※作中登場する魔獣「ケモグラ」は作者オリジナル魔獣です。
今日のテンペストは、雲一つない快晴であった。
風に揺れる小麦の穂の大河。
その揺れる穂の間に時折、ピョコ、ピョコ、黒い小さな猫耳が現れていた。
カサ、カササササと生き物が走る音が聴こえ、広大な麦畑を通るテンペストへ続く道の横に置かれた巨大な捕獲箱の所へ、固く短い毛に覆われた体長三十センチ程の、モグラ型魔獣ケモグラを咥えた黒猫が捕獲箱の上に飛び乗り、リグルドが上部の蓋を開けるとペッと捕獲箱に投げ入れ、『重力支配』で頭上に丸く固めたケモグラの群れも投げ入れる。
そこへもう一匹、四本の足先と鼻と口周りと胸辺りが白く後は黒色の猫が捕獲箱に飛び乗り、同じようにケモグラを口から離し投げ入れると、頭上に固めたケモグラの群れも投げ入れていく。
先に来た黒猫がカヤで、後に来た猫がモモカである。
「リグルド~ これで、最後だよー」
「わたしも、これで最後ね」
「おおー ご苦労様でした! カヤ様、モモカ様」
「『万能感知』でここら一帯を探って見たけど、もうケモグラはいないわね」
「そうそう、あたしの
「流石カヤ様、抜かりはないですな!」
巨大な捕獲箱の中には数百匹程のケモグラが蠢いており、リグルドの支持の元。数人のハイオーク達が軽々と捕獲箱より大きな荷車に乗せ、テンペストへ向けて荷車を引いていく。
「ねえねえ、リグルド。あれ、食べるの?」
「!? はい。あれは干し肉にすると、中々の珍味でして、酒のつまみには持って来いですぞ! しかも、皮は柔らかく丈夫で耐水性に優れており、小物を入れる袋や、金貨をなどを入れる袋など色々重宝しております。ケモグラの捕獲は難儀するものですから、助かります!」
「ふ~ん。じゃあ、その干し肉あたしにも分けてね! ニャフ。で、駆除は終わりだね! 後は……明日だっけ? ドワルゴンへのお使いは? なにげに罰一つ増えてるし。まあ、いいけども」
「はい!、干し肉は、カヤ様の分は確保しておきましよう。ドワルゴンへの、詳細はまた後程に」
「やたっー!」
「わかったわ、リグルド。では駆除終了の報告を、リムルにお願いね」
「了解です! それでは、これにて失礼します」
ペコリと一礼し、リグルドは先に出た荷車の後を追い駆けだしていった。
「おおー 早い早い。さすがホブゴブリンの
ニヒヒと笑いながらカヤは、ポワァーっと身体を光らせると亜神へと戻って行った。
モモカは「ちょっと、イングラシア王国のネコマンマ亭に用があるから」とそのまま『空間転移』して行き、カヤもテンペストへ『空間転移』する。
いつものように街中をプラプラしていると、後ろからラコルが声を掛けてきた。
「カヤお姉ちゃんー! なにしてるの?」
「おおー ラコル~ えーと、散歩?」
「あぁー いつものように、目的の無い徘徊だね!」
「徘徊いうな! ほんとラコルは子供のくせに、難しい言葉を使っちゃダメだぞ!」
「カヤお姉ちゃん。意味わかんないよ? 普通にみんな知ってる言葉だよ」
目をクリクリさせて言い返すラコルにカヤは「え? そうなの? 最近の子供は、そんな難しい言葉を知ってるんかー」など言い合いながら、二人並び歩き街中を散策していく。
そんな時、カヤは何かを思い出したように、ラコルに問い掛ける。
「そうだ、ラコル。モモカにスカイダイビングごっこの事話しただろ?」
「うん。モモカお姉ちゃんに、何してたのって聞かれたから、教えただけだよ」
「そうかー ラコル~ あれは秘密だって言ったよね、あたし。そうかー 言ったのかーラコル~ 秘密は漏らしたら、ダメなんだよ! これは、ペロロティだね!」
