ファンタジーなヒーロー   作:UFOキャッチャー

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感想で第2話のタイトル『俺!起動!!』が電王からとったなという感想を頂きました。最初は何のことかと思って調べたら有名なセリフに『俺!参上!』っていうのがありました。確かにこれは言われてもおかしくないですね(笑)。
一応言い訳のように聞こえると思いますが偶然です。作者も感想で言われて初めて思いました(笑)
あと前回言うの忘れてました。ヒロアカ第5期が来年から始まりますね!!やったぜ!


第21話 体育祭だ!!③

障害物競走で様々な妨害をしながら見事1位通過をしたクラフト。そして次に行われる本戦の騎馬戦では通過順にポイントが振り当てられ、1位通過のクラフトにはなんと1億ポイントが与えらる。そんな桁違いなポイントを与えられたクラフトは格好の標的になってしまうのは誰もが予想できよう……果たしてクラフトはどのようにして騎馬戦を切り抜けるのか。それか今回も予選と同じように何かを企てているのだろうか……

 

――スタジアム――

 

(ミ)ナイト「上を行く者にはさらなる受難を!雄英に在籍する以上何度でも聞かされるわ!これぞPlus Ultra(プルス ウルトラ)!!予選通過1位の機神クラフトくん!!持ちポイント1億!!!」

 

クラフト「……多すぎだろ」

 

予選通過者全員の視線がクラフトにこれでもかと集まる。そしてその視線は獲物を狙うハンターの如く鋭い。

 

(ミ)ナイト「それじゃあルールを説明するわよ!制限時間は15分!振り当てられたポイントの合計が騎馬のポイントになり、機種はそのポイント数が表示されたハチマキを装着!制限時間が終了するまでにハチマキを奪い合い保持ポイントを競い合うのよ!奪ったハチマキは首から上に巻くこと!獲れば獲るほど管理が大変になるわよ!!そして重要なのはハチマキを獲られても、または騎馬が崩れてもアウトにはならないってところ!!」

 

八百万「ということは…」

 

砂藤「43人からなる10~12組がずっとフィールドにいるわけか…?」

 

青山「シンド☆!」

 

芦戸「いったんポイント獲られて身軽になっちゃうのもありだね」

 

蛙吹「それは全体のポイントの分かれ方見ないと判断しかねるわ三奈ちゃん」

 

(ミ)ナイト「個性発動ありの残虐ファイト!でもあくまで騎馬戦!悪質な崩し目的の攻撃などはレッドカード!一発退場ととします!!」

 

爆豪「チッ!!…」

 

緑谷「……(汗)」

 

クラフト(誰と組もうかな…いやまてよ…)

 

(ミ)ナイト「それじゃあこれより15分!チーム決めの交渉タイムよスタートよ!」

 

通過者「「「15分!?」」」

 

最終種目通過をかけた運命のチーム決めが始まる。

 

――警備スタッフ控室――

 

デステゴロ「この雄英体育祭ってヒーロー気構え云々より…ヒーロー社会に出てからの生存競争をシミュレーションしてるよな」

 

Mt.レディ「どういうことです?」

 

デステゴロ「ヒーロー事務所がひしめく中でおまんま食っていくにゃあ時に他を蹴落としてでも活躍見せなきゃなんねぇのが障害物競走(予選)だろ?」

 

Mt.レディ「あれ心苦しいですよねー」

 

(シ)カムイ「貴様っ!嬉々としてやっていたではないか!?」

 

シンリンカムイはMt.レディがデビューした時のことを思い出す。

 

デステゴロ「その一方で商売敵と言えど協力してかなきゃなんねー事案も腐るほどある」

 

Mt.レディ「あっ…騎馬戦がまさにそうですね、そっか自分の勝利がチームの勝利になっちゃう。相性やら他人の個性やら把握やら持ちつ持たれつ…サイドキックとの連携…」

 

(シ)カムイ「他事務所との個性合同訓練」

 

デステゴロ「プロになれば当たり前の生きる術を子供が今からやってんだなー…」

 

