滅&01 RIDERS STRATOS 作:G・himagin
一夏side
ガチモードになった滅に負けちまったその翌日、まだ足に痛みが残っており、少し引きずるような形で教室に入り、机に突っ伏す
初戦闘にしては上出来な結果を残せただろう、なにせ代表候補生であるオルコットさんをまぐれ続きとはいえ倒したのだから
でも、滅に負けて、中途半端な戦績しか残せていない
今後こう言った感じでISライダーが増える可能性もあり、その場合俺は何時までマトモな戦績を残せるだろうか……
そんなことを考えていると滅と箒がこっちに来た
「お疲れ様です。一夏様」
「2人ともお疲れだな」
「流石にな……滅は大丈夫なのか?」
「負けず嫌いを発症してしまったこと以外は大丈夫です」
「大丈夫じゃないって言っているようなものでは無いのか?」
「いえ、それ以外はマトモだと思っているので」
「そ、そうか……」
負けず嫌い以外はマトモと自らを評価している滅に対し、箒と一夏は内心「そうか?」と思ったが突っ込まずに朝のSHRが始まる時間になるのを見ると、席に着く
「おはよう諸君、先日のクラス代表決定戦での結果が出た。山田先生」
「はい。 1年1組のクラス代表は織斑一夏君が、クラス代表補佐は亡雷滅さんがする事になりました」
「……ん?」
おかしい、何かがおかしい
そう思い俺が手をあげようとすると千冬姉……織斑先生が質問しようとしたことを答えてくれた
「織斑がクラス代表になったのは亡雷が辞退したからだ。一応オルコットにも話をしたがそちらも辞退したので織斑が選出された」
「俺が辞退するのはダメでs「織斑が辞退する場合はもう一度クラス代表決定戦をするがそれでも構わないなら良いが」黙ります」
「代わりに亡雷には補佐に置き、織斑の訓練を手伝う事になった。織斑は経験が浅いから経験を積む為に今回は辞退するとの事だ」
「なるほど」
俺の強化のため……か、なら強くならなきゃいけないな……
「異議がなければこのまま「織斑先生、一言皆様に言いたい事があります」……ほう?良いだろう、言ってみろ」
……ありゃ?オルコットさんが立ち上がって教壇の方に行ったぞ……
って……ん?地面に膝を着いたぞ?おいちょっと待て、まさか……
「まずは皆様を不快にさせた言動や、日本に対する誹謗中傷など、皆様を傷付けた事を深く謝罪いたします」
………土下座じゃん
「……オルコット様、行動が理解出来ないのですが」
滅も困惑しているし、どうしたんだ?
「……私が皆様にしたことに対する謝罪です、日本に対する誹謗中傷は私が
「……」
「いいぞ」
「……!」
「勿論、皆に対しての態度は改めて欲しいが、俺は大丈夫」
「一夏様が宜しいのならば私も、私が不快に思ったのは一夏様と箒様に対する暴言だけです。日本に対する誹謗中傷は『帰ればいいじゃん』位にしか考えてなかったので」
「ぼ、亡雷さん結構饒舌だね……。あ、私はいいよ!」
「私も〜!」
皆、オルコットさんの事を許した……っぽいな
良かった、と思うぜ
あ、オルコットさんが立って俺の方に拳を突き出してきた
「あ、織斑さん!」
「なんだ?」
「今度戦うことがあれば、次こそ勝たせて頂きます!」
「不可能です」
「ぼ、亡雷さん!?何故!?」
「一夏様の成長性は未知数です。千冬様を凌駕する可能性もあります。ですので不可能です」
「ぐ……!」
「亡雷、オルコット、止せ。そして席に着け……1時間目はアリーナに集合だ、良いな?」
なんかオルコットさんから敵意は消えたけど、超えるべき壁みたいに思われてないか?
「一夏様、お疲れ様です」
心做しか滅からも同情した眼差しで見られてるし…大変だ
そんな事があったSHRが終わり、今からISを使った授業を始めるらしい
織斑先生が俺達に対して指示をする
「織斑、亡雷、オルコット、ISを展開しろ」
「一夏様、フライングファルコンに変身してください」
「わかった」
WING!
AUTHORIZE!
STRONG!
俺がフライングファルコンプログライズキーをオーソライズすると滅はあのアメイジングヘラクレスプログライズキーを起動してフォースライザーに入れた
「変身!」
「変身」
そしてバッタちゃんと鳥ちゃん、ヘラクレスちゃんが展開されると俺はプログライズキーを挿入、滅はフォースライザーでプログライズキーをこじ開けた
プログライズ!
FORCE RIZE
FRYING FALCON!
Spread your wings and prepare for a force
AMAZING HERCULES!
BREAK DOWN……
俺達が変身している頃には既に展開を終えたオルコットさんが準備を終えていた
「よし、武器を展開しろ」
「「「はい」」」
俺はアタッシュカリバーを召喚、滅はアタッシュアローを召喚、オルコットさんは俺の方に銃口を向けながらスターライトMarkⅡを召喚した
「オルコットさん、向き、向き」
「あ……すみません、癖で」
慌てて前の方に戻したオルコットさんに対して、近接武器を召喚するようにと指示をされる
「ぐ……ぐぐ……インターセプター!」
接近武器の取り扱いに慣れてないのか中々展開出来ず、最後には声に出し、インターセプターという接近武器を召喚した
「遅い!2人とも武器状態に出来ているぞ!」
「ですが遠距離戦なら「そう言って懐に潜り込まれたのはどこのどいつだ」ド正論ですわ……」
精進しますと告げたオルコットさんは2歩下がる
「よし、織斑、亡雷、飛べるだろう?」
「はい」
「時間制限はありますが飛べます」
「わかった、3人はアリーナを2周しろ。2周が終わり次第落下し静止、織斑の手本は亡雷が見せろ。10cmが合格ラインだ」
「はい」
俺達が2周……その間にやり方を教えてもらい、2周が終わると終わるとセシリアが最初に行く
「───」
「─────」
あ、少し嬉しそう
ってことは10cmジャストか?
「次は私が行かせてもらいます」
「わかった」
……滅も多分10cmだろうな
「っと……次は俺か」
俺は滅に教わった通りにやる
「11.8cm、速度を落とすのが早かったな」
「いやビビりましたもん」
「初めはこんなものだ、精進しろ」
「はい」
……一応クラス代表に就任しての1日は終わった