転生したらネコムスメなんだけどの件   作:にゃんころ缶

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 お待たせしました。九十二話です。






九十二話 終焉の時

 

 

 ジュラの大森林は広範囲に燃え。

 

 

 燃え広がる炎は、勢いを増し大森林全体を包もうとしていた。

 

 

 ブルムンド王国があった地は地形が変わり、もはや人の住める大地とは掛け離れていた。

 

 イングラシア王国の大地は、真っ赤に(たぎ)る溶岩に埋め尽くされていた。

 

 他の国のあった大地も様々な変貌を遂げており。

 

 大地から湧き出る黒い水滴みたいなものが。

 

 プクリ、プクリ、と空中に浮かび上がって行く。

 

 

 影獣ではない、異形な魔物が生まれ、跋扈していた。

 それは、手足が四本だったり、六本だったり。

 果ては脚の代わりに、幾本もの触手を足代わりに這いずる魔物すらいた。

 

 その異形な魔物が発する声は、呻き声であったり、叫び声や、ブツブツと意味不明の言葉を発するものまでいた。

 

 その中。

 

 二つの影が、飛び交い、時には交わり。

 凄まじい轟音を響かせ、大地ごと異形の魔物を巻き込み抉り取っていく。

 

 果てることの無い、戦い。

 

 共に究極の力を手に入れた物同士の、死闘。

 

 どちらかが、倒れ、死ぬまで終わることは無い。

 

 だが……。

 

 カヤ(モモカ)の魂と存在の消滅が、刻々と迫っていた。

 

 能力を使うたびに、削られていく――

 生命エネルギー。

 

 己の宿命の為にカヤ(モモカ)は、命の炎を燃やし尽くしていく。

 

 ネコマタの周りを囲むように白色の魔素粒子を、撒いていくカヤ(モモカ)。

 

 ネコマタは、意に介せず攻撃をカヤ(モモカ)に叩き込んでいった。

 

「クカカカッ どうしたどうした! 時折、体が透けて来ておるぞ? あれか、あれなのか? お前、存在が消えかけておるのでは、無いのかえ?」

 

 嬉しそうに吐き捨て、嗤い、歪に顔を歪め笑みを浮かべていく。

 

「余計なお世話だ! ババア!!」

 

 ネコマタの言葉に怒号で返し、超高圧縮した魔力弾を連続で放つ。

 

 ドドドドドン 炸裂する魔力弾が、回避行動を取るネコマタを追う様に、連鎖爆発していった。

 

 常時全力展開している、〝神・狂乱舞〟が悲鳴を上げ始める。 

 過大な負荷の中、生命エネルギーを燃やし続ける……権能。

 

 稼働限界を超えても、稼働し続け――

 それは暴走を始めていく。

 

 際限なくブーストを続ける〝神・狂乱舞〟は、不必要に生命エネルギーを消費し始め。

 

 カヤ(モモカ)の限界活動時間を、加速させ削り始めていた

 

『ヤエ! 〝神・狂乱舞〟の制御頼む! このままじゃ完全に暴走する! モモカ、あれはまだなの!?』

《緊急制御術式展開……安定……しかし、更に負荷増大! カヤぁあ! 長くは持ちませんよ!?》

『もう少し……気付かれたら、お終いだから……ごめん、耐えて』

『わかったぁー! 存在が希薄になり始めてるから、慌てず、急いでなああああああ!』

 

 ネコマタと激しい攻防を繰り広げるカヤ(モモカ)の手足が、透けては元に戻るを繰り返し始める。

 

 代償とも言える呪いが、姿を見せ始めていく――

 存在の完全消失。

 

 その影響は、カヤとモモカを知る者たちから――

 二人に関する記憶だけを、静かに、静かに喰らい始めて行った。

 

 結界で異空間に封じ込められているテンペストは、来訪者や住民の安全の為。

 一時的に、市民その他の外出禁止令を出していた。

 