Mt.レディ「大変ですねー…」

 

どこか気持ちが棒読みのような感じで関心するプロヒーロー達であった。

 

――スタジアム――

 

15分しかないためチーム決めの交渉は熱くなっていた。

 

砂藤「俺と組め爆豪!」

 

芦戸「えー爆豪!私と組もう!」

 

青山「僕でしょねぇ☆!?」

 

爆豪「…………てめえらの個性知らねえ!なんだ!?」

 

砂藤「B組ならまだ分かるが!」

 

葉隠「爆豪くんほんと周り見てないんだね!!」

 

衝撃の事実に驚く面々。

 

(オ)マイト(性格はああでも4位200ポイント…個性の汎用性を考えれば爆豪少年の人気は頷ける)

 

切島「轟のやろーソッコーでチーム決めやがった!爆豪!俺と組もう!!」

 

爆豪「クソ髪」

 

切島「切島だよ!覚えろ!おめーの髪とそんなに変わんねーぞ!おめぇどうせ騎手やるだろ!?そんならおめぇの爆破に耐えられる前騎馬は誰だ!?」

 

爆豪「…………根性ある奴」

 

切島「違うけどそう!硬化の俺だ!ぜってーブレねぇ馬だ!獲るんだろ!?機神(1億)…!!」

 

爆豪「!?…………」《ニッ…!》

 

切島の言葉を聞いて不敵に笑う爆豪。そして15分という交渉の時間は終了し騎馬戦が始まろうとする。

 

物間「ここにいるほとんどの観客やマスコミがA組に注目している…何でだ?…そして鉄哲が言った通り調子づいてる……おかしいよね?彼らとの違いは?(ヴィラン)と会敵しただけだぜ?僕らB組がなぜ予選で中下位に甘んじたか…調子づいたA組に知らしめてやろう皆」

 

(ミ)ナイト「15分経ったわ!それじゃいよいよ始めていくわよ!!」

 

(プ)マイク『おい起きろイレイザー!15分のチーム決め兼作戦タイムを経てフィールドに13組の騎馬が並び立ったぜ!』

 

相澤『……なかなか面白ぇ組が揃ったな』

 

(プ)マイク『さあさあさあ!さっそく始めていきてえところだが!その前に1つ聞くぜ!お前の騎馬はどうした!?機神ぃ!!?』

 

相澤『またなんか企んでんのか?』

 

皆が2人~4人で騎馬を組んでいるのに対しクラフトは1人突っ立ていた。

 

(ミ)ナイト「機神くん、騎馬は最低2人で組むのだけどあなた組む相手はどうしたの?」

 

クラフト「大丈夫ですミッドナイト!今から出すんで!」

 

(ミ)ナイト「出す?」

 

クラフトはそう言うと個性LBXを発動させ3体のクィーンを召喚する。そして3体のクィーンに騎馬を組ませ騎手として騎乗する。

 

クラフト「お待たせしました!」

 

(プ)マイク『なんと機神!個性を使って騎馬を作り出したぁーー!!』

 

観客「「「「「わああああああああああ!!!!」」」」」

 

(プ)マイク『それじゃあ行くぜぇ!上げてけ(とき)の声!!血で血を洗う雄英の合戦が今!狼煙を上げる!!準備はいいかなんて聞かねぇぜ!いくぜ残虐バトルロワイヤル!!カウントダウン!』

 

物間「鉄哲、恨みっこなしだぞ?」

 

鉄哲「おう!」

 

(プ)マイク3(スリィッ)…!!』

 

爆豪「狙いは…」

 

(プ)マイク2(トゥッー)…!!』

 

轟「ただ一つ…」

 

(プ)マイク1(ワンッ)…!!』

 

『スタァァトォォォ!!!』

 

スタートの合図と共に一斉に他の騎馬がクラフトに襲い掛かる。

 

鉄哲「実質1億(それ)の争奪戦だ!!」

 

葉隠「はっはっは!頂くよ機神くん!!」

 

クラフト「そうはいかないね!クィーン回避行動開始!」

 

クィーン〘〘〘了解シマシタ〙〙〙

 

フィィィィィン!!!

