それでは本編をどうぞ。
【注意】小説そのもの初めて書くので色々とご了承ください。【注意】
それでもいいという方はどうぞ。
2020年4月1日に文章の構成・編集をしました。
~~8月×日~~
――◇◆駅前――
クラフト「一応10分前に来たがまだ耳郎は来てないか…」
今日は前に耳郎に一緒に遊ばないかと誘われた日である。俺は少し緊張しながら耳郎が
来るのを待つ。そこに…
耳郎 「機神!」タッタッタッ…
クラフト「おー耳ろu(…我が人生に一片の悔いなし)」
クラフトは声のしたほうへ向くとそこには耳郎が小走りでこちらへ走ってくる。
笑いながらこちらへ向かってくる姿は可愛かった。
耳郎 「機神来るのはやいね?待った?」
クラフト「………」
耳郎 「…機神?」
耳郎がクラフトに問いかけるが黙ったままなので耳郎は少し困惑する。
クラフト「かわいい…(いや俺もさっき来たばっかだ)」
耳郎 「へっ!?///」カァッ
クラフト「ん?…あっいや!俺もさっき来たばっかだ//」
クラフトは頭で思っていたことが口に出てしまい耳郎は突然かわいいと言われ顔が赤く
なる。
クラフト「あーそのすまん…気分を害したなら謝る…」
耳郎 「いっいや大丈夫!その…急に言われたから…それに嬉しいしゴニョゴニョ…」
クラフト「まぁ耳郎が大丈夫なら…ん?すまん最後のほうよく聞き取れなかったもう一度頼む」
耳郎 「なっなんでもないなんでもない!あっほら早く行こ!」グイッ
クラフト「えっ?おっおうそうだな…おっとと」あたふた
耳郎は自分が言ったことを聞き返され慌ててそれを誤魔化すためクラフトの手を
引っ張り急に手を引っ張られ少し足がもたつくクラフト。
・
・
・
――ショッピングモール――
耳郎 「ここだよ!」
クラフト「おー!結構というかかなり大きいモールだな!」
耳郎 「そっ!最近できたばっからしくてちょっと来てみたかったんだ!」
クラフトと耳郎2人は耳郎が遊びに行こうと言っていたショッピングモールに到着す
る。初めてきたがかなり大きいショッピングモールである、服飾・雑貨・本・飲食・
ゲームセンターetc.かなりの数の店がある。これは来てみたいのもわかる。
クラフト「どこから回るか迷ってしまうな!」ワクワク!
耳郎 「そっそうだね!(ヤバッ!ワクワクしてるのかわいい//)」
クラフト「?…どうした耳郎?」
耳郎 「えっ!?ううんなんでもないよ///」
テンションが上がっているクラフトを見てかわいいと思ってしまった耳郎。
耳郎 「(あっ危なかった…もしかしてかわいいと思ったことが「ところで耳郎」ひゃい!」
クラフト「………」
耳郎 「……/////」カァ~~
頭の中で色々考えていたらクラフトから声をかけられ裏返った声で返事をしてしまう。
クラフト「耳郎…その…大丈夫か?」
耳郎 「(はっ恥ずかしい///)うっうん大丈夫…それより何か聞こうとしてたけど……」
クラフト「ん?あぁその…いつまで手は握っているんだ?耳郎がいいなら別にこのままでいい
が?…」
耳郎 「えっ?…」チラッ
耳郎はクラフトに手をいつまで握っているのか?といわれ自分の右手に目を向ける。
そこにはクラフトの左手を握ったままの自分の右手があった。
耳郎 「!?/////////」カァァァァァ……ボンッ!プッシュ~ クラッ……
クラフト「うおっ耳郎!?」ガシッ
耳郎は自分が言われるまで手を握っていることに気づかず恥ずかしさが一気にこみ上が
り赤面する。そして恥ずかしさのあまり頭がのぼせてしまい少し立ちくらんでしまいク
ラフトは肩を掴み支える。
クラフト「じっ耳郎!?大丈夫か?って顔アカっ!」
耳郎 「うっうん//だっだいじょ…「うん大丈夫じゃないね!」///」
クラフト「とりあえずどっかで休憩しよう」キョロキョロ…!
