今年もこの小説をよろしくお願いします。
「ここがヒーロー協会か...かなり特徴的な建物だな。誰が考えたんだ、これ?」
ヒーロー協会にやってきたサイタマが目にしたのは、かなり特徴的で、固そうな建物。ヒーロー協会の建物は、S級ヒーローメタルナイトに一任されており、その技術力はかなり高い。隕石が降ってきても耐えられそうなほど固い建物だ。その建物の入り口の前にタツマキが待っていた。
「来たわね。さぁ入りましょ。」
「お、おう。」
中に入ると、職員からは奇怪な目で見られていた。なぜなら、あのタツマキが認めた強い者だからである。タツマキに勝てる相手はかなり限られる。S級1位で、2年前に災害レベル竜のムカデ長老を追い込んだブラストと、地上最強の男、キングくらい...と言われている。それに加え、タツマキはプライドが高く、自己中心的に考える。タツマキを敵に回すと、世界が滅亡する。そのくらい超能力は厄介な能力である。だから、多少の無茶を言っても通るのだ。
「この中が応接室よ。言葉づかいに気をつけて。」
「ああ...」
中に入ると、シッチを含む、6人程度の面接官がいた。
「君がサイタマ君か。椅子にかけてくれたまえ。」
「あ、はい...」
「タツマキ君から聞いたよ。君が彼女を救ったんだってね。」
「たまたま通りかかっただけなんで...」
「そう謙遜しなくてもいい。君には本当に感謝している。タツマキ君を守ってくれてありがとう。」
「い、いえ...」
(言葉に感情がこもってないんですがそれは...)
ヒーロー協会としても、強大な戦力であるタツマキを失うのはかなりのダメージを受ける。ある意味、ヒーロー協会を救ったのはサイタマだろう。
「まぁ、無駄話はここまでにして本題に入ろう。君はB級スタートだが、それでいいかな?」
「あ、はい。大丈夫です。」
「了解した。君の活躍次第ではA級やもしかしたらS級に昇格するかもしれない。応援しているよ。」
「それと、ヒーロー協会が呼び掛けた時には、君にも来てもらう。本来ならS級のみが集まるが...今回は特例だからね...」
(もうじきS級に昇格する予定だがな...もし強大な怪人が現れた時に、彼の実力が本物か見極めさせてもらおう。)
「以上で面接を終了する。質問はないかな?」
「大丈夫です。」
「では、早速明日からヒーロー活動をしてもらう...と言いたいところだけど、色々事情があってね。また後日連絡させてもらうよ。今日は来てくれてありがとう。」
そういってシッチは部屋から退出した。
残ったサイタマは待遇の良さに少し困惑していた。
(なんか俺、上層部の人達に期待されてんのかな...?)
「...ヒーロー活動は評判にも関わるから、頑張りなさい。」
「別に評判は気にしてないんだけどなぁ...」
「評判を良くしておいた方が昇格しやすくなるからよ。まずS級を目指して頑張りなさい!」
「わ、分かったよ...」
そして、2人は話しながら家に帰っていった。
※
ーーサイタマの家
「今日は私が料理を作るわ。」
「タツマキ、お前料理出来るのか?」
「失礼ね!少しくらいなら出来るわよ!」
そういってタツマキは、冷蔵庫の中から野菜と肉を取りだし、料理を始めた。少し包丁捌きがぎこちなかったが、形良く切れていた。それを焼いて...
「野菜炒めよ。ポン酢で食べてみて。」
「おお!すげぇうまそうだな。早速いただきます!...うん、美味しい!キャベツがしゃきしゃきしていて、とても旨い!」
「あ、ありがとう...///」
「今度また作りに来てくれよ!歓迎するぜ。」
「時間があったらね...」
このあと二人は楽しく食事をし、タツマキは帰っていった。
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