 

命令を確認したクィーン…下半身のホバーをジェット機のエンジン音のような音を発しながら起動させ動き始める。

 

鉄哲「浮いた!?くそ!これじゃ骨抜の個性が通じねぇ!!」

 

葉隠「耳郎ちゃん!彼氏だけど容赦なくね!」

 

耳郎「ここでそれ言われるのは恥ずいから言わないで//!!」ヒュッ!

 

クラフト(バリバリの能力)キンッ!

 

耳郎はイヤホンジャックを伸ばすが防がれる。

 

葉隠「くそー!追ってリベンジするよ耳郎ちゃん!」

 

砂藤「つーか葉隠お前!ハチマキねぇぞ!!?」

 

葉隠「ハッ!?いつの間にーー!?」

 

物間「漁夫の利」

 

物間の手には葉隠が頭に付けていたハチマキがあった。

 

(プ)マイク『さ~~!まだ始まって2分も経ってねぇが早くも混戦混戦!!各所でハチマキ奪い合い!!1億を狙わず2位~4位狙いってのも悪くねえ!!』

 

クラフト「このままエリア内を上手く逃げて…」

 

峰田「ハ~ハッハッハ!!奪い合い!?違うね!これは一方的な略奪よぉ!!」

 

クラフト「おっ…とおっ!?」

 

声のした方を向くと薄ピンク色をした紐のようなものが飛んできたが間一髪のところで避ける。

 

蛙吹「流石ね機神ちゃん」

 

クラフト「その声は梅雨ちゃんか!その前の声は峰田だな!?」

 

峰田「その通りだぜ機神ぃ~!」

 

(プ)マイク『峰田チーム!圧倒的体格差を利用してまるで戦車だぜ!!』

 

峰田「お前だけは許さねぇ!彼女がいるだけでも羨ましいのにそれが2人もいるだと!?ふざけてんのかぁ!!」

 

蛙吹「動機が思いっきり個人的理由ね」

 

クラフト「そんなこと言われてもな……とりあえず謝っとくわ、ごめんな!!」

 

峰田「てめえぇぇぇ!!」

 

峰田の魂の叫びの如くの攻撃を避けながら逃げていると…

 

ボォンッ!ボボォンッ!

 

爆豪「調子乗ってんじゃねぇぞハゲ野郎!!」

 

クラフト「来たな爆豪!!(バリバリの能力!)」

 

爆豪「死ねやぁ!!」ボオンッ!!

 

クラフト「そうはいかない!」キィン!

 

爆豪「んだこれっ!?」

 

(プ)マイク『おおおおおおおお!?騎馬から離れたぞ!?良いのかアレ!?』

 

(ミ)ナイト「テクニカルなのでオッケー!地面に着いてたらアウトだったけど!」

 

――警備スタッフ控室――

 

デステゴロ「やるじゃねぇのA組の連中…!」

 

――スタジアム観客席――

 

観客「派手な動きで見てるこっちも楽しいな!」

  「(ヴィラン)と戦っただけでこうも差がでるかね!?」

  「個性も粒ぞろいだなー!」「今年は豊作だね!」

 

     ・

     ・

 

(プ)マイク『やはり狙われまくる1位と猛追を仕掛けるA組の面々共に実力者揃い!!現在の保持ポイントはどうなっているのか…!7分経過した現在のランキングを見てみるぜぇ!!』

 

観客「あれ…」「なんかさっきまでとは…」「んん…!?」

 

(プ)マイク『あら…!?』

 

相澤『……』

 

(プ)マイク『ちょっと待てよコレ!?A組 機神以外パッとしねぇ…轟や緑谷が一応あれだが~…ってか爆豪!お前いつの間にー!?』

 

