(リメイク中)ワイアット提督に転生したらガ○ダムじゃ無かった件について…(連載版   作:名無之助

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リメイク版第4話・新生地球艦隊出撃

私が特務艦隊司令となった翌日、中将に昇進して間もない私だが、中将として、艦隊司令として書類仕事に追われていた。

 

まあ、それはどうでも良いことだが…世間ではガミラス軍冥王星基地がヤマトの活躍で壊滅した知らせを受けてのお祝いムードというか、お祭り騒ぎというような熱狂で、防衛軍の兵士や将校ですら祝勝会の様な事をする者が出てくるほどの騒ぎになっていたが、新生地球艦隊ともいうべき特務艦隊の将兵はそんな世間とは関係無いとばかりに私の発案での地獄のような訓練をこの数日間の間行っていた。

 

理由?

 

艦隊の出撃予定まで余り日にちが無い事と、艦隊運動や艦内配置やダメコンなど戦闘に必要なあらゆる分野に置いて経験が不足する新兵も多い為に、過密な訓練スケジュールを組まなければならないと判断した。

 

…そうせざるを得ない状況であった。

 

私の率いていた艦隊やその他、経験豊富だが、乗る艦が修理中か廃艦となったりして待機中の兵、士官を出来るだけ集めた為に数日である程度マシな…必要最低限の練度を獲得する事には成功した。

 

簡単に言うと、艦内で戦闘配置やダメコン対応時に遭難する兵や士官がでなくなった。

 

あとはどれだけ早く配置につけるか、命令に対してどれだけ即応出来るかの訓練をしていこうという所だが……

 

兵の一部に訓練の過密さから反発が出ていると報告があった。

 

1日24時間の内、各科の必要分野の座学が3時間、単艦での戦闘を想定した艦内のダメコンや戦闘配置などの戦闘訓練7時間、艦隊戦用のシミュレーターシステムを使用した艦隊の連携、統制射撃、陣形変更などを含む艦隊運動の訓練4時間、食事は3食分合わせて1時間30分、そして15時に30分のティータイム(休憩)、入浴から消灯まで1時間あるし、6から7時間は睡眠できるだろう計算で計画を作ってきたつもりだが…

 

無論、この内容の他に抜き打ち戦闘訓練や、抜き打ちダメコン訓練を追加して行ったりもしたが、過酷過ぎたかね?

 

1日14時間の訓練だが……

 

その話を副官にしたのだが…

 

「貴方みたいに興味本位で防衛陸軍のレンジャー訓練や空挺降下訓練に参加する様な人間からしたら楽な訓練に見えるんでしょうけど、普通の艦隊運用の訓練としてはいささか厳しいかもね?」

 

と返されてしまった。

「君だって防衛軍格闘技術競技大会にでて本職の空間騎兵隊や防衛陸軍やらの隊員の自信を木端微塵にしてたじゃ無いか……独立特殊作戦部隊群の中隊長だかを失神させてトラウマ植え付けたのを忘れた訳ではあるまい?」

 

「あれはあっちがセクハラ発言したからつい…て20年も前の話を持ち出して恥ずかしく無いのですか?」

 

「………それは…その」

 

私は思わず視線を逸らす。

 

決して副官の眼光が恐ろしかった訳では無い!絶対にだ!ただ目を合わせていられなかっただけで紳士がお、お、恐ろしさに負けるは、はずが、なかろ?