 そんな中でもこっそり外出する者はいるもので、商業地区の地下街酒場のとあるBARに冒険者の男たちが集まり、酒盛りをしていた。

 

 そこに。

 

「なあ、最近……あの姐さん見ねえな。どこで、飲み歩いてるんかね?」

「さあな、あの方は自由……なんだっけ? 人? 魔物? だっけか?」

「お前ら酔ってんのか? だっけもなにも、カ、ぁぁぁぁ……あ?」

「そろいも揃って、名前忘れたのか? ほんと馬鹿なんだからな。あの方はな!……え? えーと、あれだ、あれ?………………誰だ?」

 

 まず、そんなに親しい者では無い者から、記憶が消し去られていった。

 次々にカヤとモモカを知る者から、記憶を喰らい消し去っていく呪い。

 

 それは、リムル達にまで……牙を剥き始めた。

 

『ちっ……来たな。あいつらが自分に掛けた術の代償とも言える、呪いが』

主様(マスター)。既に魂の回廊で繋がってる者たちには、対抗手段を施してあります》

『おっ、と。 流石だな、シエルさん!』

《私たちが、お二人を忘れなければ――あの二人と、ヤエを助ける鍵になるやも知れません》

『なんだと!? 突破口は見つかったのか?』

《いえ……しかし、九十九階層までの深層意識における術式の記憶を紐解くと。おのずと見えてきます。あの呪符術の根源を成す――言霊(ことだま)が》

『言霊だと?』

《はい。古来より言霊は、言葉に宿る魔力、霊力と言った意味合いがあり。主様(マスター)の元居た世界では祝詞(のりと)や、呪詛(じゅそ)と言った方が判りやすいかと》

『あぁ、確かにな』

《お二人のいた世界では、言葉に念を乗せ。それを呪符に転写、もしくは呪文を書き。念と言う魔力を込めて使用していたと。それを……恐らく魂を媒介に強力な力を行使していた。その術を行使する為に、魂の力――(すなわ)ち、生命エネルギーを使用していたと、推測します。お二人のいた世界は、非常に魔素が薄く。その代替えに、生命エネルギーを使用したのでしょう。使い過ぎれば、術者の命を奪う術法。それが呪いなどと言う不合理な術式となり、それがお二人の……いえ、闇夜一族が作った呪符術の正体なのでは、と。ですから、思いの元となった術式を、深層意識から見つけ出すのです!》

『見つけるって……具体的にどうやるんだ?』

 

 シエルはそこまで言い切ると、更に言葉を重ねていく。

 

《根本である呪符術の根源を成すもの――それを見つけます。言霊によって相手を死滅させたり、認識を阻害したり等様々ですが。この言葉を魔力、もしくは霊力に乗せる行為が、呪力の類と断言します。それを常時て、呪符術と言っていたのでしょう。思いの力……その念は、時として尋常ならざる力を生み出します。それならば、どこかにあるはずです。最初の元となった念による術式が》

『ふむ……と言う事は、言葉を念に乗せ、呪文を符に書き、それを行使していたと、言う事なのか?』

《概ねその通りです、主様(マスター)。お二人の呪符術式は強力過ぎて解除は、ほぼ不可能です。ですが、新たな術式の上書きは出来るのです。その為には残る最後の深層意識階、百層の防壁を突破しなければなりません》

『ふむ……。なあ、シエルさん。そこには、何があるんだ?』

《あの術式の元になった、何かです。新たな術式を構築するには、その元となった術式が必要なのです。それを新たな術式として再構築し、その術を再度お二人に、主様(マスター)が掛けるのです。そして、その術式を行使する為の膨大な魔素量(エネルギー)は、お二人の極・超魔力縮退炉術式から溢れる余剰魔素量(エネルギー)を、疑似魂の回廊を通じて虚数空間に保管。既に必要量は、満たしています》