1Ⓐ機神チーム 1億P8Ⓐ爆豪チーム 0P
2Ⓑ物間チーム 1360P9Ⓑ小大チーム 0P
3Ⓑ鉄哲チーム 1125P10Ⓑ角取チーム 0P
4Ⓑ拳藤チーム 685P11Ⓐ峰田チーム 0P
5Ⓐ轟チーム  615P12Ⓒ心操チーム 0P
6Ⓐ緑谷チーム 535P13Ⓐ葉隠チーム 0P
7Ⓑ鱗チーム  195P

 

物間「単純なんだよA組」シュルッ…

 

背後から鮮やかにハチマキを獲られてしまう爆豪。

 

芦戸「やられた!!」

 

爆豪「このモノマネ野郎ゴラァ!!返せ殺すぞ!!!

 

物間「ミッドナイトが第一種目と言った時点で予選段階から大幅に人数を減らすとは考えにくいと思わないかい?」

 

爆豪「あ˝?」

 

物間「おおよその目安を仮定して予選を走り、改めて後方から君たちの個性や性格を観察したんだ。その場限りの順位に執着しても仕方ないだろ?」

 

切島「(クラス)ぐるみか!?」

 

物間「まあ全員の総意ってわけじゃないけどね、いい案だろ?人参ぶら下げた馬みたいに仮初の頂点を狙うよりさ」

 

爆豪「!…」ピクッ!

 

物間の発言が爆豪の何かに触れる。

 

物間「ああそう言えば爆豪くん、君ヘドロ事件の被害者だよね?今度参考に聞かせてよ。年に1回(ヴィラン)に襲われる気持ちってのをさ」

 

ブチッ!!

 

爆豪「切島ぁ…予定変更だ…ズオオオオオ…

 

切島「お?…いっ!?」

 

切島が顔を振り向けると爆豪が恐ろしいオーラを放ってた。

 

爆豪「デクとハゲ野郎の前に…こいつら全員殺そう…!!

 

緑谷「(予選を捨てた長期スパンの策ってことか!確かにそれなら体育祭前からA組が食っていた空気を覆せるしより強い印象を与えられる…!でもその考えから察するに必ずしも1億Pを狙っているというわけではない)…みんな!このまま油断せず他のポイントを獲りに行こう!」

 

常闇「わかっ―!…緑谷」

 

緑谷「なに常闇く―!…機神くん…」

 

クラフト「おう緑谷、奇遇だな!(笑)」

 

緑谷「……僕らのハチマキ獲りに来たの?」ドキドキ…

 

緑谷がクラフトに問いかける。

 

クラフト「別に、逃げてたらお前とバッタリしただけだ」

 

緑谷「ほんとに…?」

 

クラフト「俺はこのハチマキ守ればいいしな、無理して獲りに行ってもメリットは少な……」

 

緑谷「?…機神くん?」

 

途中で言葉が止まったため問いかける緑谷。

 

クラフト「……あ~やっぱや~めた!どうせなら面白くしよ!」

 

緑谷「―っ!?」

 

クラフト「とゆーわけで緑谷!お前のハチマキを頂く!!(イトイトの能力!)」

 

緑谷「3人とも構えて!!」

 

緑谷の騎馬はクラフトの攻撃に備えるが…

 

ヒョイッ…

 

緑谷「えっ…?」

 

麗日「デクくん!ハチマキ獲られてるよ!?」

 

クラフト「直接手で獲ると誰が言った(笑)?ではさらば!」フィィィン!