耳郎を休ませるために近くにあるオープンカフェに耳郎の肩を支えて向かう。
クラフト「耳郎大丈夫か?ほらゆっくり座って…」
耳郎 「うっうん…//あっありがとう///ごめんね…」
クラフト「な~にどうってことないよ、それより大丈夫?」
耳郎 「うん…さっきより少し落ち着いた//」
席についたことにより少し落ち着きをもどす耳郎、そこへ席についたことにより店員が
やってくる。
コッコッコッ…
店員 「いらっしゃいませ!ご注文をお伺いいたします!」
クラフト「あっ俺メロンソーダお願いします、耳郎は何にする?」
耳郎 「ウチはカフェオレで…」
クラフト「オッケー、メロンソーダとカフェオレお願いします」
店員 「メロンソーダとカフェオレですね!ご注文承りました!」コッコッコッ…
注文した飲み物がくるまで少しあるので耳郎にさっきの事をやんわりと聞いてみる。
クラフト「…手を繋いでいるのを確認したのと同時に、顔赤くなってふらついたけど…もしかして
手を繋いでいたのが原因だったりする?」
耳郎 「……うっうん…///男子と…その…手ってほとんど繋いだこと…なかったから///」
クラフト「なるほど…なら俺はそのほとんど繋いだことがない、男子の1人になれたのか~(笑)」
耳郎 「うえっ!?うっうん///…そう…なるのかな////」カァァァァ
クラフトに言われことでまた赤面してしまう耳郎。その様子をクラフトは少し楽しんで
いると注文した飲み物がくる。
クラフト「(実際見てみるとかなり乙女だな~まぁそこがかわ「お待たせいたしました。」)!おっ
きた」
店員 「ご注文のメロンソーダとカフェオレでございます!」
クラフト「どーもありがとー…ほら耳郎カフェオレきたよ」
耳郎 「うんありがと…//」
店員 「それではまたご注文等がありましたらお呼びください!」コッコッコッ…
店員は飲み物をテーブルに置くとお店に戻っていく。
クラフト「まぁとりあえずそれの飲んで心を落ち着かせなよ」チューゴクゴク
耳郎 「うん…//ありがと///」カチャ…コクリ
カップを手にとりカフェオレを飲む。そしてカフェオレを飲んだことにより心身ともに
落ち着く耳郎。
クラフト「落ち着いたか耳郎?」
耳郎 「ふぅ……うん//だいぶ落ち着いたよ」
クラフト「いや~それはよかった、にしてもあれだな耳郎って…」
耳郎 「?…なに?ウチがどうかした?」
クラフト「今日の服装とか見るとこう…ロックな感じってするけど、中身はかわいい乙女だなーっ
て思った」
耳郎 「かわっ!?乙女!?////」カァァ…
クラフト「あら?もしかしてあんまりこういうのって…」ヒュゥン……ブスッ!
クラフト「ノオオォォォォォ!!!???」
耳郎 「あっ!?ごっごめん機神!?(恥ずかしさのあまりやっちゃった!)」ガタッ!
クラフト「おっおう…のーぷろぶれむ( ˘ω˘)(とっさとはいえ結構ダメージあるな…体の防御力を
上げておいた方がいいな…体を強くする…肉体強化と少し体を改造できる個性を作って
おくか…)」
クラフトは耳郎のイヤホンジャックの攻撃をもらってしまう。その攻撃を受けて俺は体
の防御力を上げておいた方がいいと思い肉体強化系の個性を作っておくことにした。
クラフト(空想…肉体強化改造…個性として定着…定着完了…よし)
耳郎 「機神ゴメン!!体大丈夫?」
耳郎は恥ずかしさ故にやってしまったとはいえ、自身の個性で攻撃してしまったクラフ
トに声をかけ安否の確認をする。
クラフト「あぁ大丈夫だよ…この通り!」グルングルン
耳郎 「よかった…ゴメン恥ずかしくなってつい…ほんとゴメン!」
クラフトは腕を軽く回して大丈夫だということを耳郎に言う。耳郎は合唱のポーズを
作って謝ってくる。
クラフト「いや~ほんとに大丈夫だって、俺もデリカシーがなかったよ」
耳郎 「いやでも…」
クラフト「あ~気にしない気にしない(笑)やってしまったもんはしかたない。それより折角遊びに
来たんだし色々回ろうぜ!」ニッ!
