榎本達の尋問で宗谷真霜が属している安全監督室は、晴風とはるみの無実を証明の為に奔走している事を平賀達から知った、しかし、その間にさるしまやシュペー、そして、伊201からの攻撃を受けていた事から平賀達の事をまだ信用する事が出来ない榎本は、平賀に他のブルーマーメイド隊員を撤収させる事を命令し、本当に補給艦を向かわせたを確認出来るまでは、手錠をかけた。その後、明乃達と合流したが拘束された平賀と寒川を見て、四人は、唖然していた。晴風に帰還する際、二梃のスキッパーの内、一艇は美甘がもう一艇には和住と美波は乗り、明乃は、榎本達が使った複合艇に乗った。一方、榎本達は、平賀達が乗ってきた哨戒艇に乗り、平賀と寒川は、腕に手錠を掛けられ、他のはるみ乗員に殺気立った目で見張られていた。哨戒艇を操縦している志度も榎本から殺気立った形相で見張られており、変な真似をすれば、即殺されると悟った。
2016年4月13日 夕方 合流地点
合流地点ではるみと晴風は、停泊していたが天候の変化なのか洋上はかなり荒れていた。
晴風
芽衣「そろそろ榎本教官と艦長達が戻ってくる時間だよね?」
幸子「此処で合流にしたんですけどねぇ~?」
真白「教官と艦長は、まだか!」
鈴「ひっ!?」
幸子「まだですねぇ~」
真白「何呑気に買い物してるんだ?」
五十六「ぬう~」
真白「ん?、ひっ!?」
真白は、五十六を見て驚いてしまう、理由は、昼間に現れた鼠を追いかけて、やっと捕獲してきたのだ。
志摩「かわ・・・・いい・・・・//////」
五十六「ぬっ」
五十六が捕らえたネズミ(?)を立石が持つと、俺の獲物を奪うな!と言うように奪い返そうとしたが
芽衣「こら・・・」
芽衣に抑えられて奪え返せないかった。
幸子「人懐っこいですねぇ~」
真白「生き物は、持ち込み禁止だろ!!」
幸子「飼い主が見つかるまで預かっておきましょう」
真白「んっ・・・・」
晴風 見張り台
マチコ「ん?・・・」
見張りをしていたマチコが遠くの水平線上に浮かぶ4つの物体を発見し、再度、確認すると
マチコ「!?、間宮・明石および護衛の航洋艦二隻!右60度!!距離200此方に向かう!!」
晴風と同じく、横須賀女子海洋学校が有している給糧支援教育艦間宮・工作支援教育艦明石、それを護衛する航洋艦浜風と舞風であった。
鈴「また攻撃されちゃうの~!?」
真白「嫌な予感が当たった!」
鈴「ど、如何しよう教官と艦長、まだ戻ってきてないし」
真白「ボイラーの火を落としてるから、いずれにせよ逃げられない!」
志摩「・・・・・」
明乃・榎本達、そして、平賀達も晴風に向かっていた。
そうしている間に晴風は、間宮、明石、浜風、舞風に囲まれた。
光「囲まれた!」
果代子「うぇ~」
鈴「逃げられないよ~!」
ミーナ「ドマヌケ共が何をやっている!!・・・艦長や教官は如何した!?」
幸子「まだ戻ってきていません!」
ミーナ「何~!?」
その時、
晴風 電探室
慧「電探に感あり!、大型艦1、巡洋艦9!」
見張り台
マチコ「前方より不明艦隊、こちらに向かう!」
真白「まさか、ブルーマーメイドの主力?」
真白は、不明艦隊がブルーマーメイドの主力艦隊と思っていた
マチコ「!、不明艦隊より発光信号!」
真白「野間さん、解読!」
マチコ「了解、タッスル、コウヨウカン「ハレカゼ」、シキュウ、ムセンヲアケラレタシ」
真白「八木さん、無線を繋げてくれ」
八木「分かりました」
そう言って、八木は、無線の受信を開始した。
八木「どうぞ」
真白「こちら航洋艦「晴風」副長の宗谷真白です」
???「こちら日ノ出海軍、第4派遣艦隊、旗艦いおうじま、貴艦は、直ちに武装解除せよ」
真白「(日ノ出海軍・・・確か京原教官がいた場所)こちら、航洋艦「晴風」、分かりました武装を解除します」
鈴「私達、捕まっちゃうの~!」
芽衣「副長!そんな事、従う必要ないよ!」
真白「無理に決まっているだろう、航洋艦2隻でも不利なのに、向こうは、10隻もいるんだぞ、しかも相手は、正規軍の艦艇何だぞ、」
晴風艦橋に気まずい空気が流れている中、
???「航洋艦「晴風」へこちらいおうじま、すまないが貴艦の隣にいるはるみのある乗員を呼んでくれないか?」
真白「誰を呼べばいいですか?」
???「はるみ艦長、京原和泉一佐、いや、京原和泉一等監察官だ」
真白「!?」
続く
ここ最近、忙しく投稿が滞ってしまって、すいません。