 

「まあ、それでも必要な事なのは分かるから、その件はこちらで対処しますので心配は要りません。各艦の艦長などからも異論は出ていませんし、貴方が率いていた欧州管区の艦隊でも同じ訓練をしていたのでしょう?」

 

「いや、私の率いていた艦隊では今の8割程度の訓練…ヒっ」

 

「司令?後でオハナシしましょうね?」

 

副官の美しい笑顔に私は快く紳士的に返事をした。

 

「はい!分かりました!」

 

と…

 

「ただ、時間がないのも事実ですので、この訓練は継続で良いでしょう…なるべく練度を上げなければこの先は兵らの命でその対価を払わなければ成りませんからね…」

 

「そうだな……そんな事は二度とあってはならんからな…紳士として、1人の指揮官としても確りと弁えているつもりだよ」

 

「それなら良いですわ……あと、貴方に隠していた事があるのですが、こちらをどうぞ」

 

そうして渡された書類には、私の娘の名前が書かれていた……書類の頭には【BBY01・宇宙戦艦ヤマト衛生科要員名簿】と書かれていた。

 

私は思わず副官を見た。

 

「ヤマトの援護に行く理由がもう一つ増えましたわね、貴方?あ、もう勤務時間過ぎてるので私は自室へ戻りますね」

 

副官…いや、彼女は微笑みながらそう言って敬礼すると私の執務室から立ち去った。

 

私は紳士だから動揺しない、ただ、混乱しているだけで取り乱してはいない。

 

紳士は紳士らしく紳士で紳士だから大丈夫だ!問題ない!

 

ーー

 

翌日

 

防衛軍司令部から特務艦隊出撃の命令が発令された。

 

出撃は明日、2月20日と決定された。

 

私は艦隊が整備されている基地のドックに艦隊の全将兵を集め、全員にその事を告げ、檄を飛ばす。

 

「諸君、先も言った通り我が艦隊に宇宙戦艦ヤマトの支援、及び援軍として出撃の命令が下された!知っての通り、宇宙戦艦ヤマトの使命は惑星イスカンダルにてコスモリバースシステムなる装置を受領し、地球に持ち帰る事にある!彼らのその使命は地球人類の命運を背負ったものであるが、我らもその使命の旅路に加わることとなる!

諸君!出撃に際して私は諸君に改めてかける言葉は持ち合わせていない!私が諸君に求めるのは、諸君が地球連邦防衛軍の一員として、入隊時に宣誓した職務の宣誓の通りに、防衛軍軍人として地球連邦の全国民の盾となり、矛となることを期待するのみである!

諸君!出撃は明日1300である!それまでは休暇とするから大切な者や家族らとの時間を過ごすなり各々悔いのない様過ごしてもらいたい。

最後に、地球に残りたいものは本日中に申し出ること、また、明日の出撃時間までに来なかった者も残留希望とみなす。

諸君、私は諸君に誓う。紳士として必ず使命を果たし、地球へと帰ってくる事を!以上だ」

 

「艦隊司令に敬礼!!」

 

号令と共に将兵が敬礼する。

 

私は兵らの顔を見ながら、この中の幾人が地球へ帰ってくる事が出来るのかと考える。

 

ふと視線を感じると、副官が私に微笑みかけてくる。

 

その瞳には信じていると、そして、余計な事を考えるなと、そう言っている様に感じた。

 

そうだ、今は使命を果たす事のみ考えよう…それしか出来ないのだから…。

 

ーー

 

翌日

 

欧州管区に唯一残っていた宇宙港より9隻の艦隊がイスカンダルを目指して出撃していった。

 

艦隊の乗員に欠員は1人も居なかった。

 

ーー

 

特務艦隊

 

指揮官 グリーン・ワイアット中将

 

副官 ーーーー・ワイアット

 

旗艦バーミンガム級宇宙戦艦【バーミンガム】

 

波動エンジン搭載型マゼラン改級宇宙戦艦【レナウン】【シキシマ】

 

波動エンジン搭載型サラミス改級宇宙巡洋艦【ウィチタ】

 

アーレイ・バーク級巡洋艦(原作リメイク版のパトロール艦)【アーレイ・バーク】【ジョン・ポール・ジョーンズ】

 

ドレイク級宇宙駆逐艦(旧作ヤマト2の駆逐艦)【ドレイク】【バーナード】【カゲロウ】

 

 

 

 

 

 

 

 

ワイアットの奥さんの名前を募集します。奥さんの見た目はウマ娘のゴールドシチーを人間にして歳を取らせた感じの上品なマダムです。

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