初の戦闘訓練を終えたその翌日、クラフトは疲れた様子で学校の机に突っ伏していた。
クラフト「昨日は訓練よりその後のことが一番疲れた…」
葉隠 「お疲れだったね機神くん!あっ良かったらキャラメル食べる?」スッ…
クラフト「ありがとう葉隠…机に置いといてくれ…」
瀬呂 「いや~でも中々おもしろかったぜ!あんなに強い機神が自分の彼女にタジタジになって
いた光景はw」
クラフト「まあ…あれは誤解を招くような行動をした俺も悪かったし…でもまさか取蔭ちゃんがあ
んな事するとは予想外だった…」
芦戸 「許してもらえてよかったね~」
クラフト「今日のお昼デザート付きと今度のデートでなにか奢ることで何とか許してもらえまし
た…」
障子 「しかしまさか2人が機神の彼女とは少し驚いたがな」
クラフト「うんまあ…そういう事なんでいろいろよろしく…」
峰田 「彼女2人とか舐めてんのかこの野郎!!!(怒)」
激しく血涙を目から流しながら怒りに満ちている峰田。
クラフト「とりあえず謝っとくわ…スマンな」
峰田 「くそったれえええ!!」
切島 「峰田!嫉妬なんて漢らしくないぜっ!!」
峰田 「うるせー!これが嫉妬せずにいられるか!!」
瀬呂 「まー気持ちは理解できなくもないが…」
芦戸 「その機神の彼女の耳郎に聞きたいことがあります!」
耳郎 「きゅ…急になに芦戸?」
クラフトがクラスの皆と話している様子を静かに見ていた耳郎に芦戸が問いかける。
芦戸 「ぶっちゃけどこまでしたの?キスまで?」
耳郎 「ぶふっ!!?//」
葉隠 「わあー!!それめっちゃ気になる!!ねぇねぇどこまでしたの//!?」ワクワク!
耳郎 「いっいきなり何を聞くかと思えば!!そんなの答えられるわけないじゃん///!!」
芦戸 「えー!いいじゃん気になるしキュンキュンしたいよ!!」
葉隠 「じゃあ機神くんに聞こう!!機神くんどこまでしたの!?」
耳郎 「ちょっ!?」
クラフト「プライベートなのでノーコメントで」
耳郎 (よし!)
葉隠 「えー!…あっほらキャラメルもう1個あげるから!」
クラフト「………」
耳郎 「なにキャラメル2個で悩んでんのよ!!」ヒュッ!
ドスッ!!ドックン!!
クラフト「ぐフっ!?」
強烈な耳郎のドックンを貰ってしまうクラフトであった。そして予鈴が鳴り朝の
が始まる。
相澤 「おはよう…昨日の訓練の映像と成績見させてもらった…爆豪お前能力あるんだ、あんな
子供みたいなまねもうするなよ?」
爆豪 「分かってるよ……」
相澤 「緑谷は調整ミスって腕を大怪我…プロになって調整ミスって動けませんじゃ通じないか
らな?」
緑谷 「はい!」
相澤 「それから轟と機神。強い個性なのは結構だがそれに余裕かいていたら足元を掬われるか
ら気を付けるように」
轟 「はい…」
クラフト「了解です」
相澤 「じゃあここからが
クラス (なんだ?)(まさか小テストか!?)(テストだけは勘弁…)
何がくるのか身構えるクラス全員だが…
相澤 「学級委員を決めてもらう!」
クラス 「「「「「学校ぽいのきたーーー!!!」」」」」
切島 「委員長やりたいです俺!!」
峰田 「オイラのマニフェストは女子全員膝上30㎝!!!」
青山 「ボクの為にあるやつ!」
耳郎 「ウチもやりたいっす」
芦戸 「リーダーやるやるー!!」
爆豪 「俺にやらせろっ!!」
ヒーローという観点から見ると多を導くという素地が鍛えられるので人気のある役なの
である。
飯田 「静粛にしたまえ!!」
クラス 「「「「「ん?」」」」」
飯田 「多をけん引する重大な仕事だぞ!『やりたい者』がやれるものではないだろう!!周囲から
の信頼あってこその役職!ここは民主主義に則りここは投票で決めるべきではないだろ
うか!?」ビッシィィ!!
