ファンタジーなヒーロー   作:UFOキャッチャー

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お待たせしました。

本誌のヒロアカは激熱展開ですね!

2020年10月13日文章の編集をしました。


第20話 体育祭だ!!②

――雄英体育祭当日――

 

雄英体育祭…今では日本のビッグイベントの1つの為多くの観客・ヒーロー・マスコミが集まる。しかし雄英襲撃という大事件があったため入場の際の検査が例年より時間が掛かっていた。

 

マスコミ「入場検査長いねぇ」「(ヴィラン)の襲撃受けてっからな、厳しくなるのは当然だ」

「それに今年に関しちゃ開催に批判的な声もあるからな」

「【物議をかもす】すなわち【数字がとれる】!今年の目玉は1年A組ね!!」

「ラストチャンスによる熱と経験値から成る戦略等で毎年メインは3年ステージだが…」

「今年に限っちゃ1年ステージは大注目だな!!」

 

襲撃を受けたことによって今年の体育祭は例年とは違い1年ステージに注目が多く集まっていた。そしてそれはヒーローからもであった。

 

 

(シ)カムイ「我らもスカウトをしたいところだが…」

 

デステゴロ「警備の依頼がきた以上仕方ねぇよ」

 

Mtレディ「なんか全国からプロヒーロー呼んだらしいですね今年は」

 

そしていよいよ体育祭開催の時間が迫る。

 

――1年A組控え室――

 

芦戸「あーコスチューム着たかったなー!」

 

尾白「公平にするため着用不可なんだよ」

 

砂藤「予選の種目って何なんだろうな?」

 

クラフト「毎年違うからなー」

 

常闇「何が起きても対応するしかあるまい」 

 

障子「ああ」

 

切島「おうよ!それにこの2週間は機神や尾白と一緒に鍛えたからな!」

 

尾白「僕は教えられることを教えただけだよ」

 

クラフト「いや~それでも十分だったぜ?近接格闘は良く知らなかったから助かったぜ」

 

体育祭開催までの2週間、クラフトは尾白や切島たちと放課後になると訓練を行っていた。その2人の他にも毎日ではなかったが男子は障子や常闇、女子は耳郎、拳藤、葉隠、芦戸達も参加していた。

 

 

飯田「みんな!!もうすぐ入場だ!準備は出来ているか!?」

 

峰田「人人人人……」

 

緑谷「はあああ~~」

 

緑谷が緊張をほぐそうと深呼吸していると轟が声をかける。

 

轟「緑谷」

 

緑谷「轟くん…なに?」

 

轟「客観的に見ても実力は俺の方が上だと思う」

 

緑谷「へっ!?うっうん…」ビクッ!

 

轟「……お前、オールマイトに目ぇかけられてるよな?別にそこ詮索するつもりはねえけど……お前には勝つぞ。それに機神、お前にもだ」

 

轟による突然の宣戦布告ともいえる言葉にザワつくクラス。

 

上鳴「おお!?クラス最強の1人が宣戦布告!?」

 

クラフト「なんか俺ついでに感なかった?」

 

切島「急にケンカ腰どうした!?直前にやめろって…」

 

轟「仲良しごっこじゃねぇんだ、なんだっていいだろ」

 

緑谷「……轟くんが何を思って僕に勝つって言っているのかは分からない…実力も君の方が上だよ、客観的に見ても……」

 

切島「緑谷もあんまりネガティブなこと言わねぇ方が…」

 

緑谷「でも!!…皆…他の科の人も本気でトップを狙っているんだ!僕だって遅れを取るわけにはいかないんだ!」

 

「僕 も 本 気 で 獲 り に 行 く ! ! 」

 

爆豪「……っ!」

 

轟 「……おお」

 

クラフト「轟」

 

轟「なんだ?」

 

クラフト「そこまで言うんなら両方の力使うんだろな?」

 

轟「!?―てめぇ…」

 

緑谷「機神くんどういう…」

 

飯田「3人とも!!それくらいにしたまえ!入場の時間だ!!」

 

