カルデアに連れてこられてからは色々と大変だった。
葵は魔術の魔の字も知らない一般人であったため、連れてこられたその日から魔術のことやカルデアの目的についてや検査など大変だった。
そうして葵はマスター?やレイシフト?の適正があることが判明し、なんやかんやでAチームと呼ばれるチームの補欠枠に収まることになった。
オルガマリーがAチームに葵が補欠枠で加入することを伝えるが、魔術を知らない一般人が加わるということで何とも良くない空気だった。
オルガマリーは言うだけ言うと何処かへ行き、残された葵は何とも心苦しかった。
そんな時、葵の元に救いの女神が(女性では無いが)手をさしのべてくれた。
「私はスカンジナビア・ペペロンチーノよ。よろしくね葵ちゃん」
見た感じオネエのように話すが、今の葵にとってはありがたかった。
「あ、ああ。よろしくスカンジナビア」
「あら、そんな堅いのじゃなくて気軽にぺぺでいいわ。それより葵ちゃん」
「な、何だぺぺ?」
「貴方の得意なことは何か教えてくれるかしら?」
「得意なこと・・・か」
得意なことと言われてもこの眼だけだが、しばらく考えた葵は折りたたみ式のナイフを取り出す。
「それが貴方の得意なこと?」
「いや、俺が出来ることはこれだけだ」
そう言うと葵はぺぺが座っていた椅子を集中して視て、視えた線に沿って切る。
するとナイフは容易にイスを斬り裂くとイスが倒れる。
その現象にこの場にいるAチーム全てが目を見開いた。
「魔眼か」
「それも直死とはな」
「まあ俺の出来ることはこれだけだ。色々と迷惑をかけると思うがよろしく頼む」
そう言って葵は頭を下げる。
「もう、そんな気にしなくていいわ。これからよろしくね」
そう言ってくれたぺぺに葵はいい人だと思った。
「キリシュタリア・ヴォーダイムだ。中々面白い物を持っているな」
「・・・・・・・・・オフェリア・ファムルソローネよ」
「・・・・・・・・・・・・芥ヒナコ。私はよろしくするつもりは無いわ」
「・・・・・・マシュ・キリエライトです」
「ベリル・ガットだ。よろしくな葵」
「カドック・ゼムルプスだ。眼だけでAチームに加入とは何とも幸運な奴だな」
「デイビッド・ゼム・ヴォイドだ。これから大変だろうがよろしく頼む」
こうしてお互いの自己紹介を終えて解散した中、葵は気になることがあった。
「(あの芥って人には線が全く見えなかった)」
葵が芥ヒナコを視た時、ヒナコに線や点が一切見えなかったのだ。
注視して見ればかろうじて見えるのだが、その線と点はかなり細い。
「(まだ親しくないのに聞くのは失礼だし止めとくか)」
それからというものの葵は魔術についての勉強を始めた。
分からないところはオルガマリーやAチームのぺぺに聞いて教えて貰った。
時にはカドックに聞くと、嫌々ながらもカドックは教えてくれた。
オフェリアに聞くと、意外にもきちんと教えてくれた。
試しにヒナコに聞いてみたが、無視されて教えてくれなかった。
何度も何度も聞いたおかげか面倒くさそうにしながらも教えてくれた。
しかし、周りの人間に教えを請い努力するも、葵の魔術の腕は三流止まりだった。
こればかりはどうしようもなかった。
元が一般人であった葵に魔術の素養は全く無いため、どれほどの努力をしようが上達はしなかった。
だが、葵は無いならないで仕方ないと自己解決すると、今度は筋トレを始めだした。
葵が魔術以外で出来ることはこの眼を活かすことだけだった。
そのために自身の肉体を鍛えることを始めた。
「何か役に立つか分からないが、やらないだけマシだろ」
そうして魔術と肉体と鍛えて来たるべきに日に備えるのであった。
昨日のアンケートのご協力有難うございます!
多い意見は何でもいいよということだったので、作者が勝手にサーヴァントをランダムに選びました!
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葵が召喚するサーヴァントアンケート
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ケイローン
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メディア
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佐々木小次郎