『なるほどなぁ。じゃあ、俺が二人に新しい術式を、掛ければいいんだな?』

《はい、その通りです。主様(マスター)には、私が構築した新たな存在確定術式を、行使して頂きます》

『ふうむ……よし、わかった! シエルさん、頼んだぞ!』

《はい、お任せください。後は、百層を突破する鍵を攻略すれば……しかし厄介ですね。十の鍵から成る最終防壁ですか。記憶、言葉、何かの符号……あらゆる暗号鍵を試してみるとしましょう》

『最後の、深層意識階の防壁か。頼むぞ、シエルさん!』

《はい、主様(マスター)

 

 リムルが頼むと言った言葉にシエルは《はい》とだけ返し。

 すぐさま、最後の百層攻略に没頭していった。

 

 リムルはシエルが百層の防壁を突破するのを、静かに待つことにした――シエルを信じて。

 

 リムルとシエルが、二人を救う手立てをしている時に。

 ネコマタとの戦いに、最後が訪れようとしていた。

 

 モモカの結界が、ネコマタがいる周囲の空間事包み終えた。

 

 重力結界が発動する。

 

 〝魔重封縛・天魔封陣〟

 

 パンとカヤ(モモカ)が短拍手を鳴らした。

 

 同時に襲い来る、超超高重力の嵐。

 

「なんじゃ、これは……この、超超高重力は……我の『重力支配』でも、御しきれぬとは」

 

 カヤ(モモカ)のまき散らす、白色魔素粒子の正体とは。

 

 一つ一つの粒子が、超超高重力を纏う粒子であった。

 

 カヤ(モモカ)の中のモモカが、カヤ(モモカ)が戦ってる最中に、ネコマタの周囲に直径三千メートルの球体結界を形成し。

 その中を超超高重力の粒子で満たし、超超高重力レンズを形成した。 

 凄まじい超超高重力レンズによりネコマタのいる空間は、時空間の捻じれを起こし。

 

 超超高重力レンズの真ん中に囚われたネコマタの時間が、徐々に遅くなってくる。

 

 これは、ブラックホールが光を吸い込み時空間を捻じ曲げ、時間さえ遅らせていく現象を利用したもの。

 

 ラミリスの研究室で、シエルが纏めた物理に関しての資料の中にこれを見つけ、モモカが思いついた策であった。

 

 時間の進みを限りなくゼロにして、『因果律操作』を発動させずに――

 カヤの権能で倒す。

 

 その策に、ネコマタが掛かったのだ。

 

「おのれぇ! 『空間転移』を……座標が……定まらぬ……転移座標が算出できぬ。超超高重力結界か、これは!」

 

 時空間の歪みに囚われ、ネコマタは自決を試みた。

 己の〝魔核〟を砕き、復活でこの重力結界を逃れようとしたが。

 復活地点の座標すらも捻じ曲げるモモカの重力結界からは、逃れられなかった。

 

「クカカッ……やりおるわ、小娘どもが。この魔素粒子一粒一粒が、超超高重力を発生させるとは。ギリギリまで隠してたか……時の流れが、段々……と遅……くなってき……てお……るな。見事じゃな……だが……こ……れ……で……おわり……に……は……せぬ……ぞ」 

 

 限りなく時の流れがゼロに近くなり、ほんの数秒だけ――ネコマタの時が、止まった。

 

《カヤ! 今です!》

『カヤ、やりなさい!』

 

 モモカとヤエの声にカヤは、左腰に差した桜華の鯉口を切る。

 

 スーッと腰を落とし。

 

 右足を前に出し、左足を後ろに引き。

 鞘に右手を軽く当てる。

 

 

 言霊が、静かに紡がれる。

 

 我が斬撃は 全ての物を斬る 刃

 森羅万象 あらゆる 事象を斬る 刃

 全てを断ち切る その刃の名は

 

 神威(しんい)抜刀 零の太刀

 

 〝虚空閃刃・絶無(コクウセンジン ゼツム)

