日ノ出国、はいふり世界へ           作:冬吉

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第六十四話 武蔵発見と東舞校における「はるみの話」

4月15日 太平洋

 

太平洋・日本近海海域を三隻の日ノ出海軍所属が航行していた。

 

第28駆逐隊所属「はまぎく」「あじさい」「さくら」

 

駆逐艦「さくら」CIC

 

(通信)乗員「通信長、哨戒中のSHより報告」

 

通信長「何だ?」

 

乗員「横須賀女子海洋学校所属艦を発見したとの事です。」

 

通信長「その艦の大きさは、?」

 

乗員「映像を出します」

 

通信長「拡大してくれ」

 

乗員「はっ」

 

通信長「此奴は、武蔵だな」

 

乗員「しかし、何故、この海域に武蔵が・・・」

 

通信長「分からん、すぐにこの情報を艦長に報告する」

 

艦橋

 

乗員「艦長、哨戒中のSH(哨戒ヘリ)が武蔵を発見したとの事です」

 

瀬川「分かった。この情報、僚艦二艦に報告する他、この海域に別艦隊は、いるか?」

 

乗員「同海域には、東舞校所属の艦隊が航行しております」

 

瀬川「よし、通信長にこの情報を東舞校艦隊にも回ませ」

 

乗員「はっ!」

 

同海域

 

東舞校教員艦隊 旗艦「あおつき」

 

東舞校主任「教頭先生、同海域を航行している日ノ出海軍から入電です、発第28艦隊所属艦「さくら」宛東舞校所属旗艦「あおつき」、武蔵を発見、北緯19度41分東経145度0分で巡行中、無線で呼び掛けるも応答無し」

 

東舞校教頭「・・・」

 

東舞校主任「ビーゴンの反応も消えてますし、恐らく無線も含め、電装系の故障だと思われます」

 

東舞校教頭「武蔵の位置を横須賀女子海洋学校に連絡しよう、まぁ、見つかって良かった・・・随分と心配しているだろうな、生徒の安全確保は、優先事項なのに、複数同時に実習艦が行方不明になるとは・・・」

 

東舞校主任「幸い伊201に乗艦していた我が校の生徒達は、全員無事に救出できましたが・・・」

 

東舞校教頭「晴風とはるみは教員艦(さるしま)とも撃ち合いになったというし・・・一体何が・・・いや、何が起きたにせよ、直ちに武蔵の保護に向かおう!・・・哨戒船を呼び戻せ」

 

東舞校主任「了解、そういえば、今回の教育艦の捜索に何故、日ノ出海軍も参加しているんでしょうか?」

 

東舞校教頭「本来であれば、日ノ出が出動する事は、無いがはるみが大きく影響してのかもしれんな」

 

東舞校主任「はるみって、最近、ブルーマーメイドに配備された新鋭艦ですか・・・」

 

東舞校教頭「表向きは、そう言われているが実際には、教官艦の補助する為に日ノ出海軍からブルーマーメイドに移籍してきた艦だ」

 

東舞校主任「じゃあ、はるみの乗組員全員」

 

東舞校教頭「あぁ、軍人だ」

 

東舞校主任「大丈夫でしょうか・・・」

 

東舞校教頭「多分、大丈夫だろう、これも聞いた話では、はるみは、女性幹部や新人隊員を育成する為に造られた艦だ、それに乗組員全員が女性で構成されているのは、日ノ出では、初めてだそうだ」

 

東舞校主任「我々は、男女別に違う艦を使っていますが日ノ出では、違うんですか?」

 

東舞校教頭「日ノ出海軍内にも女性軍人は、いるんだが日ノ出では、男女共用で艦に乗務しているみたいだ」

 

東舞校主任「やっはり、日ノ出と我々では、認識が違うみたいですね」

 

東舞校教頭「そうだな」

 

                                          続く

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