滅&01 RIDERS STRATOS   作:G・himagin

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Ep:11

三人称side

 

あれから一週間が経ち、クラス代表トーナメント当日になる

鈴と一夏は出来る限りIS関係の会話をせず、お互いの訓練も見ないようにするという両者共に完全初見状態で挑む事になった

 

「よっ、一夏!」

 

アリーナに一夏が入るやいなや軽快なノリで一夏に話しかけるIS……甲龍(シェンロン)・改を装着する鈴、試合前とは誰も思えず箒達を除く殆どの生徒が驚く中、一夏も軽く手を挙げ、ゼロワンドライバーを装着プログライズキーを構える

 

「遠慮なく行かせてもらうぜ」

「上等、寧ろそう来なくちゃね」

 

FIRE!

AUTHORIZE!

 

一夏がオーソライズすると共に赤い炎のようなものを纏ったトラのライダモデルといつものバッタのライダモデルが現れる

 

「トラのフォーム…か」

 

鈴は楽しそうに双天牙月を構える

 

変身!

 

プログライズ!

GIGANT FLARE!FLAMING TIGER!

Explosive power of 100 bombs

 

ライジングホッパーになった直後にハイブリッドライズ可能状態に変化、トラのライダモデルが装甲となり装着され、ISライダー01 フレイミングタイガーになる

 

「見るからに熱そうなフォームね、そのスーツの下で丸焦げになったりしてない?」

「残念な事に焦げてないだよな」

「まぁ丸焦げになられて不戦勝なんてお断りだしね」

 

カウントダウンが始まり、お互いアタッシュカリバーと双天牙月を構える

一夏は腰を低く屈め跳躍しようと、鈴はそんな一夏を迎え撃とうと双天牙月を構える

 

そして試合開始の音声と共に一夏が跳躍、鈴も迎え撃つべく双天牙月を振りかぶるが一夏はアタッシュカリバーを拡張領域にしまってしまう

 

「は?」

 

一瞬困惑するも本能的にヤバいと感じたのか双天牙月を盾のように構える

瞬間、炎が双天牙月に命中し、周囲の温度が爆発的に上がる

 

「あっつ!?」

 

すると今度は双天牙月に衝撃が走り、防御が崩れ、ふらついてしまう

 

「やっば──」

「その隙、頂くぜ!」

 

炎からアタッシュカリバーを持った一夏が迫り、迎え撃つ事も出来ずに攻撃が鈴に命中する

 

「くっ…!?」

「もう一撃……!?」

 

一夏が追撃をしようとした時、一夏に強烈な衝撃が来たかと思えば地面へと吹っ飛び、クレーターが出来るんじゃないかと思う程の速度で地面に衝突する

 

「ぐぁっ…!」

 

しかし土煙を突っ切る()()()を目視した一夏はすぐにクレーターを離れ、離れた数秒後にクレーターから爆発音が響く

 

「な、なんじゃそりゃ!?」

「私の持ってるイイモノよ!さぁて、私と甲龍・改に炙られなさい!」

「お断りだ!」

 

咄嗟に一夏は火炎を放つ、すると土煙の時と同じようにナニカが火炎を突っ切るのが視界に映った一夏はそこから離れ、土煙を発生させる

その後も不可視の弾丸は土煙を突っ切って迫り、それを全て回避する

 

「(一夏の奴、土煙を利用して弾丸を回避しているわね…。いや、それだけじゃないハズ……)」

 

バカスカと龍砲を放っている鈴は一夏一旦砲撃をやめ、接近攻撃を仕掛ける

 

「ハァッ!」

「そう来るかよ!」

 

一夏は逆手にアタッシュカリバーを持ち、双天牙月を受け止める

 

「へぇ……2本の双天牙月を防ぐなんて…やるじゃない」

「そりゃな…!」

 

拮抗していると鈴の視線が一夏の胴に移る

一夏は鈴から距離を取り、その直後に龍砲から攻撃が放たれ、地面に着弾する

 

「やっぱりか……(鈴の視線と不可視の攻撃はリンクしてる、鈴の視線に注意すれば避けられない攻撃じゃない!)」

 

一夏はそう思い、アタッシュカリバーを一旦折りたたみ、再度剣にする

 

CHARGE RIZE!FULL CHARGE!

 

「これで!」

 

一気に鈴との距離を詰め、アタッシュカリバーで斬る

 

「……スピードモード

 

そのハズだった攻撃は空を斬り、一夏の背中に衝撃が走り地面に叩き付けられる

 

「なっ!?」

 

一夏が顔を背後に向けると姿()()()()()()鈴が居た

 

「……やっぱ使う事になるよね、この形態(フォーム)

 

鈴のISは一回り小さくなり両肩の非固定浮遊部位(アンロックユニット)である龍砲は小型の物が二門追加されている、暗い赤色は青色に変化していた

一夏は鈴の言っていた装甲変形(フォームチェンジ)の意味がようやく理解出来た

 

「さて……甲龍・改改め…()()・改、参る」

「いや、全く別物じゃねえか…!」

 

ISとしても全く別物となった鈴を相手に一夏は挑む事になる

 

 

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