耳郎 「!……うん!///」
気持ちが下向きになっている耳郎を励ましモール内を回ろうと誘う。その後会計をして
クラフトと耳郎はモール内にあるお店を数件巡り、昼食を食べ終わったあとゲームセン
ターに行こうと決めゲームセンターのほうへ足を進めた。だがその直後…
ショッピングモール内に爆発音が響き渡る…
客 「きゃああああ!!」「なっなんだ!?」「おいあそこだ!」「まさか
突然の爆発音にショッピングモール内の人々は混乱する。クラフトと耳郎も爆発
音を聴き何事かと辺りを見回す。
クラフト「おっ!?なんだ?」
耳郎 「あっあそこ見て!」
耳郎が爆発が起きているほうへ指を指す、指しているほうへ目を向けるとそこには1人
の男が暴れていた。
????「あ˝ぁっははははははははははははは!!!」
男の高らかな笑い声が響き渡る。
????「これはいい力だ!この力があれば俺様を見下してきた奴らに報復できる!」
客 「ヴィッ…
「早くヒーローを!」「だっ…だれか助け…」「い…痛ぇよぉ…」
まれた通路に倒れる人々。
ヴィラン「まずは手始めにここにいる奴らをぶっ殺してやる!どいつもこいつも満ち足りた顔しや
がって!!ムカつくんだよぉ!!」グァッ!
!!ドゴオオォォン!!
い衝撃が起こり周りに被害をもたらす。
耳郎 「うわっやば…機神はやく避難しよう!」
クラフト「んっ…あぁそうだな…だけどここ2階だからすぐには出来ないぞ、それにしてもすげー
パワーだな、増強型か?」
耳郎は避難しようと機神に言いクラフトはそれに軽く頷きつつ
る。
客 「キャアアアア!!」「早く逃げろぉ!」「おい!押すなって!」「お˝母ざぁぁん!!」
「早くヒーローを!」「うわあぁぁ!!」「助けてぇぇ!」「皆さん慌てず行動を!」
モール内の人々は
まない。そこに連絡を受け近くにいた2人のヒーローが通常より少し早く到着する。
HERO① 「皆さんもう大丈夫です!、私たちが来ましたのでもう大丈夫です!」
HERO② 「落ち着いて避難を!すいません警備員ですか?避難誘導をお願いします、自分らは
に対処しますので!」
警備員 「はっはいわかりました!」「皆様こちらです慌てずに!」
客 「ヒーローだ!」「助かった!」「いけぇヒーロー!」ワアアァァァァ!!
モール内の人々はヒーローが来たことにより安心する。そしてヒーローは騒ぎの元凶の
HERO① 「大人しくしろ
HERO② 「これ以上は好きにはさせんぞ!!」
ヒーローと
耳郎 「よかった…ヒーローが来てくれたからもう大丈夫だね」
クラフト「あぁそうだな、俺らも早く避難をしよう」
耳郎 「うんそうだね」
ヒーローが来たからもう大丈夫と思い耳郎と避難しようとしたその時…
!!ガシャアアァァァァン!!
HERO①②「ガハッ…」「グッ…なに…が…」ガクッ…
大きな音がしたと思ったらこの場に駆けつけた2人のヒーローが吹っ飛ばされていた。
避難をしていたモール内の人は目を疑った。大きな音がしたと振り返れば駆けつけた
2人のヒーローが倒れているではないかと。
客 「なっ…なにが起きたんだ?」「なんでヒーロー倒れているんだ…」
「
ヒーローが吹っ飛ばされたことに驚きを隠せない人々…そこにヒーローを吹っ飛ばした
張本人が口をひらく。
情けねぇもんだ。さ~て邪魔なヒーローが《カラン…》……あ?」
とそこには1人の女子がいた。
??女子「やばっ…」
??女子「ひっ…」ゾワワ…
クラフト「マズイ!(ピカピカ!)」ガシャ…シュン…
耳郎 「えっ機神!?」
爆発に巻き込まれなかった逃げ遅れた女子が2階の通路を支える柱に隠れていたのがバ
レてしまい
く。耳郎はいきなり2階の柵を乗り超えようとした途端機神が消えたことに驚く。
??女子「くっ来るな!」ズムッ ブォンブォン!