 

 いつ抜いたのかさえ分からぬ、神速の抜刀。

 

 右斜め上に抜き放った刃が、微かな振動を発し震えていた。

 この時〝神・狂乱舞〟の強制停止が、ヤエの権限で行われていた。

 

 時空間斬撃はネコマタを捉えた重力結界ごと、あらゆる事象を斬り裂き。

 時の流れさえ斬り裂いた。

 

 ネコマタの体が、ピシッと音を立て、周辺の空間ごと胸の部分が斜めに切られ、ゆっくりとズレて行った。

 

 胸の中心、〝魔核〟を形成する反心魂が斜めに断ち切られる。

 

 ネコマタの権能、『因果律操作』が同時に斬られ――

 消失した。

 

 ネコマタの〝魔核〟が砕け散り。

 体が、魔素粒子へと分解していく。

 

「ククク、ククッ。我の魂を権能ごと斬ったか……あらゆる事象を斬る権能とはのう。お前に、我が究極能力の一端を与えたのは……不覚だったのう。これでは、復活も、出来ぬか」

 

 徐々に崩壊を始めた体を地上に降ろし。

 

 〝破幻ノ理・天壊兇想(テンカイキョウソウ)〟の術式が崩壊を始めていくのを、あの使い魔であった鈴音の顔で、静かに見渡していく。

 

 異形な魔物が次々と魔素粒子へと分解していき、キラキラと輝く粒子に光を放ちながら天に昇って行った。

 

 その光景は、星をも包む壮大な光となり。

 さながら、蛍の群れが星を包み隠すようにも見えた。

 

「口惜しいのう……。後、一手だったものを。お前たちを侮り過ぎたのかも、知れぬな。だが、この荒れた大地は、元には戻らぬぞ。今から、長い長い年月を掛けて浄化せねば。人も、魔物も済めぬぞえ」

 

 悔しそうに言うその顔は、さほど悔しそうにも見えず、どこか嬉しそうにも見えた。

 

「まあ。リムルたちが、また人や魔物が住める大地にするよ。凄いんだぞ、リムルたちは!」

「ふん。戯言を」

 

 ネコマタの前に来たカヤ(モモカ)が、ホワーッと体が薄くなり、また元に戻るを繰り返しながら、言葉を返す。

 

(われ)は、もう消滅するが――お前たちも、この世界に実体化するのも限界みたいじゃのう。共に、消滅するか。何とも、愉快なことじゃのう。クカカ」

「お前を倒せば、未練はないよ。ネコマタ」

「未練か……クカッ。じゃが、のう。我の――勝ちじゃ」

「あぁ!? 何言ってんだ? もう、因果律操作は出来ないんだぞ。あたしが、斬り飛ばしたからな!」

「ククッ……(われ)が、何の手も打たずに、死ぬと思うのかえ? あらゆる事象を斬る権能など、最悪極まりないことよ。流石に因果律まで断ち切られたら、我も為す術もないからな。だから――」

「だから? なんだ?」

「万が一にでも、我が死ぬようなことがあれば、『因果律操作』が自動で発動する、ある事を仕込んでおいたのじゃよ。ククッ それはな。(われ)が死に、権能が消滅しようとも……消滅の瞬間に一つだけ、権能を行使する術を、仕込んでおいたのじゃ」

「なんだって!?」

 

 そこまで言うと、ネコマタは喉をウググッと鳴らしながら、黒い球体を吐き出した。

 

 それは、うねる様に回転していた。

 