緑谷が両方の力とはどういう意味なのか聞こうとしたが、体育祭開催の時間がきてしまい聞けなかった。そしていよいよ雄英体育祭は始まるのであった。

 

――1年ステージ会場――

 

(プ)マイク『群がれマスメディア!今年もお前らが大好きな青春の暴れ馬…雄英体育祭が始まディエビバディアァユウレディ!!?』

 

観客「「「「「ワアアアアアアアアアアアアアア!!!!」」」」」

 

(プ)マイク『雄英体育祭!ヒーローの卵たちが我こそはとシノギを削る年に一度の大バトル!!どうせてめーらあれだろ!?こいつらだろ!?(ヴィラン)の襲撃を受けたのにも拘わらず鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!!』

 

『 ヒ ー ロ ー 科 1 年 A 組 だ ろ ぉ ぉ ぉ ぉ ! ! ! ! 』

 

観客「「「「「ワアアアアアアアアアアアアアア!!!!」」」」」

 

プレゼントマイクの実況で観客のボルテージは上がり歓声が響き渡る。

 

緑谷「わあああ…人がすんごい……」ガクガクガク…

 

飯田「多くの人に見られる中で最大のパフィーマンスを発揮できるか…これもまたヒーローとしての素養を身につける一環なんだろう」

 

切島「なんかすげぇ持ち上げられてんな!緊張するな爆豪!!」

 

爆豪「しねえよ!ただただアガるわ!」

 

(プ)マイク『話題性では後れを取ってはいるがこちらも実力派ぞろい!ヒーロー科1年B組!!ヒーロー科に続いて普通科C・D・E組!サポート科F・G・H組!そして経営科I・J・K組!!』

 

多くの生徒が入場する中、普通科の生徒が一言ぼやく。

 

普通科「俺らって完全に引き立て役だよなぁ」「たるいよねー…」

 

(プ)マイク『さあ主役は揃ったァ!!始めていくぜぇ雄英体育祭1年ステージ!!』

 

(ミ)ナイト「選手宣誓!!」ビシッ!

 

観客「おお!今年の1年主審は18禁ヒーローミッドナイトか!」「校長は?」「校長は例年3年ステージだよ!」

 

ミッドナイトが現れたため観客ステージの男は鼻の下を伸ばす。

 

切島「ミッドナイト先生なんて格好だ//!?」

 

上鳴「さすが18禁ヒーロー//」

 

常闇「18禁なのに学校にいていいのか?」

 

峰田「いい!!!」

 

(ミ)ナイト「静かにしなさい!!選手代表1-A機神クラフト!!」

 

緑谷「はっ機神くんだったんだ選手代表」

 

瀬呂「あいつ入試トップだしな」

 

普通科「ヒーロー科の入試な」

 

緑谷「はっはい…」

 

瀬呂「対抗心剥き出しだな」

 

上鳴「爆豪、お前のせいだぞ」

 

爆豪「ふん…いちいちモブの言う事なんか気にするんじゃねぇ」

 

上鳴「でもある意味選手代表は機神でよかったな」

 

瀬呂「なんで?」

 

上鳴「爆豪だとヤベぇこといいそうだし」

 

瀬呂「あー納得(笑)」

 

爆豪「あいアホ面い醤油顔それどういう意味だ!!」

 

(ミ)ナイト「静かにしなさい!」

 

ミッドナイトの一言により再び静かになりクラフトは宣誓を始める。

 

クラフト「宣誓!我々選手一同はスポーツマンシップ並びにヒーローシップに則り正々堂々と戦うことをここに誓います!」

 

葉隠「なんだか普通だね」

 

尾白「いやこれ宣誓だよ葉隠さん?」

 

葉隠「えーなにかおもしろいことでも言うかなーって、機神くんって一見まともに見えて結構ぶっ飛んでるとこない?」

 

尾白「ぶっ飛んでるって…(苦笑)」

 

蛙吹「わたし…葉隠ちゃんの言ってること何となくわかるわ」

 

尾白「蛙吹さんまで…」

 

そんなことを話していると…

 

クラフト「あと1位は俺が獲る」

 

A組「「「「「……えっ?」」」」」

 

他クラス「「「「「………」」」」」

 

普通の宣誓をしたかと思うと彼は爆弾発言ともいえる宣言をした。当然そのような発言をすれば…

 

他クラス「ふざけんなあー!!」「調子のんじゃねー!!」「なんだとこの野郎!!」「このハゲ野郎!!」

 

Boooooooooooooooooooo!!!

