(リメイク中)ワイアット提督に転生したらガ○ダムじゃ無かった件について…(連載版   作:名無之助

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リメイク版第5話・ワープ、そして実戦

2月21日、特務艦隊は出撃後、何ごとも無く太陽系火星軌道に到着していた。

 

特務艦隊は定期的にヤマトから送られてくる航路情報を取得しつつの航海を行うこととなっており、ヤマトの航路をなぞるように前進するほかなかった。

 

「……例の人物の容態は?まだ航法システムへのリンクは厳しいかね?」

 

私は副官に尋ねる。

 

「そうですね、冥王星会戦の際に回収された時には彼女(・・)の宇宙船は損傷のせいで生命維持装置に不具合が起きてましたから……軍医の話では少なくとも後2週間は治療が必要だと…治療後も余り無理をさせられる状態では無いと言うことで、航法システムへのリンクは先生の許可次第と言った所ですね」

 

「そうか……」

 

そう言って私は紅茶の入ったカップに口をつける。

 

口の中で広がる上品な紅茶の香りと風味、旨味……やはり紅茶はいい…

 

「ふむ、このダージリンの香りと味、正に紳士にふさわしい……さて、そろそろ定刻だ。全艦にワープの準備に入るよう伝達してくれ。ただし、ワープ前に再度各部の点検とシステムチェックを行う様に、特に艦隊間のワープ座標連動システムの最終確認は念入りに行うように伝えてくれたまえ」

 

「了解です」

 

指示を出して少しして、点検終了報告が入る。

 

「司令、全艦各部点検、システムチェック完了!異常ありません」

 

その報告に頷き、私は指示を出す。

 

「全艦に達する!これより本艦隊は、艦隊として初のワープ座標連動システムを使用したワープに入る。ワープに関しては既にヤマトが成功しているが、かと言ってリスクが無いわけではないというのを肝に命じ、緊張感を持って各員の役割を果たすようにしてもらいたい、以上だ」

 

そして、その時がくる。

 

「ワープ開始、ワープ機関作動!」

 

「ワープ10秒前!各員ベルト着用、及び最終確認!」

 

5

 

4

 

3

 

2

 

1

 

「ワープ!」

 

ーー

 

不思議な体験をした様に思う。

 

よく覚えてはいないが、不思議な浮遊感があった。

 

「ワープ成功!成功です!脱落艦無し、現在位置は太陽系外縁部!現在各部の点検中!」

 

「どうやら…上手くいったな…」

 

そう、胸を撫で降ろした瞬間に背中に悪寒が走る様な感覚に襲われハッとする。

 

「全艦周辺警戒!索敵をー」

 

最後まで言い切る前にオペレーターが叫ぶ。

 

「敵艦隊の反応確認!後方10宇宙キロ艦隊の真後ろを取られました!艦種識別、巡洋艦3、駆逐艦8隻!熱源発生!敵艦隊の発砲と思われます!!」

 

「全艦回避運動!駆逐戦隊は回避後反転し敵側面へ回り込め!巡洋艦及び戦艦隊は敵艦隊へ牽制射撃と同時に機関最大で急速上昇!」

 

艦のエンジンがうなりを上げ、艦首が上をむき急激に上昇する。

 

敵の砲火は艦隊の下を通り過ぎていく。

 

そして、特務艦隊の駆逐戦隊が快速を活かし敵艦隊へ襲い掛かる。

 

「行くぞ野郎どもぉ!串刺しにしてやれぇい!!」

 

「「イヤァーッハー!!」」

 

駆逐艦【ドレイク】を先頭に突撃した駆逐戦隊は一撃離脱を徹底した。

 

「ミサイルは使うな!砲手!敵艦の艦橋とエンジンを集中して攻撃しろ!ワイアット中将に良いとこ見せて美人なお姉さんを紹介してもらうぞ野郎ども!」

 

「「おう!」」

 

「「テメェらうちらは美人じゃねえとかイワねぇよな?」」

 

「「…」」

 

ミサイルを節約するために主砲のみを使い敵艦隊の駆逐艦2隻と巡洋艦1隻を血祭りに上げる。

 

「敵巡洋艦撃沈!我が艦隊の巡洋艦及び戦艦隊の反転終了!攻勢に出ます!」

 

「よし!イタリア男の意地は見せた!トンズラだ!」

 

「「おう!」」

 

そして特務艦隊の戦艦隊と巡洋艦隊による攻勢が始まる。

 

「あのやり方…アドリアーノ中佐は相変わらずな様だな……全く…では、紳士として客人をもてなそう…全艦扇状に展開して前進、敵艦隊を半包囲の元十字砲火で撃滅する!」

 

「敵艦2隻左舷から接近!アーレイバークが応戦中」

 

「シキシマ、艦首に直撃も損害軽微!敵巡洋艦2隻撃沈!」

 

「正面から敵駆逐艦くる!主砲斉射!撃て!」

 

旗艦【バーミンガム】の正面から突っ込んできた敵艦は【バーミンガム】の主砲が艦首から艦尾を貫通し轟沈した。

 

更にその後ろに居た艦も貫通した主砲に貫かれ撃沈された。

 

「敵駆逐艦2隻排除成功!アーレイバークも敵2隻撃沈!優勢です」

 

「敵艦隊残り2隻!」

 

気づけば敵艦隊は中破無いし大破状態の駆逐艦2隻を残すのみだった。

 

オペレーターからのその報告に私は少し置いて口を開いた。

 

「敵艦隊に降伏勧告をしたまえ…もはや彼らに戦う力はないだろう」

 

しかし、彼らは勧告への返事として攻撃を行なってきたために已む無く撃沈した。

 

敵艦隊を撃破した我が艦隊は補修作業終了後に予定の行程へ復帰、ヤマトとの合流を目指し前進を再開した。

 

戦闘宙域を離れる際、勇敢だった敵に対し我々は敬礼を持って敬意を示しその場を離れるのだった。

 

 

 

 

太陽系外縁部遭遇戦

 

特務艦隊損害

 

戦艦【シキシマ】軽微

 

巡洋艦【アーレイ・バーク】小破【ウィチタ】軽微

駆逐艦隊 全艦軽微な損傷

 

戦死 0

負傷 十数名

 

 

 

 

 

ワイアットの奥さんの名前を募集します。奥さんの見た目はウマ娘のゴールドシチーを人間にして歳を取らせた感じの上品なマダムです。

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