それでは本編をどうぞ
【注意】小説そのもの初めて書くので色々とご了承ください。【注意】
それでもいいという方はどうぞ。
2020年4月3日に文章の構成・編集をしました。
1戦目が終わり訓練によって損傷したビルを変えて第2戦目が行われる。第2戦目はヒー
ローチームがBチーム、
――グラウンドβ――
――ビル1階――
障子 「…4階の北側の部屋にまとまっているな」ギュルッ…ピクピク…
障子は複製腕の先端を耳に複製しビル内部の状況を把握しチームに伝える。
凡戸 「なるほどー」
轟 「危ないから外出てろ、向こうは防衛線のつもりらしいが…」ヒュォォ…
轟はチームの3人に外に出ろというと瞬時にビル全体を凍らせる。ビルを凍らせたこと
に轟以外の全員が驚く。
障子 「なっ…」
凡戸 「わあーすごーい」
柳 「やばっ…」
――地下モニター室――
(オ)マイト「仲間も巻き込まず且つ核兵器にもダメージを与えずさらに敵も弱体化!」((ぶるぶる))
切島 「最強じゃねぇか!!」((ガクガク))
A組B組 「すげぇけど寒ぃ!!」「冷えるー!」
氷の冷気によって寒くなるモニター室。
蛙吹 「けろぉ…」うつらうつら…
クラフト「ん?…大丈夫か蛙吹?」
蛙吹 「けろっ…梅雨ちゃんと呼んで、私個性の関係で寒さに弱いの…」
クラフト「そうなのか…梅雨ちゃんこれ着とけよ」ばさっ
クラフトは自身のコートを差し出す。
蛙吹 「ケロッそれだと機神ちゃんが寒いわよ?」((ぶるぶる))
クラフト「俺は大丈夫だ(ネツネツの能力)」シユウゥゥ
クラフトは個性を発動させ自身の体温を上げる。それと同時に周囲の温度も上がり暖か
くなる。
蛙吹 「すごいわね…ありがとうとても暖かいわ」にこっ
クラフト「それはよかった(笑)」
耳郎 (クラフトのコート!羨ましい//!!)
瀬呂 「おほーあったけぇ~機神マジサンキューだぜ!」
クラフトの周囲が暖かくなったためその周りに段々集まり、特に女子は寒さに弱いため
か全員集まる。その光景を見て峰田がクラフトに迫る。
峰田 「機神~…てめぇなに羨ましいことしてんだよ(怒)」
クラフト「いやそう言われてもな…」
峰田 「ああ!?てめぇどうせ女子に囲まれて興奮してn《ベチンッ!!》」
蛙吹 「うるさいわよ峰田ちゃん」
蛙吹の舌による制裁をくらう峰田であった。その頃
――ビル4階――
尾白 「なっこれは!?」
葉隠 「氷!?靴脱いでなくてよかった~」ほっ…
取蔭 「なっ?履いといてよかったろ?」
鱗 「3人とも動くな俺のウロコで壊すから!」ドシュドシュッ!
葉隠は最初から靴を脱ごうとしていたが、取蔭が助言しておいたおかげで素足のまま凍
らずにすむ。そして鱗が個性で自身と3人の足の氷を割っていく。
自身の体に竜の様な黄緑色の
アイテムを使って撃ちだしている。防御にも使え、逆向きに生やして当たった相手を削
るようなことも出来るぞ!
葉隠 「わぁーありがとう鱗くん!!」
尾白 「助かった!」
取蔭 「いや~鱗がいて助かったよ~」
鱗 「全身凍ってたらどうしようもなかったけどな(笑)」
取蔭 「さて相手はたぶんこっちが動けないと思ってるだろうから驚かせてやろうぜ!」
葉隠 「そうだね!私本気出すよ!うおー!」ぬぎぬぎ
鱗 「………(アイヤー…)」
尾白 「……(葉隠さん透明人間としては正解だけど…女の子的にはモロOUTだな…)」
――ビル4階――
轟 (あとは核を回収するだけ…)
このとき轟は相手はどうせ動けない状態であろうと決めつけており油断していた。そし
て轟が核のある部屋に入る。
轟 「さて…なっ!?」ギィィ…
取蔭 「おやおや~どうしたのかな驚いた顔して?(笑)」ケラケラw
鱗 「なんで俺らがどうして動けるのかだろ?」
轟 「ふん…ならまた動けなくするまでだ…!」パキパキパキッ!
尾白 「おっと!」バッ!
鱗 「余裕ぶっこいて4人も相手できるのかよ!」ドシュシュシュシュッ!