 

クラフト「フハハハハハッ!!そう思うなら掛かってこい!これは体育祭という名の戦争だ!勝利を欲するなら全力で戦え!!そうでない奴はここで何も言う資格はない!!!」

 

他クラス「上等だこの野郎!!」「吠え面かかせてやる!!」「後で謝っても許さねーからな!!」

 

クラフトの発言により生徒の士気が爆発する。

 

(ミ)ナイト「ああっいいわ!機神くんあなたやってくれるじゃない♡!!それじゃ早速始めていくわよぉ!!」

 

宣誓をし終え自分のクラスの所に戻るクラフト。

 

飯田「機神くん!なぜあのような事を言ったんだ!!確かに参加している生徒の士気が上がるのはいい事だ!だが他に言い方があっただろう!?」

 

切島「機神!おめえ漢だぜ!」

 

上鳴「ただでさえ爆豪のやつでヘイト集まってんのに更に集めるとか馬鹿なの!?」

 

峰田「そうだ!どうしてくれんだ!!」

 

爆豪「アホ面にブドウ頭!覚悟出来てんだろうな(怒)!?」

 

葉隠「やっぱりぶっ飛んでたね!!」

 

蛙吹「けろっそうね透ちゃん」

 

耳郎「なんとか言ったらどうなの?」

 

クラフト「………」

 

耳郎「クラフト?」

 

クラフト「……おらワクワクすっぞ!!」

 

耳郎「真面目にしろ!!」ドックン!!

 

クラフト「ぐふっ!?」

 

そんなことをしていると最初の種目が発表される。

 

(ミ)ナイト「さあさあさあ!それじゃあ第一種目始めていくわよぉ!!」

 

麗日「雄英っていろいろやることが早いよね」

 

(ミ)ナイト「最初は予選よ!!毎年ここで多くの者が涙を飲む(ティアドリンク)!!さて運命の第一種目!」

 

ミッドナイトがそう言うと空中ディスプレイが表示されルーレットが回り始める。

 

(ミ)ナイト「今年は…これよ!!」バンッ!

 

緑谷「障害物競争…!」

 

(ミ)ナイト「計11クラスでの総当たりレースよ!コースはこのスタジアムの外周約4キロ!我が校は自由さが売り文句!フフフ…コースさえ守れば何をしたって(・・・・・・)構わないわ!さあさあ位置につきまくりなさい!!」

 

スタート位置に生徒たちが移動し位置に着く。そしてスタートランプがカウントダウンに入る。

 

……●(パッ…)……●(パッ…)……●(パッ…)

 

(ミ)ナイト「 ス タ ー ト ! ! ! 」

 

   ダダダダダッ!!!

 

(プ)マイク『さーて実況してくぜぇ!!アーユーレディ!?マイフレンド!!』

 

相澤『無理やり呼びやがって…』

 

(プ)マイク『早速だがマイフレンド!序盤の見どころは!?』

 

相澤『今だよ…』

 

他生徒「いたたたッ!」「ちょ押すな押すな!」「入口狭すぎだろ!?」「なんだよこれ!?」

 

緑谷「……!(そうか…つまりここが最初の!)」

 

轟「最初のふるい」ヒュオォォ…パキパキパキィン!

 

轟が個性を発動させ足元を一気に凍らせていく

 

轟 「悪いな」タッタッタッタッタッ…

 

他生徒「ってぇ!?何だよこれ!?」「冷てぇ!」「んのヤロォォォ!!」

 

八百万「甘いわ轟さん!」

 

爆豪「だあああああ!!そう上手く行かせねえ半分野郎ぉーー!!」ボォンッ!!