「カヤお姉ちゃん、
ラコルに間違い単語を指摘される、数百年以上生きているカヤ。
「え? こまかいことは、気にしない! ここじゃあれだから、あっちいこうか」
周りをキョロキョロして、人気のない路地を目にしたカヤは、歩きそこへ行く。
どことなく不審魔物にも見えるカヤに、ラコルは口に手を当てて笑いを我慢する。
ラコルの手を引き通りから外れた路地へ来ると、ラコルの後ろ襟首を掴み『重力支配』を併用してラコルが苦しくない様に、ヒョイと持ち上げる。
「ラコル。お姉ちゃんとの約束を破った罰として、お尻ペンペン一回だ!」
「えーとね。いいけどもぉ、痛いのは嫌だよ。それに言うなと言われたけど、約束はして無かったよね? カヤお姉ちゃん。 クスッ」
え? そうだっけ、などカヤが首を捻ってると後ろの空間がぐにゃりと
完全に気配を絶ってるモモカにカヤは気付かずに、ラコルに色々言ってる姿にモモカが不気味な笑みを浮かべる。
持ち上げられたままラコルはモモカが空間から現れたのを見て、小さくクスリと笑うも、モモカが口に人差し指を当ててニコリと笑ったので、こみ上げる笑いを必死に押さえ、尻尾が左右にプルプル小刻みに震えていた
「ラコル。じゃあ、いくよ。次からは秘密は洩らしたら、ダメだぞ!」
ラコルがスッと尻尾を上に上げ、カヤは軽くペシリとやろうと、右手を振り被り――
ズッパアアアアアアアアアアアン!!
物凄い音が辺りに響き渡り、通りを歩いていた人や魔物がカヤ達が居る方を振り返る。
モモカのミドルキックが、カヤのお尻に放たれた打撃音だった。
カヤの左手から離されたラコルは石畳みの道にシタッと降り立ち、カヤは両膝をつき、尻を突き上げた恰好で前のめりにゆっくり倒れていく。
カヤの骨盤粉砕。
あげく真っ赤に燃えるようにお尻が、シューッと煙を上げていた。
「あぁ……だか……ら……やる……ま……」
「あんた、ラコルにお尻ペンペンしたら、わたしがあんたの尻を真っ赤に燃え上がるまで、シバキたおすって言ったわよね。忘れた?」
完全に白目を剥いて声にならない声で言うカヤに、モモカが冷たく言い放つ。
「ほんと、カヤに伝える事があったから
「うん。ナイスタイミングだったよ、モモカお姉ちゃん! でもね、カヤお姉ちゃんは、本気で
ラコルとモモカは笑い合いながら談笑を始め、「そうだ、甘味処でもいこうか」とモモカが言い、それに「わーい! いくいくー」嬉しそうに返し、二人手を繋ぎその場を後にする、カヤを放置して。
後に残されたカヤは、プルプル震える見気手を上げ「ま、って……あた……しも、い」魔力回路を乱された影響で、ダメージ修復がおぼつか無いカヤ。
そこへ、警備にあたってたホブゴブリンが通報を聞いて来てみるも、倒れてるのがカヤとみるや、「ああーカヤ様ですか……問題無し! 撤収!」と、引きつれた部下二人と共に帰って行った。
カヤの悪行――もとい、カヤのやらかす日常は、既にテンペストに住む住人達の知る所であったのだ。
夜が明け。
翌朝になると、カヤとモモカはベスタ―の研究室に訪れていた。
「ベスターいるかい?」
忙しなく実験に勤しむ一人の研究員にカヤが声を掛けると、奥から様々な研究資料を抱え、少し寝不足気味な目をしたベスターが出てくる。
「これはこれは。お二人共ご足労願い、ありがとうございます」
「フフ。これくらい、気にしないでいいわよ、ベスター」
「いつもながら、暗殺者であるも、そこはかとなく漂う気品、流石ですな。モモカ様」
