日ノ出国、はいふり世界へ           作:冬吉

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第五十九話 調達終了と駆引き

2016年4月13日 夕方

 

榎本「取り敢えず、日用品と食料は、大体は、調達したわね」

 

はるみ乗員「あとは、何が必要ですかね・・・」

 

明乃「あとは、トイレットペーパー何ですが」

 

美甘「買い出し必要なお金、全て使い切っちゃたし・・・」

 

媛萌「今、あるのは、買い物時に貰えた福引券だけだし・・・」

 

はるみ乗員「そういえば、食糧調達の時に福引ができる場所を見ましたよ」

 

明乃「え!、何処にありましたか?」

 

はるみ乗員「えっと、確か食料品店の外にあったよ」

 

榎本「じゃあ、来た道を戻るか」

 

晴風とはるみの乗員は、福引の会場に向かっている時、

 

はるみ乗員「副長」

 

榎本「どうしたの?」

 

はるみ乗員「どうやら我々の後を追っている者がいます、どうしますか?」

 

榎本「泳がしておきなさい、おそらく"同じ人魚"よ」

 

はるみ乗員「分かりました」

 

福引会場

 

明乃「うーん、何が当たるかな・・・」

 

美甘「トイレットペーパーだといいね・・・」

 

媛萌「ポケットティッシュじゃないといいな」

 

榎本「もしも、はずれたら、私がトイレットペーパー代を出すから安心しなさい」

 

明乃「はい、ありがとうございます」

 

そして、明乃は、抽選器のハンドルを回す。

 

店員「トイレットペーパー1年分おめでとうございま~す!」

 

福引の1等であるトイレットペーパー1年分が当たった。

 

明乃「やった~!」

 

美甘「艦長、じゃなくて岬さん凄~い!」

 

媛萌「何て運の良い、抽選券1枚しか貰えなかったのに…」

 

榎本「何とも幸運な主だ…」

 

はるみ乗員「そうですね」

 

美波「でも1年分なんて如何やって、持って帰るんだ?」

 

明乃・美甘・媛萌「あ・・・」

 

榎本「取り敢えず、持って行ける分だけでいいんじゃないかしら」

 

明乃「そうですね」

 

明乃達が話している中、榎本とはるみ乗員は、

 

はるみ乗員「副長、やはり、我々を捕らえる気ですね、彼女達は」

 

榎本「そうね、何処かで作戦を練るを必要があるわね、岬さん」

 

明乃「榎本さん、どうしましたか」

 

榎本「買い物で疲れたでしょう、近くに珈琲店があったから、少し休みましょう」

 

美甘「え、でも、もうお金が・・・」

 

榎本「私が出すから大丈夫よ、但し、他の晴風の乗員には、内緒よ」

 

明乃・美甘・媛萌「やった!」

 

そうして、明乃達と榎本達は、珈琲店に入り、テーブル席に着くと明乃達は、好きな物を注文していた。一方、榎本達は、モール内の地図を見て、何かを話し合っていた。

 

明乃「あの榎本さん、何を話しているんですか?」

 

榎本「岬さんに晴風の皆、落ち着いて聞いて、買い出し終えた直後から見張られている」

 

明乃・美甘・媛萌・美波「え!?」

 

媛萌「誰に見張られているんですか?」

 

榎本「私と同じブルーマーメイドよ」

 

媛萌「ブルーマーメイド!?」

 

榎本「和住さん、落ち着いて、騒がしくすれば、一気に捕らえに来る」

 

明乃「どうしよう」

 

榎本「そこで考えがある」

 

30分後

 

寒川「平賀さん、対象が出てきました」

 

平賀「えぇ、追うわよ」

 

平賀達は、ゆっくりと距離を縮めながら、明乃達・榎本達に近づくと

 

榎本「小声(皆、走れ!」

 

平賀「な!?」

 

志度「平賀さん!」

 

平賀「追うわよ!」

 

寒川・志度「はい!」

 

榎本の判断に慌てた平賀達は、すぐに走りながら後を追った。

 

榎本「よし、皆、二手に分かれるぞ!」

 

志度「二手に分かれました!」

 

平賀「あなたは、晴風の乗員を!寒川、貴方は、私と一緒にはるみの乗員を追うわよ」

 

寒川「はい!」

 

路地裏

 

寒川「平賀さん・・・」

 

平賀「可笑しい、確かにここを入ったはずよ・・・」

 

寒川「でも、居ませんよ・・・」

 

平賀「一体、何処に・・・」

 

カラン、カラン、

 

平賀「ん?これは、一体・・・」

 

バン!

 

平賀・寒川「うわぁ!」

 

平賀「げほぉ、げほぉ、寒川、大丈夫!?」

 

寒川「はい、な、何とか、キャ!」

 

平賀「寒川!?どうしたの!、いた!」

 

煙の中、何者かが平賀達を取り押さえた、

 

寒川「は、離して!う、んー!!!!」

 

平賀「ちょっと、離しなさい!う、んー!!!」

 

榎本「小声(上手くいった?)」

 

はるみ乗員「小声(はい、上手くいきました)」

 

榎本「小声(よし、連れて行くぞ)」

 

                                          続く

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