 

芦戸「うわっとっとと!あっぶな!?」

 

尾白「そいつはもう受けてる!二度目はないぞ!!」

 

麗日(超必はまだ使われへん!!)

 

????「使い慣れてんな個性…」

 

自身の個性を使い凍結を避ける者もいれば使わずに避けていく多くの生徒達。

 

轟「クラス連中は当然として思ったあより避けられたな(…そういうばあいつ(機神)はどこに?)」

 

(プ)マイク『1-A轟!開始早々足もとを凍らせて動きを封じたァーー!!』

 

相澤『相手を減らすと同時に足止めを兼ねた手段…実に合理的な―ん?おいアイツ何やってんだ?』

 

(プ)マイク『あ?アイツって誰のこと―おぉっとー!?選手宣誓で大胆な宣言をした1-A機神!なんでまだそんなとこにいるんだぁ!?』

 

スタートの合図が鳴ったにもかかわらずクラフトはまだスタート入り口前に1人突っ立ていた。プレゼントマイクの実況の声により会場の視線が集まる。

 

観客「ほんとにいるぜ」「なんでまだスタートしてないんだ?」ザワザワ…

 

クラフト「そろそろいいかな…いくぜ変身!」シュインシュイン!

 

観客「おいなんか光ってるぞ!?」「おいカメラ回せ回せ!」「あの生徒の個性か!?」

 

(プ)マイク『おぉーっと!ここで機神に動きがぁ!なんか光の粒子みたいなもんが体に纏い始めたぞっ!!』

 

相澤『あいつの何考えてんだ?』

 

クラフトは個性LBXを発動させ変身していく。そして変身が終わりその姿を現す。

 

クラフト「完了!アキレスディード!!」ババーン!!

 

(プ)マイク『なななっなんと!?機神が黒いロボットに変身したぁー!!』

 

観客「「「「「わああああああああああ!!!」」」」」

 

マスコミ「こりゃあ画になるな!」「お茶の間も興奮してるだろーな!!」バシャバシャバシャ!

 

マスコミのカメラのフラッシュが多く光る。

 

クラフト「では……クラフトいっきまぁぁぁぁぁす!!!」ドウッ!!

 

(プ)マイク『なんとロボットに変身しただけではなく空を飛んだぁぁぁぁ!!つーかあれ有りなの!?』

 

(ミ)ナイト「有りよ!!機神くんアナタ盛り上げてくれるじゃない!最高よ♡!!」

 

相澤『コース守ってりゃ何でもありだしな』

 

(プ)マイク『オーケーオーケー!!おっとその間に先頭は最初の障害物だ!!まずは手始め…第一関門ロボ・インフェルノ!!!』

 

緑谷「入試の時の仮想(ヴィラン)!?」

 

仮想(ヴィラン)〘ターゲット…大量ォ!!

 

上鳴「いっ!?入試んときの0ポイント(ヴィラン)!?」

 

他生徒「マジか!?ヒーロー科あんなのと戦ったの!?」「多すぎて通れねぇ!!」

 

轟「一般入試用の仮想(ヴィラン)ってやつか…」

 

八百万「どこからお金出てくるのかしら?」

 

轟「どうせならもっとすげえの用意して―!」

 

轟が個性で攻撃しようとしたその時、上空に何かが現れる。

 

  ゴウッ!!

 

クラフト「(グラグラの能力)ぶっ飛べデカブツぅぅぅ!!!」ドドゥン!!

 

耳郎「クラフト!?」

 

緑谷「機神くん!?」

 

八百万「?…空間に亀裂…?」

 

クラフトが飛んだ勢いのままグラグラの能力を発動し巨大仮想(ヴィラン)を殴りつける。そして空間に亀裂が入りワンテンポ遅れて凄まじい衝撃波が発生する。そして巨大仮想(ヴィラン)は頭部がひしゃげながらそのまま後ろに倒れる。

 

ピキピキキピキ……バゴオォォンッ!!!

