というわけでJ.スマッシュです。
今作はストライク・ザ・ブラッドということです。
前々から書いてみたかったアラガミを眷獣にしてみるという作品です。
楽しんでいただければ幸いです。
絃神島(いとがみじま)
東京の南方海上330キロ付近に浮かぶ人工島(ギガフロート)。
魔族特区とも呼ばれ、絶滅の危機に瀕した魔族の保護とともに彼らの肉体組織や特殊能力に関する研究が行われている。
そこ、絃神島の絃神市において世界最強の吸血鬼
第四真祖『焔光の夜伯(カレイドブラッド)』の存在が確認された。
しかし、そこには奇妙な噂があった。
その島の同じ場所にもうひとつの最強
第五真祖『神を喰らうもの(ゴッドイーター)』がいた。
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「あー、だりぃ。
何で俺がこのくそ暑いなか勉強なんてしなくちゃいけないんだ!」
ファミレスの席の一角に若い男女のグループが座っている。
季節は夏だと言うのに厚手のパーカーを羽織っている男
『暁 古城』
この人物こそ最近巷で有名な『焔光の夜伯』の力を受け継ぐ第四真祖なのである。
「あんたがバカみたいに遅刻やら無断欠席やらをするせいでしょ。
自業自得よ。」
「そうそう、あり得ないよな、テストの追試が八教科もあるやつなんて聞いたことないぜ。」
綺麗な金色に染め上げられた髪を持って古城をバカにする
『藍羽 浅葱』
ヘッドホンをつけ、やる気なさげの茶髪の男
『矢瀬 基樹』
「まあまあ、そう言うなよ、古城だって朝起きられないっていう特異体質のせいらしいしさ。
少しぐらい付き合ってあげようよ。」
そんな二人を宥める、黒髪の少年、
『星空 咲夜(ほしぞら さくや)』
眼は右目が蒼、左目が藍と分かりにくいがオッドアイ
中性的な顔立ちで女装でもされたらきっと女の子と言われてもわからないぐらいである。
彼こそが『神を喰らうもの』の異名を持つ第五真祖であることは誰も知らない。
彼は始めから吸血鬼として完成しているため、古城とは違い日の光も、にんにくも平気である。
そんな呑気な話をしている『第四真祖』と『第五真祖』
お互いの招待は未だに知らないがそれを知る日は遠くない。
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そんな裏側で・・・
「剣巫(けんなぎ)の『姫柊 雪菜』、
及び太刀姫(たちひめ)の『嵩月 楓』を連れて参りました。」
「ご苦労、下がってよい。」
ここは、獅子王機関
政府の国家公安委員会に設置された特務機関であり、
魔導災害や魔導テロを阻止するための情報収集、工作を行う機関である。
「剣巫・姫柊雪菜、太刀姫・嵩月楓!」
「「はい!」」
「お主らは、絃神島をしっておるか?」
「東京南部にある人工島のことですか?」
獅子王機関のお偉さ様からの質問に的確に答える楓。
「そうじゃ、そこにて『第四真祖』と『第五真祖』が見つかった。」
「「!?」」
その言葉に驚きの隠せない二人。
当然だ、世界に五人しかいない吸血鬼の真祖
第一真祖『忘却の戦王(ロストウォーロード)』
第二真祖『滅びの瞳(フォーゲイザー)』
第三真祖『混沌皇女(ケイオスプライド)』
第四真祖『焔光の夜伯(カレイドブラッド)』
第五真祖『神を喰らうもの(ゴッドイーター)』
の五名のうち二人が同じ場所に滞在しているのだ。
それはつまり、『第四真祖』と『第五真祖』による闇の帝国(ドミニオン)の奪い合いに発展する恐れがあり、下手をすれば絃神島そのものが沈んでしまう可能性を十二分に示していた。
「そこで、剣巫・姫柊雪菜には『第四真祖』を太刀姫・嵩月楓には『第五真祖』の監視を頼みたいのだ。」
「わかりました。」
「必ずやり遂げて見せます。」
雪菜と楓の眼は真剣であった。
「それでは、二人には獅子王機関より、武器を貸し渡そう。」
そう言って出てきたのは・・・。
七式突撃降魔機槍(シュネーヴァルツァー)の雪霞狼
二式斬撃降魔機刀(ツヴァイブリンガー)の焔月
であった。
「それでは、よろしく頼むぞ、若き剣巫と太刀姫よ。」
「「はい!」」
彼ら四人の邂逅は近い。
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