2016年4月9日 早朝
晴風 医務室
明乃「美波さん、起きてる?」
美波「臣民暁を覚えず、魚雷に砲火の音、一服の茶をきすいする」
明乃「ありがとう、うわ~!しょっぱ~!」
美波「青人魚名物、塩ココア」
明乃「ひょとして、塩だけで砂糖を入れなかったの?」
美波「フン・・・(ニヤリ)」
明乃「美波さん、わざと・・・?、あっ、ところでシュペーの子は?」
その時、医務室の扉が開く
ミーナ「何だ?、ワシに何かようか?」
明乃「さっきは、ありがとう、おかげで助かったよ」
ミーナ「ふん、寝ていた所を叩き起こされたがな」
明乃「あ、聞いてもいい?貴方達の艦で何があったか」
ミーナ「我らがアドミラル・シュペーか」
明乃「そう、あ、もし、言いたくなかったら」
ミーナ「いや、わしもよく分からんが、聞いてもらった方がいいな、我らの貴校との合同演習に参加する予定だったのは知っておるな?」
明乃「うんうん、初めて知ったよ」
ミーナ「まぁ、それはいい、ワシらは合流地点に向かっていたんだが、突然電子機器が動かなくなって調べようとしたら誰も命令を聞かなくなった」
明乃「反乱?」
ミーナ「分からん、ワシは艦長から他の船に知らせるよう命じられて脱出してきた」
明乃「艦長?」
ミーナ「帽子を拾ってくれたのは感謝している。あの帽子は我が艦長から預かった大事な物‥シュペーに戻って艦長に返さなければ、必ず」
明乃「分かった、私も手伝うよ」
ミーナ「!」
美波「同舟相救う、その船を同じくして渡りって、風にあう渡ればその相救うや左右の手の如し」
幸子「艦長!校長からの全艦帰港命令が出ました!」
明乃「お!」
幸子「え~と、「私は全生徒を決して見捨てない。皆を守るためにも全艦可及的速やかに学校に帰港せよ』との事です!」
その後、今後の事を話し合うため、晴風とはるみが接舷し、京原と榎本がやってきた。
明乃「学校から全艦帰港命令が出ました。晴風も学校側が責任をもって保護するので戻ってくるようにって、帰還中は一切の戦闘行為は禁止だそうです」
あかね&ほまれ「良かった~」
真白「だがまだ広域には、晴風に対する警戒は続いている、どの港にも寄港できない、我々は、密かに学校に戻らねばならない」
明乃「それから、新しい友達を紹介します!ドイツの、ヴィナブラウシュガインゲンマメ、あれ、何だっけ?」
ミーナ「サイシュン!ヴィルヘルムスハーフェン校から来た、ヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルクだ、アドミラル・シュペーでは副長をやっていた」
明乃「長いから、ミーちゃんで良いかな?」
ミーナ「誰が、ミーちゃんじゃ!」
晴風の乗員がシュペーの乗員を話している時、京原は、悩んでいた。
榎本「艦長、この子達に我々の事を話しますか?」
京原「…例え、誤魔化してもいずれは、話さなくてはいけないわね、」
榎本「そうですね、分かりました。岬艦長、ちょっといいかな?」
明乃「榎本教官、どうしました?」
榎本「実は、我々は、本当の事を話そうと思うの」
明乃「どういう事ですか?」
明乃は、本当の事とは、何か分からずにいた。
京原「晴風の皆、これは、一回しか言わないから、よく聞いて」
晴風の乗員は、何を話すのかをまだ分からなかったがここで京原は、言う。
京原「シュペー及び伊201との戦闘で噴進弾や噴進魚雷を見たという人は、手を挙げてほしい」
京原の言葉に艦橋にいた全員が手を挙げた。
明乃「京原教官、一体、どうしたんですか」
京原「うん、実は、あの装備は、ブルーマーメイドやホワイトドルフィンには、搭載されていない装備なの」
晴風一同「え!?」
その場にいた晴風の乗員全員が驚いた。
真白「え、ブルーマーメイドやホワイトドルフィンには、搭載されていない装備って、どういう事ですか!」
真白は、その事に対して、詰め寄った。
京原「あの装備は、他の国で正式された装備を搭載している、そして、それを搭載しているはるみとそれに乗る私達は、最初からブルーマーメイド人間じゃないの」
明乃「え!」
芽衣「ブルマー人間じゃない」
京原「それに私達は、日本人のように見えるけど日本人じゃないの」
晴風一同「え!?」
真白「日本人じゃない、だったら、京原教官達は、何者なんですか!?」
京原「分かりました。私達が何者なのかを話すわね」
京原は、はるみは、元々日ノ出国で建造された最新鋭イージス艦であり、イージス艦とは何か、それを運用しているのは何処なのかを全て話した。
京原「これがはるみと私達の本当の姿よ」
晴風一同「・・・」
晴風の乗員全員が戸惑いを隠せずにいた。
真白「まさか、京原教官達が軍人だなんて」
幸子「信じられません・・・」
明乃「・・・」
京原「晴風の皆さん、今まで黙って言って、ごめんなさい」
頭を深々と頭を下げ、晴風の乗員全員に謝罪した。
明乃「教官を頭を上げてください」
明乃は、京原に頭を上げてほしいと言った。
明乃「誰も京原教官の事を責めていません、寧ろ、感謝しています、私達、晴風の皆を守ってくれたんですから!」
晴風一同「そうだよ!」、「教官がいなかったら、ここまで来れなかったしれないし」
京原「晴風の皆さん、ありがとう、今後も私達は、皆さんと共に行動します、これからもよろしくお願いします!」
そして、晴風とはるみは、横須賀を目指して動き出すのであった。
続く