 

(プ)マイク『なんと1-A機神!パンチ一発で巨大ロボットを粉砕ぃぃ!!そしてそのまま空を飛びながら第一関門を通過ぁー!!』

 

相澤『あの威力からしてただ力任せのパンチじゃなくて衝撃を発生させたものだろうな』

 

(プ)マイク『流石特選入学者ぁーー!!』

 

八百万「なんてデタラメな力ですの…」

 

他生徒 「凄すぎだろ…」「パンチ一発って…」

 

轟「チッ…」パキパキパキィン!!

 

轟は少しイラつきながらも個性を発動させ巨大仮想(ヴィラン)を凍結させ第一関門を通過する。

 

他生徒「あいつが止めたぞ!」「今なら通れるぞ!!」

 

轟「やめとけ、不安定な時に凍らせたから倒れるぞ」

 

轟が言ったように巨大仮想(ヴィラン)は前屈みになっていたためそのまま崩れ落ちた。

 

   ギギギギィィィ…ドゴオォォン!!

 

(プ)マイク『機神に続いて1-A轟!攻略と妨害を一度に!!こいつはシヴィー!!すげぇな!機神もスゲェーけど!なんかあれだな!ずりぃな!!』

 

相澤『合理的かつ戦略的な行動だ』

 

(プ)マイク『こちらも流石推薦入学者というべきかぁーー!!1位通過の機神と2位通過の轟!初めて戦ったロボ・インフェルノを全く寄せ付けないエリートッぷりだぁ!!!』

 

他生徒「おい!誰か下敷きにならなかったか!?」「死んだんじゃねえのか!?」「死ぬのこの体育祭!?」

 

塩崎「……!」

 

   バキン……ベゴン……バゴォォン!!

 

切島「「死ぬかぁーー!!」」

 

鉄哲「「死ぬかぁーー!!」」

 

(プ)マイク『ああーー!!A組切島とB組鉄哲が潰されていたぁー―!!ウケるぅ!!』

 

切島「「轟のヤロー!ワザと倒れるタイミングで!俺じゃなかったら死んでたぞ!!…ん?」」

 

鉄哲「「轟のヤロー!ワザと倒れるタイミングで!俺じゃなかったら死んでたぞ!!…ん?」」

 

切島「おお鉄哲!!」

 

鉄哲「おお切島!!」

 

(プ)マイク『つーかハモリすぎだろ!!』

 

爆豪(先行かれてたまるか!!)ボッボッボォン!!

 

爆豪は仮想(ヴィラン)は直接相手せずに爆破で上空に飛んで通過していく。

 

(プ)マイク『1-A爆豪!下がだめなら上ってか!?クレバー!!』

 

瀬呂「おめーこういうの正面突破しそうなのに避けんのね!」

 

常闇「便乗させてもらうぞ!」

 

瀬呂と常闇も自身の個性を使い巨大仮想(ヴィラン)の頭上を通過していく。

 

――教師用観客席――

 

スナイプ「やはり一足早く通過していくのはA組が多いな」

 

(オ)マイト「他の科やB組も決して悪くないただ…」

 

――実況放送室――

 

相澤「立ち止まる時間が短い…機神がほぼ倒したとはいえそれでも、上の世界を肌で感じた者・恐怖を感じた者・対処し凌いだ者…各々が経験を糧とし迷いを打ち消している」

 

     ・

     ・

     ・

 

緑谷「(ワンフォーオール…)…デトロイトスマッシュ!!《ドゴォッ!!》…(よしこのまま…)」

 

ドゴォッ!ドゴォッ!ドゴォォン!!

