日ノ出国、はいふり世界へ           作:冬吉

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第七話

秋沢は、西南諸島での出来事を最後まで話した。福内は、灘沢砲雷長が言っていた「国同士の争いの経験がない及び攻撃をしなければならない」という事に彼女は、

 

福内「(私は、生まれてから戦争なんて経験せず、生きていた。でも灘沢さんは、戦場に行き、多くの命を奪っただけどやらなければ自分や大切な仲間を守れない。もし、また今回の様に武装した戦闘艦から攻撃を受けたら、私達は、苦渋の決断を下さなければならなくなる)」

 

平賀「福内?大丈夫、何か深刻な顔をしてたけど・・・」

 

福内「え、あ、大丈夫よ。考え事をしていただけよ」

 

平賀「なら、いいのだけど、秋沢艦長、そろそろ、我々は、帰還します。今日の会談の件は、海上安全整備局を経由して我が国の政府に伝えるでしょう。また、今回の武装艦隊の鎮圧に協力してもらってありがとうございました」

 

秋沢「あぁ、あと貴官達に報告がある」

 

平賀「はい、何でしょう」

 

秋沢「国防省から貴官達が指揮する艦隊を日本まで護衛せよとの命令を受けました」

 

福内・平賀「!」

 

秋沢「今は、我々と共に行動しているが万が一、再び武装艦隊の襲撃を受けたら、貴官たちの艦隊は、長く保てない可能性がある。どうだろうか」

 

福内「平賀、どうする」

 

平賀「断る必要はないわ。秋沢艦長、日本までの護衛をお願いします」

 

秋沢「分かりました。」

 

会話の後、平賀達は、帰りのヘリに乗り、みくらに戻っていた。秋沢達は、CICに戻り、みくらを含むブルーマーメイド艦隊を日本まで護衛を伝え、警戒態勢を維持する事を指示した。

 

みくら艦橋

 

寒川「平賀さん・福内さん、どうでしたか?」

 

平賀「えぇ、向こうの政府関係者と会談して、日ノ出国の件を海上安全委員会に報告するつもりよ」

 

志度「しかし、突然、所属不明艦から噴進弾が発射されていた事を聞いて、心配しましたよ」

 

福内「最初は、私達も心配だったのよ。でも、日ノ出の艦艇からも噴進弾が発射されたのだけど、その噴進弾が敵が撃った噴進弾を撃ち落とすしたのよ」

 

寒川「え!?噴進弾に噴進弾を当てたんですか?」

 

志度「信じられない・・・」

 

福内「私だって最初は、信じられなかったわよ。でも、本当に撃ち落としちゃったんだから、彼らを見て分かったのは、戦術が根本的に違うという事だけよ」

 

志度「私、彼らを見て、思ったんですが日ノ出は、絶対に敵に回してはいけない相手だと思いました」

 

平賀「そうね・・・」

 

寒川「そういえば、日ノ出艦隊がまだ、いますけど、どうしたんでしょう・・・」

 

福内「その事なんだけど、日ノ出は、私達を日本まで護衛してくれるそうよ」

 

志度「不明艦隊の対処だけでなく護衛までしてくれるなんて、何か申し訳ないですね」

 

福内「えぇ、でも、日ノ出艦隊は、今まで幾度の過酷な状況を乗り越えてきたから私達も何時か、彼らみたいな事をしたいわね」

 

志度「そうですね」

 

寒川「福内さん、針路は、横須賀ですか」

 

福内「そうよ、今回の件を”あの人”にも報告するのだから」

 

そして、みくらを含むブルーマーメイド艦隊は、日ノ出艦隊に護衛されながら日本国・横須賀市に針路を向けた。

 

                                    続く

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