晴風 艦内通路
ミーナ「ん~、ちょっと小さいの・・・・・やあ、主計課は遊びに行かんのか?」
ほまれ「うっ、うん、後で行くよ!」
ミーナ「わし・・・・・避けられとるのかな?」
晴風 甲板
福内「聴取を終了したのでこれで失礼します。」
平賀「発砲についての正式な処分は帰港した後で学校から下されると思うけど、損害もなかったし厳重注意程度で済むんじゃないかしら」
明乃「ありがとうございます。」
榎本「平賀監察官、福内監察官、ご迷惑とご心配を掛けってしまい、本当に申し訳ない」
平賀「頭を上げてください、榎本監督官」
福内「榎本さんだけが悪い訳ではありません・・・」
榎本「そう、だな・・・」
平賀「では、横須賀まで晴風の事をよろしくお願いします」
榎本「はい」
福内「では・・・」
榎本「岬艦長、横須賀まで再び、貴艦と共に行動となりましたのでよろしく頼む」
明乃「此方こそ、よろしくお願いします!榎本教官」
榎本「うん・・・」
そう言って、榎本は、はるみに戻っていた。
明乃「タマちゃん!、お疲れ様!」
志摩「うぃ・・・・」
明乃「大丈夫だよタマちゃん!、学校にはちゃんと説明して私も一緒に謝るから」
芽衣「また私もばっちり付き添うよ、一応、海に落ちたことだし、念のため保健室に見てもらおうか?」
志摩「うぃ‥‥」
明乃「ん?、如何したのリンちゃん?」
鈴「うっ・・・うっ・・・」
明乃「皆と遊ばないの?」
鈴「さ、さっき心理テストをやったんだけど・・・・」
明乃「ん?」
鈴「私の性格って、真面目系クズって言う結果で・・・・」
明乃「え!?」
鈴「当たっていると思う、だって私、逃げてばっかりの逃げ逃げ人生だし・・・・」
明乃「逃げ逃げ人生?」
鈴「うん、小学校の時にね、皆で肝試しをしたんだけど、友達を置いて逃げちゃったの!」
明乃「・・・・」
鈴「いつもいつも気付いたら逃げてばっかりで、そんな時は、いつも1人で海を見てた、不思議と気持ちが落ち着いて・・・それで海が好きになって、ブルマーを目指して艦に乗っていれば逃げ場はないから逃げ逃げをやめられると思ってたんだけど、結局また艦ごと逃げ出して・・・・」
明乃「逃げるのは悪くないと思うよ!」
鈴「え!?」
明乃「だって、私達、3回も戦闘したのに無事なんだよ!、それは、リンちゃんが逃げてくれたおかげだよ!、的確に状況を見極めてうまく逃げるのはリンちゃんの長所じゃないかな!」
鈴「・・・・」
はるみ 左舷
榎本「・・・・・」
はるみに戻った榎本は、艦の左舷から青く輝く海を眺めていた。
榎本「(この世界は、他の国々と戦争がない理想的な場所・・・でも、戦争という実体という恐怖を知らない人々が多い、もし、晴風と同じ人間が突然、相手の命を奪えと言われたら、彼女達は、躊躇するかもしれない・・・だけど、私は、己や大切な人の守る為、私を武器を持って戦う、例え、死後が地獄であろうとも・・・」
晴風 医務室
美波「無憂無風、帰って良し」
芽衣「大丈夫だってさ、タマちゃん!」
志摩「う~い」
芽衣「う~、チュ、チュ」
美波「触るな、漂流物から拾ったから、菌を持っているかもしれない」
芽衣「の・・ほ・・・・やっぱ、解剖とかするの?」
美波「・・・ぬふふふ」
芽衣「う~い、行こうタマちゃん!」
志摩「うぃ!」
美波「うん?、はっ!?・・・んっ・・・」
続く