轟が再び凍らせて動きを封じようとするが避けられてしまう。そして鱗がウロコを飛ば
して攻撃するが、氷の壁を作り出し防御する。
轟 「っ!?…《キィンッ!ドガガガガッ!》(んだこれ…ウロコ!?そうかこれで氷を割ったのか!!)」
取蔭 「あっはは!お仲間呼んだ方がいいんじゃないの(笑)?そうそう轟…後ろには気を付けな
よ?」
轟 「あっ?何を言ってやが…!!」バッ!
取蔭に言われたことに疑問を持つがその直後、背後に気配を感じて横に素早く回避す
る。
葉隠 「とりゃー!!」ぐわっ!
轟 「っぶねぇな!」スザザッ!
葉隠 「ぬあー避けられた!」
尾白 「葉隠さん捕まえる時は静かに捕まえないと…」
葉隠が確保テープを後ろから巻きつけようとするがあと一歩のところで避けられてしま
う。そのとき外で待っていたヒーローチームの3人が、流石に遅いと気づき轟の無線に
連絡しようとしていた。
――ビル屋外――
障子 「いくなんでも遅くないか?」
凡戸 「そうだねー」
柳 「無線に連絡してみたら?」
障子 「そうだな…」
障子が轟の小型無線に呼びかける。
――ビル4階――
轟 「(流石に4人はキツイな…)…《ザザッ…轟、核は回収できたのか?》障子か…いや核は回収でき
てねぇ…それどころか交戦中だ!」
障子 『なにっ!?よし分かった俺らもすぐに向かう!場所はどこだ?』
轟 「4階の北側の部屋だ!」
障子 『分かった、俺らが行くまでもう少し耐えてくれ!』
――ビル屋外――
障子 「どうやら相手と交戦中らしい」
凡戸 「ええーマジでー?」
柳 「じゃ早く行かないと」
障子 「よし行こう!」
タッタッタッタッタッ…
――ビル4階――
取蔭 「お仲間との話はすんだかい?」
轟 「ああ…でもその前に済ませたいな!」パキパキパキッ!
葉隠 「うわわっと!」
取蔭 「しまっ!」
轟 「油断したな…」
取蔭 「にっひっひ~(笑)そう思うじゃん」フワッ
轟 「なにっ!?」
取蔭の足が凍らせたと思ったら足を残して体が浮く。正確には切り離したというべきだ
ろうか?
体を分割して自在に操作できる。空中に浮くことも出来るぞ!本体から離れた部位は一
定時間で動かなくなり、その後本体で再生する。
轟 「ちっ…厄介な個性だな…」
鱗 「早く他の3人が来る前に確保しよう!」
尾白 「とは言っても下手に近づいたら凍らされちまうぞ?」
鱗 「俺と尾白が牽制するから葉隠か取蔭が隙をついてテープを巻いてくれ!」
葉隠 「わかったよ!」
取蔭 「りょーかい!」
轟 「くっ…(ウロコを飛ばしてくる奴がなにげに厄介だな。尾白はそこまで脅威じゃねぇ問
題は女子2人だ…透明に体を切り離せる個性、常に周りに気を張っておかねえとテープ
を巻かれちまう)」
――地下モニター室――
A組B組 「轟の個性で圧勝かと思ったな」「それでも脅威だけどなー」
上鳴 「うへーマジやべぇじゃん轟の個性」
八百万 「今回は鱗さんがいたおかげで何とかなりましたが、いなかったらそのまま負けていまし
たわ」
クラフト「なにか破壊できる個性じゃないとあの氷は厄介だね」
飯田 「うむ回原くんの個性とかなら対抗できるな!」
回原 「でも壊す速度より速くされたら無理かな」
上鳴 「何にせよ強いことには変わりないぜ」
モニター室では様々な感想がでる。そして轟が奮戦しているとそこにチームの3人がよ
うやく到着する。
障子 「轟!」
轟 「障子か!?」
凡戸 「大丈夫?-」
柳 「まだ生きてる?」
鱗 「アイヤー…来ちゃったよ」
尾白 「あれ?そういえば葉隠さんはどこに?さっきまで近くに?」
ヒーローチームが到着するがその直後、確保のアナウンスが流れる。
(オ)マイト『凡戸少年!確保ーー!!』
凡戸 「えっ?」
轟 「はっ?」
障子 「なんだと!?」
柳 「凡戸!足みて!」
凡戸 「わあーほんとだ―!巻かれてるー!」
葉隠 「へっへっへ~隙ありだよ!」
取蔭 「葉隠ナイス!!」
ヒーローチームが到着したあとすぐに入口付近にコッソリ移動していた葉隠。そして隙
をついて相手の1人に確保テープを巻いたのであった。
障子 「そこにいるのか!…っ!移動したか…」ブォンッ…スカッ
葉隠 「いつまでも同じ場所にはいないよ障子くん!」
柳 「まじウラメシじゃん」
障子が凡戸の横にいるであろう葉隠を捕まえようとするが失敗に終わる。
鱗 「こっちがガラ空きだぞ!」ドシュシュシュシュ!