クラフト「だったらその模範的ともいえる挙手はどう説明するんだ(笑)!」
飯田 「こっこれはその…恥ずかしいが委員長という聖務をやりたいという欲に抗えずに上げ
てしまった!」
クラフト「なるほど…飯田は真面目だしなー手が上がっていしまうのは仕方ことだな!」
飯田 「機神くん理解してくれて感謝する!」
蛙吹 「だけどまだ日が浅いのに信頼もクソもないわよ飯田ちゃん?」
切島 「確かにみんな自分に入れるだろ?」
飯田 「だからこそここでもっとも票を獲得した者がふさわしい人間ということにならない
か?」
クラフト「はーい!オレ提案あるんだけど?」
委員長決めをクラス投票の多数決案にクラフトが自身の考えを提案する。
瀬呂 「提案ってなんだよ機神?」
クラフト「投票なんだけど自分に投票するのは無しというのはどう?」
クラス 「「「「「!!?」」」」」
上鳴 「うえぇ!?何だよそれ!?」
峰田 「それじゃ自分に票が入らないじゃんかよ!?」
クラフト「いいか?これはいわゆる選挙みたいなもんだ。選挙で自分に自分で票を入れるそんな
カッコ悪い候補者なんて頼もしいと思うか?」
上鳴 「うっ…それは~……」
瀬呂 「確かにカッコ悪いっちゃカッコ悪いな」
切島 「うおお!確かにそんなの漢らしくねえ!!機神オレはお前の案に賛成だ!!」
常闇 「確かに…ヒーローを目指す者としてあまり良い行いとは言えないな」
葉隠 「あ~それは言えてるかも!」
クラス全体がクラフトの案に賛成のほうに傾く。
クラフト「あっちなみに俺は立候補はしないんでそこんとこよろしく!」
瀬呂 「えっ!?お前ここまで言っといて棄権すんの!?」
耳郎 「クラフトなんで棄権すんの?」
クラフト「別にそこまで興味ないしこういう役はヤル気があるやつがした方がいいだろ?」
飯田 「ということは機神くんには投票する権利だけが残るというわけか?」
クラフト「そういう事になるな」
クラス 「「「「「 !!! 」」」」」
クラフトがそう肯定するとクラスメイトの目つきが少し変わる。
バアンッ!!
爆豪 「おいハゲ野郎…俺に
爆豪がクラフトの方に振り返り机を強めに叩きながら要求する。
クラフト「お前に入れるなら峰田に入れた方がマシだなw」
爆豪 「あ˝あ˝っ!?何だとこのハゲ野郎!!」
峰田 「じゃあオイラはもう1票獲t…」
クラフト「まあ入れないけど」
峰田 「てめええええええっ!!!」
相澤 「お前ら…委員長決めるのにいつまでかかってるんだ…」
クラフト「相澤先生!今日中には決めますので!!」
相澤 「……今日中だぞ」
クラフト「ありがとうございまぁぁす!」シュバッ!!
綺麗なお辞儀をするクラフト。
クラフト「とまあ相澤先生に早く決めるように釘を刺されてしまったので皆だれに投票するか早く
決めるように!!」
上鳴 「かー!マジかよー!」
クラフト「まあ委員長になりたいなら休憩時間や昼休みとかにアピールや根回しとかをするんだ
な…」ボソッ…
クラス (((((はっ!!?)))))
クラフトの何気に言った言葉によりA組内の委員長選挙(なんでも有り)が始まってしま
う。ちなみに何名かは考えを改め棄権表明している。
――授業小休憩時間――
峰田 「オイラにどうか清き1票をー!」
瀬呂 「いや~清き1票と言われてもねぇ~(笑)」
上鳴 「峰田なんかより俺に入れた方がいいと思うぜ!」
峰田 「何だと上鳴!オイラのマニフェストは女子のスカート丈膝上30㎝にすることだぞ!お前こ
れに勝る考えがあるのか!」
上鳴 「なっ膝上30㎝だと!?………峰田…」
峰田 「何だよ?」
上鳴 「お前の
峰田 「上鳴…お前分かってくれたのか!サンキューだぜ!!」ドドンッ!
ここに峰田と上鳴の協力体制が築かれるのであるが…
耳郎 「峰田と上鳴は選挙から除外に賛成の人ー?」
A組女子 「「「はーーい!!」」」
峰田 「何だと!…へっだけどそんなことしたって何の意味もないぜ!いくら女子全員が賛成しよ
うともオイラが当選すれば…「除外を認めます!」…なっ機神!?」
クラフト「女子全員と男子5人の賛成により峰田と上鳴の除外を認めます!」
峰田 「なんでお前がそんなこと決めんだよ!?」
上鳴 「そーだぜ!何の権限があって決めてんだよ!それに男子5人て誰だよ!」
クラフトはそう言われると懐から1つの紙を取り出し2人に見せる。
クラフト「この委員長選挙の臨時選挙管理委員を俺が務めることになったからだ(笑)相澤先生の許
可及びサインも貰っている!」ババーン!
