マシュが無事に宝具を開帳することができた。
宝具の名はオルガマリーがカルデアに因んで
そして、カルデア一行は一休みした後大聖杯への移動を再開することになった。
「さて、今のうちに話しておくか」
「何を話すの?」
休息している葵達にキャスターが話を切り出した。
「セイバーについてだ」
「セイバーについて?キャスター、それは何ですか?」
「なに、セイバーの宝具と真名についてだよ」
真名と宝具の話題とわかると、葵達は何も喋らず続きを聞く。
「セイバーの真名はかの有名な騎士王アーサー王だ」
「騎士王ですって!?」
キャスターの告げた真名にオルガマリーが驚きの声を上げた。
「厄介な相手だな」
葵もオルガマリーのように声は上げなかったが、告げられた真名に顔色を更に悪くしていた。
「えーっと、アーサー王ってあの円卓の騎士の?」
立香も名前ぐらいは知っているらしく、キャスターに確認の為尋ねる。
「ああ。嬢ちゃんの考えている通りだよ」
キャスターが肯定したことに雰囲気が悪くなってしまった。
「となると宝具はやはり?」
「坊主の考えている通り、あの聖剣だ」
騎士王アーサー・ペンドラゴンが引き抜いたとされる聖剣
「あの宝具によって他のサーヴァントは呆気なくやられちまったよ」
葵達は約束された勝利の剣の力を見たことがないのでその力がどれ程のものかわからないが、キャスターがここまで言うほどということはそれだけ強力である。
「・・・ケイローン」
「何でしょうマスター」
葵は自身のサーヴァントであるケイローンを呼ぶ。
「もし、セイバーの宝具を防ぎ切れたら、セイバーを討てることはできるか?」
葵の問いに周りの視線がケイローンへと集まる。
「・・・ええ、マスターが望むならば必ず射落としてみせましょう」
ケイローンの言葉に葵には迷いはなかった。
「なら、大聖杯の所に向かおう」
自身のサーヴァントがここまで言ったのだ。
ならマスターである自分はただ信じるだけだ。
「お前らなら問題ないか」
「問題ないってどういうこと?」
「なに、そろそろ俺の真名を預けようと思ってな。というわけでキャスター、クー・フーリンだ」
「クー・フーリンですって!?」
これまたキャスターの自身の真名のカミングアウトにオルガマリーはまたも声を上げていた。
クー・フーリンとはアルスター伝説の大英雄であり影の女王スカサハの弟子でもある英霊だ。
「ん?待て何でキャスターなんだ?」
そこで葵はあることに気づいた。
クー・フーリンの逸話で多いのはランサーとして話が多い。
なのに目の前のクー・フーリンはキャスターとして召喚されている。
「あ〜坊主の言いたいことはわかるよ。俺だってランサーの方で召喚されたかったよ」
「葵さん、おそらく今回はルーン魔術の側面が押されてキャスターになったんだと思います」
マシュの説明に成る程と頷く。
クー・フーリンは槍以外にもルーン魔術を使うことが記されている。
マシュの言う通りのようにその一面が押されてキャスターとして召喚されたんだろう。
こうしてセイバーの真名と宝具にキャスターの真名が判明し、カルデア一行は大聖杯への移動を再開するのであった。
久しぶりの投稿ですが、文が短めで申し訳ありません。
またお手数をお掛けしますが、どうかアンケートにご協力ください。
特異点解決後に召喚するサーヴァントのクラス
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セイバー
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ランサー
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ライダー
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キャスター
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アサシン