(リメイク中)ワイアット提督に転生したらガ○ダムじゃ無かった件について…(連載版   作:名無之助

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リメイク版第3話・ヤマトの発進と新生地球艦隊の産声

西暦2199年 2月11日、この日、宇宙戦艦ヤマトが地球を発進し、イスカンダルへの旅路の一歩を踏み出した。

 

無論、そこに至るまで順調では無かった。

 

2月10日にガミラスの偵察部隊による攻撃により、ヤマトへ搭乗予定だった幹部士官が避難したシェルターが被害を受け、半数以上が戦死してしまったのである。

 

不幸中の幸か、古代守以下3分の1の幹部は難を逃れ、その他のものも幾人かは負傷はしたが、命を取り留めた。

 

彼らが生き残った理由は、シェルター内であっても宇宙服の着用義務化とシェルターの外壁強度の見直し、対ビーム防御の強化をワイアット少将が軍上層部に働きかけ、実施されていた事による。

 

偵察部隊を率いていたガミラス空母はヤマトが主砲にて撃沈し事なきを得た。

 

そして迎えた宇宙戦艦ヤマト発進の日、ガミラスが発射した惑星間弾道弾が地球に迫ってきた。

 

この時、土方竜 新連合宇宙艦隊司令長官の指揮の元、残存地球艦隊が緊急発進し、迎撃作戦が開始された。

 

そこに、冥王星会戦での戦闘結果を受け昇進したワイアット中将も自身の艦隊を率いて参加していた。

 

作戦参加艦艇

極東艦隊

 

金剛型宇宙戦艦 霧島

磯風型 夕霧

 

欧州艦隊

 

改マゼラン級宇宙戦艦 キング・ジョージ5世

磯風型 レーベレヒト・マース

 

北米艦隊

村雨型 ハワイ

 

僅か5隻という小さな艦隊だった。

 

しかし、それでも彼らは残った火力を使い迎撃を試みる。

 

「巡洋艦ハワイにショックカノンの発射準備を命令!他の艦は弾道弾への統制射撃を開始する!」

 

土方司令の命令が伝えられる。

 

「…紳士として客人を持てなそう…」

 

「弾道弾の回転軸測定完了!火器管制システム異常なし、全砲門発射準備完了!」

 

「旗艦より攻撃開始の命令来ました!」

 

「全砲門撃ち方はじめ!礼儀のなってないお客人には退場願おう!」

 

巡洋艦ハワイを除くすべての艦からミサイルやビーム、果ては対空火器まで全ての砲火が弾道弾にさっとうする。

 

やったか

 

誰もが思ったが、爆炎が晴れると弾道弾は健在だった…。

 

続いてプラズマによる衝撃波が艦隊を襲う。

 

衝撃波から立ち直り第二撃を行おうとしたが、旗艦霧島がシステムトラブルで火器管制システムがダウン、他の艦も武装にダメージを受け射撃不能となる。

 

少し離れてショックカノンの充填をしていた巡洋艦ハワイは如何にか無事で、ワイアットが乗る戦艦キング・ジョージ5世も武装の幾つかはダメになったが未だ攻撃能力は有していた。

 

「再計算の結果、弾道弾ヤマト到達まであと8分!地球大気圏まで5分!ハワイのショックカノン発射準備完了まで5分です!」

 

「ハワイのショックカノン発射準備完了まで時間を稼がなければな…紳士は諦めが悪いのさ…残りの全武装で再度弾道弾へ攻撃せよ!」

 

ワイアットが乗る戦艦キング・ジョージ5世からビームとミサイルが放たれる。

 

しかし、管制システムに異常があったのか半分が外れてしまう。

 

再度の衝撃波により、キング・ジョージ5世の火器管制システムもダウンしてしまう。

 

「再計測結果出ました!弾道弾の地球大気圏到達まで6分30秒!ハワイのショックカノン発射準備完了まで4分20秒です!」

 

巡洋艦ハワイでは、プラズマによる衝撃波を受けながらも辛うじてショックカノンの発射準備を進めていた。

 

衝撃波により艦の姿勢制御システムが異常をきたしてしまい、駆逐艦レーベレヒト・マースが牽引システムを使いそれを補助するという荒技で、如何にか発射態勢を整えた。

 

「敵、惑星間弾道弾、ショックカノンの軸線に乗った!姿勢制御に注意!少しでもブレるとこれまでが無駄になるぞ!発射10秒前!レーベレヒト・マースに退避勧告!」

 

5

 

4

 

3

 

2

 

1

 

ショックカノン発射!

 

ハワイから放たれた一条の光が弾道弾を捉え、大規模な爆発が起こる…地球艦隊の弾道弾迎撃は成功したのだ!

 

程なくして、軌道上に宇宙戦艦ヤマトが現れる。

 

「司令、ヤマトです!艦隊旗艦よりヤマトに発光信号確認、【貴艦ノ任務ノ完遂ト無事ノ帰還ヲ祈ル】です!」

 

「では本艦もヤマトに発光信号、内容は【我、貴艦ノ使命ガ無事完遂サレルト信ジ、無事ノ再会ヲ願ウ】と私の名で打ってくれたまえ…」

 

そう指示を出し、ワイアットはヤマトに対して敬礼して見送った…。

 

 

数日後、ワイアットは欧州管区の軍の地下ドックにいた。

 

そして彼が見る先には何隻かの戦闘艦が改修工事を受けていた。

 

しかもその中の一隻は新型艦である。

 

「これが、新しい機関の搭載を完了した艦艇かね?見た事がない艦艇もあるが…」

 

案内をしてくれた兵士にワイアットは尋ねる。

 

「閣下、この艦は閣下の新しい旗艦となる艦であります。その他の艦艇も、閣下の指揮下に入る艦艇となります」

 

その言葉の意味がわからずワイアットは首を傾げるが、そこに軍の高官が現れる。

 

「失礼、ワイアット中将でよろしいか?」

 

高官が敬礼しながら聞いてくる。

 

「そうだが、何か用かね?」

 

ワイアットも答礼しながら答える

 

「では、地球連邦防衛宇宙軍総司令部よりの辞令を伝えます」

 

その言葉に、ワイアットは姿勢を正し、その時を待つ。

 

「辞令【発、地球連邦防衛宇宙軍総司令部作戦部、宛、地球連邦防衛宇宙軍欧州管区宇宙艦隊司令グリーン・ワイアット中将、本日現時刻ヲ持ッテ欧州管区宇宙艦隊司令ノ職ヲ解ク。続ケテ、宇宙戦艦ヤマト支援部隊トシテ、第一特務艦隊司令ヘノ着任ヲ命ズル】以上となります。特務艦隊は今目の前にある艦艇群ですね、イスカンダルからの波動コアはヤマトに搭載されましたが、解析し、現在生産態勢に入ってますので3から4日以内に搭載が可能となるでしょう…その後はヤマト支援のために発進してもらう事になります。それまでに乗組員との顔合わせなど済ませる様にとのことです。それでは私はこれで」

 

高官が去ったあと、ワイアットは再び艦艇群へ目を向ける。

 

自身の旗艦となる艦だと紹介された艦を見て、ワイアットは呟く…。

 

「バーミンガム…いや、細部が違う…しかし、そうだな…お前も転生してきたみたいなものだな…何の因果なのか…私がワイアットだから…か?」

 

そう呟くとワイアットは早速仕事に取り掛かるためにその場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

ワイアットの奥さんの名前を募集します。奥さんの見た目はウマ娘のゴールドシチーを人間にして歳を取らせた感じの上品なマダムです。

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