ここまで続けられたのも読んでくれている皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます!
あれから3日たった。
「あいつ今頃何してるんだろうなぁ……」
3日間ずっと蓮のことが頭から離れなくてずっとあいつのことを考えていた。
「あいつに会いたい……」
私は蓮に会いたかったが会いに行こうとすると胸が苦しくなって会いに行けなかった。
今ならはっきりわかる。
私はあいつのことがどうしようもないくらいに好きになってしまっていたのだ。
「こんな気持ち初めてだぜ……」
1人の男をこんなに好きになったことなんてなかった。だから私は悩んでいた。
「くよくよ考えてても仕方ないな」
そう思い私は家を出て、蓮の店へと向かった。
こんな気持ちは初めてだった。
あの日から俺の頭の中は魔理沙のことでいっぱいだった。
店番をしていてもずっと魔理沙のことが頭から離れない。
今日も店番をしているが客はみんな俺のことを心配していた。
「おい蓮、大丈夫か?」
「ああ」
「聞いてるか?」
「ああ」
「聞いてないんだったら店のもん勝手に持ってくぞ?」
「ああ」
「ダメだこりゃ」
こんな様子で店番なんかつとまらないほど魔理沙のことを考えている 。
そうこうしている間に昼がすぎた。
(そういえば俺が目を覚ましたのもこのくらいだったなぁ……)
俺は魔理沙に助けられた日のことを思い出していた。
(あの時食べたご飯は美味かったなぁ……)
翠以外の女の子の料理なんて食べたことがなかった俺にはあの味を忘れることが出来なかった。
「―さん! ―が!」
(もう1回食べたいなぁ……)
「蓮さん! 灰が!」
翠の声が聞こえてハッとした俺はタバコの灰が今にも落ちそうなことに気づき、慌てて灰皿に灰を落とした。
「危なっかしいですねほんとに」
「すまない……というかいつ帰ってたんだ?」
「さっき帰って来たんですよ。そしたら灰が落ちそうだったんで慌てて声をかけたんです」
「そうか……」
「全く ……火事にでもなったらどうするんですか!?」
「すまない……」
「はぁ……それよりお客さん来てますよ」
そう言われ入口を見ると魔理沙が立っていた。
「よう! 久しぶりだな!」
「魔理沙さん、どうぞ」
「お、翠ありがとな」
「いえいえ」
魔理沙を店にあげ2人で向かい合わせに机に座っていた。
「久しぶりだな」
「ああ、そうだな」
魔理沙とあった俺はたわいもない話をしていた。
「それにしても前に食べた料理は格別だったぜ!」
「だろ? 皐月さんはここいらで1番の料理人だからな」
「ところで蓮、前のお礼の話なんだが……」
「もちろん覚えているぞ。何が欲しいんだ?」
「いや、ものじゃなくって……その……」
魔理沙がゴニョニョと喋る。
「ものじゃないんだったら何が欲しいんだ?」
「欲しいとかじゃなくてだな……」
恥ずかしそうにしている魔理沙を見ているとこっちまで恥ずかしくなってくる。
「その、また一緒にご飯食べたいなぁって……」
「それくらいだったら全然構わないぞ。じゃあまた翠も誘って皐月さんの所へ行こうか」
「いや、あの……2人きりがいいなぁって……」
「なに?」
魔理沙が突然そんなことを言い出した。
「いや、やっぱり迷惑だよな! 忘れてくれ!」
「いや、そんなことないぞ! 俺も2人きりで食事がしたいと思ってたんだ」
と言うと魔理沙は
「そ、そうか?」
と言って顔を赤くした。
「ああ、もちろん」
「えへへ……嬉しいぜ……」
はにかみながらそう言う魔理沙を見ていると胸がドキドキした。
「じゃ、じゃあ今日の夜にでも食べに行こうか」
「ああ、それでいいぜ」
「じゃあ少し待っててくれ。翠に言ってくる」
「悪いな」
そう言って俺は翠の元へと向かった。
「と言うわけだから今日は小次郎の家に行っててくれないか?」
「いいですけど……」
「ありがとう翠!」
「けど一つだけ言わせてください」
「お、おう」
「くれぐれも粗相のないようにお願いしますよ」
「もちろんだとも!」
「はぁ……じゃあ翠は出かける準備をしてるんでさっさと行ってきてください」
「またこの礼はちゃんと返すからな翠!」
「別にいいですよ、全く……」
そう言って俺は魔理沙の元へ向かった。
「じゃあ行こうか」
「おう!」
「皐月さんのとこでいいか?」
「お前とだったらどこでもいいぜ!」
「そ、そうか」
そんなことを言われて照れながら俺たちは皐月さんの店へと向かった。
そろそろイチャイチャさせたいなぁ