柳 「しまっ!」
障子 「柳!」ガバッ
鱗が柳に向けてウロコを撃ちだし虚をつかれた柳は対応に遅れる。がそこを障子が持ち
前の巨躯で柳の前に出て庇う。
柳 「障子!?」
障子 「ぐっ!大丈夫だ…大したダメージはない。それよりケガはないか?」
柳 「うっうん//大丈夫…///」
障子 「ならよかった」
轟 「ちっ!」パキパキパキ!
鱗 「おっと!」シュバッ
轟 「障子大丈夫か!?」
障子 「問題ない」
轟 「そうか…なら早いとこ核回収しねぇとな時間がきちまう」
障子 「そうしたいがいささかこちらが不利な状況だ」
柳 「なにかいい方法が…(ん?…これは)…ねぇ2人ともちょっといい?」
障子 「なんだ柳?」
轟 「どうした?」
柳 「私がコレを使って気を引くから2人はその間に…」
障子 「それは…分かったやってみよう」
轟 「しかたねぇか…」
障子 「俺が先に行こう、轟は俺の後ろで柳はサポートを頼む」
轟 「おう」
柳 「分かった」
ヒーローチームは部屋に落ちていたあるものを使って行動を起こす。
取蔭 「何やら企んでるね~(笑)」
鱗 「油断するなよ!」
葉隠 「大丈夫!私がまた捕まえて見せるから!」ウォー!
尾白 「さっき見たいに上手くいけばいいけど…」
鱗 「来るぞ!…って正面突破かよ!!」
障子を先頭にその後ろを轟が後に続き、柳は動かずに個性を使って2人のサポートをす
る。
取蔭 「ちょっと舐めすぎじゃない!鱗!」ヒュウンヒュン!
鱗 「分かってる!」ドシュシュシュシュ!
取蔭は自身の体を分割させて障子にぶつけ、鱗もウロコを飛ばして動きを止めようとす
るが…
障子 「ぐっ!」ドカドカドカッ!!
取蔭 「ちっまるで戦車みた…ん?なんd…いたたたたた!?」バシバシバシッ!!
葉隠 「取蔭ちゃnいたたたたた!!」バシバシバシッ!!
轟 「そこか」パキィン!
葉隠 「ぬわーー!!」
ウロコが当たっていることにより場所がバレてしまい動きを封じられる葉隠。
鱗 「取蔭!?葉隠!?あれは…俺のウロコ!?」
柳 「そうあんたのウロコだよ…床に一杯落ちていたから使わせてもたったよ」
柳 レイ子【個性:ポルターガイスト】
身近にあるものを操ることができる。ただしヒト一人分程の重量まで。人も動かすこと
も可能。
鱗 「アイヤー!マジか!」
障子 「余所見は危ないぞ」ガシッ
鱗 「うおっ!はっ離せ!」ジタバタッ!
障子 「悪いな」シュル…ギュ…
目を離したすきに障子に捕まってしまい確保テープを巻かれてしまう。
(オ)マイト『鱗少年確保ーーー!!そして取蔭少女も確保―!!』
尾白 「えっマジかよ!?」
柳は確保テープも一緒に飛ばしてウロコに気を取られている間に取蔭の体にテープを巻
いたのであった。
轟 「後はお前だけだぞ」
尾白 「くっ……!……わかった降参(苦笑)」
(オ)マイト『尾白少年、今回の訓練には降伏宣言は入っていない。理由を聞いていいかい?』
尾白 「はい、理由はこのまま戦っても俺に勝ち目がないこと、それに早くしないと葉隠さんが
凍傷とかになるんじゃ…」
――地下モニター室――
A組B組 「「「「「あっ……」」」」」
(オ)マイト「あっ……うっうん!なるほど分かった!尾白少年の降伏宣言を認め、ヒーローチーム
のWIIIIIIN!!」
こうして第2戦目のBチーム対Iチームの対戦はIチームが最後に降伏するという形で終
わった。その後、モニター室で講評し次の対戦に移る。
新型肺炎が猛威をふるっています。皆様感染しないように気を付けてください。手洗いうがい大事(^o^)/!
鱗が氷をウロコで割っていますが、アニメの仮免試験で轟が他校の生徒の足を凍らせていましたが、釘を投げつけて割られていたので足を凍らせたぐらいの氷は割れることにしました。
第12話いかがだったでしょうか?