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一体何が起きたんだろう……。
お風呂から出ようとしたら裸の蓮が立っていた。
そして悲鳴をあげしばらくすると翠が来た。
その後翠が私の体をタオルで隠し、蓮に服を着るように言った。
そして今蓮は翠に怒られている、だけど私の頭の中ではさっき裸を見られたことが気になって仕方がない。
(男の人に裸を見られた……)
そう思い恥ずかしくなるのと同時に悲しくもなった。
(あいつ私の裸を見ても反応しなかった……)
その事が私の心に突き刺さり、自分でもわかるくらい顔を真っ赤にし涙を浮かべていた。
私が黙っている間に翠は蓮に事の顛末を聞いていた。
「魔理沙さんの悲鳴が聞こえてから時間がたってましたけど蓮さんぼーっと立ってましたよね? 何でですか?」
「そ、それは……」
そんなの決まっている私に女としての魅力がないからだ。
そして蓮は優しいから私を傷つけないように言わないのだろう。
「命の恩人の裸に見とれていたなんて無礼なこと蓮さんがするはずありませんよねぇ?」
翠がそう言い蓮を問い詰めるがそんなことあるわけが無い。
私みたいな女の子らしくないやつに見とれることなんてあるわけがない。
「な、なあ翠……それくらいにしてやったらいいじゃないか蓮も反省してるし……それに私の―」
裸なんか見ても何もないだろう。と言おうとしたが
「魔理沙さんは黙っててください」
と言われ私は口を閉じた。
(こいつらは優しいな……)
きっと翠も私が傷つかないようにしてくれているのだろう。
「どうなんですか!」
翠の怒声が聞こえた。
すると
「すまん、魔理沙……君の裸に見とれていた……」
と蓮に言われた。
私は蓮が何を言っているかわからずパニックになっていた。
「本当にすまない」
蓮が土下座をしながら謝ってきた。
「み、見とれてったって……」
まだ私は何が何だかわからなかったが、蓮は私の裸に見とれていたということはわかった。
「み、見とれてた……」
私は自分でも気が付かないうちにそう呟いていた。
恥ずかしさもあったがそれ以上に嬉しかった。こんな私でも見とれてくれる人はいるんだと思い更に顔が赤くなった。
「はぁ……全くこの2人は……」
翠がそう言っていたが私の頭には入ってこなかった。
「魔理沙さんすみませんでした。私の部屋に布団を敷いているのでそこで休んでください」
「お、おう……」
「私もお風呂に入ったらすぐいくので」
「わかったぜ……」
そう言って私は2階へと上がった。
布団の中で私は今日のことを思い出していた。
(あいつが私に見とれていた……)
思い出す度に顔が赤くなるのを感じた。
「うぅー」
そんな声を零しながら布団に潜り込んだ。
結局その夜は一睡も出来なかった。
朝に翠が朝食を作りに下に降りるのと同時に私も一緒に下に降りた。
食卓に座って暫くすると蓮が降りてきた。
「……」
「……」
無言のまま朝ごはんを食べた。
「それじゃあ蓮さん、翠は学校にいってきます」
「ああ、行ってらっしゃい……」
翠が学校に行ったあと私たちは2人になった。
「……」
「……」
また無言の時が続く。
「なあ、魔理沙」
沈黙を破るように蓮が声をかけてきた。
「ど、どうしたんだぜ?」
急に声をかけられたので驚きつつ返事を返す。
「気に入った商品あったか? あったら好きな物持って行っていいぞ……」
と言われ私は考える。
ここで貰ったらもう二度と会えない気がした。
だから私は
「き、今日は遠慮しとくぜ」
と返した。
何やら蓮が寂しそうな顔をしていたが私は
「ま、また今度くるからその時に持って帰るぜ」
と言った。
「え……?」
蓮が驚いた顔をしていた、そして
「じ、じゃあ私は帰るぜ」
と言って店を出ていこうとした。
出ていく間際に
「ぜ、絶対にまた来るから約束忘れるんじゃないぜ!」
自分でも顔が真っ赤になってるのがわかって帽子を目深に被って店を出て家に帰っていった。
「絶対にまたこよう」
そう呟き微笑みながら家への道を歩いていった。
魔理沙と蓮、上手くいくんでしょうか?
まあ上手いこといかせるんですけどね