FGO The Third Lost   作:超ローマ人

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初めての執筆中の小説からの投稿なので、行を以前より一つ大きく開ける等の変更をさせて頂きました。どうすれば、もう少し読みやすくなるかをアドバイスしていただくと助かります


仮面のセイバーvsモードレッド

「反逆三銃士を連れてきたぞ、皆」

「「反逆三銃士…??」」

そう言って、藤丸が赤い騎士から紹介していく

「騎士王の息子・モードレッド」

「マスター、敵はどこだ?」

「後でどうせ来るから、ちょっと落ち着いてね」

次に、闘士を紹介する

「力の賢者…じゃなくて、Mr.圧政者殺すマンことスパルタクス」

「圧政者は何処だ?」

「只今捜索中」

モードレッドとスパルタクスが似たようなことを気にかけるので、少し調子を崩したのかマスターである青年は一瞬豆鉄砲を食らった顔になる。

すぐに気を取り直した彼は三人目を紹介する。

「純白の暗殺者・ケーカさんだ」

「カタカナで呼ばれた気がするのは…?」

「えーっと…」

「まぁ、どちらでも良い。」

 

 

「そうか…また皇帝を暗殺しなくちゃならないわけか。」

「確かに、始皇帝と貴女は…」

この特異点はSIN(秦)だ。そこの王様…いや皇帝と言ったら、十中八九の可能性で秦の始皇帝がこの異聞帯の王であるのは推測が付く。

「けどよ、マスター。一体そいつは…どこにいるんだ?」

今度は真剣な顔つきで、モードレッドが藤丸に話しかける。その問いに答えたのはダヴィンチちゃんだ。

「そうだね、始皇帝に直接繋がるかは分からないけど、怪しげな物体は見つかっている。」

モニターに巨大な天体が移った。形としては逆三角形…いや六方体に近い形をしており、機械生命体と言われても違和感の無い見た目をしていた。それに、孔雀の羽のような帯が宇宙空間に飛び出していた。

「なんだ、この天体は!?」

「待てよ、この天体はおかしく無いか?こんなに飛び出てたら、突入する前に気付けるはずなのに…」

天体の異常性にムニエルが気付き、スキャンを行おうとしたその時。

「……この魔力は!」

「どうしたんですか?先輩?」

「クリプターとそのサーヴァントがこちらに来る!」

「「!!!?」」

藤丸の突然の発言に、一同が首を傾けているとムニエルが叫んだ

「!南西から、何かが飛んでくる!!サーヴァントの魔力も確認可能!!」

ムニエルの報告を聞いた藤丸は、敵を見つけた獣のように歯を剥き出しにして

「クリプターッッ!!!」とこれから遭遇する敵に啖呵を切った。

 

 

畑で出来た地面に大きな物が勢いよくぶつかった。

そして、煙から生まれたかのように現れたのは仮面のセイバーとそのマスター・芥ヒナコだった。

「始皇帝様。」

ヒナコは通信機と思われる物を使って、ロストベルトの王に連絡を取る。

「うむ、無事についたようだな。では、作戦にかかれ。」

「はい。この秦の永久楽土を乱す狼藉者どもを、排除に取りかかります。」

ヒナコがそう言い終わると、黒い鎧に大きな盾を持った少女と黒い服の青年そして、赤い騎士のサーヴァントが彼女らの目の前に現れた。

「アンタが…芥ヒナコか?」

「…………」

藤丸とヒナコは睨み合った。そして、藤丸は質問することをやめて敵の先手を撃つように仮面のセイバーの正体を言い当てる。

「おい、仮面のセイバー。アンタの真名はまるっとお見通しだ。」

「何?」

「仮面のセイバー…いや…欄陵王っ!!マスター共々、敵に破れるか。樹の場所を教えるか。選べ。樹の場所を教えたら……コヤンスカヤを生かしたまま解放するか考えといてやる。」

藤丸はコヤンスカヤへの『尋問』やビブリア学園で対峙した者たちからで得た情報を元に欄陵王の真名そして今回のロストベルトの空想樹が解毒の鍵を握ることを把握していたのだ。

「記録よりも卑怯なことするんだな」

「卑怯と罵るなら罵るが良い。お前たちが正義を名乗るなら!俺たちは……『悪』だ!!」

「この地に脚を踏み入れた愚を思い知れっっ!!」

 

 

ヒナコの言葉を聞いた藤丸がまえに出ようとすると、赤い騎士・モードレッドが先に出ることでこれを制止する。

「なぁ…マスター。こいつは俺に任せろ!てめぇは、あの眼鏡女をよく見張りながら俺をサポートしろ。」

「あぁ、もちろんだ。分かってる……アイツがそうだなってことをな。」

「?」

マシュはその言葉が妙に頭に引っ掛かっていた。

モードレッドはそんなマシュに喝を入れる

「おい、マシュ。迷ってる場合じゃねぇっ。目の前の敵に集中しろ。」

 

 

農地に二つの闘気がぶつかり合った。

彼らはそれぞれの正義をかけてぶつかった。

二人のサーヴァントは剣を交えた。

「父上やマスターからの報告通り、素早い野郎だぜっ!」

以前、アルトリアオルタが闘った時彼女のステータス的に、欄陵王のスピードには完全には追い付けていなかった。しかし、モードレッドの敏捷性ならば欄陵王のスピードに付いてこれるかもしれない。そう、藤丸は踏んでいた。これは、コヤンスカヤから情報を得ていたからこそ出来た戦術なのだ。

「モードレッド!目で追うな!感じろ!!」

「……!わーったよ、そーいうことか!!」

「何を話してるかは知らないが…無駄だっ!!」

欄陵王がまた素早い動きで、モードレッドに突進する。

一方、モードレッドは悟りを開こうとする坊主のように眼を閉ざしている。

そして、金属と金属がぶつかる音が響いた。

「勝負あったな……」

「何っ!?」

驚嘆の声を挙げたのは、欄陵王の方だ。彼は、モードレッドに直感スキルがあることを知られてはいなかった。

 

 

この様子を見て、ヒナコは藤丸を侮ったことに対して臍を噛んだ。

「ぐっ…認めたくないけれど、カドックたちが遅れを取るわけだ。セイバー!撤退よっ!!」

彼女はサーヴァントに命令し、藤丸を睨みながら消息を絶った。

「チッ!逃げられたか!」

「いや上出来だよ、モーさん。」

藤丸は敵の撤退を確認し、一段落付いたのか一本の煙草を取り出しそれを吸った。

「俺にも一本くれ。」

「ほらよ。」

モードレッドが何かを思い出したかのように、煙草を要求した。そして、藤丸は一本の煙草を渡した。

 

 

5話完

 

次回予告

「潔癖症はデータ通りで、召喚されたクラスは予定のライダーではなく、セイバー。恐らくは、こっちの気を惑わせようという作戦なのだろうが……。」

「彼女は…人間に怯えていたのだろうね……」

「我が令呪を以て命ずる!宝具を展開しなさい!セイバー!!」

 

 

 




ここでの藤丸は「クリプター相手には悪役になる一方で、別の顔も持ち合わせている」というキャラクターにしてます。
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