女子は掌を大きくする個性で掌を大きくし振り回しながら後ろに下がる。しかし
は近づいてくる。そしてこれ以上下がれなくなってしまったその時、
ろに人影が現れる
??女子「しまっ…」
~」!?」
??女子「!?」
クラフト「光の速さで蹴られたことはあるかぁい?」ヒュッ…ドゴォッ!!
ヴィラン「グォッ!?」ゴッッシャァァァァン
ピカピカの能力で
地面に激突させる。
??女子「……」
クラフト「大丈夫?(あれ?この人もしかして…)」
??女子「えっ?うっうん大丈夫……」
クラフト「よかった、んじゃ話してる暇ないんで…失礼!」ヒョイ
??女子「えっ…きゃっ!ちょっ//」
クラフト「ごめん恥ずかしいと思うけど我慢して、じゃっ移動するよ(人を抱えたまま光の速さで
移動はたぶんダメだからフワフワでいいか…フワフワの能力!)」フワッ…
??女子「ちょ//うわっ!!」
突然現れヒーローすら敵わなかった
そして自分の安否を確認するとお姫様抱っこをしゆっくりと飛び2階の通路まで移動
する。
クラフト「着地しまぁす!よっ…とと」トッ…
耳郎 「機神!いきなり消えたからビックリしたじゃ…ん」
クラフト「えっ?あぁすまんすまん(笑)言う時間なくて、あっお嬢さんごめんねいつまでもこの状
態は恥ずかしいよね」
??女子「…うっうんそのありがと…う//」
いきなり消えたと思ったらなぜか女子をお姫様抱っこした状態で現れた機神を見て漫画
のような固まってしまう耳郎。助けられた女子は少し顔を赤らめながらお礼を言う。
クラフト「さてと…通路に倒れている人とヒーローを助けてヴィランを何とかしないと…」
??女子「えっあんた1人で!?」
耳郎 「……ハッ!…機神あんたまさかあのヴィランに挑む気!?」
クラフト「誰かが相手しないと一般の人に危害が及んでしまう」
耳郎 「ヒーローを一撃で倒すヴィランだよ!下手したらあんたタダじゃすまないよ!!」
クラフト「ヒーローが倒されたからといって俺もそうとは限らん、まぁまずは倒れている人を…
(オペオペの能力)ROOM!!」ブゥゥン!
耳郎 「!?」
??女子「!?」
トは耳郎の警告を受け流しつつ倒れている人とヒーローを助けるため個性(オペオペの
能力)を使い助ける。
クラフト「ジャンブルズ!」シュン!…ドサッ
耳郎 「えっ!?人?えっ!?」
??女子「この人達もしかして倒れていた人達!?」
客 「なんだ爆発に巻き込まれた人とヒーローが!?」「おい!それより早く手当てしないと」
「おい大丈夫か!?」
オペオペの能力で倒れている人達を救助すると2階の通路にいた人達は急に倒れていた
人達が現れたことに驚く。
クラフト「さて…耳郎俺は
耳郎 「はぁっ!?機神あんたマジで行くの!?」
クラフト「
てないし…それに誰かがやらなきゃいけないでしょ」
耳郎 「でも…もしあんたに何かあったら…えっ?」ぽん…
クラフト「大丈夫だってー!死ぬ気なんてねーし、それにせっかく耳郎と知り合えたんだし(笑)」
耳郎 「!!///…頭は…ズルい」ボソボソ…
クラフト「さてと…それじゃいくか!!(ピカピカ!)」シュン…
耳郎 「あっ機神!……」
??女子「あっちょっと…!」
頭を撫でられたことにより耳郎は少し俯いて赤面する。もう1人いた女子が何か言おう
としたがクラフトはもうその場にはいなかった。
クラフト「ん?なにか言われたような…まぁ今は目の前の
目の前の
クラフト「あっ起きた」
クラフト「いや~思いのほか綺麗に入ったから気持ちよかったです」
客 「おい!誰かいるぞ!」「おい君そこから早く逃げるんだ!!」「殺されてしまうぞ!!」
自身の頭を蹴ったことに激しく激昂する
謝ったところで許す気はないけどなぁ~ww」
クラフト「いや~全然そんな気はないっすね…てか謝らなくちゃいけないのはあんただろ、こんな
ことしてんだから」
客 「うわっ!逃げろ君!!」「きゃあぁぁぁ!!」
シュン……クンッ…
客 「えっ…なにが?