 

緑谷「やられた!皆、追いかかるよ!!」

 

常闇「ああ!」

 

麗日「くやしー!」

 

発目「なんですあの人の騎馬は!?どっ可愛いいじゃないですか!!」

 

大人しくしているかと思えば暴れだしたクラフトであった。

 

拳藤「あんま煽んなよ物間!同じ土俵だぞ」

 

物間「ああそうだね…ヒーローらしくないし―」

 

クラフト「バラバラ砲!」

 

物間「ん?…なっ手が飛んで―!?」

 

拳藤「機神!?」

 

クラフト「ハチマキゲットォォ!!」

 

2つの手が飛んできたかと思えば次の瞬間には頭に付けていたハチマキがなくなっていた。

 

拳藤「なっ機神アンタっ!?」

 

物間「A組のっ!?」

 

クラフト「なんか爆豪に話してたみたいだけど……ねえ今どんな気持ち(笑)?」

 

物間「―っ!?…やってくれるじゃないか…」ピクピクッ

 

クラフトの挑発に苛立ちを覚える物間。

 

クラフト「(そういえば…物間の個性はコピー、もし万が一に触れられたりしたら面倒だな…個性に対して干渉してくる個性を防ぐ個性を作っておいた方がいいな…空想…個性防壁…個性として定着…定着完了…これでよし!)」

 

拳藤「機神!あんたハチマキ獲る必要ないだろ!」

 

クラフト「理由はある!」

 

拳藤「どんな理由だ!」

 

クラフト「全部獲ったほうがおもしろそうだから!」

 

拳藤「確かに…って納得するか!」

 

クラフト「そういうことだから…「機神ぃ~」…うん?なに取蔭ちゃん?」

 

クラフトが次のハチマキを獲りに行こうとしたら取蔭が話しかけた。

 

取蔭「ハチマキ何本かくれたらぁ~膝枕してあげるけど、どう(笑)?」

 

クラフト「えっマジで?………」

 

拳藤「彼女がいる前で悩むんじゃない!!」ブォン!

 

拳藤が手を大きくしクラフトに向かって振るう。

 

クラフト「おっとと!…こうはしてられない全てのハチマキを獲るために離脱!!」

 

拳藤「あっ待て機神!!みんな追うよ!」

 

物間「僕らも追うぞ!!」

 

(プ)マイク『ここまで大人しくしていた予選1位通過の機神が動き出したぁぁ!!喜べマスメディア!お前ら好みの展開だぁ!!』

 

観客「「「「「ワアアアアアアアアア!!!」」」」」

 

クラフト「オラオラオラァー!!ハチマキよこしなぁぁぁ!!」

 

宍田「むっ!?あれは機神氏か!?」

 

鱗「なにっ!?」

 

クラフト「ROOM!」ブゥゥゥン!

 

鱗「なんだこれ!?」

 

クラフト「シャンブルズ!」シュンッ!

 

バサッ…

 

鱗「むおっ!?なんだ!?」

 

鱗の頭に突然何かが覆いかぶさる。

 

鱗「…体操服の…上着?」

 

クラフト「それじゃあハチマキは貰うよ♪」

 

宍田「鱗殿!ハチマキがありませんぞ!?」

 

鱗「はっ!?なっいつの間に…そうかさっきの青いドームか!?」

 

クラフト「正解!一応体操服(それ)持っててくれる?それではさらば!!」

 

鱗「なっ待てこの野郎!!」

 

クラフト「あとは轟だけか…どうやって取ろうかな~」

 

轟を除くすべての騎馬から追われながらも余裕のクラフトであった。

 

八百万「轟さん、こちらに機神さんが向かってきてますが…」

 

飯田「だがそれと同時に他の騎馬…というか全ての騎馬が来ているな」

 

上鳴「うえぇ!?何してんのあいつ!?」

 

轟「関係ねぇ…向かってこようが対処するまでだ」

 

上鳴「うぇーい…イケメンかよ」

 

上鳴が感心していると…

 

クラフト「轟ぃぃぃぃ!!」

 

八百万「来ましたわ!」

 

クラフト「ハチマキ置いてけぇぇ!!」

 

轟「悪いがそれはできねぇ、飯田 回避だ」

 

飯田「ああ!」ドルルルン!

 

クラフト「バラバラ砲!」ドゥッ!

 

逃げる轟に向かってバラバラの能力で手を飛ばすが…

 

轟「!…そう簡単に獲らせねえよ」バシッ!

