どこかおかしいバンドリ。   作:石油爆発

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暴走白鷺さん

「おーい、千聖~?ちょっといいか~?」

 

「何かしら〇〇。」

 

「ここの問題に詰まってて教えてくれない?」

 

「全く、授業中に居眠りばかりしてるからよ。」

 

「すまん、ちょっとバイトが忙しくてさ。」

 

「しっかりして頂戴。でも居眠りしてる〇〇の寝顔は可愛くて毎日眺められて幸せだけど。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?あれ?」

 

「どうかしたかしら?悩んでる顔も可愛いわね。」

 

「えぇっと、千聖さん?」

 

「時間が惜しいわ。早く済ませましょう、でないと〇〇の写真達を眺める時間が減ってしまうわ。」

 

「………。」

 

「口が空いてるわよ、指入れてもいいかしら?」

 

「っ!」

 

「焦って口を閉じないで頂戴。焦るところが可愛くて心臓が持たないわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーい、千聖~。」

 

「あら、〇〇。」

 

「先生の伝言なんだけど、今日のノート回収担当の奴が休んでるから任せたって。」

 

「そう、わかったわ。」

 

 

 

 

~回収後~

 

「結構あるわね。」

 

「俺も手伝うよ。女優が怪我したら大変だし。」

 

「あら、珍しいわね。」

 

「たまには俺も働きますよっと。」ヨイショ

 

「………。」

 

「あれ?千聖?」

 

「話しかけないで、〇〇の優しさで逝くのを理性で留めてるから。」

 

「あ、ごめん?」

 

「ふぅ、大丈夫。なんとかなったわ。」

 

「………。」

 

「何黙ってるのよ。その唇にキスするわよ。」

 

「………さっさと行こうか。」

 

「ええ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ、千聖。」

 

「何かしら私の〇〇。」

 

「……………女優ってやっぱり忙しいよな。」

 

「そうね、色々大変よ。〇〇以外と演技でも恋愛なんて嫌よ。」

 

「聞くんじゃなかった。」

 

「あら、珍しく呆れてるのね。」

 

「ほっとけ。」

 

「好きよ。」

 

「グフッ………。」

 

「好き。」

 

「………そういうの色んな意味で良くないぞ。」

 

「そう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………。」

 

「…………。」カリカリ

 

「…………。」

 

「……今日は何もないのね。」

 

「そりゃあそうだろ。」

 

「そう。」カリカリ

 

「………。」

 

「………。」カリカリ

 

「…………なんで婚姻届書いてんだよ……。」

 

「〇〇、ここに名前と判子を押してもらえるかしら?」

 

「丁重にお断りします。」

 

「あら、いきなり破局なんて。」

 

「破局も何もないでしょ。」

 

「私は愛してるわ。」

 

「俺は好きも愛してるも言った覚えはないぞ。」ピッ

 

「あら、そうだったかしら?」ピッピッ

 

「そういう事だから俺はピッ『千聖 好き だ 愛してる』……なんでさ。」

 

「これで両想いね。」

 

「楽しいかそれ。」

 

「そんな訳ないじゃない。」

 

「だろ?やめとけ。悲しくなるだけだろ。」

 

「楽しくも悲しくもないわ。」

 

「んぁ?どういうこった。」

 

「幸せなのよ。」

 

「………はぁ。」

 

「ため息なんて良くないわよ。吐いた分の空気私が入れてあげましょうか?口で。」

 

「てか、大体さ。千聖まだ結婚できねぇだろ、まぁ俺もだけど。」

 

「あら?予約することに越した事はないわよ?」

 

「もっと先を見ようぜ。こんなことしたら千聖の人生がどうなるか、とかさ。」

 

「なるほど、もっと先、ね……。」

 

「あぁ、わかってくれるだろ?」

 

「えぇ、とっても理解したわ。」

 

「よかった、大惨事になる前に千聖が治ってくれて。」

 

「もっと先……子供の名前はどうしようかしら。」

 

「あ~~。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんで夜空なんて二人で眺めてるのさ。」

 

「たまにはいいじゃない。こういうのも大切よ。」

 

「今日は星がよく見えるなぁ。」

 

「えぇ、とっても綺麗ね。」

 

「…………千聖も綺麗だけどな。」

 

「っっっ!!!」ビクンビクン!

 

「ちょ、大丈夫か?」

 

「ええ、少しイくところだったわ。」

 

「………。」

 

「そろそろ寝ましょうか。」

 

「おう、……………ん?」

 

「ほら、早く来なさい。」

 

「…………。」

 

「今日は寝かさないわよ♪」グイッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぉぉぉ……腰がぁぁぁ。」

 

「大丈夫ですか?しっかりして下さい。」

 

「おう、気ぃ付けるわ。すまんな、紗夜。」

 

「いえ、お気になさらず。そのまま動けなければうちで愛しt…介護してあげますから。」

 

「………。」

 

 

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