 

緑谷「!?…八百万さん!」

 

八百万「ちょろいですわ!」

 

他生徒「道が開けた!」「あの0ポイント(ヴィラン)がこんなに容易く!?」

 

――教師用観客席――

 

スナイプ「入試では避けるべきものとしてだったが、倒すべきものとしてみれば鈍くさい鉄の塊…

     つけ入るスキも見えてくらぁな」

 

(オ)マイト「……(無茶を承知で発破をかけた…ギリギリでも良い通過してくれ!)」

 

     ・

     ・ 

 

(プ)マイク『おいおい第一関門ちょろいってか!?それなら第二関門はどうだ!?落ちればアウト!それ

      が嫌なら這いずりな!ザ・フォーーール!!!……ん?おいなんかおかしいぞ?』

 

相澤『谷を渡る際の綱が減ってるな……なるほどアイツの仕業か』

 

(プ)マイク『あ?アイツって誰のこと…ってお前かよ!!』

 

ロボ・インフェルノを通過し第二関門に来た生徒達は目の前の光景を見て動揺する。谷の間を渡るために設置されたスタート地点の綱が5本中3本切られていた。そしてその犯人は…

 

(プ)マイク『1-A機神クラフトーーー!!!』

 

クラフト「あっ轟来たな、じゃあ次行くか」フイィィィン!!

 

クラフトは個性で綱を切るとLBXをアキレスディードからクィーンに変えホバー移動で第3関門へ向かった。そのまま飛んでいけばいいのにと思うが本人は色々と楽しみたい(妨害したい)ためこのように行動していた。

 

麗日「いつの間に作ったんや」

 

芦戸「てゆーか綱が減ってんじゃん!!これやったの絶対機神だよね!?」

 

蛙吹「でも見て三奈ちゃん、残された綱は切られた綱より最短コースだわ」

 

芦戸「それでも切るのはやり過ぎ!」

 

芦戸が足をジタバタさせながら怒っていると…

 

????「フフフフフ…来ました来ましたアピールチャンス!!しかもより目立つ状況なので助かります!!見よ!全国のサポート会社!ザ・ワイヤーアロウ&ホバーソウル!!」キラン!

 

麗日「サポート科!」

 

芦戸「えー!アイテムの持ち込みいいのぉ!?」

 

????「ヒーロー科は普段から実践的な訓練を受けているでしょう?公平を期すため私たちサポート科は自身が開発したアイテムコスチュームに限り装備オッケー!…っていうか寧ろサポート科(わたしたち)にとっては己の発想・開発技術を企業にアピールする場なのです!!さあ見て出来るだけデカい企業ー!!私のドッ可愛いぃベイビーを!!」

 

発目は装備していたワイヤーアロウを射出して谷の間にある足場に撃ち込む。そしてホバーソウルを起動させ谷に向かって飛び込み射出したワイヤーを巻き上げ足場に着地する。

 

麗日「すごい…でも負けない!」

 

芦戸「くやしぃ!悪平等だぁ!!てか梅雨ちゃんいつの間に!?」

 

????「いいなぁ…あれ」

 

(プ)マイク『実に色々な方がチャンスを掴もうと励んでいますねイレイザーヘッドさん?』

 

相澤『何足止めてんだあのバカ共』

 

爆豪「クソがっ!」ボボォン!!

 

轟(!…調子上げてきたな、スロースターターか)

 

飯田「恐らく兄も見ているのだカッコ悪い様はみせられん」ドゥルルルルルッ!!

 

(プ)マイク『カッコ悪ぃぃぃ!!!』

 

脚を重ねるように揃えて腕でバランスを取り、個性のエンジンで推進力を生み滑るように綱を渡っていく飯田。やっている本人は大真面目、だがその渡っている姿は正直カッコイイと思うには無理があった。

 

――スタジアム観客席――

 

観客「1位のやつ圧倒的だな」「しかしどういう個性だ?」

「ロボットの個性かと思ったがあの巨大ロボを吹っ飛ばした力はなんだ?」

「複合型か?」「とりあえず強個性ということはわかるな」

「それもかなりの強個性だぞ?第二関門のとき綱切ってたけど明らかにロボットの個性でなく別の個性で綱を切ってたぞ?」「まあいずれ分かるだろ」

「だけどその1位のやつに続いてる子もスゴイな」

「1位の奴と同様に個性も強いが素の身体能力と判断力がいいな」

「そりゃそうだろ!あの子…フレイムヒーロー【エンデヴァー】の息子さんだよ!!」

「ああー道理で!」「オールマイトに次ぐトップ2の血か!!」

「早くもサイドキック(相棒)争奪戦だなー!」

 