 

クラフト「あ痛っ!ふっ…ならこれならどうだ!(ドルドルの能力)、キャンドルロック!!」

 

クラフトはドルドルの能力で轟たちの足場に大量の蝋を流し込み動きを封じる。

 

どろろろろ…ガチンッ!!

 

飯田「なっ何だこれは!?」

 

上鳴「動けねぇ!」

 

八百万「あっ足が何かで固まって…!」

 

轟「なっ!?」

 

クラフト「いただきぃぃ!!」シュバッ!

 

轟「なってめぇ!?」

 

(プ)マイク『あぁっーと!轟の騎馬の動きが封じられその隙に機神がハチマキを奪っていくー!!もはや何でもありだなアイツは!!』

 

クラフト「あとハチマキ持ってるのは…」

 

上鳴「おい機神!」

 

クラフト「お?なんだ上鳴?」

 

上鳴「この足のやつどうやって出るんだよ!?」

 

クラフト「ああ…それなら火を使えば簡単に出れるよ?」

 

上鳴「火っ!?」

 

轟(こいつ……)

 

八百万「…なるほど、この白いものは蝋ですね!」

 

クラフト「正解!さすが八百万まあそういうことだから!」

 

クラフトはそう言うと鉄哲の騎馬へ向かう。

 

八百万「早くハチマキを獲り返さないと…轟さん早く火でこの蝋を!…轟さん?」

 

轟「………」

 

飯田「轟くん!!」

 

轟「っ!!…なんだ飯田?」

 

飯田「早くこの蝋を溶かしてくれ!」

 

轟「あっ…ああ分かった…」

 

轟はそう言われて左の個性を使って蝋を溶かしていくのであった。

 

骨抜「鉄哲、こっちに向かってきてるぞ」

 

鉄哲「はっ!上等だそのハチマキ全部かっさらってやらあ!!」ガキンッ!

 

鉄哲は両拳をぶつけながら意気込む。

 

クラフト「獲れるものならやってみろおおお!!」

 

鉄哲「こいやああああ!!」

 

クラフト「っと見せかけて!(ノロノロの能力!)…ノロノロビーム!!」ポァンポァンポァン!

 

鉄哲「なっ!?……てぇめぇぇぇ…だぁぁまぁぁしぃ……」

 

クラフト「すまんな!」

 

(プ)マイク『なんと鉄哲たちの動きが止まってしまったぁぁ!!そして機神がついにすべてのハチマキを獲得ぅぅ!!』

 

観客「「「「「わああああああああああ!!!」」」」」

 

普通ならあまりありえない展開に観客も盛り上がる。

 

(プ)マイク『だがしかぁし!残り時間はまだあと約5分あるぜぇ!このまま機神はすべてのハチマキを持ったまま逃げ切るのかー!?』

 

相澤(たぶんというか…絶対何か企んでるだろうな…)

 

すべてのハチマキを獲ったクラフトは現在、自分以外の騎馬に囲まれていた。

 

葉隠「機神くん!君は包囲されている!無事でいたいならそのハチマキを全部を私に渡すんだ!」

 

クラフト「さらっと全部って言ってるの自覚ある!?」

 

峰田「機神ぃぃ!!てめぇは許さねぇ!」

 

クラフト「根に持ちすぎじゃね!?」

 

物間「まったく君はやって「機神!ハチマキは返してもらうよ!」…ちょっと拳藤まだ僕が話して―」

 

爆豪「おいハゲ野郎!!てめぇいい度胸してるじゃねえか!!どうなるか覚悟出来てんだろうな!?

 

物間「ちょっとおぉぉぉ!!?」

 

緑谷「機神くん!ハチマキ獲り返させてもらうよ!」

 

轟「……」

 

鉄哲「さっきはよくも騙してくれたな!この借りは返させてもらうぜ!!」

 

各騎馬からいろいろと言われるクラフト。だがそれを軽く受け流す。

 

クラフト「いや~どうしようかねこれ(ハチマキ)……欲しい?」

 

爆豪「余裕ぶっこいてんじゃねぇぞハゲ野郎!」ボォン!