峰田 「なっ何だとぉぉーー!!?」
上鳴 「機神お前いつのまに!!?」
クラフト「男子の賛成者は俺に尾白、障子、常闇、瀬呂だ。女子6人に男子5人計11人…クラス過
半数の賛成だぞ?」
峰田 「てめえらぁぁーーー!!!」
上鳴 「てか瀬呂お前裏切ったのか!?」クワッ!
瀬呂 「いや裏切ったも何もねえだろ?それに俺協力するなんて言ってないし。あっ機神、食券
サンキューな!」
クラフト「いいってことよ(笑)」
峰田 「おい瀬呂…食券ってなんだよそれ?…まさか!?」バッ!
何かに気づいた峰田は尾白、障子、常闇の方を見ると3人は顔を別の方向に向ける。
峰田 「まさか機神てめぇ…4人を食券で丸め込んだのかぁ…」ゴゴゴゴ…
クラフト「はて何のことやら?そう思うんなら4人に聞いてみたらどうだ?」
峰田 「おいどうなんだよぉ…」
尾白 「いっいや…何の事かな~…」
障子 「うむ何のことだ?」
常闇 「黙秘する…」
瀬呂 「これは機神のご厚意でもらったもんだからな~w」
峰田の質問にしらを切る4人。
峰田 「機神てめえよくも……!…おい切島お前こんなことしてるやつ見過ごしていいのかよ!?
漢らしくねぇんじゃないのか!?」
切島 「お…おおっ言われてみればそうだな!機神お前のその行為は…」
クラフト「切島ちょっとこっちに…」クイクイ
切島 「えっ…おっおう…」
クラフト「実はな………………」
切島 「えっマジで!?いやしかし…………」
瀬呂 「なに話してんだ?」
切島を自身の方に呼んで肩に腕を回し小声で何かを話す。
そして話が終わり戻ってくる2人。
上鳴 「あっ戻ってきた」
切島 「峰田……」
峰田 「なっ何だよ…」
切島 「女子が嫌がるようなことはやっちゃいけないよな?」
峰田 「機神てめえぇぇぇ!!!」
上鳴 「ちきしょおおおおおお!!」
こうして峰田と上鳴の委員長選挙からの除外が決定したのであった。
・
・
・
――お昼休み――
キーンコーンカーンコーン……
瀬呂 「それじゃ機神さっそく使わせてもらうぜ~!」
クラフト「おー存分に味わってくれ(笑)」
耳郎 「クラフト…」
クラフト「ん?」
耳郎 「約束覚えてるよね?」
クラフト「ちゃんと覚えてますよー」
耳郎 「なら良し(笑)」
拳藤も一緒にお昼ご飯を食べるので呼びに行こうと教室を出るとタイミングよく入口近
くに拳藤がいた。
拳藤 「あっ機神!」
クラフト「おっ拳藤ナイスタイミング!一緒にお昼ご飯食べに行こうぜ!」
拳藤 「うん!その前に障子っていう男子まだ教室にいる?」
クラフト「障子?まだいると思うけど?」
耳郎 「何か用でもあるの?」
拳藤 「私じゃなくてレイ子がね…」
クラフト「レイ子?」
柳 「初めまして…柳レイ子です」
拳藤の後ろから柳が出てきて挨拶をする。
クラフト「初めまして俺は機神クラフトよろしく!」
耳郎 「ウチは耳郎響香よろしくね」
柳 「よろしく…あのそれで障子いる?」
クラフト「障子なら…」
障子 「俺がどうかしたのか?」
耳郎 「あっ障子ちょうどよかった。あんたに用がある子がいるんだけど」
障子 「俺に?」
柳 「あっあの…昨日の訓練…おつかれ」
障子 「お前は昨日の訓練のとき同じチームだった…確か柳だったか?」
柳 「!…うん合ってる…そのもし良かったら一緒にお昼どうかなって……」
障子 「俺と一緒にお昼を?」
クラフト(なるほど…いやまだ分からんな)
拳藤 (頑張れレイ子!)
