「なるほどなー」
なぜ自分が森にいたのかを昼ご飯を食べながら話した。
「でもなんで倒れてたんだ? 山菜採りにきてたんなら山菜食べればよかったじゃないか」
「いや……寝てたら動物に食べられてて無くなってたんだ」
あれがなければ倒れずにすんだのに……と思いながら魔理沙の問いかけに答える
「そりゃあ運が悪かったんだな」
「ほんとにあぶなかった、君に助けてもらってなかったらどうなってたことか……」
「でもよかったぜ、朝お前を見つけたとき人が死んでると思ったんだぜ」
ほっとした表情で魔理沙は言う。
「それで近寄ったら息があるから慌てて家まで連れて帰ってきたんだぜ」
「ほんとにありがとう、感謝してもしきれないくらいだ」
「別にお礼なんていいぜ、困ったときはお互い様だからな」
照れくさそうにしながら魔理沙は言う。
「いや、それだと俺の気がすまない何でもいいからお礼をさせてくれ」
真剣な眼差しで魔理沙を見る。
「そうだなぁ……」
魔理沙はしばらく考えて。
「じゃあ何か私にごちそうしてくれよ」
と言った。
「そんなことでいいのか? 気を使わないでくれよ」
「いや、それがいいんだぜ」
そして照れくさそうに魔理沙はつづけて。
「いや、実はな……もう家に食べるものがなくて……」
「え……?」
「その……だから……ご飯をごちそうしてほしいなーって……」
バツが悪そうに魔理沙は言う。
「わかったよそれじゃあとびっきり美味しい料理を食べさせてあげるよ」
「ほんとか?」
嬉しそうに魔理沙は聞いてきた。
「ほんとうだよ」
「いやぁたまには人助けもいいもんだな」
嬉しそうに魔理沙は微笑む。
「じゃあそろそろ家に送ってもらってもいいかな」
「ああ、もちろんだぜ」
そうして俺と魔理沙は里へと向かった。
里に向かってる途中魔理沙と話していると。
「そういやお前いつも何してるんだ?」
「いつもは一人で店をやってるよ」
「どんな店やってんだ?」
興味津々といった感じで魔理沙は聞いてくる。
「そうだなぁ……色んなものを売ってる店だな」
「例えばどんなものをうってるんだ?」
「うーん……洗剤、食器、家具、料理道具とか……」
「ほかのも売ってるのか?」
楽しげに魔理沙は聞いてくる。
「そうだなぁ……色んなもの売ってるから覚えてないんだよなぁ……まあ家につけばわかるよ」
「そうか、それは楽しみだぜ」
嬉しそうに魔理沙は微笑む。そしてしばらくすると里が見えてきた。
「おっ見えてきたぜ」
「ほんとだな」
里に入ると一人の女性が声をかけてきた。
「あらっ蓮君じゃないの、最近見かけてなかったけどどうしたの?」
「あっ皐月さん、いやぁ恥ずかしいことに魔法の森で迷ってて死にかけてたんですよ」
「あらぁそうなのそれは災難だったわね、ところで横のお嬢さんはだれかしら?」
皐月さんは魔理沙のほうをみて不思議そうにしている。
「ああ、彼女は霧雨魔理沙っていって俺のことを助けてくれたんですよ」
「まあそうなの、ありがとうね魔理沙ちゃんこの子がいないと私達生活できないのよ」
「ちょっ、ちょっと皐月さんそんな大げさな」
「あら、ほんとよ蓮君の店には大抵のものそろってるんだからなくなったら困るわよ」
俺が戸惑っていると。
「そんなにこいつの店にはいろんなものが売ってるのか?」
魔理沙が会話に入ってきた。
「ええ、日用品から不思議なものまでなんでもあるのよ」
「それはすごそうだな」
このままいくと二人で会話が続きそうなので俺は。
「そういえば皐月さんの店って今日の夜開いてる?」
と話をそらした。
「開いてるわよ、でもいきなりどうしたの?」
「いや、助けてもらったお礼に魔理沙にご飯をごちそうする約束なんだ」
「あら、そうなのじゃあ私腕によりをかけてごちそう作ってあげるわ」
「ありがとう、じゃあまた夜にいくよ」
「わかったわ、じゃあ私は夜の仕込みがあるからそろそろいくわね」
そういって皐月さんは去っていった。
「それじゃあ家へ行こうか」
「わかったぜ」
そうして俺たちは家へと向かった。