日ノ出国、はいふり世界へ           作:冬吉

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第五十七話 物資調達

学校からの全艦帰還命令を受けたはるみと晴風は、針路を横須賀に向けて、航行していた。

 

2016年4月13日 午前10時

 

晴風 倉庫

 

媛萌「お米が120kg、缶詰肉が10箱程」

 

百々「まだまだ余裕っすね~、あっ」

 

百々がトイレットペーパーの段ボールに視線向ける。

 

媛萌・百々「ん?」

 

百々が段ボールを引っ張ると

 

百々「あれ!?」

 

トイレットペーパーの在庫がなくなっていた。

 

晴風 艦橋

 

真白「横須賀までどれくらい掛かる?」

 

鈴「えっ!?、えっと、26時間かな」

 

真白「艦長、可能な限り急ぎましょう、学校側から戦闘停止命令が出ているとはいえ、これ以上他船と遭遇したくない」

 

志摩「うぃ」

 

芽衣「あぁ~もう撃てないんだ~!」

 

真白「艦長?」

 

明乃「・・・」

 

真白「艦長!」

 

明乃「ん!?、ふぁ~ごめん」

 

幸子「「私、本当は武蔵のSOSに応えたいの!」「何を言っている!全艦学校に戻れと言われただろう!」「わかっている!でも!」」

 

艦橋にいる全員「アハハ・・・」

 

明乃「うん、きっと武蔵は大丈夫!私達は急いで学校へ戻ろう!」

 

媛萌「艦長!大変!大変!」

 

百々「一大事っす!」

 

30分後

 

はるみ 艦橋

 

京原「副長、横須賀まであとどのぐらいかしら?」

 

榎本「はい、現速力だと翌日の昼頃には、横須賀に到達するかと」

 

京原「分かったわ」

 

はるみ乗員「艦長、晴風から連絡です、ちょっと変な要請なんですが・・」

 

京原「変な要請?」

 

はるみ乗員「何でも晴風の生徒がトイレットペーパーを無駄に使用した事で在庫が底を尽くしたの事です」

 

榎本「何をやっているの・・・・」

 

京原「物資か、確かにさるしまの件がなければ、予定通りに補給艦から補給が得られたんだけどね」

 

榎本「それで、晴風は、何って言っているんだ?」

 

はるみ乗員「何でも四国沖にオーシャンモールとよばれる洋上の商業施設がある事からそこで調達する為、はるみの乗組員に同行してほしいとの事です」

 

榎本「同行っても言ってもな・・・」

 

京原「いいじゃないの、副長、岬さん達と共に行動してきなさい」

 

榎本「艦長に言われたら、仕方ないですね」

 

榎本は、物資調達に同行する乗組員を決め、航海科から2名、砲雷科から3名が志願し、計6名となった。

 

あくまで物資の調達であるが万一に備えて、9mm拳銃とMP5短機関銃を持たせた。

 

そして、はるみ搭載の複合艇に乗り、晴風の乗員と合流し、オーシャンモールに向かって行った。

 

明乃「ところで榎本教官、大きい鞄ですね、何が入っているんですか?」

 

榎本「あまり、見せたくないけどね」

 

そう言って、榎本は、鞄のファスナーを開けた。中身を見た明乃達は、ゾッとした。

 

明乃「あのそれって、拳銃ですか」

 

榎本「えぇ、本物の銃火器よ」

 

媛萌「え、それってまずいんじゃ・・・」

 

榎本「何事もなければ、使う事はないけど、何かあった場合は、脅し程度には出来る」

 

美甘「そ、そういうものですか」

 

その様な会話をしながら、オーシャンモールに向かうのであった。

 

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