「なあ蓮」
食事をしながら私は気になってたことを聞いた。
「どうしたんだ?」
「小次郎は妖怪の類だって言ってたけど一体何歳くらいなんだ?」
「ああ、その事か。何歳だったけな……」
蓮は少し悩んで
「小次郎お前今年で何歳だ?」
と聞いた。
「俺か? せやなぁ……1000年超えてからは数えてへんからわからんわ」
「そうか。そう思えば結構長い付き合いだな」
「ほんまやな」
「ちょっと待て、今1000年超えたって言ったか?」
「ん? それがどうしたんや?」
「お前蓮とどんな関係なんだ?」
「んーせやなぁ……まあ幼なじみみたいなもんやな」
「お、幼なじみ……?」
「せや。確か俺らが10歳くらいんときに知り合ったんやな。せやったな?」
「そういやそうだったな」
蓮と小次郎がとんでもない事実を聞かせてくる。
「じゃあ蓮も1000年以上生きてるのか!?」
「そういうことになるな」
「じゃあお前も妖怪かなにかなのか?」
私がそう問いかけると
「俺は人間だよ」
という答えが帰ってきた。
「嘘だろ……? 人間が1000年以上生きられるのか……?」
「まあ一種の呪いみたいなものにかかってるんだよ」
「そ、そうなのか……」
あまり深く聞いてはいけない気がして私は話題を変えた。
「そういえば旅館の券がいっぱいあるって言ってたけどどれくらいあるんだ?」
「そうだなぁ……だいたい10枚くらいはあるな」
「じゃあさ、その……私とも一緒に行ってくれないか……?」
「行きたいのは山々なんだけど仕事が……」
「そ、そうだよな。蓮にも都合があるもんな……」
そういい私が落ち込んでいると今まで黙っていた翠がいきなり叫んだ。
「皐月さん!」
「任せな!」
「お前らいいかい!?」
「「「おう!!!」」」
何が起きたかわからないでいると
「魔理沙さんこれで蓮さんに休みが出来ました。だから一緒に行ってきてください」
「おい翠……強引すぎないか?」
「いいんですか蓮さん!? これを逃したら次いつ休めるかわかりませんよ!?」
「そうだな……じゃあ魔理沙明後日にでも行くか?」
「了解だぜ!」
私達が日程を話していると
「じゃあ私達もその日に行ってダブルデートにしましょうか」
「アホか幽香! デートちゃうわ!」
「もー照れちゃって。可愛いんだから」
「照れとらんわ!」
という小次郎と幽香の話が聞こえた。
「お前らも一緒に行くのか?」
「そうするつもりよ」
「俺も蓮おった方が気が楽でええわ」
「わかった。魔理沙もそれでいいか?」
「かまわないぜ」
「蓮さん翠も着いていっていいですか?」
「ん? ああ、そうか小次郎も一緒だから1人になるのか」
「はい、だから連れていって下さい」
「わかった」
「なんか大所帯になったな」
「そうだな。せっかくの旅行なんだしみんなでいっぱい楽しまないとな」
「楽しみだぜ」
そうして私達は食事を続けた。
夜も老け、私達は家に帰ろうとしていたら
「もうだめぇ小次郎ぅ今日は泊めてぇ」
「嫌やわ! お前のこと泊めたら何するかわからん!」
「何するってナニするに決まってるじゃない〜」
「アホか! どこに男に夜這いかける女がおんねん!」
「ここぉ〜」
「あかん、完全に出来上がってもうとる」
幽香が酷く酔っていた。
「そんなんじゃ帰り道危ないから泊めてやれよ」
「しゃーないな……おい幽香帰るぞ」
「やったぁ〜小次郎のお家〜」
「貞操の危機やでほんま」
「ほんとに仲がいいなお前ら」
「何百年もこんなんやったらしんどなるで」
「それもそうだな」
「じゃあ俺は帰るわ」
「おう、じゃあまた明後日な」
そう言って小次郎達と別れた。
「そういえばもう遅いし魔理沙も泊まっていくか?」
「私はやらないといけないことがあるから今日は帰るぜ」
「そうかじゃあまた明後日」
「魔理沙さんさよならー」
「おう、蓮も翠もまた明後日な!」
そう言って私は箒にまたがり帰っていった。
「明後日か……楽しみだな……そうだ! 明日霊夢のとこに行って自慢してやろう」
そう言いながら私は夜空を駆けていった。
ゴールデンウィーク終わってから仕事の量が増えたので投稿が遅れてしまいました。すいませんでした。