クラフト「(イトイトの能力…動きを止めるにはうってつけだな)…だがこういう増強型とかに対し
てのみかな、不定形の個性とかだと他に考えないといけないな」
クラフト「えっ言うわけないじゃん、あとこのままヒーローが来るまで拘束させてもらう」クイッ
イトイトの能力の拘束から逃げようとするがビクともしない。
クラフト「おい暴れんな(個性は見た感じ増強型かな?一応鑑定使っておくか…鑑定……なるほど)
あんた個性をブーストさせる薬使ってんな」
クラフト「まぁでも使っているのは粗悪品っぽいな…それにさっきよりパワーが下がってない
か?まぁいいやとりあえず正座してろ」クイッ
する。
客 「あっオイ見ろ他のヒーローが来たぞ!」「やっとかよ!」「でもこれで助かった!!」
クラフト「どうやらヒーローが来たみたいだな」
客 「あのコスチュームはもしかして…」「18禁ヒーローミッドナイト!!」「えろっ!」
警察 「現在の状況を確認!」「モール内にいる人たちを避難誘導!」「警備員に状況を聞いてこ
い!」「ヒーローは誰がきている!?」「ミッドナイトが先ほど!」
(ミ)ナイト「すいません状況は!?」
客 「ヒーロー早く
警察 「なんだと!」「早く現場に!」
(ミ)ナイト「なんですって!?」
他HERO 「「「なんだと!?」」」
ショッピングモールに警察とヒーローが到着し避難誘導と状況確認をしていると避難
をしている人から子供が足止めしていると知らされ驚愕するヒーローと警察。そして
ダダダダダッ!!!
(ミ)ナイト「いたっ!あそこよ!」
警察 「そこの君早く下がっ…て?」「これは…どうなってるんだ?」
他HERO 「あのでかいのがヴィランでいいんだよな?」「どうなってるんだ?」
(ミ)ナイト「
クラフト「おっ…やっと来た…ってもしかしてミッドナイト!?コスチュームすげぇ…」
(ミ)ナイト「えっと…これは君がやったの?」
クラフト「えぇまぁ…まだ拘束中なので早く無力化をお願いできますか?」
(ミ)ナイト「!?…えぇっわかったわ!!」ビリッ…フアァ…
あとコスチュームやべぇ…
18禁ヒーローミッドナイト【個性:
自身の体から眠らせる香りを発生させ対象を眠らせる。香りを吸ってしまった者は必ず
眠ってしまう。単純にして強力、女性より男性のほうが効きやすい。
クラフト「あっ寝た、やっぱすげー個性だな…さてと俺はこのまま「待ちなさい《ガシッ》」です
よねー…えー…何でしょうミッドナイト」
(ミ)ナイト「あなたには色々と聞きたいことがあるの、そのまま帰すわけにはいかないわ」
クラフト「えっえーと…友達が待っているので…」
(ミ)ナイト「あら?ならその友達は待ってもらいましょうか、とにかくあなたには色々聞かなく
ちゃいけないの♡」
クラフト「(やべぇ捕食されそう…)イッイエッサー…」ゾワッ…
その後眠らされたヴィランは拘束され
クラフトはこっそりその場を後にしようとしたがミッドナイトに肩を掴まれ事情聴取さ
れることになり、一応耳郎も関係者なのでスマホで連絡しこの場に来てもらう。
耳郎 「機神あんた大丈夫!?」
クラフト「あぁこの通りなんともないよ」
耳郎 「……そう」ポフッ…
クラフト「…耳郎?」
耳郎 「心配したんだから…」ぎゅ…
クラフトの胸に額を軽く乗せ左手でシャツを握る耳郎。
クラフト「………スマン」
(ミ)ナイト「ふふっ♡なかなか青臭いじゃない、でも女を泣かせるのはあんまりよくないわよ」
クラフト「ミッドナイトさん、こういう時はそっとしておくんじゃないんすか?」
(ミ)ナイト「そうしたいけどまだ事後処理があるし君にも事情聴取しなくちゃいけないの♡」
