(リメイク中)ワイアット提督に転生したらガ○ダムじゃ無かった件について…(連載版   作:名無之助

7 / 7
第7話・カレル163

2199年 3月31日にガミラス軍次元潜航艦UX-01による襲撃を受けたヤマトは、そこからガミラス軍の名将ドメルにより追い詰められていた。

 

そして、ワイアット率いる特務艦隊はヤマトのその状況を知る由もないままにヤマトとの合流を目指して航行していた。

 

「…静かなものだな…先日の重力異常の痕跡があった宙域は大変だったが…」

 

そう言ってワイアットは艦橋にある艦長席に座り紅茶を口にする。

 

ワイアットが思い出していた重力異常のあった宙域…それはヤマトが次元断層から脱出した宙域の事である。

 

特務艦隊は運良く次元断層にハマることもなくその宙域にワープアウトしたのだが、重力異常があることを艦隊の各艦のセンサーが検知したため、慎重に航行していたところ、ガミラス軍の数隻単位の艦隊と数回ほど遭遇戦となっていた。

 

ワイアットがそんな事を思い出しつつ紅茶を飲んで一息ついていた、そんな時である。

 

「司令!戦闘痕らしき痕跡を前方40宇宙キロ先にて確認!ヤマトとの合流予定宙域です!ヤマトの姿は確認出来ません!」

 

オペレーターの報告にワイアットは直ぐに反応した。

 

「全艦警戒体制!乗組員はただちに配置につけ!警戒しつつ予定宙域まで前進せよ!」

 

「了解!」

 

 

そして、宙域についた艦隊は、確かに戦闘痕を確認したが…ヤマトの残骸がない事からヤマトは生存しているという共通認識の元、2隻づつで散開しヤマトの捜索を開始した。

 

数時間後

 

「ヤマトの痕跡はまだ見つからないかね?」

 

ワイアットは務めて冷静に振る舞っていたが、内心は焦りが生まれていた。

 

ヤマトに乗り込んでいる愛娘が心配だったのである。

 

「司令!ジョン・ポール・ジョーンズのセンサーがワープの痕跡と思われる重量異変を発見!異変はすぐに消えたとの事ですが、ワープアウト予想座標の計算に成功とのことです!」

 

直ぐにワイアットは命令した。

 

「全艦集結せよ!集結次第直ちに艦隊はヤマトを追いワープを行う!」

 

 

ーーー

 

同時刻 宇宙戦艦ヤマト カレル163宙域

 

ヤマトは追い詰められていた。

 

「くそ!どれだけ居るんだ!」

 

「弱音を吐くな相原!」

 

「くそ!更に敵艦隊の増援!2時方向にワープアウト!数は30!」

 

何十隻と現れるガミラス艦隊によりヤマトは集中砲火を浴びていた。

 

それによりヤマトの盾である波動防壁も消耗し、貫通した砲により遂に被弾してしまう。

 

「左舷高角砲群大破!右舷艦首魚雷発射管被弾!右舷艦首魚雷発射不能‼︎」

 

「波動防壁消失!」

 

「前方にワープアウト反応!超大型戦艦確認!」

 

ヤマトの前方に現れた艦、ドメラーズ三世に対してヤマトは前部主砲、副砲の斉射をするが正面装甲にて弾かれてしまう。

 

「ふむ…ヤマト…相手にとって不足なし!全艦前進せよ!」

名将ドメルの指揮により前進してくるドメラーズ三世率いる艦隊に対しヤマトクルーは怯んでしまう。

 

「て、敵艦隊前進してきます!敵大型戦艦発砲!!っうわ!」

 

「第一主砲被弾!大破!」

 

「敵戦艦突っ込んできます!ぶつける気か!?」

 

「もうダメか!」

 

ヤマトクルーたちが怯む中、突如として一喝が艦橋に響く

 

「狼狽えるな‼︎」

 

「死中に活路を見出さねばこの窮地を脱することは出来ない!島‼︎機関最大!ぶつけるつもりで突っ込め‼︎」

 

「は、はい!機関最大!ヨーソロー‼︎」

 

艦長沖田は矢継ぎ早に支持を飛ばす。

 

「古代!ぶつかると同時に敵戦艦に主砲斉射!」

 

「り、了解!」

 

 

敵艦隊の猛烈な集中砲火に晒されながらも突進していくヤマト…そして凄まじい衝撃がヤマトクルーを襲う。

 

ヤマトはドメラーズ三世にぶつかり、艦の左舷側を擦り付けながら、文字通りゼロ距離射撃を浴びせガミラス艦隊を突破……した様に見えたその時である…

 

「やるな、ヤマト…だが…勝つのは私だった様だ」

 

ドメルは勝利を確信し、

 

「……前方に多数のワープアウト反応!敵艦隊出現!」

 

「…っ!」

 

ヤマトは絶望しかける。

 

 

その時であった。

 

現れた艦隊の内数隻が爆散する。

 

「何!?」

 

ドメルは突然の事態に対応が遅れた。

 

そしてその隙は致命的であった。

 

 

「飛んで火にいる何とやら…全艦!ヤマトを囲む敵艦隊に向かい突撃せよ!」

「友軍だ!友軍艦隊ワープアウト!敵艦隊は混乱している模様!」

 

突然現れた友軍にヤマトクルーは士気を上げた。

 

対照的に突如現れた地球艦隊によりワープしてきた増援艦隊は翻弄され、混乱状態となる。

 

精強で知られるドメル艦隊が翻弄されていた。

 

その光景にドメルは寧ろ口角を上げ呟く

 

「地球艦隊、侮り難し…」

 

気づけばドメル艦隊は突破されていた…すぐに反転し追撃しようとするが、ドメルは本国へ召還命令が出され、やむなく撤退する他無かった。

 

 

「敵艦隊撤退して行きます!」

 

「友軍艦隊接近します!友軍艦隊より入電《貴艦との合流を心より歓迎する、地球連邦防衛宇宙軍特務艦隊司令グリーン・ワイアット中将》です!」

 

 

斯くして、特務艦隊は宇宙戦艦ヤマトと合流するに至ったのである。

 

 

 

 

ワイアットの奥さんの名前を募集します。奥さんの見た目はウマ娘のゴールドシチーを人間にして歳を取らせた感じの上品なマダムです。

  • キャサリン
  • クリスティーナ
  • ララァ
  • マイ
  • ティアラ
  • ユーリ
  • エイダ
  • アルトリア
  • ジャンヌ
  • スーザン
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。