     ・

     ・

 

(プ)マイク『さあ先頭が一足先に抜けて下はその先頭のせいでダンゴ状態!だが上位何名が通過するかは公表してねえから安心せずに突き進め!!そして早くも最終関門!かくしてその実態は…一面地雷原怒りのアフガンだぁ!!地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってるから目と脚を酷使しろ!!ちなみに地雷の威力は大したことはないが音と見た目は派手だから失禁必至だぜ!!』

 

相棒『人によるだろ』

 

緑谷「先頭はもうそんな所に!急がないと!」

 

(プ)マイク『そして現在トップを走り続けている1-A機神!なんと障害物の地雷原をものともせず突き進む!!どうなってんだぁ!!』

 

相棒『土煙が立っているからボバーみたいに若干浮いて移動してるんだろうな』

 

(プ)マイク『なんかズリぃー!!…ん?走るのをやめて後ろを向いたぞあいつ?』

 

相棒『どうせ何かする気だろ…』

 

相澤の言う通りクラフトは何かするつもりだった。

 

クラフト「避けてみな!必殺ファンクション!!」

 

!!!アタックファンクション!!!

〖グレイスミサイル〗

 

   ドシュシュシュシュシュシュ!!!

 

LBXクィーンのスカート型ホバーの後方に備え付けられているミサイルが火を吹く。そして容赦なく地雷原を慎重に攻略している生徒達にミサイルの雨が降り注ぎ、足元の地雷原を誘爆させていく。

 

他生徒「どわああ!?」「ちょおぉぉ!?」「なんでミサイルがぎゃああああ!!」

 

轟「くそ…余計なことしやがる!」

 

   ボォン…ボボォン…ボォンボォンボォン!!

 

爆豪「はっはあ!俺には関係ねぇーー!!」ボオンッ!!

 

轟「!!…」

 

爆豪が爆破で空中移動しながら先頭に迫る。

 

爆豪「おいてめぇ!!宣戦布告する相手間違えてんじゃねえよ!!それとハゲ野郎!1位を取るのはこの俺だ!!調子に乗ってんじゃねぇぞ!!」

 

(プ)マイク『ここで爆豪が轟に追いつくーー!!喜べマスメディアお前ら好みの展開だぁぁ!!このまま轟を追い抜いてトップを走る機神を追い抜くかぁ!?そして後続もスパートをかけてきたぁ!!』

 

クラフト「ふははははっ!ならば俺は先にゴールさせてもら―」

 

ボオオォォォォォォン!!!

 

(プ)マイク『なっ?後方で大爆発!!何だあの力は!?偶然か故意か!?A組緑谷!爆風で猛追ぃぃ!!』

 

クラフト「おっとこうしては……ん?」

 

クラフトは変身しているLBXの機体を変更しアキレスディードに変身し空を再び飛ぶ。そして変身する前に緑谷の行動で疑問に思ったことを現在飛んでいる(落下)いる緑谷の腕を掴んで質問する。

 

クラフト「よっと」ガシッ!

 

緑谷「うわっ!?はっ機神くん!?」

 

クラフト「なあ緑谷1つ聞いていい?」

 

緑谷「えっこんな時にどうしたの?」

 

クラフト「なんで炎使わねぇの?」

 

緑谷「………………わっ…」

 

クラフト「わっ?」

 

緑谷「忘れてたああああああ!!」

 

クラフト「何やってんだ…まあ思い出したならいいか、はなすぞ」ぱっ!

 

緑谷「えっいきなりはあああああああ!!」

 

クラフト「頑張れ!…では最後はカッコよくゴールを決め…っる!」ゴウッ!!

