東方恋愛譚 (霧雨魔理沙編)   作:他人丼

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投稿が遅れてしまった……


第三話

「なあ、さっきの人が言ってたけどお前の店って不思議な物があるのか?」

 魔理沙が目をキラキラさせて聞いてきた

「ん? ああ、そうだななんかよく分からない物が色々あるな」

「どんな物なんだ?」

「そうだなあ……例えば火をつけると燃え続ける石とか水に入れると水がお湯になる玉とか色々あるな」

「おお、すごいぜ! それ家に着いたら見せて欲しいんだぜ」

「いいよ、他にも色々あるから好きなだけ見ればいい」

「やったぜ! 楽しみだなぁ」

 魔理沙はとても嬉しそうにし、歩く足が早くなった。

「早くいこうぜ!」

「待ってくれよ、そんなに急がなくてももうすぐ着くから」

 そう魔理沙に言い自分も歩く足を早める。

 

 少しして自分の家が見えてきた。

「見えてきたぞ、あれが俺の家だよ」

 そう言い目の前の建物を指差す。

「おぉ~なんかすっごい大きい建物だぜ、いや……大きすぎないか?」

「そうか?」

「いや、あれは家と言うより屋敷だぜ……」

 そう言いながら魔理沙は俺の家を指差す。

「ああ一階は店をやってるからその分大きいだけだよ」

「それにしてもでかいな……」

「まあ入ってみればどんなものかわかるよ」

「そうだな。早く行こうぜ」

 そして魔理沙と俺は家に入っていった。

 

 

 

「おおー! こ……これはすごい品ぞろえだぜ!」

 家に着いて商品を色々見せていたら魔理沙がものすごい反応で食いついてきた。

「すごいぜ! こんなもの私だってたまにしか見たことないのにどうやって手に入れたんだ!?」

「手に入れたっていうか俺が作ったものがほとんどだな」

「これ全部作ったのか!?」

「まあ、石鹸とかの日用品以外は全部自作だな」

「これ全部……お前一体何者なんだ……?」

「作り方はじいちゃんに教えて貰ったな。それで才能があったかしてどんどん作ってたら色んなものを作れるようになってたな」

「お前のじいちゃんはどこにいるんだ? 私も作り方が知りたいぜ!」

 魔理沙が子供のように無邪気な目で聞いてくる。

「……じいちゃんは3年前に死んだんだ」

 少し悲しげな表情で俺が言うと魔理沙はしまった、という顔でこっちを見ていた。

「えっと……その……」

 さっきまでのはしゃぎかたが嘘だったように魔理沙は静かになった。

「ごめん……」

「いいんだよ、それよりもこれを見てくれよ。俺が作ったんだけど中々の力作なんだよ」

 そう言いながら俺は隅に置いていた暖炉を指差す。

「お……おう」

 魔理沙はまだ落ち込んでいたがやはり気になるのか暖炉近づいてきた。

「この暖炉はこの紐を引っ張ると火がつくんだ」

 そう言って俺は暖炉に火をつけた。

「おお! すごいぜ! どうやってるんだ?」

 調子を取り戻した魔理沙が聞いてくる。

「これはこの紐を引いて中で火打石で火花を出すんだ。そして中の火がついたら燃え続ける石、ああ「炎石」って言うんだけどそれに火をつけるって仕掛けになってるんだ」

「すごいぜ……」

「それでここの台所にも炎石を使ってて火打石で火をつければ簡単に料理が作れるんだ」

「便利なもんだな」

「そうだろう? これをここの人達に売って生活してるんだ」

「じゃあお前はここでは有名人なわけだな」

「そうだな、じゃあ俺は溜まってる作業をしにいってくるから好きな物を見ておいてくれ」

「わかったぜ」

「森で迷ってたうちに結構仕事が溜まってるはずだからな」

 そう言って蓮は奥の扉の方へいった。

「ああ、それと気に入った物があったら言ってくれ。あげられる物だったらあげるから」

「おお! それは嬉しいぜ!」

「それじゃあまた後でな」

 そう言って蓮は奥の部屋へ行った。

「にしても色んな物があるなぁ」

 蓮の店の品揃えは凄かった。

 あいつが言ってたとおりなにからなにまで生活に必要なものは揃っていた。

「そりゃああいつが居なくなったらここの人達が生活に困るっていうのもわかるぜ」

 そうして色んなものを見ていると、後ろの方から声が聞こえた。

「蓮さん?」

「ん?」

 後ろを見ると私より年下の女の子が立っていた。

「蓮さんじゃない……」

「ああ、私は―」

 森で迷っていたあいつを助けた、と言う前に

「泥棒ー!」

 と叫ばれてしまった。




この女の子の詳細は次の話で
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