 

痺れを切らした爆豪が爆破を利用した移動でクラフトに迫る。

 

クラフト「(バリバリの能力!)…ちゃんと名前で呼べないのか!」キィン!

 

爆豪「チッ!またこれか…!」

 

クラフト「……(そういやこのままハチマキ全部持って終わったらどうなるんだ?)…ミッドナイト!」

 

(ミ)ナイト「?…何かしら機神くん?」

 

クラフト「このまま全部のハチマキ持って終わったらどうなるんですか?」

 

(ミ)ナイト「ん~そうね~…そうなっちゃうと本戦出場者があなただけになっちゃうから、もう一回騎馬戦をするか別の方法で決めることになるわね。それがどうかしたの?」

 

クラフト「なるほど、ありがとうございます…うーんオモシロいと思ってやったけど、それとは別に色々な事が面倒になっちゃうな……」

 

爆豪「なにごちゃごちゃ言ってやがる!!」ボォンッ!

 

クラフト「おっと!」キィン!

 

拳藤「隙ありっ!」グアッ!

 

クラフト「(バラバラの能力!)バラバラ緊急脱出!」パカン!

 

拳藤「くそっ!」

 

クラフト「このまま持っていたら色々あれだから返すわ」

 

爆豪「あ˝?」

 

拳藤「返…す?」

 

鉄哲「何言ってんだ?」

 

葉隠「何言ってんの機神くん!?」

 

クラフト「それは…こういうことだ!!」フワアァァ~…

 

クラフトはそう言うとフワフワの能力で獲ったハチマキを上空高くに浮かす。

 

(プ)マイク『ああーっと!なんと機神ここで自身のハチマキ以外のハチマキを手放したぁー!!』

 

相澤『まあアイツは自分のハチマキ持っとけば問題ないからな…』

 

(プ)マイク『そしてその手放したハチマキは上空で滞空している!これはある意味チャンスなのかー!?』

 

鉄哲「なっ!?急いで回れ!塩崎!個性でハチマキ取ってくれ!!」

 

塩崎「お任せを!!」

 

峰田「障子急げ急げ!お前ら2人の個性なら取れるぞ!!」

 

葉隠「わああああ!?早く取らないと!耳郎ちゃんお願いね!」

 

耳郎「分っーてる!!」

 

緑谷「常闇くん!」

 

常闇「分かってる!黒影(ダークシャドウ)!!」

 

黒影『アイヨッ!!』

 

轟「飯田!」

 

飯田「くっ!してやられた!」

 

爆豪「はっ!俺には関係ねぇー!!」ボォン!!

 

クラフトがハチマキを突然手放したことで他の騎馬は混乱する。そして上空という場所にある為激しい争奪戦が残り時間1分にして始まる。爆豪は爆破で上空に上がりハチマキを獲り、鉄哲は塩崎の個性でハチマキを獲り、緑谷は常闇のダークシャドウでハチマキを獲る…各騎馬は個性を使って上空に滞空していたハチマキを取り、それを他の騎馬が隙を見て獲る。激しい攻防戦が1分と短い時間という中で繰り広げられる。しかしその攻防戦にもいよいよ終わりが訪れる。

 

(プ)マイク『そろそろ時間だ!カウントダウンいくぜぇ!!エビバディセイヘイ!!10!…9!…8!…7!…6!…5!…4!…3!…2!…1!…』

 

『タイムアップ!!』

 

(プ)マイク『予選に続き本戦の騎馬戦も予想を超える展開で盛り上がりを見せた!!そんな激しい騎馬戦を勝ち抜いた上位4チームを見ていくぜぇ!!1位機神チーム!!つーか圧倒的すぎだろ!!続いて2位轟チーム!3位爆豪チーム!4位鉄t…あら心操チーム!?おいおい!いつの間に逆転してたんだ!?』

 

緑谷「くっ!…ごめん皆…」

 

常闇「気にするな緑谷、お前はよくやってくれた」

 

麗日「そうだよデクくん!」

 

