃ~!」
晴風の後方で魚雷が爆発した
はるみ CIC
畑宮「ソナー員、どうして、魚雷を捕捉を出来なかった!」
はるみ乗員「ソナーに探知されないよう、最高水深から放たれた可能性があります」
畑宮「となると、伊201は、確認の為に浮上している可能性があるな、ソナー員、アクティブソナーを使え」
はるみ乗員「了解、アクティブソナー、照射!」
はるみのソナー員がアクティブソナーを照射した。
はるみ乗員「ソナー反応あり、方位220°距離3500」
畑宮「副長、SH-60を発艦させ、周囲海域を捜索してみては、どうでしょうか?」
榎本「戦闘状態で発艦させるのは、危険すぎる」
畑宮「では、どう対処しますか?」
畑宮と榎本が伊201への対処を考えていた時、京原が、
京原「だったら、伊201を脅してみる?」
畑宮・榎本「え?」
晴風
明乃「あと6本」
真白「こんなに直ぐ見つかるとは」
ミーナ「このド下手くそな操艦は、何何だ!艦長は誰じゃい!・・この船はド素人の集まりか!」
幸子「今、潜水艦と戦闘中でして」
ミーナ「そんな事、分かっとる!、ならば夜戦中なのに照明が付けっているとは、何事だ!」
明乃「全部照明消して」
芽衣「何にも見えない!」
ミーナ「陽明を鳴らしておかないからだ!、航海灯も消せ!どま抜けどもが!」
鈴「こんな事したら、他の船とぶつかっちゃう」
ミーナ「戦闘時に自分の姿を晒すドアホがいるか!」
ミーナが次の事を言うとしたその時、はるみから再び警報音が鳴る。
ミーナ「な、何の音だ!」
幸子「再び、はるみからです!」
ミーナ「はるみ?」
明乃「私達と一緒にしている教官艦だよ」
明乃がはるみの短い紹介をした後、はるみのVLSから再びVLAが発射される。
マチコ「はるみ、再び噴進魚雷を発射しました!」
明乃「え、また、噴進魚雷?」
真白「一体、教官は、何を考えているんだ?」
ミーナ「というか、噴進魚雷は、対艦用だろう」
再び、放たれたVLAがある地点でブースターを切り離し、パラシュート降下後、海中の中で動き始める。
楓「はるみの魚雷を探知しましたわ、目標は、・・・え!?」
明乃「万里小路さん、どうしたの?」
楓「はるみの魚雷の目標は、伊201です!」
ミーナ「何!?」
明乃「そんな!」
真白「まさか教官は、伊201を沈める気なのか!?」
芽衣「嘘、でしょう・・・」
鈴「本当にお尋ね者になっちゃうよ~!」
志摩「うぃ・・・」
晴風・艦橋にいた全員が緊迫した状態になり、そして、大きな水柱が立った。
マチコ「左舷に水柱を確認!」
明乃「そ、そんな・・・」
真白「我々は、完全に反乱者となってしまった」
鈴「(´;ω;`)ウゥゥ」
明乃達は、本当に反乱者になってしまった事に絶望感に包まれていた。しかし、
楓「岬さん!スクリュー音を探知しましたわ!」
明乃「え?」
真白「スクリュー音?って事は、」
楓「はい、はるみの魚雷は、伊201に命中する寸前で爆発しましたわ!」
明乃「よ、よかった」
真白「はぁ、、」
艦橋にいた全員が安堵のため息をついた。
マチコ「左舷に気泡を確認!」
楓「浮上します!」
その時、無線機が鳴り響く、明乃が無線機を取る。
明乃「岬明乃です!」
京原「岬艦長!、これより当海域から離脱します。我が艦について来て!」
明乃「了解しました!、りんちゃん!、最大戦速ではるみの跡を追って!」
鈴「ヨーソロー」
そして、晴風は、はるみの跡を追いながら、潜水艦のいる海域から離脱して行った。
続く