「あらま。褒めても、なにもでなくてよ。フフフ」
「おい、ベスター。あたしは、ガサツとでも言いたいのか?」
「いえいえ。カヤ様は、女性でありながらヴェルドラ様にも匹敵する、豪傑であります故、気品など無用でありましよう」
「豪傑か~ 良いこと言うね、ベスター君!」
(カヤ、あんたって――チョロニャン)
ベスターがモモカに掛けた言葉に対し、カヤが不機嫌そうに物申すと、ベスターはさらりとそれを躱し、カヤの喜びそうな言葉を送り、その場を上手く切り抜けていく。
元ドワルゴンの大臣であり、海千山千の者達とも渡り合ってきた手腕は、伊達ではかったのである。
それに喜ぶカヤをみて、モモカは心の声で〝チョロニャン〟と新たな呼び名を送った。
それから、ベスターはドワルゴンのガゼル王に渡す、研究成果などを纏めた資料と実験の様子を写した水晶球などを、研究室にあるテーブルに並べ、カヤとモモカにドワルゴンのガゼル王へ渡して下さいと告げる。
カヤが手にした大きな革製バックパックの口を広げ、次々と資料や水晶球を入れていき、入れ終わるとヒョイと背負った。
そこへ、モモカがバックパックに一枚の呪符を張り付け、小さく何かを呟きパンと短拍手を鳴らしたら、ポウッと淡く光り呪符が掻き消えた。
それを見たベスターが、興味深々に二人に尋ねた。
「えーと、モモカ様。それは封印か、何かでしょうか?」
「そだよー モモカ特製『覗く者には、死を!』の激ヤバ封印なんだよ~」
ベスターの問いにカヤがニコニコと答え、モモカが簡単に説明をする。
「そんな、危険な物じゃないですよ。わたし達以外の者が悪意を持って触れば、雷撃と爆炎、絶対零度の氷撃が襲う位ですよ。フフッ」
「あ、あぁ、そうなのですか。(いやいや、三つの属性攻撃が一度に襲うなんて、普通に考えて、えらいことですぞ!)中々に厳重な、封印ですね」
モモカの説明を聞いた研究員たちは、じりじりとカヤから遠ざかり、皆額にうっすらと汗を浮かべていた。
その様子にカヤは「悪意が無かったら、大丈夫大丈夫。間違って触っても、普通の人間なら、ビリビリ、アチチ、ツメタッ! で終わるから。ただし魔物なら、ウギャア、アギャアア、ホギャアア、って死ぬかな? ウヒヒ」
更に顔が青ざめていく研究員達の様子に、モモカは「やめい」とカヤの頭を軽くペシリ叩き「本当に盗もうとしない限り、誰が触っても安全ですよ」そうニコヤカに答え、緊張に包まれた空気を払っていった。
「ところでさー なんでドワルゴンの王が、あたしらに会いたがるわけ? ベスター、何か知ってる?」
「いえ、詳しい事は何も。ただ、お二人の力の程はガゼル王の知ることになったみたいです。それで、リムル様を通して一度お二人に、ぜひ会いたいと申しまして」
「――ふーーん。一国の王がねぇ。まあ、いいや。わかった、とりあえずこの研究資料とやらを、渡せばいいんだね?」
「はい。なにぶん、機密性の高い資料なので、よろしくお願いします」
「あいよ! じゃあ、いくか!」
「それでは、失礼しますね」
ベスターとのやり取りを終え、二人は受け取った機密資料を持ち、ドワルゴンへと飛翔して行った。
音速飛行であっという間に、武装国家ドワルゴンへと到着したカヤとモモカ。
門近くの牧草地に降り立った二人は、徒歩で門へと向かう。
「ほえ~ でかいなー 山脈に出来た天然の大洞窟に造られた国家って、すごいなー」
「あー あんた、初めてだったわね。ドワルゴン」
「モモカは、ここ来たことあるんだよね?」
