俺は高校生探偵の
幼なじみの
事件はジェットコースターが洞窟に入り、外に出た時には俺の後ろの男性の頭が吹っ飛び、首なし死体になっていたというもの。
俺は現場をくまなく捜索し、犯人が体操部の女子大生であることを見抜き、事件を解決に導いた。
その際、現場に居合わせた黒ずくめ男の怪しい二人組の一人を帰り際に見かけ、俺はその後を追った。
俺はそこで怪しい取引を目撃。それを夢中になって見ていると、背後からもう一人の男が襲ってきた。
俺はその男に毒薬を飲まされ、気がつくと女の子になっていた。
「お、
驚き戸惑いながらも、俺は家に帰り着く。
「お嬢ちゃん?」
隣の家に住む発明家の
「そこは新一の家じゃが、新一はまだ帰っておらんよ」
「博士、俺が新一なんだ! 変な奴らに妙な薬を飲まされて女体化しちまったんだ!」
「怪しい……。警察に突き出してやる!」
博士は俺の手首を掴むと、米花警察署の方へ向かって歩き出した。
俺は博士の手を振り払い、あることを指摘する。
「博士、あなた先ほどコロンブスへ行きましたね?」
「な、なぜそれを?」
「あなたの口髭についたケチャップですよ。それから、ズボンの裾が濡れています。ズボンの裾が濡れたということは、昨日の雨で工事中の現場にぬかるみができていて、そこにうっかり足を踏み入れてしまったからだ」
「し、新一なのか……?」
「初歩的なことですよ、阿笠
俺と博士は工藤邸に。
「しかし、まさか性別を変えてしまう薬があるなんて信じられんな。もしかして、あそこも?」
俺は縦に肯く。
「ちょっと見せてくれんか?」
俺は博士に回し蹴りを浴びせた。
吹っ飛んで本棚にぶつかると、博士の頭に大量の本が降ってきた。
「博士の変態」
ピンポン、と家のチャイムが鳴る。
「新一、帰ってるの?」
蘭がやってきた。
やべ! 蘭だ!
俺は慌てて親父の机の裏に隠れる。
「なんだ、博士が来てたんだ」
「おう、蘭くん」
「ん?」
蘭が何かに気づき、俺の方へやってくる。
「博士、誰ですかこの子?」
「なんじゃ、知らんのか? その子は新一のいとこじゃよ」
「いとこ?」
ナイス博士!
「有希子くんの妹のお子さんでな。ご両親の都合で新一の家にしばらくお世話になることになってのう」
「新一のお母さん、妹いたんだ?」
蘭が俺を見る。
「なんていうの?」
俺はふと本の表題を見て咄嗟に。
「
と、名乗ることにした。
「毛利 蘭よ。蘭でいいわよ」
「う、うん」
ところで——と、蘭は辺りを見渡す。「あの推理オタクはまだ帰ってこないの?」
ここにいますよー、とは口が裂けても言えない。