 

速度を加速させ一気にゴールのスタジアムに向かうクラフト。緑谷も地面に落ち切る前に足を炎にし、それを推進力にしてスタジアムに向かう。その後ろを轟や爆豪などの他の生徒達があとに続く。

 

(プ)マイク『さあさあさあ!大胆な選手宣誓をしたかと思えば、予選の障害物競走ではコース上で妨害しまくった男がいまスタジアムに……飛んで還ってきたああああああ!!!』

 

クラフト「ハッハッハッーーーー(笑)!!!」

 

観客「「「「「ワアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」」」」」

 

(プ)マイク『そして華麗なヒーロー着地をし観客とマスコミを沸かせるぅぅ!!その後続も続々とゴールしていくぜぇ!!順位などは後でまとめるからとりあえずお疲れだぜ!!』

 

爆豪「ハアッ!…ハアッ!……クソッ!!」

 

轟 「………」

 

クラフト「ふぃー楽しかったー!」

 

緑谷「はあ…はあ…はっ機神くん1位おめでとう…」グッタリ…

 

クラフト「おう緑谷サンキュー!あとお疲れだな?」

 

緑谷「機神くんに落とされたときにどっと疲れたよ…」

 

クラフト「あ~それはすまんかった」

 

麗日「デクくんすごいねぇ…!」はぁ…はぁ…

 

飯田「この個性で遅れを取るとは…やはりぼk…俺もまだまだ…」

 

緑谷「飯田くん、麗日さん…」

 

麗日「2位スゴイねー!悔しいよ!」

 

緑谷「いっいやぁ(近い//)」

 

顔を近づけられ赤くなった顔を隠す緑谷。

 

八百万「くっ…こんなはずじゃあ…」

 

峰田「一石二鳥よ!おいら天才!!」ウヒョー!!

 

八百万「サイッテーですわ!!」

 

峰田は八百万の臀部にモギモギボールをくっつけ、それを利用して八百万の背中にくっ付いてゴールしていた。

 

クラフト「とりあえず引き剥がす」

 

八百万「ありがとうございます、機神さん」

 

峰田「邪魔すんじゃねぇよ機神!!おいらの夢の時間をよぉぉ!!」

 

クラフト「そんなしてるからモテないんじゃね?」

 

峰田「うるせえぇぇ!!」

 

そうこうしていると順位の集計が終わり予選通過の順位が発表される。1位クラフト2位緑谷3位轟4位爆豪となっておりそれ以下は原作通りとなっていた。

 

(ミ)ナイト「予選通過は上位43名!残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい!まだ見せ場は用意されているわ!そして次からいよいよ本選!ここから先は取材陣も白熱するからキバりなさい!!さーて第二種目よ!私はもう知ってるけど何かしら~何かしら~!…言ってるそばからこれよ!」

 

空中ディスプレイには騎馬戦と表示された。

 

上鳴「騎馬戦!…俺ダメなやつ~」

 

蛙吹「個人競技じゃないけど、どういうふうになるのかしら」

 

(ミ)ナイト「参加者は2人~4人のチームを自由に組んで騎馬を組んでもらいうわ!基本は普通も騎馬戦と同じルールだけど一だけ違うのは、先ほどの結果に伴って各自にポイントが振り当てられること!!」

 

障子「なるほど」

 

砂藤「入試みてぇなポイント稼ぎ方式か!分かりやすいぜ!」

 

麗日「つまり組み合わせによって騎馬のポイントがわか変わってくると」

 

芦戸「あぁ~!」

 

(ミ)ナイト「あんたら私が喋ってんのにすぐ話すね!!」

 

自身がこれから話すことを先に言われてしまうため若干怒るミッドナイト。

 

(ミ)ナイト「ええそうよ、そして与えられるポイントは下から43位が5P…42位が10P…といった具合よ!そして1位に与えられるポイントが…」

 

「 ! ! 1 億 ! ! 」

 

クラフト「………はい?」

 

????(1億…ね)

 

????(つまり1位の騎馬を落とせば!)

    

(((((どんな順位からでもトップに立てる!!!)))))

 

クラフトが思考停止に近い状態にも拘わらず周囲の視線がクラフトに集中する。

 

(ミ)ナイト「そお…上位の奴ほど狙われる下剋上サバイバルよ!!!」

 

 

君は生きのびることが出来るか?

 

 

 




個性が持てるとしたらどんな病気や症状も直せる個性です。
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