「オトワの事で、何か情報ないかなと、お忍びで二回程来たかしら」
「へ~ しっかし、物凄い人や魔物の行列だなぁ」
他愛もない話しをしながら歩いていると、後ろからあからさまに因縁をつける声が、二人の猫耳に飛び込む。
「獣人? 亜人かな? お嬢ちゃん達~」
「大きな荷物背負ってるね~ お兄ちゃん達が持ってあげよう!」
「そうそう。いい子だからその背負った荷物は、置いていこうねー」
冒険者くずれの、男三人がススッとカヤとモモカの前を、通せんぼするみたいに立ち塞がる。
「あぁー これ、リムルが言ってた弱い魔物だけ狙う、あほんだらかー」
「そうみたいね。カヤ、ニクキュウグローブ付けなさいな。殺したら、ダメよ」
意に介せずに二人して話すカヤとモモカに、プレートメイルを付けた大男が「なに、ゴチャゴチャ言ってんだ! 大人しく、その荷物を渡しな!」と言うや「ほい」カヤが背負ったバックパックを降ろすと、そのまま大男に投げ渡した。
「そうそう、素直にわた――ボギャァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」
受け取った瞬間に、電撃が男を覆う様に絡みつき、爆発炎上し氷撃で凍らされる。
氷に覆われ失神した大男にカヤは近づくと、顔の部分だけ氷を蹴り砕いた。
「うんうん、これで息は出来るね。ニャフフ」
残る魔法使いの男と武闘家の男は、バックパックを受け取った仲間が、いきなり雷撃と爆炎攻撃に氷撃で凍らされたのを見て、何かヤバいものに手を出したんではと、恐怖に駆られた目でカヤとモモカを見る。
すると――二人の姿が消えた思ったら、目の前にいて、まず武闘家の男がカヤに右拳の当て身を腹部に入れられ、あっけなく地に沈む。
モモカはニコリと微笑み魔法使いの男に右手を差し出し、まるで握手でもしようと言う様に見え、魔法使いの男は恐る恐る自分も右手を差し出し、ゆっくり掴んだ。
その時、モモカの右肩甲骨がグリっと回った刹那――モモカの腕がしなるように波打ち、魔法使いの男の右手は斜め下に引っ張られ、男の右手から波動が昇って行きその衝撃が首を襲う。
ゴギッ!
鈍い音と共に男の首が上を向き、白目を剥きながら口から泡を吹き、崩れる様に大地へと倒れ伏した。
〝闇夜影千流 柔術・殺技
「うあ! モモカえげつなー! それ殺技じゃん! あたしはニクキュウグローブで優しく撫でただけなのに、ズルイ。ニャヒヒ」
「最大限に手加減してるから、死にゃしないわよ。曲りなりにも悪党やってるんだから、これくらい覚悟の上でしょ。フフフ」
二人は何事も無かったかのように、倒れた二人の男を凍ったまま立ち尽くす大男の前に投げ捨てると、メモ紙の上にローポーションを三つ置いていく。
メモ紙には『また、弱い魔物を狙ったら、次は殺すわよ! ウフフ』と書かれていた。
列の最後尾を目指して再び、歩き出したカヤとモモカ。
最後尾の列に着き、しばらく並んで自分達の順番が来て門番にテンペストからの使いだと告げ、ガゼル王への親書も合わせて見せると、それを見た門番が慌てて列の右側にある、貴賓客やお偉いさん達御用達の通路へと二人を案内する。
豪華な待合室でしばらく待っていると三人の文官が来て、二人がカヤ達に「武器を、お預かりいたします」そう告げられ、二人はカランビットナイフと千鳥、鈴蘭をそれぞれの文官に渡し、千鳥と鈴蘭は不用意に抜くと、とても危険なので絶対抜いたりして見ようとしない様にと、念を押す。
それでも見ようとする者がいるかもと、事故防止にこっそり千鳥と鈴蘭の鍔と鞘を止める様に、封印呪符を張り付けるモモカであった。