クラフト「まぁ…そうなら仕方ないっすね、ほら耳郎…言いたいことあるかもしれないけどそれは
一旦後にしてくれるか?それに周りからチラホラ見られてるよ」
耳郎 「うんわかっ…えっ?」キョロキョロ…
周りから見られていると言われ恥ずかしさが込み上がる耳郎。
耳郎 「~~~!!!///」カァァァ…//
クラフト「耳郎大丈夫か…?」
耳郎 「うっうんだいじょう…ぶ///それより事情聴取あるんじゃないの//?」
クラフト「今朝よりは大丈夫っぽね…おっとそうだったミッドナイト、事情聴取はどちらで?」
(ミ)ナイト「聴取はあちらの刑事さんの所でお願い」
クラフト「刑事?…あの人はもしかして塚内さん?」チラッ
恥ずかしさが込み上がったがなんとか耐えた耳郎。そして刑事さんがいる方を見たら以
前お世話になった塚内警部がそこにはいた。
コッコッコ…
クラフト「塚内さん」
塚内警部「おや君はこの間の…たしか機神くんだったかな?」
クラフト「はい機神です、少しお久しぶりですねまさかまたお会いするとは」
塚内警部「ははっまさか
クラフト「いやーははは…すいません…あっ事情聴取あるんですよね?」
塚内警部「うん事件の詳しい内容を話してくれるかな?」
クラフト「分かりました」
俺は塚内警部に軽く挨拶する、すると
かれる。そして今回の事件の内容を塚内警部に詳しく話す。
耳郎 「…………」
(ミ)ナイト「ねぇねぇ!」ボンッ!
耳郎 「うゎ!…なんですかミッドナイト?(コスチュームすご…とゆーか胸でか…)」
(ミ)ナイト「あなた彼の彼女かなにか?」((ソワソワ))
耳郎 「かっ//いっ…いえ友達でしゅ///」
(ミ)ナイト「あらそうなの…でもその割には…フフッ♡」
耳郎 「なっなんですか//?」ドキドキッ…
(ミ)ナイト「彼のこと…好きなんでしょ?♡」
耳郎 「ぶふっ!?なっななな何を!?//いって!?///」アタフタ!!
(ミ)ナイト「あら、その反応を見る限り嘘でもなさそうね♡」
耳郎 「~~~/////」カァァァァァ////
(ミ)ナイト「気持ちというのはなるべく早く伝えた方がいいわよ♡」
耳郎 「いやだから///そんなんじゃ…///~~」
ミッドナイトに振り回されるが最後にアドバイスを言われる耳郎。あと顔はずっと赤面
したままであった。
耳郎 (…好きとか//……しかも彼女とか/////~~…でも……)
クラフト「(なに話してんだ?…)…ということです塚内さん」
塚内警部「なるほど…ヴィランが逃げ遅れた女子に手を出そうとしたから君は動いたわけか、助け
たのはいいけどそのあと
ではないかな…」
クラフト「うっ…否定できません…(苦笑)」
塚内警部「まぁしかし君が
でもヒーローからの注意は一応あるよ」
クラフト「まぁそうっすよね」
(ミ)ナイト「そうよ~
クラフト「あっ、ミッドナイト」
(ミ)ナイト「とはいえ本来
から私たちヒーローもあまり強くは言えないわ」
クラフト「ヒーローも万能というわけではないし…それに違反なのは事実なので…(笑)」
(ミ)ナイト「ふふ、ありがとっ♡…ねぇ君名前と学年は?」
クラフト「えっ名前っすか?機神クラフトっていいます、今中学2年です…」
(ミ)ナイト「機神くんね…うんありがとう」
クラフト「いえ…あのどうして名前を?」
(ミ)ナイト「えっ?あぁ気にしないでなんとなくよ」
クラフト「はぁ…そうですか(そういやミッドナイト、耳郎となに話してたんだろ、あとで耳郎に
聞いてみるか…)」
塚内警部とミッドナイトに少しだけ軽いお叱りを受け、ミッドナイトから名前を聞かれ
たことを不思議に思うクラフト。
クラフト「まぁいっか…塚内さん聴取はまだありますか?」