柳 「ダメかな?」
障子 「いや別にダメではないが…」
返答に少し困っている障子にクラフトが助け船を出す。
クラフト「せっかくお誘いを受けてんだし一緒に食べればいいんじゃないの?」
障子 「うっうむ確かにそうなんだが…」
クラフト「もしかしてあんまりこういうのには慣れていないとか?」
障子 「!…ああ恥ずかしい話だが今までこの見た目のせいで女子と接する機会は少なかったか
ら、こういうのにどう答えればいいか正直よく分からなくてな」
クラフト「ならこれを機に今後慣れておく為に柳と一緒にお昼ご飯食べたら?」
障子 「そうだな…柳、俺でよければ…」
柳 「うっうん//じゃあ行こっか//?」
障子 「あっああ//」
拳藤 「機神ナイス!!」ひそひそ
耳郎 「何とかうまくやったね」ひそひそ
クラフト「うまくいってよかった…それじゃあ俺らも行こうぜ」
拳藤 「お昼ゴチになりま~す♪」
耳郎 「どれにしよっかな~」
障子と柳を一緒に食事させることに成功し3人も食堂に向かうのであった。
――雄英学生食堂――
クラフト「いや~しかし世の中どう動くか分からねえもんだな」モグモグ
耳郎 「もしかして柳のこと?」
クラフト「そーそー!訓練のときの同じチームだっただけでこうなるとは考えにくいから訓練中の
時に何かあったと推測するが…」
拳藤 「レイ子はあんまり詳しくは教えてはくれなかったけど…たぶんそうだろうね」モグ
3人で色々話しているとそこに緑谷、麗日、飯田の3人組が来る。
飯田 「機神くん!」
クラフト「ん?おー飯田じゃんどうした?」
飯田 「もしよかったら同席してもいいだろうか?」
クラフト「俺はいいよ、2人は?」
耳郎 「ウチもいいよ」
拳藤 「私も!」
飯田 「感謝する!」
緑谷 「お邪魔するね」
麗日 「ありがとー!」
飯田 「ところで機神くん君に聞きたいことがあるのだが」
クラフト「聞きたいこと?」
飯田 「ああ、なぜ俺に投票してくれたんだ?」
クラフト「そのことか…まあ特に大した理由はないんだけどそういうの得意そうだからかな~。あ
とメガネだからかな」
麗日 「メガネッw!!」ブハッ!!
飯田 「メガネだからというのはよく分からないが…僕が委員長の仕事に向いていると思ってく
れたのはとても嬉しい。ありがとう」
クラフト「大したことはしてないんだけどな(笑)」
ここで飯田とクラフト以外があることに気付く。
麗日 「ぼく…?」
飯田 「……あっ」
麗日 「もしかして飯田くんて…坊ちゃん!?」
飯田 「坊っ!?…そう言われるのが嫌で一人称を変えていたんだが…そうだ俺の家は代々ヒー
ロー一家で俺は次男なんだ」
麗日 「えぇーー凄い!!」
緑谷 「すごいじゃないか飯田くん!!」
拳藤 「へー飯田の家ってヒーローやってんだ」
耳郎 「どんなヒーローなの?」
飯田 「ターボヒーロー『インゲニウム』は知ってるかい?」
緑谷 「もちろんだよ!!東京の事務所に65人もの
か!!」ペラペラ
飯田 「詳しい…」
緑谷 「まさか…」
飯田 「それが俺の兄さ!!」クイッ
飯田は立ち上がりメガネをクイッと上げながら自慢するように言う。
麗日 「あからさま!!」
緑谷 「すごいや!!」
飯田 「規律を重んじ人を導く愛すべきヒーロー、俺はそんな兄の姿に憧れヒーローを志したん
だ。人を導くのはまだ俺には早いと思ったんだが、機神くんのおかげで自信が少し持て
たため委員長に選ばれたら全力でやるつもりだ!」ビシッ!
拳藤 「あれ?A組ってまだ委員長決まってないの?」
クラフト「あ~実はカクカクシカジカコレコレなわけでして(笑)」
拳藤 「ふ~ん…そんなことになってんだ」
麗日 「誰になるんやろうねー!」
麗日が楽し気にそう言った瞬間、雄英校舎に聞いた者に不安を与える音が鳴り響く。
飯田 「なっ何事だっ!?」
緑谷 「警報!?」
クラフト「むむっ!この揚げ物定食のエビフライなんて美味っ!!」サクサクプリップリ!
拳藤 「あんたはなに呑気に食べてんだ!」ベシン!
