滅&01 RIDERS STRATOS 作:G・himagin
少しキャラが違うかもしれませんが、ごめんなさい
あと時系列ですがゴールデンウィーク前です
滅side
「……困りました」
初めまして、亡雷滅です
あの事件後、束様のお使いの為アタッシュウェポンを運んでいましたが、どのISにどのアタッシュウェポンを置けばいいのかわからなくなってしまいました
「たしかここにマニュアルが……ありました」
マニュアルを開いて確認をし終えると、アタッシュウェポンを各々の教師部隊用のISに装備させます
各々の武器が2個ずつ残っていますがこれは私と一夏様の専用武器となっているので問題ないです
「一夏様は今頃オルコット様、箒様、鈴様と戦っているのでしょうか……」
恐らく箒様がスペック上群を抜いて強いと思われるが、鈴様やオルコット様は彼女にはない
「あーもう、むっかつく!!」
怒声が倉庫内に響きました
……あら?この声は
そう思い声のする方へと向かうと……
「あっ……」
水色の髪、赤い目と眼鏡、頭に付いている特徴的な機械……間違いない
「……初めまして、
滅side end
簪side
「なんですかそれ!?」
『ですから、
「雪片を使うと容量が圧迫されて山嵐が使えなくなるのでやめてくれと言ったじゃないですか!」
『ですが我が倉持技研のISですので雪片を使った専用機にして貰わなくてはならないのです』
「ふざけてるんですか!?当初の話と違うじゃないですか!」
『ですがこれが開発長からの指示ですので……』
ブツッ
「……嘘、でしょ」
一方的に告げられ、一方的に切られた電話、腹立たしいことこの上なく、思わず倉庫の壁を殴りそうになる
「あーもう、むっかつく!!」
私の専用機【打鉄弐式】はこの学園の顔とも言える存在、織斑千冬先生の専用機【暮桜】に使われた【雪片】をブランドとしているが、私の専用機の容量が圧迫される為に当初のコンセプトの武装が出来ないことや、私のバトルスタイルに合わないことから搭載を拒否したのだが、今回一方的に告げられたソレは打鉄弐式に雪片を搭載する、というものだった
恐らく織斑先生の弟である織斑一夏が専用機を倉持では無く、篠ノ之博士の造ったISであり、それが想像以上の結果を残していることへの対抗心の表れなのだろうが、それが私の専用機に雪片を織り込むことに繋がるのだろうか、怒りと悔しさが湧いてくる
「姉さんならきっとこんな風にならないのに……!」
なんでも出来る私の姉、ISを1人で創り出したと聞いており、こうなったら私も1人で創ってやる!と息巻いていると、黒い髪の学園の生徒がコチラに来た
「あっ……」
「……初めまして、日本代表候補生、更識簪様」
お辞儀をした生徒……亡雷滅さんに対して、こちらも頭を下げる
「初めまして……亡雷滅さん」
「……知っていたんですか」
「ISライダーの事は聞いてたから……」
ISライダーでイギリス代表候補生のセシリア・オルコットとセシリア・オルコットを倒した織斑一夏、この2人を倒した、と聞いている
そんな凄い人がなんで私なんかを……
「どうして怒声を?」
「え?えっと……」
どう説明すればいいだろうと迷っていると、亡雷さんは肩に手を置き、目線を合わせてきた
「お話してくれると嬉しいです」
「えぁ……えっと……」
言うべきか少し迷ったが、亡雷さんを信じて全てを打ち明けた
「……だから、雪片を搭載するんだ。って言ってきて、一方的に切られたの」
「……なるほど」
「どうしたらいいかな……」
「……とりあえずISを貰いましょう、今回の件は明らかに倉持の持つ規約に反しています。それで私と一緒に創りましょう」
「え?で、でも創るって、どうやって?」
「私と一緒にISを……制作に必要な知識ならありますので」
「つ、創れるの!?」
「はい」
「で、でもなんで?」
「……今回の件で倉持という企業の実態を知れたことが1つ、もう1つは更識簪様のISを完成させたいという私個人の考えです」
「そ、そうなの?」
「はい」
……信じて、大丈夫かな
「大丈夫です。私達なら創れます」
「……本当にいいの?」
「はい」
「あの子を完成させたい……!お願い、手伝って!」
「喜んで」
ニコッと笑うその姿に、私は少し見とれてしまった
簪side end