発目「最終種目にいけないのは残念ですが少なからずアピールできたので私は別にいいです!」

 

緑谷「でも…「ヘイ緑谷お疲れ!」…機神くん!」

 

クラフト「緑谷、惜しくも5位だったか~」

 

緑谷「うん、それより通過おめでとう機神くん」

 

麗日「機神くん!きみ色々やり過ぎだよ!!」

 

クラフト「サンキュー緑谷&ごめんよ麗日、まあでももしかしたらどんでん返しあるかもよ?(最終種目は16人によるトーナメント形式だったはず…俺の騎馬は含まれない、だとすればあと3人足りないから…)」

 

緑谷「それってどういう…」

 

最終種目出場者上位4チームが決まりこれで騎馬戦が終わると思ったが…

 

(ミ)ナイト「なお最終種目は16人の選手が必要となるわ!なので5位の緑谷くんのチームから3名出場してもらうわ!!誰が出るかは4人で話し合って決めてちょうだい!」

 

緑谷「えっ?」

 

麗日「それじゃ…?」

 

(プ)マイク『5位の緑谷チームから3名が最終種目に出場決定だあああああ!!』

 

観客「「「「「わああああああああああ」」」」」

 

緑谷「わああーーー!!」涙ブシャー!!

 

麗日「やったねデクくん!!」

 

クラフト「おめでと~」

 

発目「でっ誰が出るんですか?あっもちろん私は出たいです!」

 

常闇「それはこの4人ともそうだろう」

 

誰が出るか話し合いで決めようとするが…

 

相澤『話し合いなんかしてたら一生決まらねぇからジャンケンで決めろ』

 

相澤の鶴の一声でジャンケンで決めることになった。

 

緑・麗・常・発「「「「じゃーんけーんっぽんっ!!!」」」」

 

常闇「くっ…俺の負けか…」

 

ジャンケンに負けたのは常闇。これによって緑谷・麗日・発目が最終種目へ出場することになった。

 

(プ)マイク『さあ最終種目へ出場する選手が決まった!!これより1時間ほど昼休憩挟んだら午後の部だぜ!じゃあな!!おいイレイザー飯行こうぜ

 

相澤『寝る…』

 

(プ)マイク『ヒュウ~…』

 

昼休憩になり皆が食堂へ足を進め始めるなか鉄哲たちは暗い雰囲気に包まれており…

 

鉄哲「どういうことだ…いつの間にかポイントが0になっていたぞ…

 

塩崎「あの小人の方のポイントを穢らわしい取り方をしてしまった罰でしょうか…?」

 

いつのまにかハチマキを失っていたことに打ちひしがれていた。

 

 

 




あんまりおもしろく出来てない感…ごめんなさい(´ρ`)
一応通過ポイント書いておきます。

【1位クラフト 1億p】 【11位鉄哲 165p】 【22位耳郎 110p】【33位鱗 55p】
【2位緑谷 210p】   【12位尾白 160p】 【23位回原 105p】【34位庄田 50p】
【3位轟 205p】    【13位泡瀬 155p】 【24位円場100p】 【35位小森 45p】
【4位爆豪 200p】   【14位蛙吹 150p】 【25位上鳴 95p】 【36位鎌切 40p】
【5位塩崎 195p】   【15位障子 145p】 【26位凡戸 90p】 【37位物間 35p】
【6位骨抜 190p】   【16位砂藤 140p】 【27位柳 85p】  【38位角取 30p】
【7位飯田 185p】   【17位麗日 135p】 【28位心操80p】  【39位葉隠 25p】
【8位常闇 180p】   【18位八百万 130p】【29位拳藤75p】  【40位取蔭 20p】
【9位瀬呂 175p】   【19位峰田 125p】 【30位宍田 70p】 【41位吹出 15p】
【10位切島 170p】   【20位芦戸 120p】 【31位黒色 65p】 【42位発目 10p】
              【21位口田 115p】  【32位小大 60p】 【43位青山 5p】
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