クラフト「ごふっ!?」
校内放送『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに屋外に避難してください』
飯田 「セキュリティ3って何ですか!?」
雄英生徒「校内に誰かが侵入してきたってことだよ!こんなの3年間で初めてだよ!君らも早く!!」
飯田 「という事だ!俺たちも早く避難しよう!」
クラフト「俺はこのままここにいた方がいいと思うけどなー」モグモグ
飯田 「機神くん!呑気に食事をしている場合ではないぞ!!」シュババ!
耳郎 「待って飯田、ねぇクラフトなんでここにいた方がいいの?」
クラフト「理由その1、この場にいた生徒が一気に出入り口に向かったから危険なため。理由そ
の2、侵入者は校門前にいたマスコミ連中のため危険はないと判断」
実際食堂の出入り口に大勢の生徒が押し掛けたことにより混乱が起きていた。
雄英生徒「いてえいてえっ!」「ちょっ押すなって!」「倒れちゃう!」「押すなーーって!!」
「いたたたたっ!」「待って人倒れた!」「あいたっ!」
緑谷 「ほんとだ…」
麗日 「あれじゃ逆に動けん…」
拳藤 「ちょっと待って…いま侵入者はマスコミって言った?」
クラフト「外見てみなよ」
そう言われ拳藤は壁ガラスに近づいて外を見る。
拳藤 「……本当にマスコミだ」
飯田 「なら早く皆に伝えなければ!」
麗日 「でもあの状態じゃ思うようには…」
飯田 「くっどうすれば…」
クラフト「ふぅごちそーさん!…飯田ここはお前に任せてもいいか?」
飯田 「むっ?機神くんそれはどういう…」
クラフト「俺はちょっと外のマスコミ対処してくるわ…(キュブキュブの能力)」
クラフトはそう言うと壁ガラスに手を当て個性を発動させる。するとガラスは正方形の
形に分割され下に落ちる。
ピシピシピシ…バララララ……
クラフト「それじゃ飯田ここは任せたぞ?」
飯田 「!…ああ分かった!」
タッタッタッタッタッ…
クラフト(原作じゃこの時にカリキュラムを盗んだという考察だったはず…職員室にアキレス
ディードを飛ばしておくか…)
通常サイズのLBXを召喚し職員室にアキレスディードを向かわせて、自身は校舎玄関に
向かって走っていく。
――雄英校舎正面玄関――
マスコミ「オールマイト出してくださいよ!いるんでしょ!?」「一言でいいので!!」
(プ)マイク『いないっつーの!非番だって!』
相澤 「一言もらったら二言欲しがるのがアンタらだ」
(プ)マイク『不法侵入だこりゃもう
相澤 「やめろマイク!あることないこと書かれるぞ!警察の到着を待とう」
マスコミ「あっ雄英の生徒!」「えっどこどこ!?」「取材取材!!」「カメラ回して!」
「そこの君ちょっとインタビューに答えてくれない!?」「一言お願い!」
相澤 (なに生徒だと!?)
マスコミは雄英の生徒を見つけ取材しようと動き出すが…
クラフト「(召喚!デクーカスタム!)…《シュインシュインシュイン…》…行けデクーカスタム!盾を前面
に出しマスコミを包囲!」
デクー(カ)〘〘〘〘〘リョウカイ〙〙〙〙〙
全長約170㎝のデク―カスタム(50体)がマスコミに向かって動き出す。
ドガシャシャシャシャッ!!!
マスコミ「ちょっ!?なにこのロボット!?」「なんだよこれ!?」「えっ囲まれた!?」
雄英の敷地内に侵入したマスコミは盾を持ったデクーカスタムに包囲される
クラフト「えーマスコミの皆さまー警察が来るまでそこで大人しくしていてくださーい!」
マスコミ「はあっ!?何の権限があってこんなことしてんだよ!!」「ちょっと早くこのロボットどけ
てよ!!」「我々には報道の自由があってだな!…」「そーだそーだ!!」
クラフト「不法侵入に退去勧告に従わず退去せずに不退去、その他にも校門前の道に陣取った
りなど…取材の為なら法を犯していいと?」
マスコミ「うっ…」「そっそれは…」「ガキが生意気言ってんじゃねえ!こっちは仕事なんだよ!!」
「おい何言ってんだあんた!?」「そうだ!こっちはもう2日も張ってんだぞ!」「ちょっ!?」
クラフト「ふーん……じゃあこうするわ」
マスコミ「はっ?」「なにを?」
クラフトはそう言うとズボンのポケットからスマホを取り出し写真を撮り始める。
カシャカシャカシャカシャカシャ!!