残る文官の一人が「こちらへ」と二人を案内していき、しばらく歩き一際豪華な大扉の前に辿り着くと、扉を守護する二人の兵士の内一人が「ジュラテンペスト連邦国よりの使者。お付きで御座います!」凛と通る大きな声で二人の到着を伝えると、内側からギギィイッと大きな扉が開かれた。
中へ入るとドワーフ女性の文官がいて、カヤ達に向かって軽く一礼すると「どうぞ、こちらへ。ガゼル王がお待ちで御座います」とガゼル王の前へと誘っていく。
ガゼル王が座る椅子の前に二人は来て跪こうとすると、それを手で止め、対面の二つ並ぶ椅子に座るように促し、口を開いた。
「おお、亜神の姉妹よ。よく来てくれた、歓迎するぞ!」
その言葉に二人は、椅子に座る前にガゼル王の前に跪くと、キリッと引き締まった顔で挨拶を始める姿は、完全お役目モードであったのだ。
「初めましてガゼル王。寛大なお言葉、勿体なく思います」
「お初にお目にかかります、ガゼル王。魔王リムル陛下から、預かりました研究資料の数々、お受け取り下さい」
最初に挨拶をしたのはモモカで、次にカヤが挨拶をし手に持ったバックパックをモモカの前に持っていき、モモカが右手を当て「解」小さく言葉を発すると一瞬呪符が現れ、青白い炎を上げ掻き消える。
封印が解除されたのを確認したカヤは、近づいてきた男の文官にバックパックを渡し、モモカと顔を合わせ頷き椅子に座る。
ガゼル王の後ろにはバーンとドルフの二人が立ちもう一人、宮廷魔導師のジェーンが並び立っていて、モモカの封印術を見て「ほう。中々に高度な封印じゃな」と感嘆の声を上げる
モモカの渡した親書に目を通していたガゼル王は一通り読み終えると、文官に親書を渡し、ゴホンと一つ咳払いをする。
「カヤとモモカよ。今宵は細やかな、晩餐の準備をしておる。部屋も用意しておるから、しばらくそこで、くつろぐがよかろう」
「え? ――ちょっと、待って下さい! そんなこと聞いてませんよ!?」
いきなりの、今日はここで飯食って泊っていけ宣言に、慌ててカヤが口を挟む。
「はい、ガゼル王。リムル陛下からも伺ってますので、お言葉に甘えて御相伴に与らせて頂きます」
モモカがニコリと微笑み言葉を返すと、カヤが小声で「なに、モモカ知ってたの? なんであたしに言わないの? めんどくさい! 帰るぞ、このー!」最後の方はあからさまに声が大きく、ガゼル王達にも聞こえていた。
やれやれとした顔でガゼル王は、カヤに告げる。
「ああ~ カヤよ。リムルから言付けだ。『カヤ。勝手に帰ってきたりしたら、あれだからな!』だそうだ」
「えぇー……(あれって、あれか! あれしかないよな――シオンの手料理!)あぁぁ。はい、わかりました。謹んで御相伴に与らせてもらいます(チッ!!)」
かくしてカヤとモモカは、ここドワルゴンでガゼル王の細やかな歓待を受けることに成ったのであった。
ガゼル王がヴェルドラと互角にやりあった亜神に、ぜひ一度会ってみたいとリムルに話し。
同盟関係である手前、秘密にも出来ず。
機会があったらそちらに使者として、そちらに向かわせると約束をしていたのだ。
で、今回の件を理由にお使いと称してモモカには目的の詳細を告げ、こう言う事を殊の外面倒臭がるカヤを見越し、逃亡阻止のため伏せていたのである。
うにゃーーーー! リムルーーーー! 騙したなあああああ!
ここまで読んで頂き、本当に感謝です!
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