「カヤ。いや、香弥よ。最後に教えてくれぬか?」

「なんだ? ネコマタ」

「お前は、憎しみの感情があれば、人を憎んだかえ?」

「……あぁ……憎んだかもな。人の頃ならば、な」

「そうか……我の憎しみを否定せずに、立ち向かうとはな。お前たちの記憶に触れた時に、わかった事がある。それはな、一番生かしてはいけなかったのは――桃華の方だと、な。たかが小娘と捨て置いたのが、徒になったのう……唯一の、失態じゃ。お前たちの持つ、予知夢の力に気付いておれば、あるいは……まあ、今となっては、詮無きことよ。桃華が何をしたのかはわからぬが。我を倒す算段は、構築しておったのであろう。ほんに、忌々しい一族じゃ……。いや、お前達一族の長だった弥月(みづき)は……? ククッ、今になってこれを、思い出すとはのう。これも、反心魂に取り込まれた者の、呪いかえ。だがこれも、我の選んだ道じゃ」

 

 呟くように最後の言葉を言い。

 ネコマタは最後の〝憎念〟に満ち溢れた言葉を、カヤ(モモカ)にぶつけた。

 

「さあ、我からの、置き土産じゃ。憎しみに染まった世界より、悲惨な事になるぞえ……クカカカカカカカカ。止めれるものなら、止めて見せよ。カヤ、モモカよ! 神の領域に足を踏み込めれば、あるいは、かのう。我の憎しみは、世界――いや、この宇宙さえも滅ぼすぞえ!! クカカカカカカカカ クカカカカ……クカカカカッ………………」

 

 最後まで憎しみを捨てなかったネコマタは。

 

 空間に木霊(こだま)する嗤い声を残しながら、砂が崩れる様に、魔素粒子へと霧散していった。

 

 ネコマタの残した黒い球体。

 

 それは、ブラックホールであり、カヤ(モモカ)の眼前で成層圏まで上昇し、宇宙空間に出た。

 そしてまたたくまに巨大化し、月と同じ大きさまで膨れ上がると……。

 

 黒い、表面が――

 

 裂けた。

 

 

 ブラックホールが裂けて、中の特異点が剥き出しになっていく。

 

 これこそが、モモカが見た予知夢の最後の映像にあった光景。

 

 ネコマタが仕掛けた、〝憎念〟の世界を作ることより。

 最兇最悪な、置き土産。

 

 ありえない、現象。

 ブラックホールが裂けると言う、現象。

 

 ネコマタは、万が一死ぬ時があれば、体内に隠し持ったマイクロブラックホールを『因果律操作』で、裂けないという原因を、裂けるといった結果に置き換えるようにしていたのだ。

 

 

 ビッグバン。

 

 この星で、新たな宇宙の誕生が起きようとしていた。

 

『モモカ……これって……』 

『ええ、わたしの予知夢の最後の場面にあったものだわね。あの映像だけは、解析できなかったけど……まさか、星……いえ、この宇宙ごと新しく造り変えようなんて、思わなかったわね』

《宇宙創成……そんな記録、リムルさんのいた日ノ本でも。理論はあっても、実際に見た記録はないですもの。流石に、予測のしようが、ありませんでしたね》

『ねえ、ヤエ。その理論と、SFの世界の話でもいいわ。シエルから何か、聞いてないかしら?』

《あります。ほんとうに対処できるのかは、未知数ですけど、も》

『まあ、やるしかないよ。やらないで諦めるよりか、いいよ』

『そうね。ここまで来たら、何としても救おう――皆を、この世界を!』

《やりましょう。カヤ! モモカ!》

『最後のひと踏ん張りだね……全ての生命エネルギーを、使うよ!』

 

 

 徐々に剥き出しになっていく特異点。

 

 そこを目掛け、カヤ(モモカ)は『空間転移』していく。

 

 いつの間にか、星を覆っていた魔素粒子は霧散して消えており。

 〝情報生命体〟となったカヤ(モモカ)のバックアップは無くなり。

 本体の情報子を残すのみとなった。

 

 

 リムルたちとこの世界、この星を守る為に。

 

 

 三姉妹は、最後の命を燃やし尽くすことを――

 

 決意する。

 

 

 

 





 九十二話を読んで頂き、ありがとうございます!

 次回最終話!! 読んで頂ければ、幸いです。





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