マスコミ「おっおい何写真撮ってんだよ!?」「勝手に撮ってんじゃねえよ!!」「そうよ!プライバ
シーの侵害よ!」
クラフト「『雄英の敷地内にマスコミが不法侵入して警報作動!マジ迷惑』っと…書き込み終わり~」
マスコミ「おっおい…」「まさかネットに書き込んだのか!?」「ちょっ!これ見て!!」「なっ!?」
ネット 『マスコミ終わったなww』『迷惑しか作れんのか?』『これマジなの?』
『現雄英生だけどマジだよ』『よかったな特ダネだぞ!』『拡散拡散w』
ネットではマスコミに対する非難のコメントが嵐のようになっていた。
相澤 「機神…」
クラフト「相澤先生」
相澤 「いろいろ助かったがこういう事はあまりするな。恨みを買うぞ」
クラフト「ういっす…」
(プ)マイク『そうだぜぇー俺たちはお前たち生徒を守らなきゃいけないからな!』
クラフト「以後気を付けます…山田先生!」
(プ)マイク『NOー!プレゼントマイクって呼んで!山田はダメ!』
注意を受けプレゼントマイクをからかっていると職員室に飛ばしたアキレスディードが
帰ってきた。
相澤 「?…機神それはどこに飛ばしていた?」
クラフト「えっ?…ああ、なんとなく嫌な感じがしたんで学校内に飛ばしていたんです」
相澤 「…そのロボットは画像か映像が記録できるのか?」
クラフト「ええ出来ますよ……(あ~やっぱり…)相澤先生これ見てください」スッ…
相澤 「ああ?……これは!?」
アキレスディードが記録した映像データを端末で確認する。するとそこには職員室に頭
が黒いモヤの男がおり何やら物色している姿が映っていた。
(プ)マイク『おいおいこれはぁ…』
相澤 「機神この映像データ貰うぞ」
クラフト「あっはい了解っす」
その後通報を受けた警察が到着しマスコミは撤退したが、クラフトがネットに投稿した
内容が瞬く間に全国に広まりマスコミは国民から大バッシングを受けたのであった。
ちなみに食堂の混乱は飯田が原作通りに非常口になって治めていた。
――A組教室――
クラフト「では昼休憩にあんなことがありましたが委員長選挙の結果を発表したいと思います!」
芦戸 「イエーーイ!!」
葉隠 「委員長は誰だー!(笑)」
クラフト「よーーし!じゃあ早速発表するぞ!でも最初は副委員長からな!」
葉隠 「おお!ドキドキだあ!」
クラフト「では……結果発表ーー!!!(某芸人風)」
瀬呂 「その言い方ズルすぎだろw」
切島 「あっはっはっはっはっはっw!!」
クラフト「…………
クラス 「「「「「おおーーー!!!」」」」」
八百万 「ちょっと悔しいですわ」
クラフト「いや~票の差は結構僅差だったよ!」
葉隠 「おおー!そうなんだ!」
爆豪 「おいハゲ野郎…俺は何票だ…?」
爆豪が
クラフト「0票だ…よし委員長を発表するぞー!」
爆豪 「あ˝あ˝ん!?なんだと!?」
クラフト「栄えあるA組のクラス委員長は…ドゥルルルルルルルルルル…」
爆豪 「無視かコラァッ!?」
瀬呂 「セルフドラムやめろやw!!」
上鳴 「あっはははははっ!!」
クラフト「………………」
クラス 「「「「「………」」」」」ドキドキ
クラフト「……
飯田 「うおーーーー!!」ガタンッ…シュバッ!
クラス 「「「「おおおーーー!!!」」」」
飯田が嬉しさのあまり勢いよく立ち両腕を上げる。
飯田 「投票してくれた人ありがとうーーー!!!この飯田天哉!選ばれたからには全力でやらせて
もらう!!」
切島 「うおお!漢らしくて良いぜ飯田!」
瀬呂 「ようやく決まったか(笑)」
峰田 「くそおおお…機神さえいなければ今頃オイラが…」
クラフト「それはないだろw」
障子 「うむ…俺もそう思う」
常闇 「同じく…」
瀬呂 「峰田はないだろw」
峰田 「うるせええええ!!」
緑谷 「あはは…(苦笑)」
こうしてA組の委員長は飯田。副委員長は八百万に決まったのであった。そして途方も
ない悪意は静かに足音を立てずに近づいていた。
まだ静電気バチッてなるんだけど皆さんはどうですか?
第17話いかがだったでしょうか?