塚内警部「いや、詳しい内容は分かったからもう聴取は終わりだよ、あぁそういえば君が助けた女
子が探していたよ」
クラフト「俺をですか?」
塚内警部「うんたぶんお礼とか言いたいんじゃないのかな?あっちの方にさっきはいたよ」
クラフト「分かりましたありがとうございます…では失礼します」コッコッコ…
聴取が終わると助けた女子が俺を探していると言われ俺はお礼を言い女子がいたほうへ
足をむける。
クラフト「こっちにいるって言ってたけど…移動したの「あっ!ねぇあんた!!」おん?」
??女子「いたいた、やっと見つけた~」
クラフト「あー俺が助けた女子でいいのかな?」
??女子「そうそう!あんたに助けてもらった…あっまだ名前言ってなかったね私拳藤一佳よろし
く!」
クラフト「(やっぱ拳藤であってたか)俺は機神クラフトよろしく拳藤」
拳藤 「よろしく機神!あとあの時助けてくれてありがとう!」
クラフト「どういたしまして…あと助けるとはいえ急に抱っこしてスマンな」
拳藤 「いっいや…その//あれは仕方ないよ…うん気にしないで///」カァッ
クラフト「そういってもらえるとありがたい…どうしたなんか顔赤いぞ?」
拳藤 「なっなんでもないから//」
クラフト「そっそうか…ならいんだけ「機神ー!」ん?」タッタッタッ…
拳藤といろいろ話をしていると耳郎が名前を呼びながらこちらへ来た。
耳郎 「機神ここにいたんだ!移動したんなら声かけてよね」
クラフト「あーごめんごめん、拳藤が俺のこと探してたっぽいから…」
耳郎 「拳藤?」
クラフト「あぁすまん、紹介するよ俺があの時助けた人、拳藤一佳だ」
拳藤 「初めまして私は拳藤一佳よろしく!」
耳郎 「あっ初めましてウチは耳郎響香よろしく…」
拳藤 「ねぇ機神!よかったら連絡先交換しない?今親戚の家に来てんだけど実家は千葉な
んだよね」
クラフト「連絡先?いいよ」
拳藤 「本当!?ありがとう//」
耳郎 「………」
クラフトと拳藤が連絡先を交換する様子を見て耳郎はモヤモヤした。
拳藤 「…そういえばさ2人は今日一緒にショッピングモールにきていたの?」
クラフト「ん?あぁそうだよ、今日は一緒に遊んでたんだ」
拳藤 「へぇ~……」チラッ…
耳郎 「!……」バチッ…
拳藤 「!!……」バチバチッ…
2人の目が合うと間に見えない火花が散る。
クラフト「2人で一緒に遊んでて今に至るって感じだけど…それがどうかしたか?」
拳藤 「いやなんとなく聞いてみただけ、気にしないで!」
耳郎 (…………)
拳藤 「じゃぁ私あっちに迎え着てるから…じゃあね機神、耳郎」
クラフト「あぁまたどっかで会えたらいいな」
耳郎 「……うんまたね」
その時拳藤が耳郎に近寄る。
拳藤 「……」スッ…
耳郎 「?」
拳藤 「負けないから…」コソッ
耳郎 「!?それってどういう…」
拳藤 「じゃあね!!」タッタッタッタッ…
突然「負けないから」と言われたことに驚く耳郎。
クラフト「…さて、どうする耳郎?ゲーセンと他にどっか行くか?それとももう帰るか?…耳郎?」
耳郎 「…えっ!?あっうんそうだねどうしよっか」アタフタッ
クラフト「……ちょっと歩くか耳郎?」
耳郎 「…うん、そうする……」
耳郎がなにやら心ここにあらずといった感じだったので2人で近くの川沿いを歩く
ことにした。
・
・
・
――川沿いの歩道――
クラフト「耳郎さっきから静かだがどうかしたか?」
耳郎 「……ねぇ機神はさ……」
クラフト「…うん?」
耳郎 「今気になる人とか…いるの?」
クラフト「…えっ…となんだその、また急だな」
耳郎 「どうなの?」
クラフト「そうだな…もし告白されたらOKしちゃうなって人はいるかな……」
耳郎 「!……そっそうなんだ……」
クラフト「どうした急にこんなこと聞いてきて?」
耳郎 「……もし2人の女の子から告白されたら機神はどうする?」
クラフト「おい耳郎?」
耳郎 「答えて…」
クラフト「……そうだな、出来る事なら2人ともOKしたいな」
耳郎 「………」
クラフト「まぁでも実際その時の俺の気持ち次第によるかな」
耳郎 「へぇ……」
クラフト「なぁ耳郎どうした?急にこんなこと聞いてきて…」
耳郎 「ウチが…」
クラフト「うん?」
耳郎 「ウチがあんたのこと好きって言ったらどうする?///…」ぎゅっ…
耳郎は立ち止まり少し下を向いたまま顔を赤らめながら俺の袖を握りながら聞いてく
る。
クラフト「俺のことを…」
耳郎 「…///……ごめっ今のやっぱ忘れ「逆に…」えっ?」
クラフト「逆に俺でいいのか?」ジッ…
真剣な表情で耳郎の顔を見つけるクラフト。
耳郎 「~~~////…」
クラフト「なぁ耳郎…今言ったことはどっちだ?」ズィッ
耳郎 「!~///…どっ…どっちって?///」
顔を近づけ耳郎に聞く。
クラフト「今のはただの質問なのか…それとも耳郎の本心か?ってことだ」
耳郎 「そっそれは//……ほっ本心って…いったらどうな…の?///」
クラフト「答えはさっき言ってるんだけどな//」
耳郎はさっきまでしていた会話を思い返す。
耳郎 「えっ?……(もし告白されたらOKしちゃう……)…~~//////」カァァァ
クラフト「耳郎もう一回聞くけど…俺でいいのか?」
耳郎 「機神も…ウチなんかでいいの?//もっとその…ウチより…」
クラフト「俺は耳郎がいいんだけどな」
耳郎 「~~~////…うぅ…そのよろしく…///」
クラフト「おう!よろしく!」ニパッ!
耳郎は顔を真っ赤にしながら返事をし俺も返事を返す。
そうして俺と耳郎は恋仲になった。
・
・
・
・
・
その日の夕方
――雄英高校・校長室――
コンコンコン…
????「どうぞ」
????「失礼します根津校長」ガチャ…
根津校長「やぁミッドナイト!お昼の事件はご苦労様なのさ!」
(ミ)ナイト「ありがとうございます、その事件のことでお話が…」
根津校長「ん?お話?」
(ミ)ナイト「えぇ、実は先に現着したプロを倒したヴィランを1人の中学生が抑えていたんで
す」
根津校長「へぇそれはすごい!…なるほど君が言いたいのはあの制度の事だね」
(ミ)ナイト「お話が早くて助かります校長」
根津校長「詳しく話してくれるかいその少年のこと」
(ミ)ナイト「わかりました」……
・
・
・
(ミ)ナイト「…ということです校長」
根津校長「なるほど…なかなか興味深い話だね」
(ミ)ナイト「塚内警部の話では最初見たときはロボットの騎士?、に変身していたみたいなんで
すが、私が見たときは違っていたので…」
根津校長「分かったこちらも調べてみて問題なかったら彼に話を持ち掛けるとしよう。時期的には
来年でも問題ないだろうし丁度よさそうだしね」
(ミ)ナイト「わかりました、まぁ見た感じ問題はなさそうでしたけど♡」
根津校長「ハハッ!期待してるよ、この話は相澤くんにも話しておくよ」
(ミ)ナイト「彼にですか?いいと思いますよ、まぁどういう反応するか分からないですけど」
根津校長「彼の判断力はいいものだからね」
(ミ)ナイト「なるほどわかりました」
・
・
ミッドナイトと根津校長はクラフトについて話をし彼に何か持ちかけると決める。
はたしてクラフトは何を持ちかけられるのか?
ちょっと話を強引に持っていった感じですかね(´Д`)?
次回、結構時間を進めます。
第6話いかがだったでしょうか?